前回のあらすじ
ジュンコさんモテ期到来(嘘)
「「デュエル!!」」
チドリ(ジュンコ) LP4000
ブラックマジシャン・ガール(???) LP4000
「レディ・ファーストだ、先行は譲ろう」
「おまえも本来女子だろっ?!」
「完全になりきってるんだなぁ・・・・」
「では遠慮なくっ、私のターン、ドロー!!」
「「「「「頑張れーっ!ブラックマジシャン・ガールー!!」」」」」
「私は手札から、《ベリー・マジシャン・ガール》を召喚!」
『キャフッ』
《ベリー・マジシャン・ガール》星1/地/魔法使い/400/400
「ちっこいマジシャン・ガール?!」
「あんなのいたのかよ!」
≪おっとぉ、これは随分可愛いらしいモンスターを繰り出してきたぞっ?≫
≪攻撃力400を攻撃表示だと?怪しいにも程があるな・・・・≫
げっ、《マジシャンズ・ヴァルキリア》とかじゃなく普通にマジシャン・ガールズ使ってくんの?・・・・そーいや精霊界のデュエルは進んでいるだのなんだのカイバーマンと馬鹿の嫁が言ってたっけ・・・・ヤバい、レモンとアップルしか効果覚えてないわ
「召喚成功時にデッキから《チョコ・マジシャン・ガール》を手札に加えまーす。そしてフィールド魔法《魔法族の里》を発動っ!!」
≪おっとこれはー?!辺りが神秘的な森に姿を変えたー!!≫
「フッフーン、この里の中では魔法使いモンスターをコントロールしていないと魔法カードを発動できません。カードを2枚セットしてターンエンドです!!」
「いいぞー!ブラマジガールー!!」
「かっわいいー!!」
「どうもどうも~」
ガール H6➡3
《ベリー・マジシャン・ガール》(攻)
セットカード
セットカード
露骨に誘われてるわね~、さてどうするか・・・・
≪お次はチドリ選手のターンだ!≫
「参る・・・・我のターンッ!」
「「「きゃーっ!!」」」
普段ならあんな見え見えの誘いに乗りたくはないけれど・・・・生憎と今回はエンターティィィメント、派手にやり合った方が盛り上がるわよねっ!あ、シンクロは不味いのかな?よしここは・・・・
「お頼み申す!《BFー蒼炎のシュラ》を召喚!」
『っシャアっ!!』
《BFー蒼炎のシュラ》星4/闇/鳥獣/1800/600
「幼子に手を出すのは気が引けるが・・・・非情にならねば守れぬモノもある。往けっ、シュラよ!!《ベリー・マジシャン・ガール》を攻撃!!」
「「「「やっぱ鬼だー!!?」」」」
「大丈夫だよ皆!ベリーの効果発動ッ!攻撃される時守備表示になって、デッキからマジシャン・ガールの仲間を呼ぶ事が出来る!お願い、《レモン・マジシャン・ガール》!!」
『へへんっ』
《レモン・マジシャン・ガール》星2/光/魔法使い/1800/600
≪また新たな[マジシャン・ガール]モンスターだと?!≫
「ブラマジガールにそっくりだ!」
「しかし、仲間を呼べども戦闘にはなんの影響もあるまい!ベリーにはご退場願えシュラよ!」
「だったら罠オープン《ガガガ・シールド》!発動後ベリーに装備!これを装備したコは戦闘・効果では2回まで破壊されないよ!!」
「「「「上手いぞー!ブラマジガールー!!」」」」
「ありがとー!」
シュラパンチが盾に防がれてしまった。
しっかしなんかやる度に毎回これやんの?しんど・・・・
「フム、仲間を守る罠だったか・・・・我は伏せ札を1枚置き、ターンを終了する」
チドリ(ジュンコ ) H6➡4
《蒼炎のシュラ》(攻)
セットカード
≪最初の攻防はブラマジガール選手の一歩リードってところかな?XYZ君≫
≪そうですね。魔法を封じられ、モンスターも倒せず新たなモンスターを呼ばれた・・・・チドリ選手はやや苦しい情況だ≫
「ジュンコが攻めあぐねるなんて、あいつやるなぁ・・・・」
「ジュンコさんのデュエルって、最初からガンガン飛ばして蹴散らす!ってスタイルだもんなぁ」
「私のターン!」
「「「「ドロー!!」」」」
「翔君すっかりあの集団の一味ね・・・・」
「《天使の施し》、3枚ドローし2枚捨てます。そして《強欲な壺》を発動!デッキからカードを2枚ドロー!!・・・・また新しい仲間を紹介するよ!召喚!《アップル・マジシャン・ガール》!!」
『パチンッ☆(ウィンク)』
《アップル・マジシャン・ガール》星3/炎/魔法使い/1200/800
「続けて《
『むんっ!』
《チョコ・マジシャン・ガール》星4/水/魔法使い/1600/1000
「チョコちゃんの効果発動!手札の魔法使い1枚を捨て、デッキから1枚ドロー!来た来たっ!《魔導師の力》をチョコを対象に発動し、私の魔法・罠ゾーンのカード1枚につき、攻守を500ポイントアップ!!」
≪彼女の魔法・罠ゾーンのカードは4枚だね≫
≪すると、攻撃力3600か!≫
「バトル!チョコで攻撃ィ!す・る・と・き・にっ」
「むっ?」
「リバースオープン!《マジシャンズ・サークル》!!攻撃力2000以下の魔法使いモンスターを1体デッキから特殊召喚!出てきて、皆のお姉さん!《キウイ・マジシャン・ガール》!!」
『ハアッ!!』
《キウイ・マジシャン・ガール》星5/風/魔法使い/1800/1200
「B(ベリー)・L(レモン)・A(アップル)・C(チョコ)・K(キウイ)!ブラック・マジシャン・ガールズ、ここに参上っ!!」
「「「「「わああああああああっ!!」」」」」
「なんだあの素敵フィールドはっ!!」
「写真だ!写真を撮れぇ!!」
「あれ?一人だけフルーツじゃなくね?チョコってお菓子じゃん」
『OTL』
あ、気にしてたんだ本人も・・・・
「キウイ姉さんがいる限り、私のマジシャン・ガールズは効果の対象にならず、破壊されません!これでおしまいだよ、お侍さん!」
「・・・・我はデッキから、《ドロール&ロックバード》を特殊召喚!!」
『たあっ』『ピィッ』
《ドロール&ロックバード》星1/風/魔法使い/0/0
「えっ、嘘ぉ?!」
「ショタ?!」
「燻し銀っぽいチドリさんのデッキから、ショタが出てきたわ!!」
「意外だけど・・・・かわいいから許す!」
≪そうか、《マジシャンズ・サークル》は互いにデッキから魔法使いモンスターを、強制的に特殊召喚するカード!≫
≪チドリ選手のデッキにも魔法使いが眠っていたわけだね、しかし・・・・≫
「ちょっと驚いちゃったけど・・・・《マジシャンズ・サークル》で呼び出したモンスターは強制的に攻撃表示!むしろラッキー!チョコちゃんで、そのドロール君に攻撃!恨まないでね!!」
「そうはいかん、《和睦の使者》発動!このターンの戦闘では、たが互いにもう傷つけ合うことはできない」
「むむ・・・・レモンを守備に変えて、効果発動!ベリーを生贄にデッキから私自身《ブラック・マジシャン・ガール》を手札に加える、ごめんねベリー・・・・ターンエンドだよ」
ブラマジガール H4➡1
《レモン・マジシャン・ガール》(守)
《アップル・マジシャン・ガール》(攻)
《チョコ・マジシャン・ガール》(攻)
《キウイ・マジシャン・ガール》(攻)
さて、十分場も暖まったところで・・・・反撃開始といきますか !
「わたっっっ、我のターン!!魔法使い族がいる事で魔法の制限は消え去った。《ギャラクシー・サイクロン》を発動!《魔法族の里》を破壊!!」
「うっ。押せ押せもここまで、かな・・・・」
厄介な里は消え去った、あとは厄介なあのコ達を退ける!!
「魔法カード《儀式の下準備》を発動!デッキから儀式魔法を選択、そのカードとそこに記された儀式モンスターを我が手に招く!!」
「は?」
「はぁ?」
「「「「はぁぁぁぁぁぁぁ?!!」」」」
「えっ、なんでしょうこの反応」
「(ジュンコ君らしいね・・・・)」
「儀式魔法《
『破っ!!』
《霊魂鳥神-彦孔雀》星8/風/鳥獣/3000/2500
≪こっ、これは驚いた!チドリ選手、まさかの儀式召喚だーっ!!≫
≪馬鹿な!アイツといえばシンクロ召喚からの大量展開+圧殺ではないのか?!≫
「いけめんが、いけめんを繰り出した?!!」
「女性向けサービスを忘れない、チドリさん流石です!」
やっべ予想よりイケメンだった!けど妻帯者(?)だからね・・・・
そしてそんなつもりじゃなかったんだけど。
「格好良い方ですねー!けど、私の仲間達を倒せるのかな?」
「先程宣告した通り、女子衆を傷モノにする趣味はない。彦孔雀の能力を発動!儀式召喚時、相手モンスターを3体‘選択’して手札に戻す!〈風華招来〉!!」
『啼ッ!!』
『『『きゃあああっ?!!』』』
彦孔雀が剣を振るうと、そこに一迅の風が起こりレモン・アップル・チョコの3体を吹き飛ばしてしまった。
・・・・今、下アングルから彼女達覗こうとしてたてめーら、あとでお仕置き。
「そんな!キウイ姉さんがいるのになんで効果が通るの?!」
「残念だが、彦孔雀の能力は相手を‘選んで’発動するわけではない。対象をとる効果ではないのだ」
「え、え~?!なんか屁理屈っぽい!」
≪○ンマイ語は難しいね・・・・≫
≪コ○ンマイってなんですか?!≫
「だが再び令嬢達に揃われては叶わん・・・・《手札抹殺》を発動。互いに手札を全て捨て、同数ドローする。我は1枚!」
「わっ、私は4枚ドロー!」
「参る!彦孔雀でキウイ・マジシャン・ガールを攻撃!悪く思うな・・・・〈絶・風・刃〉!!」
『斬ッッッ!!』
『ああっー!!?』
これはしょうがない、許して貰おう
「続けてシュラで直接攻撃!!」
『ラアッ!!』
「きゃあああああっ!!」
ブラマジガールLP4000➡2800➡1000
≪チドリ選手圧倒ー!予想外の儀式召喚と手札抹殺により、勢揃いしたマジシャン・ガールズを壊滅させてしまったー!!≫
「そんなぁ~」
「やっぱり鬼だぁ・・・・」
「いいぞージュンコー!じゃなくて・・・・チドリー!!」
「てめー遊城ー!」
「レッドのくせにどっちの応援してやがんだー!!」
「この裏切り者ォォォォっ!!」
「そんな事知ったこっちゃねぇ!俺は・・・・世界中が敵に回ったって、ジュンコの味方だぜっ!!」
「「「「!!!!??」」」」
「あっちゃあ・・・・」
「っっっっっっ!?!?!・・・・1枚伏せてエンドフェイズ、彦孔雀は[スピリット]モンスター、現世に永くとどまる事叶わず手札に戻るが・・・・この時《霊魂鳥トークン》2体を残してくれる。守備表示だ、ターン終了」
チドリ(ジュンコ) H5➡1
《BF-蒼炎のシュラ》(攻)
《霊魂鳥トークン》(守)×2
星4/風/鳥獣/1500/1500
セットカード
≪え~と、ブレイスマン選手。告白は後夜祭でやってくれたまえ≫
≪ふぶ・・・・ロードさん、あいつは多分そんな事考えていません。天然なだけです≫
「なになに・・・・「アホかー!!?公衆の全面で何言い出してるのよこのド天然ッッッ!!明らかに勘違いされる言い方してんじゃないわよ馬鹿ァー!!それともなにか?誘ってんの?・・・・誘ってんの?!私を罠にでもはめる気かチクショー!!」・・・・らしいですわ」
「・・・・なんですか?それ」
「今のチドリさんの「っっっっっっ!?!?!」から思考を読み取ってみました、8割方合ってると思いますわ」
「公開告白に匹敵する行為を受けても演技を続ける責任感・・・・流石はジュンコ、我が好・敵・手!!ね」
「(・・・・ジュンコ姐さん、早くポジション変わって・・・・)」
「私の仲間達をこうもあっさり退けるなんて・・・・噂以上ですね、チドリさん?」
・・・・噂ってなんだよ噂って、精霊界でなんか広がってんのか
「私達も少々おふざけが過ぎました・・・・本気でいくよっ!私のターン!!」
≪ブラマジガール選手、追い詰められたが闘志は潰えていない!むしろ熱く燃え上がっているぅー!!≫
「私は手札を1枚墓地へ送り、私の前世!《幻想の見習い魔術師》を特殊召喚!!」
『フフンっ』
《幻想の見習い魔導師》星6/闇/魔法使い/2000/1700
「褐色だと?!またマニアックな!!」
「だが、いい!ちょっと気が強そうな感じもイイ!!」
ギャラリーに変なのばっかいるなぁ・・・・この学園の未来はいかに
「このモンスターの召喚時、デッキからお師匠サマ《ブラック・マジシャン》を手札に加えます!!」
「「「ぶ、ブラック・マジシャンだとぉ?!!」」」
「ガールがいるなら同然、師たるブラック・マジシャンもいるだろうな・・・・」
「あっ・・・・え~と、三菱君?いたんだ」
「どこの車メーカーだっ!三沢だ三沢!学園祭だから特別に帰してもらったんだよ!!」
「そして《ガガガ・マジシャン》を召喚!」
『我我我ッ!!』
《ガガガ・マジシャン》星4/闇/魔法使い/1500/1000
「え、なんだあれ・・・・」
「変な名前・・・・」
「我我我だとっ?!お主、まさか・・・・っ!!」
「うふふっ。その、まさかだよ!ガガガ・マジシャンはレベル1~8の好きなレベルに変動出きる!レベルを6に変更し・・・・レベル6の《幻想の見習い魔導師》と‘オーバーレイッ’!!」
≪っとぉ!これはまさかぁ!!≫
「エクシーズ召喚!私、進化します!《マジマジ☆マジシャンギャル》!!」
『ウフフフフッ』
《マジマジ☆マジシャンギャル》★6/闇/魔法使い/2400/2000
「「「「え~?!!」」」」
≪エクシーズ召喚だと?!あれは公式や・・・・一般相手のデュエルでは、まだ使用を許可されていないはずだ!そもそも何故持ってる!?≫
「えっ、そうなんだごめんなさい!・・・・でも問題無いですよね~?なんたってチドリさんは、‘シンクロモンスター’なんですから!!」
「ぬぅ・・・・」
≪危ういな・・・・だが許可する!!≫
≪またそんな大雑把な・・・・≫
≪これはエンターテイィィィメント、些細な事で失格など面白くない!遠慮なくやっちゃってくれたまえ!!≫
「は~い!では遠慮なく・・・・
『グィエエエッ!!』
《ダーク・シムルグ》星7/闇(風)/鳥獣/2700/1000
≪相手モンスターを誘惑し、操る!これは強力な効果だ!!≫
≪レベル7の上級ダークモンスター?あんな奴入れてたのか・・・・チドリのフィールドには下級のモンスタートークンしかいない、形勢逆転だな≫
「(伏せ使ってこないな~、一気に攻めちゃうよ?)さ・ら・にっ、《マジマジ☆マジシャンギャル》でオーバーレイ!」
「何ィ?!」
「このモンスターは、魔法使いランク6モンスターを素材にエクシーズ召喚出来る!遠き日々の面影、重星の力をもって今ここに蘇れ!ランク7《幻想の黒魔導師》!!」
『はああっ!!』
《幻想の黒魔導師》★7/闇/魔法使い/2500/2000
「何ィ?!美女がイケメンにオーバーレイするだと?!!」
「どうゆう事だ、まるで意味がわからんぞ!!」
「俺達のマジシャン・ガールはどこへ行っちまったんだ!!」
「私は永続魔法《黒の魔導陣》を起動します、デッキの上から3枚をめくり・・・・その中の[ブラック・マジシャン]を記すカード、《マジシャンズ・ナビゲート》を手札に加えて残りを好きな順番で戻す!そして《幻想の黒魔導師》効果発動!OURを1つ使い、デッキから《ブラック・マジシャン》を特殊召喚!お願い、お師匠サマ!!」
『たああっ!!』
《ブラック・マジシャン》星7/闇/魔法使い/2500/2000
「ブラマジ来たぁー!!」
「媚び媚びしたコだと思ったらイケメンを2体並べるなんて!」
「いいわよー!ブラマジガールー!!」
「負けないで、チドリさーん!!」
「「「・・・・どっちも頑張れー!!!」」」
この学園の手の平返しは・・・・早い。まぁギスギスされるより楽しんでくれた方が嬉しいからいいけどね?
『・・・・なんだ此処は。魔物に囲まれているではないかどうしてこうなった!』
「ち、違うんですよお師匠サマ。これはこすぷれっていって、人間がデュエルモンスターの格好してるだけなんです!」
『なら何故私を呼び出す!今まさに敵と対峙しているではないか!!』
「だから皆でデュエルモンスターの格好して、デュエルをするってお祭りでして・・・・」
「師匠との会話まで再現するなんて、筋金入りっすねぇ」
「ああ、ちょっと不安になるな・・・・」
めちゃしゃべってる、師匠とめちゃしゃべってるよ・・・・やっぱ本物なのね。つかギャラリーに感づかれるから流さないと。
「・・・・済まんが、早くしてくれぬか?」
「あっ、はい。この瞬間!《黒の魔導陣》第2の効果発動!《ブラック・マジシャン》が召喚・特殊召喚された時、相手フィールドのカード1枚をゲームから除外する!対象は伏せカードだよ!!」
「そうはいかぬな!罠カードオープン《緊急儀式術》!!墓地の《霊魂の降神》を除外し、同じ効果を得る!霊魂鳥トークン2体を生贄に捧げ・・・・《霊魂鳥神-彦孔雀》を再度、儀式召喚!!」
『杜っ!!』
≪チドリ選手再び儀式召喚!その強力な効果は先程みた通り!≫
「3体のモンスターを手札に戻して頂く、何度も済まぬな?」
『いかんっ!マナッ!!』
「謝ることないですよー・・・・私のターンで良かった。墓地の罠カード《ブレイクスルー・スキル》を発動!!」
「馬鹿な!?」
「彦孔雀さんの効果は無効にさせて頂きます。こっちこそごめんね?」
≪《天使の施し》であらかじめ捨てておいたのか・・・・ブラック・マジシャン・ガール。あいつ、かなりの実力者だ!≫
「だが!彦孔雀の攻撃力は3000!主のモンスター達では突破することは出来ぬ!!」
「それはどうかな?バトル!お師匠サマで蒼炎のシュラを攻撃!・・・・する瞬間!《幻想の黒魔導師》第2の能力!通常モンスター・魔法使い族が攻撃する時、相手フィールドのカードを除外する!!〈ディメンション・ゲート〉!!」
『亞亞亞亞ッ!?』
彦孔雀がなんか異次元っぽい所へ飛ばされちゃった・・・・まじでやばいわコレ。
「バトル続行!お師匠サマで霊魂鳥トークンを攻撃!みんな、いくよ~!!」
「「「「〈ブラック・マジック〉!!」」」」
ノリノリだなチクショウ?!トークン1体に気合い入れすぎだから!
『はぁ・・・・なにかすまんな』
・・・・謝ることないわお師匠サマ、空気を読むのはここまでよ!!
「この瞬間!墓地から《BFー尖兵のボーラ》の効果発動!このバトルでシュラは破壊されず戦闘ダメージも0になる。そしてバトル後!シュラを攻撃した《ブラック・マジシャン》を破壊する!!」
『なんと?!グオオッ!!』
「《ブラック・マジシャン》を倒しただと?!」
「流石はジュンコさん!ここぞって時に空気を読まない!!」
「そこに痺れる憧れるぅ!!」
さっきまで散々読んでたろ!《緊急儀式術》の発動タイミングとか!!
「お師匠サマ!・・・・許さないよ!黒魔導師でシュラを攻撃!〈黒魔導波〉!!」
「ぐぅぅぅ・・・・」
「続けてダーク・シムルグでダイレクトアタック!!」
『グェーッ!!』
「ぐわぁぁぁぁぁっ!!」
チドリ(ジュンコ) LP4000➡3300➡600
「私はカードを1枚セット、ターンエンド!!」
ブラマジガール H5➡1 LP1000
《幻想の黒魔導師》(攻)OUR1
《ダーク・シムルグ》(攻)
《黒の魔導陣》
セットカード
≪情況はうって変わり!今度はブラマジガール選手がチドリ選手をブラック・マジックコンボで圧倒!!≫
≪一矢報いて《ブラック・マジシャン》自体は倒したものの・・・・俄然ガールの有利だ!≫
「我の・・・・タァーン!」
『ジュンコ殿、こんな状態で演技をやめないのだが・・・・』
『姐さんの懲り症にはあっぱれだぜ・・・・いや、エンタメ精神?』
『ふむ、あの立ち振舞いは演技だったのか。見事なものだ、どこぞの将かと・・・・』
『『うわっ!?なんかいるぅ!!』』
「魔法カード《一時休戦》!互いに1枚ドローし、次の我のターンまで戦闘・効果ダメージを0にする!《ギャラクシー・サイクロン》を除外し効果発動!表表示の《黒の魔導陣》を破壊!・・・・ターン、エンドだ・・・・」
≪チドリ選手、成す術無しかー?!!≫
「だったらこのエンドフェイズ!罠カード《マジシャンズ・ナビゲート》発動!手札からお師匠サマ《ブラック・マジシャン》を特殊召喚して、墓地からレベル7以下の魔法使い・・・・《ブラック・マジシャン・ガール》を特殊召喚するっ!!」
『む、呼ばれたか・・・・行ってくる。』
『なんだったんだぁ?』
『さぁ、暇だったのではござらんか』
『はああっ!!』⬅移動した。
『うふふっ』
《ブラック・マジシャン・ガール》星6/闇/魔法使い/2000➡2300/1700
「「「「ブラマジガールきたぁー!!」」」」
「あれは雄一無二、武藤遊戯のデッキだけに入っているカードのハズ!」
「案外、本物なのかもな・・・・」
「(お兄さん、何時の間に背後に・・・・)」
「私のターン!《強欲で貪欲な壷》を発動っ、デッキトップを裏側で10枚除外して、2枚ドロー!!よっし、黒魔導師の効果!って言いたいけど、お師匠サマ2枚だけなんで・・・・黒魔導師を生贄に《獄炎のカース・オブ・ドラゴン》を召喚!!」
『ギャオォォォッ!!』
《獄炎のカース・オブ・ドラゴン》星5/闇/ドラゴン/2000/1500
ガタッ≪≪カース・オブ・ドラゴンだとぉ?!!≫≫
おい、竜使いの司会二人・・・・食いつき過ぎ。
「なんでわざわざ、エクシーズモンスターを生贄にしてまでドラゴンを?」
「それはね~・・・・チドリさんをさらに追い詰めるためだよ!《獄炎のカース・オブ・ドラゴン》の効果!融合無しでこのモンスターを含む素材の、融合召喚が出来る!!」
「「「「な、なんだってー?!!」」」」
「《ブラック・マジシャン・ガール》と《獄炎のカース・オブ・ドラゴン》を融合!!私、ガイアさんの弟子になります!《竜騎士 ブラック・マジシャン・ガール》!!」
『てやあっっ!!』
《竜騎士 ブラック・マジシャン・ガール》星7/闇/ドラゴン/2600/1700
『・・・・おい、冗談でも止めぬか。ガイア殿に迷惑だ』
「てへへっ。でもせっかくなんで、お師匠サマも一緒しましょうよ~。手札より、おねだりしてついてきてもらった《ティマイオスの眼》発動!!」
うわっ!使っちゃうの?!
「なんだあれ?!」
「全然聞いた事ないぞ!」
「三蔵君は?」
「無いな・・・・もうわざとやってるだろ」
「このカードは私か《ブラック・マジシャン》と合体して、私たちを条件とする融合モンスターを特殊召喚します!!お師匠サマも流行に‘乗っただけ’!《
『すまない・・・・腑甲斐無い弟子で本当にすまない・・・・』
『
《呪符竜》星8/闇/ドラゴン/2900/2500
「《呪符竜》は特殊召喚時に互いの墓地から魔法カードを任意の数除外し、その数に
「では攻撃力は・・・・3900!!」
「そして
(マナ?) H2➡1 LP1000
《竜騎士 ブラック・マジシャン・ガール》(攻)
《呪符竜》(攻)
《ダーク・シムルグ》(攻)<俺もいるぞ!
想像以上に強敵だった《ブラック・マジシャン・ガール》!チドリ(ジュンコ)選手はこのまま負けてしまうのか!?それとも大逆転なるかっ!
その結果は・・・・
せっかくのお祭り回なので読者様方に勝敗等を決めて貰おうと思います。
詳しくは、活動報告にて。
調子に乗ってんじゃねぇぞ○ズがっ!!って場合は何事もなかったかのように話が進みます。