前回のあらすじっ!
カステル<『解せぬ』
ライキリ<『解せぬ』
私と明日香のデュエルの後、次の十代対み、三沢君の試合を観戦してるわけなんですが・・・・
「永続罠!《魔封じの芳香》!!」
「チェーン《サイクロン》!!」
「おっ、《王宮の弾圧》!!」
「《エアーマン》効果発動!!魔法・罠カードをぶっ壊す!!」
「《
「《ネクロダークマン》効果で《エッジマン》召喚!![エッジ・ハンマー]!!」
「カウンター罠!《封魔の呪印》!!」
「そんな温い手は通用しない!《神の宣告》!!」
「《ワイルド・ジャギーマン》《エスクリダオ》《フレイムウイングマン》でダイレクトアタックゥ!!」
「うわぁぁぁぁぁぁぁ?!!」
三沢 LP4000→0
WIN 十代
〔し、勝者・・・・遊代十代なのーネ〕
「っしゃあ!待ってろよジュンコォ!!」
・・・・なぁにこれぇ
あと私の名前を叫ぶな、恥ずかしい。
「ジュンコさんのせいッスよ?アニキとデュエルしてあげないから・・・・」
「そうそう。ここしばらくデュエルしててもなんか浮かない顔だし・・・・冬休みにはサイコ・ショッカーに殺されかけるし物真似君には押されまくってたし筋肉ムキムキのマッチョマンにはドロー力で敵わなかったしテニス部の奴にはギリギリまで追い詰められていたわ」
お、おぅ・・・・多分原作()通り進んでいたんですね、てかギリギリまで追い詰められんのはいつも通りじゃないでしょうか・・・・三沢君は南無としか言えない
「ジュンコと久々にデュエル出来るからって張り切ってるのね。フフッ、かわいい人・・・・」
「そんなわけで、さっさと仲直りして来てくださいッス。アニキを這いつくばらせるなりジュンコさんが平謝りするなり手段はなんでもいいんで」
「どんなわけよ・・・・」
仲直りはしたいんだけど・・・・謝る気は毛頭無いのよね。
《クルゥ!》
《え、前回出番が無かったって?!》
〔シニョール&シニョーラ!これよ~り、ノース校親善試合・代表決定戦、決勝戦を開始する~ノデス!!〕
「「「「わああああああああ!!」」」」
〔まず入場致しますノ~ハ、オベリスクブルー女子1年・期待の三連星の一人!インチk・・・・じゃなくて、鳥使いのシニョーラジュンコ~!!〕
「今なんて言おうとしたのよクロノス先生!インチキか?インチキ効果なのか?!」
「インチキ効果も大概にしろー!!」
「シンクロ寄越せー!!」
「レッドなんかぶっ飛ばせー!!」
「実は結構ファンだー!!」
「さっさとくっつけー!!」
「いい加減素直になりなさーい!!」
って客に言われたぁ!私へのヤジ(?)めちゃくちゃね?!内容がバラバラ過ぎてツッコミづらいわ!
「ハッハッハッ、意外と彼女も人気物ですな」
「そうですニャ~・・・・恋バナのネタ的な意味で」
〔続いて~、ドロップアウト~ボ~イ・・・・〕
露骨にテンション下げるな、ここまでわかりやすく依怙贔屓する教師もきっとレア。
「負けんな十代ー!!」
「レッドの希望ー!!」
「インチキヤローをぶっ飛ばせー!!」
「ハネクリボー出してー!!」
「アニキー!ここで逃がしたら一生仲直り出来ないッスよ!!」
「十代カッコイイー!!」
「俺もいるぞ!」
最後が翔君と明日香なのはわかった。
「この時を・・・・待ちわびたぜジュンコ!もう逃がさねえぞ!!」
ナニコノヒトコワイ。
「誰が逃げてたってのよ、変なこと言うわね?」
「逃げてたじゃないかよ!俺が声かけても全部スルーするし、メールも返信無いし!授業終わったら速効居なくなるしで!!」
〔ふ、二人共私的な喧嘩はあとに・・・・〕
「っさいわねぇ動物虐待!!アンタみたいなヒトデナシと一緒にいたくなかっただけよ!!ちっとも反省していないようね?」
『ジュンコ殿も猿殿にかかと落としをかましておられたが、あれは動物虐待ではないのであろうか・・・・』
ギロッ「黙れライキリ、主旨がずれる」
『ぎ、御意・・・・』
「どこに反省する要素があるんだよ!俺の前からジュンコを連れ去った奴なんて、許すわけないだろ!!」
「~~~ッ!!」
『ジュンコ殿~、嬉しそうですぞ~・・・・』
「わ、わたしはねぇ!アンタにあんなデュエルして欲しくてHEROカード交換したわけじゃないのよ!あんな風に使うなら返して頂戴!!」
「あんな風ってなんだよ!ワンキルならジュンコだってしょっちゅうしてんじゃねーか!それと何が違うんだよ!!」
「私は、ただアンタに・・・・」
笑って、楽しんでデュエルしていて欲しいだけなのにな・・・・
「え?聴こえねーよ!」
「もういいわ。このデュエル、私が勝ったらアンタに交換したげたカード、全部返してもらおっかな」
「なんだよそれ・・・・じゃあ、俺が勝ったら?」
「じゃ~アンタの言う事なんでも聞いたげるわよ(適当)。これでフェアでいい?まぁ、勝つのは私だけどね~」
「言ってくれんじゃねーか・・・・・いいぜ、乗ってやるよ!あとで後悔すんなよ!!」
「フンッ、上等よ!初対面の時みたく瞬殺したげるわ!!」
「いや~若いっていいですねぇ」
〔え、え~と・・・・話終わった~ノ?それでは、デュエル開始ナノ~ネ!!〕
「「デュエル!!」」
「私のターン!・・・・モンスターをセットしてターンエンド」
〔ニョ?〕
「え~、あれだけ~?」
「珍しいこともあるわね、リバースカードも無しなんて・・・・」
「瞬殺を唄ってあれはどうなんだ?」
「あ、アニキに散々メタ張ったのに、全部踏み抜かれてボッコボコにされた三沢君。居たんだ?」
「うっ、いっ居たんだ・・・・」
「翔、前より明るくなったな・・・・」
「亮、これは明るいとは違うと思うわよ?ところで三沢君」
「な、なんだいっ!天上院君」
「あれだけ対策しといて、あんな負け方して・・・・あれはどうなのかしら?」
「江ッ」
「だよね~、ねぇねぇ三沢君。今どんな気持ち?」
「どんな気持ち?」
「す、凄く・・・・辛いです」
「二人供、十代が好きだからっていじめも大概にしとくんだなぁ」
な、なんか茶番フェイズで時間とられた気が・・・・
「なんだよそれだけか?だったらこっちから行くぜ!ドロー!《融合》発動!!手札の《シャドーミスト》と《バーストレディ》を素材に融合召喚!焼き払えッ《E・HERO ノヴァマスター》!!そして、墓地に送られた《シャドーミスト》効果で《エアーマン》を手札に加えるぜ!!」
『ハアッ!!』
《ノヴァマスター》か・・・・十代に似合うと思って一番最初に渡したのがアレだっけ。
「お前がくれたカード、すっげぇ大切にしてる・・・・今更手放すなんて冗談じゃねぇ!お前が離れて行って、このカード達すら無くしたら俺は・・・・」
「な、何よぉ」
「とにかく!絶対負けねえ!《エアーマン》を召喚!効果発動!《ネクロダークマン》をデッキから手札に加える!《
『シッ』
『堕トス・・・・』
「さっすがアニキー!」
「いきなり融合モンスターが2体、全て通ればワンターンキル成立だ!!」
「・・・・三沢君のせいで通らない気がしたわ」
「そっスね・・・・」
「何故だぁ?!」
「バトルだ!《ノヴァマスター》(攻2600)でセットモンスターを攻撃![クリムゾン・ノヴァ]!!」
『ピーッ?!』
「セットモンスターは《
「よっしゃ!モンスターを戦闘破壊した時《ノヴァマスター》の効果発動!1枚ドローする!そして《エスクリダオ》(攻2700)と《エアーマン》(攻1800)でダイレクトアタックだ!!」
〔マンマ・ミーア!!ワンターンキル成立ナノ~ネ!!〕
「おやおや、もう終わりですかニャ~?」
「はぁ、アンタねぇ・・・・《銀盾のミストラル》効果適用中よ?」
「あっ?!」
『ピ~』
「痛ッ、あんがと《ミストラル》。このコが破壊されたターンの最初の戦闘ダメージは0になる、倒せなくて残念でした」
ジュンコ LP4000➡2200
あー《エスクリダオ》先に攻撃で良かったぁ~・・・・
初対面の時もこのコでワンキル防いだんだっけ、懐かしいな。
「グッ、あん時とおんなじじゃねーか。すっかり忘れてたぜ・・・・カードを2枚伏せてターンエンドだ!」
十代 H1
《ノヴァマスター》☆8(攻)
《エアーマン》☆4(攻)
《エスクリダオ》☆8(攻)
セットカード
セットカード
「ほら~、やっぱり通らなかった~」
「大体予想は出来てたわ、十代は熱くなって忘れていたようだけど・・・・」
「クッ、俺は君達ほど彼女と親しくないから知らなかっただけで・・・・」
「「言い訳は見苦しい(わ)よ?」」
「・・・・はい」
「ドンマイ、なんだなぁ」
「じゃーこのまま、あの時みたいに終わらせたげるわ!私のターン!!」
うっわ、なにこの手札・・・・最近不調気味だった裏返しかな?
「手札より永続魔法《黒い旋風》を3枚発動!!」
「せっ、旋風3枚?!」
「これはひどいわね・・・・十代大丈夫かしら」
「フフフフフ、こうなると凄いわよ?《暁のシロッコ》召喚!この時3枚の《黒い旋風》効果発動!攻撃力2000以下の《BF-残夜のクリス》(1900)・《黒槍のブラスト》(1700)・《疾風のゲイル》(1300)を手札に加え!各自の効果で特殊召喚!更に《突風のオロシ》(400)も特殊召喚!!皆、出てらっしゃい!!」
《シャッ》
《フンスッ》
《グエーッ》
《クールルッ》
《フュウッ》
〔ペペロンチーノォ!!あっという間にフィールドが埋まったノーネ?!展開が速すぎルーノデス!!〕
「まじかよ・・・・本当にあの時みたいな展開だな」
「フッフーン、じゃあ覚悟はいいわね?《疾風のゲイル》効果発動!《エスクリダオ》の攻守を半分にする![ハーフネス・ゲイル]!」
『クルルッ』
『アァァァ・・・・』
《エスクリダオ》(攻2700→1350)
「派手にいくわよ!レベル4《残夜のクリス》にレベル3チューナー《疾風のゲイル》をチューニング!漆黒の翼翻し、雷鳴と共に走れッ!電光の斬撃ィ!シンクロ召喚!降り注げ、《
『我、参★上ッ!!』
「来たわね、
「展開からの《ライキリ》効果ワンキルはもはやテンプレッスね、何度それで負けたか・・・・」
「フッ、是非好調の彼女ともデュエルしたいものだ。俺とやった時は酷かったからな」
『覚悟しろ、遊城十代!主の為にも・・・・貴様を切る!!』
「うわっ、なんか今日の《ライキリ》いつも以上に殺気立ってるな・・・・」
「その粋よ《ライキリ》!早速効果発動ッ、自身以外の[BF]の数だけカードを破壊する、現在3体!対象は伏せ2枚と《ノヴァマスター》よ[ライトニング・エッジ]!!」
『セイヤァッ!!』
「その効果を一番食らって来たのは誰だと思ってんだ!リバースオープン!速効魔法※《エフェクト・シャット》!その効果発動を無効にして《ライキリ》を破壊するぜ!!」
「そんなっ!」
『なっ?!おのれぇぇぇぇ!!』
「やった!第一刃は防いだッス!!」
「1文字違わないか?」
ああ、《ライキリ》が爆発四散。
それ天罰の上位互換じゃないの?強くね・・・・
「けどッ《ライキリ》を倒したからって調子に乗ってもらっちゃ困るわ、私のモンスターはまだ残ってる!レベル5の《暁のシロッコ》にレベル1のチューナー、《突風のオロシ》をチューニング!黒き勇士よ、神話の名刀を振るいて道を開け!シンクロ召喚!切り臥せろ、《BF-星影のノートゥング》!!(攻2400)」
『フッシュウゥ~』
「出た!神話の名刀を、まるでヨーヨーかのようにぞんざいに扱うノートゥングさんだ!!」
「不思議と戻ってくる・・・・流石は名刀よね」
「聞こえてんのよ客席ィ!私も突っ込みたいけど我慢してたのに!って《ノートゥング》効果発動!特殊召喚時に相手ライフとモンスター1体に800ポイントのダメージを与える!対象は《エスクリダオ》![ホーミング・ソード]!!」
『ヴオッ・・・・』
「痛てっ、やったな!」
《エスクリダオ》(攻1350→550)
十代 LP4000→3200
「2700もあった攻撃力が、たったの550・・・・《はにわ》以下だと!」
「まだまだっ!《ノートゥング》が存在する場合、BFモンスターの召喚権が1回与えられる、《極北のブリザード》を召喚!《黒い旋風》にターン1制限とかはない!よって攻撃力1200以下の《ブリーズ》(1100)《ハルマッタン》(800)《ゴウフウ》(0)を手札に加え、《ブリザード》の可愛い釣り上げっ。《ゲイル》復活からの自身の効果で《ブリーズ》特殊召喚!」
《コンッ、コンッ》
《クルルッ》
《フュ~》
「「「やっぱり可愛い~!!」」」
「《ブリーズ》ってコもいいわね~」
「・・・・これは凄い、彼女はまだ展開を止めない気だ」
「レベル4の《ブラスト》とレベル3チューナー《ブリーズ》をチューニング!漆黒の鷹匠、黒翼の猛禽をここに束ねん!シンクロ召喚!翔来せよ、《
『呼ばれて翔び出てっ!』
筋肉ムキムキ、マッチョマンの
『ヒドイッ!』
「《砂塵のハルマッタン》を特殊召喚!《ブリザード》のレベルを自身に加算し4とするわ!そのままレベル3の《ゲイル》とチューニング!!」
「いい加減にしろー!!」
「ターンが長すぎるぞー!!」
「早く進めろー!!」
「いいぞもっとやれー!」
「知らん!漆黒の翼濡らし、そぼ降る雨に響け!雷鳴の一撃!!シンクロ召喚4発目!突き抜けろっ、《A BF-涙雨のチドリ》(攻2600)!!」
『うおぉぉー!まさかの連続出勤だぜっ兄者ァ!!』
『うっさい』
「ここで《ホーク・ジョー》の効果発動!レベル5以上の[BF]を1体蘇生!蘇れ《驟雨のライキリ》!!」
『世話焼かすわね~』
『かたじけない・・・・』
「うげっ、もう帰ってきた・・・・」
「フィールドを離れたから別の個体扱いでもっかい効果発動出来るわ!《ライキリ》以外の[BF]は4体!アンタのフィールドのカードは全て叩っ切る!![ライトニングエッジ]!!」
『覚悟オォ!!』
「クッ、リバースオープン!《クリボーを呼ぶ笛》!!《ハネクリボー》をデッキから特殊召喚!!」
『クリクリッ!』
「「「可愛い~!!」」」
「ムッ、このターンでの決着は無理か・・・・でも他は全滅よ!」
『『グアアッ!』』
『アァァァァ・・・・』
「くそっ、皆・・・・!」
「そして、レベル6の《ノートゥング》にレベル2の《ブリザード》をチューニング!漆黒の風を纏い、末世より飛翔せよ!シンクロ召喚!黒き魂、《玄翼竜 ブラック・フェザー》!!(攻2800)」
『グウォオ・・・・』
「・・・・ほう?アイツでは無いのか」
っしゃぁ!ちょっとやりすぎたけど眼福だから良し!
「すげえ、ジュンコのエースが揃いぶみだな・・・・けどまだデュエルは始まったばかりなのに飛ばし過ぎじゃねーか?」
「このターンでぶっ飛ばすつもりだったのに、あんたが《ハネクリボー》呼んじゃうからでしょ!バトルよ!《ライキリ》であのコ(守200)を攻撃!電光の斬撃、[ライトニングブレイド]!!」
『クリ~?!』
『・・・・御免っ!』
罪悪感ぱねぇ!
「続いて皆で一斉攻撃ィ!!」
『『エッ?!』』
『ヴォ?!』
「あ、いや・・・・《ハネクリボー》の効果がだな」
「知ってる、ただの八つ当たりよ」
『了解だぜ姫さん!』
『かっしこまりぃ!』
『ヴォオオオオオ!!』
「ちょっ?!」
『よくもうちらの主人を泣かしたわね、ひとでなしっ!』
『おらおらぁ!這いつくばって懺悔しなぁ!!』
ゲシゲシゲシゲシ<『・・・・(無言の羽刀)』
「痛い痛い痛いっ?!ダメージは無いけど精神的に痛い!!」
『混ざりたかった・・・・』
「いい加減にしろぉ!俺がなにしたってんだよ!!大体、ジュンコが泣いてるとこなんざ見たことねーぞ!?」
「アニキまた独り言~?」
「精霊の声って奴かしらね」
『泣いてたぞ姫さん、アンタじゃなくてカイザーって奴の前でだけどな』
「なっ、カイザーが泣かしたのか?!」
「亮、ジュンコとなんかあったの?」
「悪いが、プライバシーは守るさ・・・・」
「こるぁ《チドリ》ィ!余計なこと教えてんじゃないわよ!!あの日のことは私的に無かったことにしてんだから!!」
『あ~違う違う、原因はアンタだアンタ。あの時はな・・・・』
「・・・・はーい皆、そいつの口塞いでー」
『はいは~い、そこまでよアンタ』
『それ以上しゃべったら命が幾つあっても足らんぞおぬし』
『あっ、兄者ぁ!旦那ぁ!は~な~せ~よ~!!』
『・・・・グオッ』
二人に引き摺られる《チドリ》であった・・・・あとでしばこう、そうしよう。
「・・・・なんだったんだ?アイツ」
「忘れろ、いいわね。ターンエンド」
ジュンコ H1
《ブラック・フェザー》☆8(攻)
《ホーク・ジョー》☆7(攻)
《ライキリ》☆7(攻)
《チドリ》☆7(羽交い締め)
《黒い旋風》×3
「しかし今のターンで本来決着をつけれたな、あくまで結果論だが」
「確かに、弱体化した《エスクリダオ》に《チドリ》が攻撃してれば終了だったわね」
「めちゃくちゃやって墓地にBF10体、攻撃力が今5600ッスもんね・・・・」
「ま、まぁ伏せ2枚もあったから戦略としては間違ってなかった・・・・か?」
「「・・・・」」
「なぜ俺にだけそんな目をする?!」
「難儀だなぁ」
実際仕留め切れなかったのは痛いわね。手札使い切っちゃったし、旋風あるけどデッキのモンスター半分は使ったし・・・十代も手札ほぼ無いけどどうなるかしら。
「いくぜ!俺のターン!!・・・・来たっこいつで反撃だ!まずは《戦士の生還》!墓地から《シャドーミスト》を回収し、《スペシャルハリケーン》を発動!!」
「す、スペシャル?何よそのカード」
「こいつは、手札を1枚捨てることで特殊召喚されたモンスターを全て破壊するカードだ!!」
「モンスター除去なん?!魔法・罠バウンスとかでなく!」
「そうか!シンクロモンスターは融合モンスターと同じように特殊召喚で呼び出される!」
「これでジュンコさんのシンクロモンスターは全滅ッス!!」
なんて無慈悲な・・・・《ライトニングボルテックス》とか《ブラックホール》のが良くね?とか言いたいけど、この場合結果は一緒よコノヤロー!・・・・あれ、禁止だったっけ?ブラホ。
『何独り言をブツブツ・・・・ギャアアアア!!』
『おのれ、許さんぞ遊城十代ィィィィ!!』
『鬼畜ゥゥゥゥ!!』
『ヴァァァァァァァァ!!』
「よ、よっし!ジュンコのモンスターは全滅!更に《シャドーミスト》の効果で・・・・」
「明日香と私のデュエルを観てなかったのかアンタは!《チドリ》が破壊された時、墓地から鳥獣族シンクロモンスター1体を復活させる!いつもの過労死、《ライキリ》復活!」
『まだ三度目、軽いものよ!』
「そういやそうだったな・・・・俺は《バブルマン》を手札に加えるぜ!そして手札がこいつだけの時特殊召喚出来る!頼んだぜ《バブルマン》!!」
『><ッ!』
「わかりずらいわ!」
「ん?場にカードが無いから2枚ドロー!よっしゃあ!《強欲な壺》!更に2枚ドロー!!」
「アニキお得意のドローラッシュだ!」
「これは逆転もあるわね!」
「《E-エマージェンシーコール》!デッキから《ブレイズマン》を加えて通常召喚!」
『ゼヤァ!!』
「《ブレイズマン》の効果で《融合》を手札に加えて《バブルマン》と《融合》!!来い!無慈悲たる白銀の戦士、《E・HERO アブソルートZero》(守2000)!!」
『ハアァァ!!』
来たわね最狂のHERO・・・・ある意味コイツを渡したのが間違いだったのかもしんない、
「カードを1枚セットしてターンエンドだ!」
十代 H1 LP3200
《アブソルートZero》☆8(守)
セットカード
「あれっ、攻撃せずに守備でターンエンド?攻撃力は負けてても《アブソルートZero》の効果で破壊出来るのに・・・・」
「いや、これで正解だろう。今、彼女の手札には明日香戦で使った《朧影のゴウフウ》がある」
「そうね。今自爆特攻して《ライキリ》を撃破したら二人の場はがら空き、《ゴウフウ》の効果発動条件を充たすし、次ターンの対抗策がなくなるわ」
「ん?でも《ライキリ》に《Zero》と相討ち破壊させてから《ゴウフウ》出せば一緒じゃないかな」
「その為の伏せカードじゃない?」
「私のターン!うげっ、これか・・・・仕方ないわね《強欲で貪欲な壺》発動!」
「なんだその壺カード?!凄い名前だな」
「効果も凄いわよ?デッキトップから裏側で10枚除外してから・・・・2枚ドロー!!」
「え?!」
「強欲で、」
「貪欲で、」
「「「よくないか?!」」」
うっせーわー外野ァ!私だって《貪欲な壺》引きたかったし、《強欲な壺》は
「ムム、《ライキリ》(攻2600)で《アブソルートZero》(守2000)に特攻![ライトニングブレイド]!!」
『迷いなく 逝けと申すわ 鬼主人』
「2枚引いてだめだったのか・・・・」
「させるか!リバースオープン《融合解除》!!《Zero》を融合デッキに戻して素材モンスターの《ブレイズマン》と《バブルマン》を特殊召喚!!」
『『ハアッ!』』
「む、解除だったのね」
「《ブレイズマン》が特殊召喚されたから再び《融合》を加えて、《アブソルートZero》の効果発動!お前のモンスターを全て破壊するぜ!!」
『ギャー?!一方的にやられた・・・・』
鬼主人とか言うからよ、自業自得ってことで。
「だったらメインフェイズ 2、《朧影のゴウフウ》を特殊召喚!フィールドに《朧影トークン》2体精製!」
『『ポンッ』』
「前回使ったし効果長いから以下省略!レベル1の《朧影トークン》2体にレベル5のチューナー、《ゴウフウ》をチューニング!漆黒の鷹匠、なんやかんやでもっかい出て来い!ファントムシンクロ!墓地より再翔来、《BF T-漆黒のホーク・ジョー》!!」
『アタシも過労死させる気なのね・・・・』
「文句いわないっ、効果で墓地の《涙雨のチドリ》を過労死同盟に加える、じゃなくて特殊召喚!」
『いやむしろ、出番が少なかったから嬉しいぜ!!』
「うざい・・・・アンタは元々有能なの知ってったから、ただ出すまでも無く《ライキリ》でケリついてただけだから」
『そ、そんなに俺を買ってくれてたとはっ・・・・感激だぜ姫さん!!』
「ええい、いちいち泣くな鬱陶しい!ターンエンドよ!」
ジュンコ H2 LP2200
《漆黒のホーク・ジョー》(攻2600)
《涙雨のチドリ》(攻6200)
《黒い旋風》×3
「へへっ、決めるのは無理だったなジュンコ」
「まーね。でも《チドリ》は墓地に[BF]12体もいるから、攻撃力6200の脳筋よ?どう対処するか楽しみにしてるわ」
あ、こうゆう台詞って大体負けフラグじゃね?気のせいか。
「・・・・・プッ、アハハハハッ!」
「ちょっ、なによ急に・・・・勝ち目が無くて可笑しくなった?」
「気でも触れたーノ?あの攻撃力相手じゃ無理も無いデースが」
「違う違う、俺がデュエルで諦めるわけないだろ?愉しくってつい、な?」
「はい?」
「やっぱお前とのデュエルは最高だ!初めて会ったあの日から・・・・毎日毎日挑み続けて、それこそ飽きるくらいデュエルしたハズなのに、毎回ワクワクしっぱなしなんだ!」
「・・・・」
「あの日・・・・お前がももえ達と居なくなってから、いつもなんか物足りなかったんだ。授業受けてても、誰かとデュエルしてても・・・・お前が帰ってきた時気づいたんだ。ジュンコが居ないからだ、お前が居なくて寂しかったんだ!」
「え、えと・・・・その・・・・」
「だからあの時、お前が誘拐されて・・・・折角会えたのに、また居なくなっちまうんじゃないかって!・・・・悪かったよ。俺、冷静じゃなかったな」
「誘拐されたって、学園内でそんな事件が?」
「・・・・十代君が解決してくれたから、問題無しですニャー」
「もうお前が居ないと駄目なんだよ!俺が俺でいられなくなるんだ!もう耐えられないんだ!!ジュンコ・・・・戻って来てくれないか、俺たちの所に」
「~~~~~ッ!?」
「アニキってば公衆の面前で凄いこと言うな~・・・・明日香さん、いいんスか?」
「フフッ、いいのよ。二人が仲直りしてくればそれで・・・・それにオチは予想出来るわ」
「?」
『ジュンコの姫さーん?・・・・駄目だ、反応が無い』
「・・・・てば」
「ん?」
「言うこと聞かせたかったら、勝てばいいじゃない!この馬鹿ッ!!!」
「うわっ、なんで謝ったのに怒ってるんだ!?てか顔真っ赤だぞ、大丈夫か?!」
「うっ、うっさーい!!こっち見んなボケー!アホー!鈍感天然タラシー!!さっさとターン進めなさいよー!!」
「な、なんだかめちゃくちゃ言われてるな・・・・よっしゃ!勝ったら仲直りな!絶対負けねえ!俺のターン!!」
まっ、負け無いし?旋風3枚あるし《チドリ》はバ火力だから問題ないし~
「もうジュンコは駄目ね、思考が完全にヤられてるわ」
「まさか言葉で相手を無力化するとは、これが主役の力かっ・・・・」
「僕には、三沢君がもう駄目に見えるッス」
「へへっ、やっとジュンコらしくなったな。俺のターン!まずは《天使の施し》!3枚ドローして2枚捨てる、《貪欲な壺》!《エスクリダオ》《ノヴァマスター》《エアーマン》《シャドーミスト》《ハネクリボー》をデッキに戻してシャッフル、2枚ドロー!来たぜ《大嵐》!お前の《黒い旋風》を伏せカードごと破壊してやる!」
「ひっど?!インチキドローも大概にしてよ!」
「割りとジュンコさんの引きも大概ッスよね」
「そうね、《黒い旋風》3枚とか酷すぎるわ」
「《ブレイズマン》第2効果!《ワイルドマン》を墓地へ送り、属性と攻撃力を同じにする!《融合》を発動!《シャドーミスト》と場の地属性になった《ブレイズマン》を融合!《E・HERO ガイア》!!」
『ヌオンッ!』
「《ガイア》の効果発動だ!エンドフェイズまで《チドリ》の攻撃力の半分を頂くぜ![ガイア・フォース]!!」
『なっ、なんだとぉ?!』
さらっと《シャドーミスト》引き直してらっしゃる。てか効果は《フォース》だけど・・・・ウォーグ●イモンかっての?!
「・・・・《シャドーミスト》が墓地に置かれたから《エッジマン》を手札に加えて召喚、バトルだ!《E・HEROガイア》(攻5300)!《涙雨のチドリ》(攻3100)を攻撃!![コンチネンタル・ハンマー]!!これが通れば俺の勝ちだ!!」
「ライフピッタリボーナスかっ!手札から《月影のカルート》の効果発動!このコを墓地に送って、《チドリ》の攻撃力を1400上昇させるわ!」
『クワァーッ!』
『でも足りねえっ?!(攻4500)すまねぇジュンコさん!』
ジュンコ LP2200→1300
「痛たた、なんのこれしき!《チドリ》の効果で《ライキリ》を復活!!」
『ククク・・・・本当の過労死はこれからよ』
「顔色やべぇけど《ライキリ》、けど勝負は勝負つったよな!手札から速攻魔法・《瞬間融合》発動!《バブルマン》と《ガイア》を素材に《アブソルートZero》再臨!《ライキリ》に特攻だ![
「よっしゃぁ!向かえ撃ちなさい《ライキリ》!![ライトニングブレイド]!!」
『よっしゃぁ?!ヤケクソは止めてくだされ?!』
十代 LP3200→3100
「済まねぇ《Zero》、けどこれでジュンコのモンスターは全滅だ![白銀の抱擁]!!」
『あーもう何度目よ似非侍!』
『遊城十代、絶許・・・・』
抱擁なら私にしてくんないかなー・・・・なんちって。っていけない、集中よ集中!!
「?、今度こそ終わりだ!《エッジマン》でダイレクトアタックだ![エッジハンマー]!!」
「忘れたの?私はしぶといのよ!《熱風のギブリ》の効果発動!ダイレクトアタックを受ける時、手札から特殊召喚できるわ!」
『フー!!』
「だったらそのまま《エッジマン》(攻2600)!《ギブリ》(守1600)を攻撃だ!」
『フガッ?!』
「キャァァァァァ?!」
ジュンコ LP1300→300
「痛った~・・・・《ギブリ》ありがとね」
「《エッジマン》の効果でジュンコに貫通ダメージを与えたが・・・・ギリギリ耐えられたか、1枚伏せてターンエンドだ」
十代 H0 LP3200
《E・HEROガイア》☆6(攻)
《エッジマン》☆7(攻)
セットカード
「私に《エッジマン》で貫通ダメージとか・・・・い、一体ナニ真面目な顔で語ってんのよ変態!信っじらんない!!」
エッジ<『ヘッ?!』
「なんでそこ怒るんだよ!ってか変態?!」
「ッ!・・・・ご、ごめん、今の無し。わ、私のターン!!」
「??????」
『??????』
「ジュンコの妄想はさておき、残りのカードでこの盤面を返せるものがあるかしら?モンスター大半《黒い旋風》でサーチした上にさっき10枚も除外してたわよね」
「このまま一方的に十代の勝ちだな!」
「「・・・・・・・・(ジト目)」」
「何故だぁ?!」
「フ、フン!私が主力を出し切った、なんて思ったら大間違いよ!《逆巻きのトルネード》(攻1000)を召喚!!」
『クルッシャー!!』
「お、そいつ初めて見るな・・・・」
「ちょっと使いづらいからね、《トルネード》の効果発動!相手フィールドに特殊召喚モンスターがいる場合、墓地から[BF]チューナーを特殊召喚!おいで、《突風のオロシ》!」
『クアッ!』
「いっくわよぉ・・・・レベル4の《逆巻きのトルネード》にレベル1の《突風のオロシ》をチューニング!!黒き烈風よ!絆を紡ぐ追い風となれ!シンクロ召喚!飛び立て、《A BF-
「おおっ、まだ見たことない[BF]シンクロモンスターだ!」
『・・・・』
あれっ、喋んないんだ?いや、喋ったが可笑しいんだけどね?《ライキリ》達が喧しいから感覚麻痺してんな・・・・
「《ソハヤ》召喚時の効果!墓地から[A BF]1体を特殊召喚出来るわ、何度でも働け!《驟雨のライキリ》!!」
『残業手当は出るのですかジュンコ殿?!』
「そんな奴が居たのかよ?!やっぱりジュンコとのデュエルは最高だな!すっげえワクワクするぜ!!」
「こっち見んな馬鹿ァ!」
「なしてっ?!」
「なんでもよ!やっちゃえ《ライキリ》!《エッジマン》を破壊よ!」
『承知、でやぁぁぁぁ!!』
『げ、解せん・・・・』
「《エッジマン》が・・・・けどまだ《ガイア》が残ってるぜ?どうすんだよ」
「あら余裕ね・・・・だったら私のとっておき、受けてみなさい!![A BF]は皆、[BF]を素材にした時チューナーとして扱う!レベル7の《驟雨のライキリ》にレベル5チューナー、《五月雨のソハヤ》をチューニング!!」
「合計レベルは・・・・12?!」
「漆黒の翼よ!雷の力宿して鮮烈に轟け!!シンクロ召喚!切り裂け、《A BF-神立のオニマル》!!!」
『・・・・』
「おぉ?!なんだか凄そうなのが来たな!」
きったー!無駄にゴツ格好いいオニマルさんだー!!
『ブアッハッハッハッハッハッハッハ!!』
へっ?!
「な、なんだぁ?!」
『ジュンコォ・・・・ようやく儂を呼び出してくれおった!、待ちわびたぞ、この時を!!』
「ど、ども・・・・」
『なんだ、浮かない返事だな・・・・さぁ!今こそ我が力を振るい、共に目指そうではないか!頂の景色を!!ブワハッハッハッハッハッハ!!』
え~・・・・なにこの鳥(人)、なんで私に憑く奴は皆格好だけで中身が残念なのばっか?
「そんじゃま・・・・その男倒したら学年じゃトップ扱いにはなると思うんで、やっちゃって?」
『良かろう!!覚悟しろこわっぱ!我が雷纏いし刃にて、汝の身を塵と化してやろう、ガハハハハハハハ!!』
「め、面倒くせぇ・・・・」
「ジュンコ、お前も変な奴に好かれて大変だな・・・・」
「アンタが言う?まぁいいわ、バトルよ!《神立のオニマル》(攻3000)で《E・HEROガイア》(攻2500)を攻撃![サンダーボルト・フラップ]!!」
「その攻撃を待ってたぜ!リバースカードオープン!《聖なるバリア-ミラーフォース-》!!」
「あちゃ~、《チドリ》の方がマシだったスね、兄貴の勝ち」
「私の時みたいに破壊されても後続が出来るしね」
「馬鹿ね、《オニマル》は効果じゃ破壊されないのよ!更にシンクロモンスターのみを素材にしている場合、ダメージステップの間攻撃力を3000加算する!!」
「まじかよ!それじゃ攻撃力6000?!」
『残念だったなぁ!我が剣を受けて、散るがいいこわっぱがぁぁぁぁ!!』
決まったぁ!私の勝ちね!・・・・あれ、勝っていいんだっけ?
「あ、じゃあ《ネクロ・ガードナー》で」
「・・・・えっ?」
『・・・・おっ?』
「除外して効果発動!その攻撃を無効にする!」
やたら偉そうな《オニマル》の攻撃が、《ネクロガードナー》にあっさり弾かれました・・・・《天使の施し》で落ちとったんかいっ!
「ねぇ、《オニマル》ゥ・・・・今どんな気持ち?」
『いや、なんか調子乗って済まんかった・・・・』
「あ、うん。私も反省するから・・・・」
『うむ。次回があれば、頼むぞ?』
「うん、ターンエンド・・・・」
ジュンコ H1 LP300
《神立のオニマル》☆12(攻)
「チャンス到来!俺のターン!来たぜ、速攻魔法《決闘融合-バトルフュージョン》だぁ!!バトルの間、《オニマル》の攻撃力を《ガイア》に加算して!攻撃力5200だ!いっけぇ![コンチネンタル・ハンマー]!!」
『・・・・む、無念。』
「それ、私の台詞デス・・・・」
ジュンコ LP300→0
WIN 十代
〔し、勝者~遊城十代なの~ネ!!〕
「「「「「わぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」」」」」
「やったー!アニキー!!」
「流石よ十代ー!!」
「ほ、ほら!勝ったじゃないか!」
「必死だなぁ・・・・」
「最後は少し拍子抜けしたが、実に良いデュエルだった」
「はぁ~・・・・」
あそこで無理して《オニマル》出す意味無かったなぁ、てか《チドリ》で良かった。決める気満々だったから《ネクロガードナー》とか全く眼中に無かったわよ・・・・
「ジュンコ~!」
「な、何よお・・・・」
「えっとさ、俺の勝ちだから・・・・なんでも言うこと聞いてくれるんだよな?」
げっ?!調子乗って変な約束したのすっかり忘れてたっ!!い、一体ナニをヤラセヨウとイウノデショウカ?!
「約束は約束だからね・・・・なんかあるの?言ってみなさいよ」
「なんでも、いいんだよな・・・・」
「う、うん・・・・?」
怖い怖い怖い!なんかいつもより目が真剣で怖い?!も~、言うなら早く言ってよね!なんか心臓がバクバクしてきたんだけど?!
「もう・・・・俺の前から勝手に消えないでくれ、いつも側に居てくれ!」
「は・・・・はひ?それがお願い?」
「駄目か?さっきも言ったけど、お前が居ないと駄目なんだよ・・・・さっぱり調子がでないんだ」
さっきはデュエル中だから流してたけど・・・・これ告白じゃね?!さらっと告られてないですか私!だってずっと側に居てくれなんて男女間じゃそれしかないわよね?えっ、ちょっ、OKしたら付き合う流れだったりするの?てか負けたから拒否権無し?!
・・・・ひゃぁぁぁぁぁぁ!!どうすんのよ~これ、いや十代のことはぶっちゃけ大好きだしむしろこっちからお願いしたいけど、いざ付き合えって真正面から言われたらなんて返したら・・・・あ~もう!
「よ、ヨロシク、オネガイシマス・・・・?」
「「「「わぁぁぁぁぁぁ!!」」」」
なんで歓声があがるかなっ?!交渉の面前でなんてことさせんのよこの馬鹿は~!!恥ずかし死にしそうなんだけど・・・・
「おぉ~アニキが決めたッスね」
「・・・・フフ」
「やったぁ!もう離さないぜジュンコ!!」
「わ~?!こんな所で抱き着くなぁぁぁぁぁ!!見られてる、学園中の人に見られてるぅぅぅぅ」
さっき抱擁とか言ってたせい?!場所選んでよ場所!
「いいじゃねぇか!俺達、ずっっっっと友達だぜ!!」
「ほぇ?!」
「ありっ?!」
皆様<「「「「「ええええ、なんじゃあそりゃあぁぁぁぁぁぁぁ?!」」」」」
「ねっ?」
「ああ・・・・なるほど」
「あれっ?なんで会場中皆でずっこけてんだ???」
「・・・・代の、」
「ん?どうした」
「十代の・・・・馬鹿ァァァァァァァァァァ!!!」
SE<バッシーン!
「痛っっっったぁ!なんでぇ?!!」
こうして代表決定戦は渾身のビンタにより、ジュンコさんの勝利(物理)で決着がついたのでありました。by翔
あ、懲りずに続くかもッス
これで、十代痴話(?)喧嘩編は終了です、いかがだったでしょうか。
今回珍しくデュエル展開を書いてから、話を作ってみたのですが・・・・いかんせん逆に悩んでやりづらかった、時間も2倍以上かかった。
しかも途中で新規の情報来て、やっべぇ出したいとか考えたら「TDIL」発売日近くになったし、思う存分出す為に折角なので発売日に合わせました。
構成無理やり捻じ曲げたけど。
・以下カード効果紹介、例の如く以前作中に出た物は省略。
《BF-逆巻のトルネード》
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1000/守1200
(1):特殊召喚されたモンスターが相手フィールドに存在し、
このカードが召喚に成功した時、
自分の墓地の「BF」チューナー1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化され、
この効果の発動後、ターン終了時まで自分は
「BF」モンスターしかエクストラデッキから特殊召喚できない。
《A BF-五月雨のソハヤ》
シンクロ・効果モンスター
星5/闇属性/鳥獣族/攻1500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「A BF-五月雨のソハヤ」の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードがS召喚に成功した時、
自分の墓地の「A BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(3):このカードが墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに
このカード以外の自分の墓地の「A BF-五月雨のソハヤ」1体を除外して発動できる。
このカードを特殊召喚する。
《A BF-神立のオニマル》
シンクロ・効果モンスター
星12/闇属性/鳥獣族/攻3000/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
「A BF-神立のオニマル」の(3)の効果はデュエル中に1度しか使用できない。
(1):「BF」モンスターを素材としてS召喚したこのカードはチューナーとして扱う。
(2):このカードは効果では破壊されない。
(3):自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
このカードのレベルはそのモンスターと同じになる。
(4):Sモンスターのみを素材としてS召喚したこのカードが攻撃する場合、
ダメージステップの間このカードの攻撃力は3000アップする。
《強欲で貪欲な壺》
通常魔法
「強欲で貪欲な壺」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のデッキの上からカード10枚を裏側表示で除外して発動できる。
自分はデッキから2枚ドローする。
《エフェクト・シャット》※原作オリカ
速攻魔法
モンスターの効果を相手が発動した時に発動可能。
効果を無効にし、そのモンスターを破壊する。
《虚無魔人》
効果モンスター
星6/闇属性/悪魔族/攻2400/守1200
このカードは特殊召喚できない。
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
お互いにモンスターを特殊召喚できない。
《魔封じの芳香》
永続罠
(1):このカードが魔法&罠ゾーンに存在する限り、
お互いに魔法カードはセットしなければ発動できず、
セットしたプレイヤーから見て次の自分ターンが来るまで発動できない。
《王宮の弾圧》
永続罠(禁止カード)
800ライフポイントを払う事で、
モンスターの特殊召喚及び、モンスターの特殊召喚を含む効果を無効にし破壊する。
この効果は相手プレイヤーも使用する事ができる。
《封魔の呪印》
カウンター罠
手札から魔法カードを1枚捨てる。
魔法カードの発動と効果を無効にし、それを破壊する。
相手はこのデュエル中、この効果で破壊された魔法カード及び
同名カードを発動する事ができない。