ここは-何処だったか・・・・
そもそも僕は誰だったか・・・・
解らない、何も見えない、何も聴こえ無い
誰か、誰か教えてくれ!僕はなんだ!僕は何故此処にいる!!
『は?アンタ何言ってんだい、闇に溶け込み過ぎて脳みそまで溶けちまったのかい?』
き、君は?!
『なんだよ、アタシのことも覚えていないのか?〈こっち〉に来る前から、うちらはずっと一緒だったのに・・・・』
ずっと・・・・供にいた?
『思い出させてあげるよ、アタシの名は・・・・《---・--》』
《・・・・えっ、↑の奴何?!》
〈廃寮伝説闇ゲ事件〉ファイル1.(ももえ談)
翌日・ジュンコ自室
「折角ジュンコさんが精霊見えるようになったので、わたくしの方も紹介しますわね♪」
「う、うん。」
なんかノリノリねももえ・・・・あれかな、ペット見せ会うノリなのかな?
「ほら、同じ境遇の方他にいませんし・・・・十代様は口の軽さ半端無さそうですから」
ひ、否定は出来ぬ・・・・
「ではまず、《深海のディーヴァ》さん」
『ヤッホ~』
あら、明るそうな性格っぽい?てか普通そう・・・・
「普段はカードの中か裏の湖でマッタリしていますわ」
『宜しくね~』
「よ、宜しく~」
「因みに得意な持ち歌は中●み●きさんの曲が多いですわ、中島ディーヴァと呼んでも可ですわよ?」
『地●の星とかね?』
「歌・・・・姫?いや間違っちゃいないが!!」
あーうん、どこかももえっぽい・・・・
「じゃーこっちも・・・・おいで《ゲイル》」
『クルルゥ~』
「まぁ、普通にかわいらしいですわ。何か面白くない」
「何を期待してんの?!」
『クルゥ・・・・』
『うちらよりアンタ達のがよっぽど個性的よ』
「あと堅物兼過労死担当《ライキリ》」
『御呼びですかジュンコ殿!』
話題出しただけで呼んではないんだけど・・・・
『兄者ァ!出番かい!!』
《チドリ》出てきた、面倒くせっ?!
「まぁまぁ!実にジュンコさんのお供らし・・・・じゃなくて素敵な方々じゃないですか!!」
いやそれ絶対褒めてないよね?馬鹿にしてるよね?
『もも殿!・・・・・前から我の事見えてましたよな?』
「あ、バレました?黙ってたほうがあとからおもしろいかな~と」
「言いなさいよ!知ってたなら言いなさいよ!!」
「見えないままで変に希望持たすのも悪いですし・・・・しかし《チドリ》さんは初めて見ましたわ」
『俺ァ、あくまで兄者とのコンビだからな!基本ジュンコさんについてんのは兄者だ』
ふーん・・・・そんなもんなんだ、
「つまりアンタは私の事はどうでもいいと」
『え、いや・・・・そうゆうわけでは・・・・(焦』
「ジュンコさん、あまり苛めては可哀想ですわよ?」
『orz』
「まぁ面倒くさそうなのは否定しませんが、とりあえずわたくしの過労死担当様を呼びますか、《dark knight》さーん?」
『・・・・イラッとくるぜ』
うぉう?!《
『こ、これは強そうな御方ですな』
『あ、兄者!ビビったら負けだぜぇ!!』
何に対抗してんだアンタ達は。
「部屋がせまくなるので人間程度のサイズになってもらってます。《dark knight》さんは一応高位の精霊らしいのですがひとつ弱点が・・・・」
『『「弱点?」』』
『彼、鮫語しか喋れないのよ』
『イラッとくるぜ』
「鮫語ってなんだよ?!あれか、シャークさん迷言集のことか?!」
「まぁ!流石はジュンコさん、正解ですわ!!」
『そんな鮫のような奴が異世界にはいるってのか・・・・』
当たりかよ!会話難易度高すぎるわ!!
『な、なかなか粋な方ですな・・・・』
『なんて言うと思ったか!お前はまだまだだ!!』
「め、面倒くせぇ・・・・てか精霊付きの条件とかあんの?」
『十代君のハネクリボーは知らないけど、うちらの場合はデッキの中で一番持ち主を大切に思ってるモンスターかな?私、下級代表』
『俺達はもう、解り合っている・・・・』
『あ、EX代表だってさ』
「わかるんかい、凄いな。ももえは大体のデッキにアンタ達入ってるからね・・・・てかモンスター側からの好感度なんだ、ふ~ん」
「じゃぁジュンコさんは下級代表が《ゲイル》ちゃんでEX代表が《ハラキリ》・・・・あ、間違えましたわ、《ライキリ》さんなのですね?」
『もも殿、絶対わざとであろう』
『その気になれば主のデッキのモンスター全員出てこれるんだぜ?ただ持ち主に負担でかいからデュエル中以外は自重してるのさぁ』
「じゃーあんたもしろ」
『兄者ァァァァ!ジュンコさん俺に冷た過ぎねぇ?!』
《クルルゥ?》
「まぁ全員引っ込めて静かになった所で本題よ、闇堕ちタイタンのデッキについて」
「本人に確認した所、「知らぬぅ・・・・そんなカード達は見たことが無いわぁ」でしたよね?」
いちいち真似しなくていいから。
なおエクシーズ等の口止め料として例のデッキ内の[デーモン]とついたカードを適当に渡しておいた、その前に明日香さんをさらった罪として腹パンした後、ももえさんの鬼畜ハンデスフルコースを喰らわせた上で4000超え《チドリ》でワンキルしたけど(真顔)。
「わたくしにも中身を見せて下さいまし・・・・」
「それ大部中身抜けてっけどね、どっから飛んで来たんだか」
「わたくし達生前、ガチカテゴリーとか無関心でしたしねぇ、[彼岸]などまず持っていませんわ」
おい[海皇]使い。大体初手ディーヴァ引く奴が使えば最強クラスでしょ・・・・
「大体初手《ゲイル》のBF使いがなにを・・・・ややっ、これは!このデッキの持ち主が分かりましたわ!」
「え、なんかあった?」
「ええ、間違いなく《あの馬鹿》のデッキですわ!!」
『そんな鮫のような奴が異世界には居るってのか・・・・』
「うぉい!急に出てきてボケないでよ《dark knight》さん?!《あの馬鹿》ってまさか・・・・」
PDA<♪まだ~⚫え?無いィ~♪
「あ、メールだ。翔クンから?・・・・ナッナンダッテー?!」
《因みに着信音は、十代本人に歌ってもらった特注音源よ!》
《頑張り過ぎですわ?!》
※注・十代視点
どうして、こんな事になっちまったんだ・・・・
「逃げずによく来たわね、明日香さん!」
「当たり前よ・・・・十代とタッグを組むべきなのはわたしだもの!!」
「いいえ、私です!十代と一番デュエルこなしてお互いのデッキを理解しているのは私だもの!!」
「融合関連が微塵も無いデッキでよく言えるわね?大体十代は、わ・ た・ し を助ける為に退学の危機に陥ったのよ、わたしが責任を持つべきだわ!」
「それならついでのように退学されかけた、可哀想な丸藤翔と組めばいいじゃない!」
「翔君とはももえが組んでくれるのでしょう?問題ないわ。それよりシナジー皆無のデッキと組まされようとした十代の方が心配なのよ!」
「誰がシナジー皆無か!明日香さんだって儀式関連が足引っ張って噛み合わなくなったりするんじゃない?!」
「ぬぬぬぬぬぬ!」
「むぅぅぅぅぅ!」
火花散ってる、めっちゃ火花散ってる?!
ジュ<バッ!
明<ザザッ!
「「デュエル!!」」
「青春ですわね~」
「ぼ、僕は悪くないッス」
『どうしてこんなことになったか?読者の方々には意味★不明であろうから、この《ライキリ》が簡潔に説明致そう』
立ち入り禁止の廃寮に入ったので十代と翔退学by 査問委員会(?)
↓
チャンス代わりに制裁タッグデュエルを行う!byクロノス
↓
兄貴の相棒なんて僕無理だよジュンコさん代わって!by翔
↓
ちょいと待ちな、私のせいだから私が十代と組むぜby明日香
↓
そうはいかねぇ、十代と組むのは私だ!byジュンコ殿
↓
じゃぁデュエルで決めましょう♪(何故なら面白そうだから)byももえ
『そんなわけで今現在に至りまする、なおクロノス教諭はももえ殿が笑顔で黙らせておったそうな・・・・』
「《ライキリ》ィィィ!何サボってんの!ちゃっちゃと召喚される準備しときなさい、過労死させるわよ!!」
『ぎ、御意!!』
《ライキリ》の扱いは、もうあれで安定なんだな・・・・最初はあんなにカッコイイ!って目を輝かせていたのに。
「先行は私からよ!私のターン!」
明日香が先行か。「
「私は《ブンボーグ003》を召喚!効果で同《001》を特殊召喚!!」
「げ、そっちを組み込んできたかー・・・・」
《ブンボーグ003》
星3/地属性/機械族/攻 500/守 500
(1):このカードが召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「ブンボーグ003」以外の「ブンボーグ」モンスター1体を特殊召喚する。
(2):1ターンに1度、自分フィールドの「ブンボーグ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターの攻撃力・守備力はターン終了時まで、
自分フィールドの「ブンボーグ」カードの数×500アップする。
この効果は相手ターンでも発動できる。
《ブンボーグ001》
チューナー
星1/地属性/機械族/攻 500/守 500
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
自分フィールドの機械族モンスターの数×500アップする。
(2):このカードが墓地に存在し、
フィールドに機械族モンスターが2体以上同時に特殊召喚された場合に発動できる。
このカードを墓地から特殊召喚する。
「《003》に《001》をチューニング!天より来たれ、拒絶の七光!シンクロ召喚!レベル4《虹光の宣告者》!!」
《
星4/光属性/天使族/攻 600/守1000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
お互いの手札・デッキから墓地へ送られるモンスターは墓地へは行かず除外される。
(2):モンスターの効果・魔法・罠カードが発動した時、
このカードをリリースして発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体または儀式魔法カード1枚を手札に加える。
お、ももえがジュンコと戦ってた時に呼んだ奴だな
「ターン終了よ」
明日香 H5 LP4000
フィールド現状
《虹光の宣告者》(守備 1000)
「あれ、伏せ無し?なんか意外・・・・」
(わたくし好みに色々混ぜ過ぎて妨害系統薄くなったんですよねー、本末転倒だったかもしれませんわ)
「まいっか、わったしのターン!《
《ッシャラァ!!》
あいつか、この状況なら最適かもな?
《BF-蒼炎のシュラ》
星4/闇属性/鳥獣族/攻1800/守1200
(1):このカードが戦闘で相手モンスターを破壊し墓地へ送った時に発動できる。
デッキから攻撃力1500以下の「BF」モンスター1体を特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「ジュンコさん!モンスター皆1枚ずつのくせにどんだけ都合の良いドローしてるのですか!」
「るっさいわ初手
《ダラァ!!》
vs《虹光の宣告者》(守1000)
「破壊され墓地に送られたので儀式魔法《高等儀式術》を手札に!」
「じゃーこっちも!《シュラ》の効果発動!おいで、《BF大旆のヴァーユ》!!」
《シューッ》
《BF大旆のヴァーユ》
星1/闇属性/鳥獣族/攻 800/守 0
(1):このカードはモンスターゾーンに存在する限り、S素材にできない。
(2):このカードが墓地に存在する場合、
チューナー以外の自分の墓地の「BF」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターとこのカードを墓地から除外し、
その2体のレベルの合計と同じレベルを持つ
「BF」Sモンスター1体をエクストラデッキから特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「そのままダイレクトアタック![無言の運搬]!!」
「痛っ!・・・・どうゆう、こと?」
「詳しくは5dsを参照ですわ!」
「なんの話ッすか?!」
明日香 LP4000→3200
「そんでもってレベル4《シュラ》にレベル1の《ヴァーユ》をチューニング!羽ばたけ、黒翼の騎士!《BF-煌☆星のグラム》!!」
『フンッ☆!!』
《BF-煌星のグラム》
星5/闇属性/鳥獣族/攻2200/守1500
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
このカードはシンクロ召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
このカードがシンクロ召喚に成功した時、
手札からチューナー以外のレベル4以下の「BF」と名のついたモンスター1体を特殊召喚できる。
この効果で特殊召喚したモンスターの効果は無効化される。
「因みに《ヴァーユ》のフィールドではシンクロ素材に出来ない誓約は、《シュラ》に無効にされいますわ♪ルール効果では無いのでご注意を」
「だ、誰に向かって言ってるんスか・・・・」
アイツ相変わらず面白いなー、ももえ自由過ぎる。
「出だしは上々!2枚セットしてターンエンドよっ!」
ジュンコ H3 LP4000
フィールド現状
《煌星のグラム》(攻撃力2200)
《セットカード》×2
「あれは!《ゴッドバードアタック》のような破壊系のカード!」
「こるぁももぉ!勝手に伏せを読むなぁ!!」
まぁジュンコは《ゴッドバードアタック》大好きだからな。入ってないデッキ見たことない・・・・
「私のターン!《ナイトショット》!!左の伏せを破壊するわ」
「うっ、《ゴッドバードアタック》が・・・・」
《ナイト・ショット》
通常魔法
(1):相手フィールドにセットされた魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。
セットされたそのカードを破壊する。
このカードの発動に対して相手は対象のカードを発動できない。
ああ・・・・皆の予想通り。
「これで障害は消えたわ!《マンジュ・ゴッド》召喚!《サイバー・エンジェル-茶吉尼-》を加え《高等儀式術》!合計レベル8になるようレベル2《ギャラクシー・サーペント》レベル1《ガードオブ・フレムベル》レベル1《ダンシング・エルフ》レベル4《ブレードスケーター》を墓地に送って儀式召喚!《サイバー・エンジェル-茶吉尼-》」
『セイヤァ!!!』
《マンジュ・ゴッド》
星4/光属性/天使族/攻1400/守1000
(1):このカードが召喚・反転召喚に成功した時に発動できる。
デッキから儀式モンスター1体または
儀式魔法カード1枚を手札に加える。
《高等儀式術》
儀式魔法
手札の儀式モンスター1体を選び、
そのカードとレベルの合計が同じになるように
デッキから通常モンスターを墓地へ送る。
その後、選んだ儀式モンスター1体を特殊召喚する。
《サイバー・エンジェル荼吉尼-》
儀式モンスター
星8/光属性/天使族/攻2700/守2400
「機械天使の儀式」により降臨。
このカードが特殊召喚に成功した時、相手フィールド上に存在するモンスター1体を相手が選択して破壊する。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
「バニラ4種てよく事故らないわね?!てか《ダンシング・エルフ》なんて初めて見たんだけど・・・・」
「わたくしがしたのはカードの説明だけ、チョイスは明日香様ですわよ?」
「《茶吉尼》効果!特殊召喚時相手は自軍モンスターを1体選び破壊する!さぁ、選びなさい?」
明日香すっげぇいい顔してるんだが。
「だが断る。《エフェクト・ヴェーラー》効果発動!《茶吉尼》の効果は無効よ!」
「クッ、」
ドヤ顔返し・・・・やっぱ仲いいんだな二人とも
《エフェクト・ヴェーラー》
チューナー
星1/光属性/魔法使い族/攻 0/守 0
(1):相手メインフェイズにこのカードを手札から墓地へ送り、
相手フィールドの効果モンスター1体を対象として発動できる。
その相手モンスターの効果をターン終了時まで無効にする。
「ジュンコさん汚いですわ!」
「るっさい!勝つ為なら汚くもあろう、悪にもなろう!他人からなんと言われようと構わん!(十代以外)
私は今!勝利のみをリスペクトしている!!」
「本人が闇堕ちする前に聞かれたらどうするのですか!」
・・・・誰の話だろ?
「むむ、だったらこれはどう?《トライワイトゾーン》!墓地のレベル2以外の通常モンスター《ギャラクシー・サーペント》《ガードオブ・フレムベル》《ダンシングエルフ》復活!!」
『シャッ』
『プゥ』
『フフン?』
「すっげぇ!大量展開だ!!」
「流石は明日香様!あの構築で、さも当然のようにデッキが回りますわ!!」
それって手札事故満載のデッキってことか?!
《トライワイトゾーン》
通常魔法
自分の墓地に存在するレベル2以下の通常モンスター3体を選択して発動する。
選択したモンスターを墓地から特殊召喚する。
《ギャラクシーサーペント》
チューナー・通常モンスター
星2/光属性/ドラゴン族/攻1000/守 0
《ガード・オブ・フレムベル》
チューナー(通常モンスター)
星1/炎属性/ドラゴン族/攻 100/守2000
《ダンシング・エルフ》
通常モンスター
星1/風属性/天使族/攻 300/守 200
「行くわよジュンコォ!レベル4《マンジュゴッド》レベル1《ダンシング・エルフ》にレベル2チューナー《ギャラクシー・サーペント》をチューニング!!」
「シンクロ召喚か・・・・!何が来るかしら」
「その雄々しくも美しき翼翻し!愛の為に敵を撃て!シンクロ召喚!レベル7《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》!!」
『ギァオオオオオ!』
《クリアウィング・シンクロ・ドラゴン》
星7/風属性/ドラゴン族/攻2500/守2000
チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、このカード以外のフィールドの
レベル5以上のモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(2):1ターンに1度、フィールドのレベル5以上の
モンスター1体のみを対象とするモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
(3):このカードの効果でモンスターを破壊した場合、
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
このカードの効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
滅茶苦茶カッコいいドラゴン出てきた?!
「はぁ?何渡しとんじゃももえ!!てか明日香さん口上!」
「《虹光の宣告者》以外のシンクロはランダムに渡したのですが・・・・きっと美しい繋がりですわね!」
そ、そんなつえーのかあのドラゴン!
「残念だけど、彼の出番はあまりないわ・・・・何故なら、私はまだまだ先へ進む!レベル7《クリアウイング・シンクロ・ドラゴン》にレベル1チューナー《ガードオブ・フレムベル》をチューニング!!」
「ま さ か?!」
「神性なる光蓄えし翼煌めかせ、その輝きで愛を勝ち取れ!!シンクロ召喚!いでよ!《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》!!!」
『ギイァオオオオ!!』
「何・・・・だと・・・?」
「ふつくしぃ・・・・」
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》
星8/風属性/ドラゴン族/攻3000/守2500
チューナー+チューナー以外のSモンスター1体以上
(1):1ターンに1度、このカード以外のモンスターの効果が発動した時に発動できる。
その発動を無効にし破壊する。
この効果でモンスターを破壊した場合、
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
この効果で破壊したモンスターの元々の攻撃力分アップする。
(2):このカードがレベル5以上の相手モンスターと戦闘を行うダメージ計算時に発動する。
このカードの攻撃力はそのダメージ計算時のみ、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
「ってふざけるなあああ!本気で強すぎるでしょが!!てか明日香さんまじでどったの!!ももえが洗脳でもした?!」
「まぁ、失礼ですわね」
「私は正気よジュンコ・・・・正気で十代のペアを勝ち取るわ!!」
そ、そこまでして俺とタッグデュエルをしてなんのメリットが?
「そうはいかないわ!十代のお相手は私よ!」
「その粋やよし、流石は我が
「ほ、ほんとに滅茶苦茶強いッス・・・・」
「ジュンコが驚くわけだぜ・・・・」
「頼むわよ!《クリスタルウィング》!!《煌星のグラム》を攻撃ぃ!〈列風のォ、クリスタロス・エッジ〉!!!」
「キャァァァァァ!!・・・・な~んて言うと思って?!」
「?!」
「《ゴッドバードアタック》を破壊してすっかり油断したようね、私が何故《エフェクト・ヴェーラー》してまで《グラム》を守ったか考え無かったのかしら!!」
おお、ジュンコがやり手っぽい!!
「答えはこれよ、罠カード《ブラック・ソニック》!!BFに攻撃してきた時、相手モンスターを全て除外するわ!!」
「な、なんですって?!」
「これでそっちの場は全★滅 よ!」
「そうはいかないわ!《禁じられた聖槍》!対象は《クリスタルウィング》!」
「げげっ!」
《ブラック・ソニック》
通常罠
自分フィールドのモンスターが「BF」モンスター3体のみの場合、
このカードの発動は手札からもできる。
(1):相手モンスターが自分フィールドの「BF」モンスターに攻撃宣言した時に発動できる。
相手フィールドの表側攻撃表示モンスターを全て除外する。
《禁じられた聖槍》
速攻魔法
(1):フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターはターン終了時まで、攻撃力が800ダウンし、
このカード以外の魔法・罠カードの効果を受けない。
『ハイヤァァ・・・・』
「《茶吉尼》は残念だけど・・・バトルは続行!食らいなさい!!」
《グラム》(攻2200)vs《クリスタルウィング》(攻3000→2200→4400)
『グルゥゥゥゥ!!』
『ガハァ?!』
「くぅぅぅぅぅ?!」
ジュンコ LP4000→1800
「ジュンコ!」
「やってくれるじゃない・・・・だが、私は耐えた!」
「けど《クリスタルウィング》はモンスター効果の発動を無効にして破壊する。その少ない手札で突破出来るのかしら、1枚伏せてターンエンド!」
明日香 H2 LP4000
フィールド現状
《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》(攻撃力3000)
《セットカード》
そんな効果まであんのかよ、ジュンコ大丈夫かな・・・・
「私のターン・・・・ッ!!よし、墓地の《ヴァーユ》効果発動!《グラム》と自身を除外しチューニング!漆黒の力、大いなる翼に宿りて神風を巻き起こせ!
シンクロ召喚!吹き荒べ、《BF-アームズ・ウィング》!!」
『フッシュー』
《BFブラックフェザー-アームズ・ウィング》
星6/闇属性/鳥獣族/攻2300/守1000
「BF」チューナー+チューナー以外のモンスター1体以上
(1):このカードが守備表示モンスターを攻撃するダメージステップの間、
このカードの攻撃力は500アップする。
(2):このカードが守備表示モンスターを攻撃した場合、
その守備力を攻撃力が超えた分だけ戦闘ダメージを与える。
「厳密にはシンクロ召喚扱いではないので注意ですわ」
「う、うっス・・・・」
「けどレベル6な上、攻撃力は2300!《クリスタル・ウィング》には遠く及ばない!」
「フッフーン。私と[BF]達の絆をなめてもらっちゃ困るわ、さぁおいで!《BF-竜巻のハリケーン》!!」
『フゥルルルル!!』
《BF-竜巻のハリケーン》
チューナー
星1/闇属性/鳥獣族/攻 0/守 0
(1):1ターンに1度、フィールドのSモンスター1体を対象として発動できる。
このカードの攻撃力はターン終了時まで、
対象のモンスターの攻撃力と同じになる。
「《竜巻のハリケーン》効果!シンクロモンスター1体の攻撃力をコピーする、対象はもちろん《クリスタル・ウィング》!!」
「レベル1なら攻撃力上昇も使えない、か。だったら《クリスタル・ウィング》第2効果!《竜巻のハリケーン》の効果を無効にして破壊するわ!〈ダイクロイック・ミラージュ〉!!」
『フュルッ?!』
『グルゥゥゥゥ・・・・』
なんか打ち出した風っぽいものを光に打ち消されてポンッ?!よくわからんけどとりあえず《ハリケーン》どんまい。
「ごめんね《ハリケーン》。だがこれで、私を縛る鎖はなくなった!」
「ジュンコさんもテンションハイでおかしくなってきましたわね・・・・」
「おいで!《BF-疾風ゲイル》&《黒槍のブラスト》!!」
『クールルゥ』
『イッヤフォォォォ!!』
「こ、これが[BF]流-インチキ展開ジツ!!」
「ももえに何吹き込まれたのよ。まいっか、レベル4《ブラスト》にレベル3チューナー《ゲイル》をチューニング!!漆黒の翼翻し、雷鳴と供に走れ!電光の斬撃!!シンクロ召喚!出番よ堅物!《A BF-驟雨のライキリ》!!」
『我、参上承つる!!』
「来たぜジュンコのエース!」
《A BF-驟雨のライキリ》
シンクロ・効果モンスター
星7/闇属性/鳥獣族/攻2600/守2000
いつもの。
「い つ も の ですわね、他の展開もしないと飽きられますわよ?」
「誰によ!十代はそんなこと言わないしぃ!ええい《ライキリ》効果!自分以外の[BF]の数だけ相手のカードを破壊する!対象は《クリスタルウィング・シンクロ・ドラゴン》!!〈天翔黒雷刃〉!!」
『じ、ジュンコ殿?!ノリノリですな!!』
『グォォォォ!』
《ライキリ》の雷刃が《クリスタルウィング》を切り裂いた・・・・なんやかんやで一番出番多いよな《ライキリ》。あれかな?信頼の裏返しなのかあの態度は
ボソ「十代様?あれが流行り(?)のツンデレ、ですわよ?」
?!
「もらったぁ!《アームズ・ウィング》でダイレクトアタック!〈ブラック・チャージ〉!!」
『シュー!!』
「キャア!・・・・やったわね!!」
明日香 LP4000→1700
「いっけぇ《ライキリ》!敵軍大将を討ち取るのよ!!」
『ぎ、御意!』
「そっちは通さないわ!リバースカード《くず鉄のかかし》!」
「ゆ、ゆぅせぇぇぇ?!」
誰。
《くず鉄のかかし》
通常罠
(1):相手モンスターの攻撃宣言時に、その攻撃モンスター1体を対象として発動できる。
その攻撃を無効にする。
発動後このカードは墓地へ送らず、そのままセットする。
「打ち損じたでござるな・・・・ターン終了よ」
ジュンコ H0 LP1800
フィールド現状
《アームズ・ウィング》(攻2300)
《驟雨のライキリ》(攻2600)
「わたしのターン!・・・・フッ、この勝負もらったわ!!《思い出のブランコ》!墓地の《ブレードスケーター》を特殊召喚!そして《融合呪印生物-地》を召喚!効果発動!他の融合素材モンスターと場で融合する!行くわよ、《サイバー・ブレーダー》!!」
『ハアッ!!』
「実際は融合召喚扱いではないのでやっぱり注意ですわ♪」
「ももえさん解説多いッスね・・・・」
《思い出のブランコ》
通常魔法
(1):自分の墓地の通常モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
この効果で特殊召喚したモンスターはこのターンのエンドフェイズに破壊される。
《ブレード・スケーター》
通常モンスター
星4/地属性/戦士族/攻1400/守1500
《融合呪印生物-地》
効果モンスター
星3/地属性/岩石族/攻1000/守1600
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
フィールド上のこのカードを含む融合素材モンスターを生け贄に捧げる事で、
地属性の融合モンスター1体を特殊召喚する。
《サイバー・ブレイダー》
星7/地属性/戦士族/攻2100/守 800
「エトワール・サイバー」+「ブレード・スケーター」
このモンスターの融合召喚は上記のカードでしか行えない。
相手のコントロールするモンスターが1体のみの場合、
このカードは戦闘によっては破壊されない。
相手のコントロールするモンスターが2体のみの場合、
このカードの攻撃力は倍になる。
相手のコントロールするモンスターが3体のみの場合、
このカードは相手の魔法・罠・効果モンスターの効果を無効にする。
「うっげ、この状況って・・・・」
「そう、貴女ならよくわかっているわね?相手フィールドにモンスターが2体の場合、《サイバー・ブレーダー》の攻撃力は2倍になる!〈パ・ド・トロワ〉!!」
《サイバー・ブレイダー》(攻 2100→4200)
「そ、そんなぁ~」
「バトルよ!《サイバー・ブレイダー》!《アームズ・ウィング》を攻撃!!〈グリッサード・スラッシュ〉!!!」
vs《アームズ・ウィング》(攻2300)
『フシャー!!』
「イヤァァァァァ!!」
ジュンコ LP1800→-100
「やったわ!私の勝ちね!!」
「うぅ、こんなハズじゃあ・・・・」
『じゅ、ジュンコ殿ォ・・・・おいたわしや(いやしかし、我には有利か?)』
「まぁまぁ、いいデュエルだったぜ?ガッチャだ!」
「じゅうだ~い・・・・」
うっ、その顔は止めて欲しいんだが・・・・
「これでタッグパートナーはわたしね、十代!」
明日香超笑顔。
うう~ん、これは断ったらヤバそうだよなぁ、ジュンコにも明日香にも角が立たない方法は無いものか・・・・・・・そうだ!
「あのさ?やっぱ悪いんだけど俺は翔と組むよ、」
「「なっなんですとぉ?!」」
ハモった、仲良すぎだろこいつら
「元々俺と翔が組むハズだったんだし、翔も特訓してきたんだろ?きっと大丈夫さ!!」
「あ、アニキィ・・・・」
「まぁ、こんな女子二人に迫られて友情ルートに走るなんて・・・・!」
友情ルートってなんだよ?!
「クッ・・・・」
「むぅ・・・・」
あ~やっぱり失敗だったか?二人とも怒って・・・・
「どうやら今回は引き分けのようね、ジュンコ!!」
「そうね、だが次こそは決着をつけるわ明日香、さん!!」
へっ?デュエルに勝ったのは明日香・・・・
「ずっと気になっていたのだけど、さん付けはやめない?わたしだけのけものな感じがするのよね・・・・」
「そ、そう?じゃあ明日香!次こそ白黒つけましょう!!」
「ええ!!」
ジュ&明日<ガシィッ
なんか、堅い握手交わしてる・・・・ま、この場は収まったからいっか?
「まぁまぁ、殴り合いの末に深まる友情ですわね!!ではわたくしも参戦致しますか・・・・明日香様!デュエルですわ!!」
「いいわよ!特訓の成果、貴女にも感じさせてあげるわももえ!!」
「じゃ~私は・・・・翔クン!!十代の足引っ張ったら承知しないんだから!!私が直々にしごいてあげる、構えなさい!!」
「えー?![BF]とッスかぁ!?」
「「デュエル!!」」
「「デュエル!!」」
「ずっ、ずりぃぞお前ら!俺にもデュエルさせろぉ!!」
「おいでませ!無慈悲なる白銀の神槍!《氷結界の龍グングニール》!!」
「負けないわよ!孤高の薔薇よ、ここに開花せよ!《月華竜ブラック・ローズ》!!」
「ちょっ、鬼畜過ぎですわ?!」
「あーもうヤケっす!《HSR・チャンバライダー》!!」
「あんたもシンクロかーい!!ぶっ飛ばせぇ!《BF-星影のノートゥング》!!」
こうして平和(?)な午後は過ぎていった。
この時は誰も思いもしなかった、まさか、制裁タッグデュエルがあんなことになってしまうなんて・・・・・
つづく~、らしいぜ?
もも「今回はおまけコーナー無しですわ、駄作者が流石に寝不足で力尽きたので・・・・ミスなどもしあったら指摘おねがいしますわ」
ジュ「誰も期待してないけどね。てかそもそも寝不足なら更新自重しろよ、馬鹿なの?てか最後にさ、明日香が月華竜とか使ってるけど私出されてたらその時点で負けてたんじゃね?」
もも「それが、明日香様に《クリスタルウィング》は《クリアウィング》の進化系と説明したら、ちゃんと素材にしないと出せないと勘違いしてたらしくて・・・・あと、出したかったらしいですわ」
ジュ「素直か!てかテキスト読めばわかるじゃん!!」
もも「そんなわけで、次回もあったら宜しくですわ~」
ジュ「ナガシター・・・・」