はいどうも、4DX版が予想の数倍良かったので更新しました。
でも1人では行きたくないな、あれ・・・・
明日香がセブンスターズを撃退した数日後、学園朝礼にて・・・・
「エ~。今日は皆さんに~、転校生を紹介する~のデス!」
「こんな時期に転校生?もう学期末までそんなにないっすよねえ」
「珍しいなぁ、レイみたいに冬休み明けに来るならまだしも・・・・なぁジュンコ?」
「えっ!うんそ~ね?!」
「なんだか反応がおかしいんだな」
「それでは入ってくる~ノネ!!」
それは可憐な少女だった。はたから見ればとても高校生には見えない、まるで小学生のようだ。しかし、どこか神秘的な気品を持った・・・・
「皆さん、始めまして」
見たものを困惑させる・・・・
「藍神セラです。苗字には馴染みが薄いので・・・・気楽に、セラって呼んで下さい」
・・・・うん、セラちゃんだった。知ってた。
「「「「「「「うぉおおおおおおっ?!!」」」」」」」⬅男子生徒の皆さん
「身長いくつ本当に高校生?!」
「140はありませんがこれでも16歳です(嘘)!」
「趣味と特技は?!」
「読書と
「使用デッキは?!」
「機械と悪魔族が主のビートダウン!」
「罵って下さい」
「この
「・・・・えっ、最後のなんですか?!」
すっごい人気、男共が壇上に群がって質問責めにするの図。
「え、何あのコ可愛い~。とても高校生には見えないッスね?」
「またレイみたいに、年齢誤魔化してはいった小学生じゃねーだろーな・・・・」
「そんな小学生、何人もいたら怖いんだな」
皆が好き勝手コメントする中、私ら三人はこう考えていた。
「「「(言えない、むしろ私達より年上だなんて絶対言えない・・・・)」」」
『あのこすごいにんき、ぼくもじったいかしてにゅうがくしようかな!みためのねんれいならおなじくらいだよ』←
「やめんか!貴様がいると話がややこしくなる・・・・どうした女子3人、顔色が悪いぞ?」
「「「な、何でもないです」」」
はい、なんでこうなったかっつーと・・・・面倒だから回想行くわね。
《クルック~》
前回、明日香vsプラナ終了後より。
「さようなら、天上院明日香さん・・・・」
闇のデュエルに敗れたモノの宿命、彼女の体が闇の粒子になって消え・・・・
「・・・・?」
消え・・・・
「あ、あれっ?」
き、消え・・・・なかった。
「「「・・・・」」」
「・・・・てへっ」
「てへっ。じゃないわ!なんで無事なのよさっきまでのシリアス感どうしてくれる!!?」
「そ、そんな事言われても・・・・セラ困っちゃう」
「今更かわいこぶんなぁ!それで許されると思ったら大間違いじゃー!!」
「まぁ拍子抜けではあるけど、誰か犠牲が出たわけでもないしよくないかしら」
明日香心広いわね・・・・一歩間違えば命が危なかったのに、ん?ちょい待ち。
「明日香、妙にピンピンしてない?あんなバケモンの攻撃何度も受けてたわりに」
「そうですわねぇ。闇のデュエルであれ程のダメージを受けたら、わたくしみたいにライフが残ってても機能停止になる事だってありますのに」
「いわれてみると、体がちょっと痺れてるくらいね」
「う~ん、もしかすると・・・・プラナちゃんとやら」
「ムッ・・・・なんですか」
おっ、悶えてた馬鹿が復活した。
「セブンスターズを名乗るからには、何か闇のアイテム的な物を持っているだろう?それが破損して途中から普通のデュエルに切り替わったのではないかな?」
「そんなものしてたの?」
「カミューラがしてた首輪とか、金でウジャド眼入ってる奴の事かな」
「あ・・・・わたしのは服でした、最初着てた銀のスーツ」
あれか、プラナのスーツ。どうゆう原理か意味☆不明だったけど闇のアイテムだったわけね。つか簡単に壊れてたわねあれ、明日香のモンスターが光・天使だからダメージ実体化して浄化したとか?まるで意味がわからんぞ
「確かにデュエル中に破損してましたわねぇ、あの瞬間から闇のデュエルじゃなかったわけですか」
「ほ、本当ですか?!わたし完全にピエロじゃない・・・・」
「えっ?じゃあ邪神召喚の時の周囲の荒れ模様なに?!」
「あのモンスター元々の力の影響じゃないかな?邪神ってゆうくらいだ、凄まじいエネルギーを秘めていても不思議はないさ」
「「「なるほど~・・・・」」」
「クッ、ジュンコみたいに十代に看病してもらう計が・・・・ってちょっと待って兄さん。なんでそんなにセブンスターズ事情に詳しいの?!」
「当然よ、天上院明日香さん。この男は元々・・・・セブンスターズの一員だったのだから」
「ええっ?!それは本当なの兄さん!!」
あ~ばれちゃった・・・・話がややこしくなりそう。
「ああ!何を隠そう・・・・セブンスターズのダークネスとは僕の事だ!!」
「あ、じゃあ師匠も倒さないとね~。私鍵無いからももえお願い」
「了解ですわ。初手深淵餅ガイオミズチ虚無でも決まれば、流石の師匠といえども封殺出来るでしょう」
「ちょっと殺意に満ちあふれ過ぎじゃないかなリスペクト精神のリの字も無いよね?!正確には元・セブンスターズだから、今は一介のJOINだから落ち着こう、ね?」
「・・・・分けがわからないわ、ちゃんと説明して兄さん」
「う~ん、話すと長くなるけどいいかな?」
そっからの師匠の説明は本当に長かった。
まず廃寮となった元・特待生寮に呼び出され、闇の世界()に落とされた事。そこではもう一人の僕的な意識、ダークネスに躰の所有権を奪われていた事。数ヶ月前(ウチらが前世の記憶を取り戻した辺り)に自力でダークネスの意識をうち倒し、躰を取り戻した事。その後なんやかんやで頑張って帰ってきたらデュエルアカデミアにいたので、隙をみて登場したとの事等を話してくれた・・・・
「そんな事があったなんて・・・・もしかして、プラナのお兄さんを消したってゆうのも!」
「・・・・そのまさかよ、兄さんはある予言によりその人を追っていた。そして発見した時に彼の意識を支配していたのは、ダークネスの意識だったの。兄さんはダークネスとのデュエルに敗れ、魂をカードに封印された」
「まじかよししょー最低だな」
「流石下衆の極み、男には一切の躊躇無しですか」
「だから僕じゃなくて、正確にはダークネスの意志だからね?!」
「・・・・それで兄さんを狙っていたわけね。でも、なんでまたセブンスターズに?」
「彼がセブンスターズとゆう他、手がかりがなかったし・・・・ある時から弱体化したとはいえ、海馬瀬人・武藤遊戯とも互角に戦った兄さんを倒したぐらいだもの。何でもいい、力が欲しかった」
弱体化・・・・OCG効果かな?バトル中の分離、合体を繰り返す!は観てて格好よかったのに何故出来なくした〇ンマイ。
「けれどやっとの思いで闇のデュエリストになったら、そいつはちゃっかり元の人格に戻ってるわジェット機に乗ってあっちゃこっちゃを行き来するわで全然捕まらなかったの!もう人質でもとっておびき出すしかないじゃない!!」
「あ、あははははは・・・・けどおかしいねぇ。その手の封印は術者が倒れたら解除出来たりするもので、ダークネスは僕が倒したはずなんだけど」
「そうなの!?」
「つーか何故知ってる」
「アメリカで似たような現象と関わってねぇ、その辺りの話は番外編でそのうちやるから待っててくれ」
「大丈夫なの兄さん、あっちは使いたいカードがOCG化する気配がまるで無いから更新止まってるって数羽前にも言ってたじゃない?」
「なぁに、最悪アニメ効果だけでゴリ押すさ。本編(こっち)だってたまに原作効果で出てくるカードもあるだろう?」
「真面目な話中にメタ織り交ぜんなっ?!」
「・・・・この人達、なんの話してるの?」
「お気になさらないで結構ですわ、関係ない人物の都合の話です」
「兎も角だ。君のお兄さんを僕が奪ってしまった事は事実だろう・・・・意識が無いとはいえ申し訳ない事をした。この贖罪は必ずする。だから、少し待っていて欲しい」
「き、急に真面目な顔になった?!」
「ごめんね、緩急の激しい人でごめんね?」
「お兄さんを助ける手段で一つ、試してみたい事がある。だから・・・・明日香や彼女達に、皆に手を出すのだけは辞めて欲しい、このとおりだ。」
自分のせいじゃない、とも言える事だと思ったが・・・・彼は頭を下げ、誠心誠意彼女に頼みこんだ。
「・・・・わかりました、少しの間ですが信じてみましょう。だけど、一つ条件があります」
「条件?・・・・わかった、僕に出来る事なら可能な限り聞き入れよう」
「わたしを・・・・この学園の生徒にして下さい」
「「「「・・・・えっ?」」」」
《ク~ルルッ》
そんなわけで今に至る。師匠が社長に掛け合って、二つ返事で「ふぅん、KA MA WA N!」と承諾を得たらしい・・・ ・偉い人とのコネって素敵ね。しっかし、なんでまたアカデミアに入りたがったんだろ?
おや、セラちゃんがなにやらこちらを見て、手を振り出した。
「お~い!明日香お姉ちゃ~ん!!」
「「「あ、明日香お姉ちゃん?!」」」
周りの反応を他所に彼女は壇上を降り、ウチらの方にやって来たと思ったら明日香に抱きついてきた。
「ちょっと?!どうゆうつもり・・・・」
「ふふふふふっ、また逢えたねお姉ちゃん達・・・・これからよろしくねっ」
なんつー屈託のない笑顔、一言言わせておくれ・・・・か わ い い。妹に欲しい。って向こうが年上じゃ危ねぇ(憶測)!?騙されるとこだったわ・・・・
「何?明日香さん達の知り合い?!」
「ブルー女子三強の妹分だと?!」
「あの空間、凄く混ざりたい。」
「なんですかこの反響は・・・・」
「つーかどうゆうつもりよお姉ちゃんだなんて、仮にも敵の妹&妹分達でしょ?うちら・・・・」
あまりにあざと・・・・もとい怪しい態度ゆえ、周りに聴かれないようにこそっと訪ねてみる。
「・・・・あなた達はわたしの事情を知っているし、仲良くしていた方が都合がいいと思ったまでですよ。そこそこ学園内じゃ有名なようだし」
「そ、そう・・・・」
本心が読めないけど、敵意が無いならまぁいいか・・・・いいのか?
「はいはい皆さ~ん、気持ちはなんとなくわかります~が、授業に入ります~ノ!!」
《ク~ルルッ》
そんなわけで放課後である。今日はセラちゃん先輩に興味しんしんで群がってくる奴らが多く、また彼女は私ら3人のうちの誰かを大概盾に使うので妙に疲れた・・・・
「いや~、日本の高校って楽しいですね~」
「うちらは無駄に気ぃ使わされて」
「そうね、疲れちゃったわ・・・・まだついてくるの?」
「だって今から噂のレッド寮に行くんでしょ?あんな豪華なブルー女子寮に帰らずに、うら若き乙女達が純情の為に通う古びた安寧の地・・・・ちゃんとチェックしておかないと!」
「言い回しがなんだかおばさんくさいですわね・・・・」
「何か言いましたか?も も え 姉 様」
「い、いえ何も・・・・」
モモが押されてる?!ヤバイ、此奴・・・・出来るっ!
「お~い、ジュンコ~!明日香~!!」
「浜口!ちょっとこちらへ来い!!」
「あら、十代様達がお揃いで寮の前でお待ちですわ」
「ふっ、明日香ぁ・・・・今日は私の名前が先だったわね。とりま一勝っと」
「くっ、明日こそは・・・・」
「・・・・なんの勝負?」
101《フッ、あの頃からお前は面倒くさい奴だった》
「鍵の管理ィ?!」
「そうなのよ~。なんかタヌキ校長が心配で心配で夜も眠れないってゆうから、一度警備プロの方に相談しようってなったらしく・・・・もう呼んじゃったのよね~、どうぞ入って~」
と、学校側の事情説明をしたのはカミューラだ。大徳寺先生が先日いきなり行方不明になってそのままレッド寮長(代理)になってしまった馴染み過ぎ。そして口調砕け過ぎ。
そして入ってきたのはなんだか探偵チックな格好をした人物。
「初めまして警部のマグレです」
「「ブッ?!!」」
つい、噴き出してしまった・・・・いやぁ、原作知ってても笑うだろこれ。明らかに右目怪しいじゃん、日本の警察の格好じゃないじゃんシャーロキアンじゃんその格好!しかも偽名はマグレ・・・・なんでそこは名探偵コ〇ン風チョイスなんじゃい!!
「ジュンコさん言いたい事はものすごくわかりますが一旦・・・・一旦落ちつきましょう・・・・ププッ」
「アンタが一番笑ってんじゃん!?」
その後、なんやかんやありまして~・・・・細かい所は原作をみてね(投げやり)
何故か万丈目君の部屋に関係者が集められた。
それっぽいBGM<テテテテッテッテッ、テテッテテテッテテッテテテン(以下繰り返し
「厳重に保管されたハズの七精門の鍵、身内しか居ないハズの目撃者!」
「だがそれが翌日・・・・突然消え去ってしまった!」
「この謎は・・・・必ず解いてみせる!名探偵・万丈目サンダーの名にかけて!!」
BGM終わり<☆テレレレン・・・・
モ「万丈目サンダーの事件簿」
万「七精門の鍵、紛失事件!File1!!」
万丈目準 〇
浜口ももえ 〇
遊城十代 〇
枕田ジュンコ 〇
天上院明日香 〇
天上院吹雪 ×
丸藤翔 〇
丸藤亮 〇
藍神セラ 〇
三沢大地 ×
大徳寺教諭 ×
カミューラ 〇
マグレ警部 〇
ミーネ 〇
クリフ 〇
ニック 〇
ゴーグ 〇
ドォン☆
「「「「「・・・・」」」」」
「ドォン☆・・・・じゃねーよドォン☆じゃ!!無理矢理某探偵もんっぽく進めんな!!つーか上の〇×とかの表はなんじゃー!!もしかして生存者表記か?冒頭の解説明けに毎週出てきたあれなん?!わかりづらいわ横文字の小説でやんなっ!!つーか行方不明の先生とフリーダムな師匠は兎も角、三沢君死亡扱いかよかわいそう過ぎるでしょ!!!」
「でたぁ!」
「ジュンコさんのツッコミ三連コンボだ!!」
「吹雪は死亡扱いでもいいのか・・・・」
い、いつか金〇一ネタはぶっこんでくる思っていたがこれ程の威力とは・・・・あと三連コンボってなんじゃい。
「いつも彼女達はこんな感じなの?」
「最近シリアス気味だったけど、正直コレが
おいこらそこのコアラ、無垢(笑)な転校生に悪印象な事教えないの。
「ぜぇ・・・ぜぇ・・・ごめん十代。み、水・・・・」
「大丈夫かジュンコ。これ序章だからな、まだまだ攻めてくるぞあいつら」
十代がコップで水を組んでい背中を支えて飲ませてくれた。こんな状況じゃなかったらときめく場面なのに・・・いや、なんでもないです。
「ついに十代が心配するレベルに?!うらやm」
「けれど決して助けはしないのね、流石だわ十代・・・・」
この二人は十代の前だとやっぱこんなんだし・・・・
「いやぁ、あれはジュンコじゃないと無理だろ・・・・」
「それどうゆういm、ゲホゲホゲホッ」
「それは本当なのは〇めちゃん!」
「ああ。わかったぜみ〇き・・・・謎は、全て解けた!!」
進んどるー?!私が休憩している間に茶番が進行してんだけどいい加減にしろっ?!
「早速で悪いが・・・・七精門の鍵を奪った犯人は、この中にいるっ!!」
デン☆テン
「本当に早速過ぎるしそもそもさっきからBGMとかSEとかどこで調達してるのよっ!!」
「さっきからももえがPDAからだしてるわよ・・・・」
「犯人は・・・・お前とっお前とっお前とっお前だぁ!!」
「「「「?!」」」」
そう言ってサンダーが指を突きつけたのは女医のミーネ、管理人のゴーグ、警備員のクリフ、隣人のチックの4人だ。つか4人犯人いたらお前だっ!って言うのも面倒くさそうね
「なっ、なにを証拠にそんな事を言うのかね!」
「俺は皆がここにくるまでに、全ての現場を一度検証しておいた・・・・まず、第1の現場。天上院君の部屋に落ちていたのはこれだ」
「これは・・・・付け爪ね〇じめちゃん」
モモが某探偵の孫の幼なじみ兼助手の役を演じてる事に、ついに誰も触れなくなった。
「そうだ〇ゆき、こんなものをつけている人物は学園内に数える程しかいない・・・・あいにくと鮎川先生は事件当時アリバイがあった、何より!貴様は天上院君が鍵を隠している現場を目撃している上に!今まさに片方の指にしか付け爪をしていない!よって女医のミーネ、第1の犯行は貴様が犯人だっ!!」
「そ、そんなバカな・・・・」
「なんか真面目に推理しだして逆に怖いんですけど?!」
「そして次!カイザーが鍵を預けた貸し金庫の前には、泥にまみれた無数の足跡があった。土足厳禁の館内でこんな目立つ事をしたとわけは!普段使わない靴で足型をわざと特定させ、自分ははい違いますね、とシラを切る為の誘導!」
「え、えっ?」
そこまで考えてなかったって顔してっけど警備員さん。明らかにただのうっかりじゃないですか
「だがツメが甘かったな・・・・貴様のズボンの裾には、ほんの僅かだが泥が付着しているはず」
「失礼します」
尽かさず彼のズボンの裾を確認するももえ
「あった!あったわはじ〇ちゃん!」
「やはりな・・・・よって警備員のクリフ!第2の犯行の犯人は貴様だ!!」
「あ、ああ・・・・」
「ご、ごり押し推理なんだな」
「そして次ィ!十代達の部屋に空いていた穴は、となりの部屋側から開けられた痕跡が残っていた・・・・案の定、貴様の部屋からは大量の工具が見つかったよ、隣人のチック!!」
「ちゃ、ちゃんとベッドの下に隠したのに・・・・」
「エロ本ね」
「エロ本か」
「エロ本すね」
「エロ本なんだなぁ」
おい明日香と男子陣、その謎シンクロは何だ。
「更に俺の部屋の扉を強引にこじ開け、流し台をわざわざ破壊してまで鍵を盗んだ犯人・・・・正直デカイ体が邪魔で、壊さないと鍵がとれなかったんだろう!管理人のゴーグ!!」
「うぐぅ・・・・」
「・・・・もはや当てつけだな」
「先輩、もっと言ったげて」
「そしてマグレ警部!あなたがこの犯行グループの黒幕だ」
「何ィ!?」
「あなたは鍵を保管すべきとわざと警告し、その現場を部下に目撃させた!そこで彼らを怪しいと自らが指摘する事で、俺達に彼等を弁明させるミスリードを引いたんだ!!」
「ぐ、ぐぬぬぬぬ・・・・」
「さぁ、何か弁明はあるかいマグレ警部・・・・いや、窃盗グループの親玉さんよ!!」
「キャーッ!決まってますわ、バッチグーですわはじめ〇ゃん!!」
「当然だ!この俺を誰だと思っている・・・・そして伏せ字がずれてきてるぞ」
モモは興奮し過ぎ、あのコ某少年の事件簿大好きで全刊所持してたからな・・・・ある意味夢のシチュエーションなのだろう、ほっとこ。
どうでもいいけど私のオススメは○○湖殺人事件、報われない恋が動機ってのとい○きさんの初登場って事で好き。
「ふふふふふ・・・・流石は名探偵を名乗るだけはある」
「どこがよ?!」
「一件めちゃくちゃな推理だが、結論から言えば全て大当たり。そう、我らは・・・・とぅ!」
かけ声と共に彼等は変装衣装(?)を脱ぎ去り元の姿へと戻る。そして意味不明な決めポーズをとったと思えば・・・・
「「「「「黒蠍盗掘団!!」」」」」
「黒蠍・・・・」
「盗掘団?」
「そう!我々は数年前、三幻魔のカードを奪い取る依頼をうけ密かに!仲間をこの島に送りこんでいたのだ!」
「「「「「それが、黒蠍盗掘団!!」」」」」
辞めろハモんなじわじわ来る・・・・
「「「「「それが、黒蠍盗掘団!!」」」」」
「こ、心読まれたっ?!」
「なんか面白れぇなぁ、こいつら」
「「「「「それが、黒蠍盗掘団!!」」」」」
「けれど、数年前から計画してた割には肝心の仕事が雑よね」
「「「「「それが、黒蠍盗掘団!!」」」」」
「しかも吹雪が居ないから、結局鍵は全て奪えず終いだしな・・・・」
「「「「「それが、黒蠍盗掘団!!」」」」」
「何遍やるんじゃいい加減にせんかーっ?!」
「「「「「それが、黒蠍盗掘団!!」」」」」
は、話がまるで進まない。もう私疲れちゃったよモモエモン・・・・
「それでぇ?最後の鍵の持ち主、天上院吹雪はどこにいる!!」
「それが昨日から連絡がつかなくてな」
「すぐフラっと居なくなんのよねいつも・・・・猫かよ」
「けど彼を呼び出す手段ならあるわ・・・・このわたしとデュエルして勝てばね!」
「なんと、デュエルとな!」
「そうなの?!」
「どんな原理よ!!」
なんでセラ神先輩にかったら師匠が出てくんのよ明日香ならまだしも・・・・
「フッ、良いだろう小娘。貴様を倒して最後の鍵の所有者を引き釣り出してくれるっ!」
《クルック~》
そんなわけでデュエルの為にレッド寮外にやってきたわけですが・・・・
↓女子4人井戸端会議
「ちょっと、どうゆうつもりなの?あんな嘘ついて」
「アンタに勝ったってあんにゃろが出て来るわけでもないのに」
「まぁそうなんですが、皆さんに手っ取り早く信頼してもらうには、デュエルの実力を見せつつ鍵を守る事に協力する方が得策かな、と」
「これで負けたら面倒が数個増えそうなんですが・・・・大丈夫なんですか?」
「あんなネタ集団に負けるようにみえますか?負けたら恥ずかし過ぎて自殺ものですよ・・・・では、行ってきますね」
うーん、大丈夫だとは思うけどなんか不安。もし負けたりしたら笑って迎えてあげよう。
後半へ~続く。
セラさんせっかく出してしまったので強引に入学させてみました。
デュエルはサクッと短く書くつもりでしたが、茶番に文字数使いすぎたので次羽に回します。