遊戯王GX レイヴンズ-鳥使い共   作:トランス・D

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どうも、涙雨のチドリが格好良かったので更新しました

前回ほど吹っ飛んでいませんがよければどうぞ


2羽 あの兄妹のカードは人気のわりに扱いが不憫すぎる

-十代ファースト・コンタクト計画()翌日ー

 

 

「おーッス、ジュンコ~!話ってなんだ~?」

 

 

 

放課後ー夕陽がよく見えるこの場所・・・・私は十代を人気の無い屋上に呼び出していた。昨日ちゃっかりPDAの番号はゲッツしといたのだ!

 

 

 

「あ・・・・あのね?遊城クン」

 

「なんだよ、他人行儀だな~。決闘したらもう友達だろ?十代でいいって!」

 

「!!じゃ、じゃあ!十代!」

 

「お、おう?!」

(なんだか嬉しそうだな・・・)

 

「そ、その~・・・・ッ。じ、実は私!!」

 

「うん?」

 

 

 

言え!言うのよジュンコ!昨日帰った後、あんなに練習したじゃない!!(脳内で)

女は度胸よ!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 「・・・・夏休みに、パック買ったら珍しいHERO出たんだけど欲しい?」

 

「おっ、まじかよ?見せてくれ!」

 

 

「「「・・・・・・・・」」」

 

 

「「「なんじゃそりゃーい!!!」」」

 

 

「キャァア?!な、何してるのよアンタ達!」

 

 

 

なんか明日香さんとももえ、丸藤翔までいるし?!え、見てたわけ?物陰からずっと見てたわけ?!

 

 

 

「ジュンコさ~ん、そこは貴方のことが~モニョモニョ、じゃないんですか?!」

 

「なんかガッカリッス・・・・」

 

「そうねぇ・・・・このシチュエーションで、顔赤くしてモジモジしてたら普通そう思うわよねぇ」

 

 

「なんでそうなるのよ!てかなんで居るの?!」

 

「え、今日の授業中ジュンコさんずーっと上の空でしたし・・・」

 

「昼休みになんかニヤニヤしたり、悩んだりしながらPDAと向かい合ってて・・・。」

 

「放課後全速力で居なくなったので、容易に想像出来ましたわ」

 

「そこでたまたま出会った僕が、兄貴が「チョット昨日のジュンコに屋上呼ばれたから行ってくるぜ!!」って言ってた話を二人にしたんスよ」

 

「期待して来てみたら・・・・残念ですわ~。」

 

 

「何残念がってんのよ!ち、違うからねぇ?!私はたまたま見たことないHERO当たったこと思い出してね?!どうせ私使わないし!コイツくらいしか使い手知らないから譲ってあげてもいいかなって、ね?」

 

 

「「「フ~ン・・・・」」」

 

 

 

3人共、ジト目だと・・・・?!お、おのれ丸藤翔!余計なことをしおってぇ・・・・つかなんで意気投合してんのよっ!

 

 

 

「それよりさ!その珍しいHEROっての見せてくれよ!」

 

「う、うん」

 

 

 

純粋で助かるとゆうか、残念とゆうか・・・・。

 

 

 

「はいコレ」

 

 

【E・HERO エアーマン】

【E・HERO キャプテン・ゴールド】

【E・HERO シャドーミスト】

【E・HERO ブレイズマン】

【E・HERO ノヴァマスター】

 

 

「おお~、どれも見たこと無いHEROばっかだぜ!」

 

 

 

キャァァァァァァァァッ!!顔が、顔が近いわ十代さん!!なんで横から覗くのよありがとうございます!!心臓バクバク鳴ってんだけどばれてないかなこの距離?!いやもういっそばれろ!!

 

・・・・見たこと無くて当然だ、カミサマからの輸送品(前世の私が持ってたカード)なのだから。HERO作らないけど鑑賞用に師匠からパクっといて良かったぁ~。

おっといけないいけない、作戦に移らなければ・・・・。

 

 

「ど、どう?貴方が欲しいなら譲ってあげてもいいわよ?」

 

「おおっ!マジかよ?!」

 

「た、だ、し、私に決闘で勝ったらね?1回勝つ度に1枚。何かと交換したげるわ」

 

 

 

う~ん、ちょっと露骨過ぎたかなぁ?見方変えたら嫌な女よねぇ私・・・。

 

 

 

小声「あれって、ただ兄貴と決闘したいだけなんじゃないっすか?」

 

小声「モノで釣るとは、ジュンコさん・・・・案外セコいですわね」

 

小声「やめて二人とも、ジュンコなりに精一杯の作戦なんでしょう。あの娘が素直に好意剥き出せるわけないわ、端からみたらバレバレな所が可愛いじゃない。しかし、ジュンコが十代をねぇ・・・・」

 

 

 

聴こえてるんですよー!だから人気の無い場所に呼んだとゆうのにっ!てか明日香さん、現時点じゃ十代への興味薄い?わざわざ呼びつけてデュエルしたくせに・・・・ハッ!まさか正嫁の余裕か!?(錯乱)

 

 

 

「えっ?お前と決闘も出来て、さらに勝ったら特典付きだって!?よっしゃー!早速やろうぜ!!」

 

「待って待って!・・・・もふたつ条件よ」

 

「ん?何だよ。」

 

「挑戦は1日3回までにしてちょうだい、私が持たないわ(理性的な意味で)。あとデュエルする場所は人目のつかない場所でおねがい」

 

「構わないけど・・・どうしてだ?」

 

「昨日使ったコ達はあまり人前で使いたくないのよ。・・・・珍しいカードらしくてね?この学園、残念ながらレアカードと知るや狙って来る奴いるのよ。【ハーピィ】でなら何処でも相手したげるけど、アンタはBF(ブラックフェザー)達とも戦いたいんでしょう?」

 

「そうだな~、ハーピィも気になるけど・・・・昨日のアイツら凄かったもんな~。特にゲイルって奴、スッゲーお前になついてたもんな?」

 

 

 

ゲイルが?なついてた?ホワァィ?

 

 

 

「へっ?なんの話よ」

 

「えっ?!・・・・わ、わりぃ何でもないぜ!ともかくさ、ここにいる皆は昨日見てたから問題ないだろ?決闘しようぜ~!!」

 

「う、うん」

 

 

なーんかはぐらかされたわねえ・・・。

 

 

「「デュエル!!」」

 

 

「微笑ましいわねぇ~。」

 

「ですねぇ~。」

 

「兄貴、羨ましいっス。」

 

 

 

 

 

 

 

 

≪バブルマンが原作効果だと?!インチキ効果も大概にしろ!!≫

 

 

 

 

 

 

 

「さーて、今日はどの子達使おうかしら?」

 

 

 

翌日の放課後、私はまた十代を呼び出してデュエルの約束をしていた。

しっかしシンクロ使って二勝一敗かぁ・・・流石主人公とゆうかなんとゆうか。

悔しいけど、以前まで(記憶が戻る前)の私じゃ全然敵わなかったわねきっと、ドロー力が違い過ぎるわ。

HEROのストックはまだまだあるけど、あんま負け続けて愛想尽かされたくもないし、十代に俺ツエー某にもなってほしくはない。あくまでカードは口実だ。

目安は1日1敗まで、勝率7~8割ね!気を引き締めていくわよ!

 

 

 

「ようジュンコ!今日も楽しもうぜ!」

 

 

 

うーんこの、清々しいまでのデュエル馬鹿。笑顔が眩しいっ!

そーだ、今日は森の奥で回りに誰もいないからxyzのデッキでも使おうかな?使わなくても戦えるっちゃ戦えるけど。

 

 

 

「あ、居ましたよ万丈目さん!枕田です!」

 

 

 

・・・・・・あ?

 

 

 

 

「やぁ、探したよ枕田ジュンコ。まさかこんな森の中に居るとはねぇ・・・」

 

「おっ、万丈目じゃないか!どうしてここに?」

 

 

「チッ、ドロップアウトも一緒か」

 

 

 

うっわぁ~万丈目君だぁ~、私とももえには明日香さんの友人って理由で微妙に紳士ぶる初期万丈目君だぁ~。

 

 

 

「まぁいい、今回は貴様には用はない。用があるのは君だ、枕田ジュンコ君」

 

 

 

クンづけに違和感しかねぇ~正直苦手だわ万丈目君。

サンダー化してくれたほうがよっぽど面白格好いいっての。

 

 

 

「何よ、私アンタ達になんかした記憶ないけど?」

 

「とぼけるな!俺に一昨日ワンターンキルなんかかましてくれやがって!」

 

「あ、あんた誰だっけ?」

 

「慕谷だ!中等部からの同級生だろ、覚えろよ!」

 

 

 

あ~こいつ万丈目君の取り巻きだったっけ?興味無さすぎて名前とか知らなかったわ。

 

 

 

「で?ワンキルかましたくらいで何よ。万丈目君に仕返しでもしてもらう気?ちっちゃい男ね」

 

「そんなつもりはない、ただもう一人の友人、取巻も、君に昨日の実技で瞬殺されたらしくてね。・・・・失礼だが中等部までは、そこまで強くなかったと思っていた。そこでイカサマでもしてるんじゃないかと」

 

「ふ~ん、そんでイカサマ防止の見張り?アンタって意外と友達思いだったのね。取巻ってのはこないの?」

 

「昨日から部屋に閉じ籠って震えている・・・・「ハーピィ怖い、ハーピィ怖い」と連呼しながらな」

 

 

 

メンタル弱っ?!ただ狩場張って後ろ割ってハーピィ並べてオラァ!しただけじゃない。

 

 

 

「ともかくだ!取巻の仇も俺が討つ!今度はイカサマなんかさせねぇ!」

 

 

 

あー面倒くさっ、イカサマなんかしないってのに。そんなことしたら師匠(元y)に頭グリグリされるっての、女子にも容赦ないんだからあの人。

 

 

 

「しょーがないわねぇ、受けてあげるわ。万丈目君、イカサマ防止に横から見ててもいいわよ?後ろは止めてね手札見えるから」

 

「了解だ。手札を教えて、こちらがイカサマをすると思われるのも癪だしな」

 

「おお~、そういや結局【ハーピィ】はまだ戦ってるとこ見たことないな!楽しみだぜ!」

 

 

 

ふっ、十代に応援されるだけで負ける気がしないわ・・・・。またサクっと終わらせてやる!

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

「後攻ワンキルが嫌なんでしょう?先行はもらうわよ、私のターン!!」

 

「チッ、いいだろう」

 

 

さってと・・・・あ、あるぇ?デッキ間違えた?!【ハーピィ】じゃないしこれ!!

ヤバイって!十代に使おうと思ったデッキそのままだコレー!!

 

 

 

「ん?どうした、顔色が悪いが」

 

「なっ、なんでもありませんことよ?!ホホホホ・・・」

 

 

 

れれれ冷静になれ私、万一に備えあらゆるデッキは微調整済みよ。普通にやってもなんとかなるわ・・・多分。

 

 

 

「私は《ブリザード・ファルコン》を召喚!」

 

「何ィ、【ハーピィ】デッキじゃないだと?!なめやがって!」

 

「おっ、また新しいデッキかよ。ジュンコ!」

 

「アンタに使う予定だったんだけど間違えたのよ・・・、お楽しみ奪ってごめんね?」

 

 

 

今回は某鮫妹様イメージの、水属性鳥獣中心デッキである。なぜ《ブリザード》でカテゴリー化しなかったコ●マイ!!かわいいから使うけどな!

 

 

 

「へっ、落ちこぼれのレッドと随分仲が良いようだな!ブルーの恥さらしめ!!」

 

 

 

・・・・・ああん?!

 

 

 

「ちょーっと聞き捨てならないわねえ、アンタ・・・・凍らすよ?」

 

「ヒッ?!」

 

「私ごときにワンキルされるアンタより、十代のほうが・・・・よっっっっぽど!十万倍は!!強いっての!!!」

 

 

「ま、枕田はあんなキャラだったか?以前から気が強い女とは思っていたが・・・」

 

「さ、さぁ~友達になったの最近だしな俺は、おっかね~・・・・」

(俺も初見ワンショットキルだったことは黙っておこう)

 

 

 

こいつは潰す、慈悲はない。

 

 

 

「魔法発動、《愚かな埋葬》!デッキから《大皇帝ペンギン》を墓地へ置き、《死者蘇生》!おいでっ!《大皇帝ペンギン》!!」

 

 

《おろかな埋葬》

通常魔法

(1):デッキからモンスター1体を墓地へ送る

 

 

《大皇帝ペンギン》

効果モンスター

星5/水属性/水族/攻1800/守1500

このカードをリリースして発動する。

自分のデッキから「大皇帝ペンギン」以外の

「ペンギン」と名のついたモンスターを2体まで特殊召喚する。

 

 

 

「なんだ?様子と違って随分かわいいのが出てきたな。」

 

「フフフフフ、今は黙して死を待て不届き者。《大皇帝ペンギン》は自身を生け贄に、デッキからペンギン2体を呼べる!行くわよ、《ガード・ペンギン》!《ペンギン・ナイトメア》!」

 

《ガード・ペンギン》

効果モンスター

星4/水属性/鳥獣族/攻 0/守1200

カードの効果によって自分がダメージを受けた時に発動できる。

このカードを手札から特殊召喚し、

受けたダメージの数値分だけ自分のライフポイントを回復する。

 

 

《ペンギン・ナイトメア》

効果モンスター

星4/水属性/水族/攻 900/守1800

このカードがリバースした時、

相手フィールド上のカード1枚を選択して持ち主の手札に戻す。

また、このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、

自分フィールド上の水属性モンスターの攻撃力は200ポイントアップする。

 

 

 

「ば、ばっかじゃねーの?先行1ターン目で大量展開してどうするんだよ!」

 

「・・・《ブリザード・ファルコン》効果発動!自身の攻撃力が高い場合、相手に1500ポイントのダメージを与える!現在、《ペンギン・ナイトメア》の効果で全水属性の攻撃力は200上昇している!<ブリザード・ガスト>!!」

 

 

《ブリザード・ファルコン》

効果モンスター

星4/水属性/鳥獣族/攻1500/守1500

このカードの攻撃力が元々の攻撃力よりも高い場合に発動できる。

相手ライフに1500ポイントダメージを与える。

この効果はこのカードがフィールド上に表側表示で存在する限り1度しか使用できず、

「ブリザード・ファルコン」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

「なっ?!ぐぁぁぁぁぁ!!」

 

 

慕谷 LP4000→2500

 

 

「さ、寒そ~・・・・」

 

「効果ダメージで来たか、先行ではなかなか有効的な手だな」

 

 

「カードを2枚セットしてターンエンド・・・。」

 

ジュンコ H1 LP4000

 

フィールド現状

《ブリザード・ファルコン》攻

《ガード・ペンギン》守

《ペンギン・ナイトメア》守

セットカード

セットカード

 

 

 

「お、俺のターン!」

 

「スタンバイフェイズに罠オープン《ダイヤモンド・ダスト》!!」

 

 

《ダイヤモンド・ダスト》

通常罠

フィールド上の水属性モンスターを全て破壊する。

その後、この効果で破壊され墓地へ送られた

水属性モンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。

 

 

 

「はぁ?!」

 

アンタに自由はない。

 

「全フィールドの水属性モンスターを全て破壊し、その数×500ダメージ!!凍てつけぇ!!」

 

「ギャァァァァァ!!」

 

取巻 LP2500→1000

 

「む、むちゃくちゃな戦術だ。」

 

「ざ・・・残念だったな!俺の手札には《巨大化》と《ゴブリン・エリート部隊》!これでがら空きのお前は・・・」

 

「・・・しゃべるな馬鹿、【激流蘇生】」

 

《激流蘇生》

通常罠

自分フィールド上の水属性モンスターが

戦闘またはカードの効果によって破壊され墓地へ送られた時に発動できる。

その時に破壊され、フィールド上から自分の墓地へ送られたモンスターを全て特殊召喚し、

特殊召喚したモンスターの数×500ポイントダメージを相手ライフに与える。

「激流蘇生」は1ターンに1枚しか発動できない。

 

 

「・・・へ?」

 

「破壊された全水属性モンスターを復活、その数×500ポイントのダメージを与える」

 

「う、嘘だろぉぉぉぉ?!」

 

慕谷 LP1000→0

 

 

「今度十代をコケにしてみなさい・・・・・これ以上に残酷な負けを体験させてやる!!」

 

 

慕谷<チーン・・・・・

 

 

「わ、ワンターンキル・・・だよな?」

 

「遊城十代、貴様も厄介な女に好かれたものだな・・・」

 

 

 

あっ、また私やり過ぎちゃった感じ?

・・・・・・ま、いっか。十代を馬鹿にした罰よ罰!

 

 

 

「クククッ、奴から話を聞いた時は半信半疑だったが、こいつは予想以上の決闘だ・・・・!」

 

「えっ、万丈目君?」

 

「この俺様が、わざわざ不正の監視程度のために腰をあげるはずがなかろう。ある奴に頼まれてな、枕田ジュンコ。貴様にデュエルを申し込む!!」

 

 

 

えー?!やっと邪魔者片付けて、十代とのイチャイチャタイム(願望)に入れると思ったのに!!

 

 

 

「・・・お断りしても?」

 

「ジュンコ!決闘者(デュエリスト)なら挑まれた決闘は受けなきゃ駄目だろ!!」

 

 

 

くっ、流石は決闘馬鹿類決闘馬鹿科の頂点!断ったら十代の好感度がダウンしてしまう・・・・・これでは逃げ場が無い、卑怯な!!

 

 

 

「しょーっがないわねぇ!受けますよ、受けて立とうじゃない!!」

 

「フッ、いい返事だ。俺様はそこでくたばっている奴のようにはいかんぞ!!」

 

 

 

あんな(地獄)デッキで中等部の頂点ですもんね~、ある意味最強なのは知ってんのよ!

 

 

 

「「デュエル!!」」

 

「先行はもらうぞ!モンスターとカード2枚をセットして終了だ!」

 

万丈目 H3 LP4000

 

 

あら意外、堅実な初手ね・・・。勢いでデッキそのままなのよね、どう攻めようかな。

中等部時代に何度か勝負した結果、1回も勝てたことないよのねぇ・・・・。あっち(前世)じゃ地獄デッキ(爆笑)とか言ってたけど、流石メインキャラは違ったわ。

 

 

 

「よーし、まずは《予想GUY》!デッキから下級通常モンスター、《グレート・ホワイト》を特殊召喚!そして《オーロラ・ウイング》を召喚!」

 

「あれ、ジュンコが・・・鮫?」

 

 

《予想GUY》

通常魔法

(1):自分フィールドにモンスターが存在しない場合に発動できる。

デッキからレベル4以下の通常モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

《グレート・ホワイト》

通常モンスター

星4/水属性/魚族/攻1600/守 800

巨大な白いサメ。

大きな口で噛みつかれたら逃れられない

 

 

 

某神代兄妹繋がりってことで・・・・・。決してタキ議長ではない、イイネ?

 

 

 

「この子の展開手段よ!《霊水鳥シレーヌ・オルカ》!場に鳥獣と魚族がいる場合、特殊召喚できるわ!そして召喚時に場のモンスターのレベルを全部4にする!」

 

 

 

《霊水鳥シレーヌ・オルカ》

効果モンスター

星5/水属性/鳥獣族/攻2200/守1000

自分フィールド上に魚族及び鳥獣族モンスターが存在する場合、

このカードは手札から特殊召喚できる。

この方法で特殊召喚に成功した時、

3から5までの任意のレベルを宣言して発動できる。

自分フィールド上の全てのモンスターのレベルは宣言したレベルになる。

この効果を発動したターン、水属性以外の自分のモンスターは効果を発動できない。

 

 

 

やたっ、地味に召喚条件難しくて出せると嬉しいのよねこのコ!xyz出来ないのが残念だわ。

 

 

 

「フム、先程とはうってかわって堅実なビートダウンか」

 

 

 

「もう一丁、《伝説の都・アトランティス》!水属性モンスターは攻守200アップよ!バトル!《グレート・ホワイト》でセットモンスターを攻撃!」

 

「せっかく展開してくれた所残念だが、セットモンスターは《魂を削る死霊》。戦闘では破壊されない」

 

 

《伝説の都 アトランティス》

フィールド魔法

このカードのカード名は「海」として扱う。

このカードがフィールド上に存在する限り、

フィールド上の水属性モンスターの攻撃力・守備力は200ポイントアップする。

また、お互いの手札・フィールド上の水属性モンスターのレベルは1つ下がる。

 

 

《魂を削けずる死霊》

効果モンスター

星3/闇属性/アンデット族/攻 300/守 200

このカードは戦闘では破壊されない。

このカードがカードの効果の対象になった時、このカードを破壊する。

このカードが直接攻撃によって相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、

相手の手札をランダムに1枚捨てる。

 

 

 

うげっ、これまた意外?!

手札の《ゴッドバード・アタック》かますしかないわね・・・・。

 

 

 

「カードを1枚セットしてターンエンド。」

「エンドフェイズに《サイクロン》!セットカードを破壊する。」

 

 

《サイクロン》

速攻魔法

(1):フィールドの魔法・罠カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

 

 

 

ぐぬぬぬ、いちいち使い所がやらしいわね!!

 

 

ジュンコ H1 LP4000

フィールド現状

《グレート・ホワイト・タキ》(攻)

《オーロラ・ウイング》(攻)

《シレーヌ・オルカ》(攻)

《伝説の都・アトランティス》

 

 

 

「最初はさぐりあいって感じだな、頑張れよー!ジュンコー!!」

 

「は、はい・・・・」

 

(なんで急に敬語・・・・?)

 

 

 

十代の応援(以下略)

 

 

 

「フン、あの決闘馬鹿は気づきもしないんだな」

 

 

 

おっしゃる通りです。てかやっぱ私って、周りから見るとバレバレなわけ?!

 

 

 

「俺のターン。クククッ来たか、まずはフィールド魔法・《カオス・ゾーン》!そして、現れろ!《トーチ・ゴーレム》!!」

 

 

 

《トーチ・ゴーレム》

効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻3000/守 300

このカードは通常召喚できない。

このカードを手札から出す場合、自分フィールド上に「トーチトークン」

(悪魔族・闇・星1・攻/守0)を2体攻撃表示で特殊召喚し、

相手フィールド上にこのカードを特殊召喚しなければならない。

このカードを特殊召喚する場合、このターン通常召喚はできない。

 

 

《混沌空間》

フィールド魔法

モンスターがゲームから除外される度に、

1体につき1つこのカードにカオスカウンターを置く。

1ターンに1度、自分フィールド上のカオスカウンターを4つ以上取り除く事で、

取り除いた数と同じレベルを持つ、

ゲームから除外されているモンスター1体を選択し、

自分フィールド上に特殊召喚する。

フィールド上のこのカードが相手の効果によって墓地へ送られた時、

このカードに乗っていたカオスカウンターの数以下のレベルを持つ

光属性または闇属性のモンスター1体をデッキから手札に加える事ができる

 

 

 

 

え、ちょ、まっ!トーチ?トーチナンデ?!こんな時期からあったの?!あ、某ヤンデレ様が使っていたのは覚えてるわ・・・、でもなしてトーチ?!

てか、カオス・ゾーンってなんだっけ。

 

 

 

「おお?!なんだこいつ!!」

 

「教えてやろうドロップアウト、この《トーチ・ゴーレム》は自分フィールドに《トーチ・トークン》を2体精製し、相手の場に特殊召喚されるのだ!!」

 

 

「あ、あら~わざわざ攻撃力3000をプレゼントしてくれるなんて!さっすがは万丈目君、紳士の極みねえ~」

 

「目が泳いでいるぞ?枕田ジュンコ。どうやらこいつの恐怖は知っているようだな・・・バトル!《トーチトークン》で《トーチ・ゴーレム》を攻撃!!」

 

 

《トーチ・ゴーレム》攻3000vs《トーチトークン》功0

 

 

 

あ、あれ~これ見たことあるパターンだ~。

 

 

 

「グッ、」

 

万丈目 LP4000→1000

 

 

「何やってんだよ万丈目!自分でライフを削るなんて。」

 

「万丈目さんだ!これでコンボは完成した、速攻魔法・《ヘル・テンペスト》!!」

 

 

ぎゃー!!嘘でしょお?!ライフ8000ならともかく、4000のこの世界で<トーチ・テンペスト>コンボなんて狙ってするぅ?!いやヘルって書いてあるけどもね!!

 

 

 

《ヘル・テンペスト》

速攻魔法

3000ポイント以上の戦闘ダメージを受けた時に発動する事ができる。

お互いのデッキと墓地のモンスターを全てゲームから除外する。

 

 

 

「3000以上のダメージを受けた時発動、互いの墓地・デッキのモンスターを全て除外する!!俺様は17体!」

 

 

「わ、私は15体」

 

 

「合計32体を除外する!!この時、《混沌空間》に32個カウンターがたまる!!」

 

《混沌空間》カオス・カウンター 0→32

 

「で、デッキのモンスター全て除外だってぇ?!すっげーぜ万丈目!!」

 

「万丈目さんだ!」

 

 

 

ヤバイヤバイヤバイ!場のこのコ達しかモンスター居ないんですけど!あとライフ1000しか無いのが希望か?

 

 

 

「さらにリバース罠《洗脳解除》!《トーチ・ゴーレム》は返してもらう!攻撃続行、《シレーヌ・オルカ》を粉砕!!」

 

《トーチ・ゴーレム》vs《シレーヌ・オルカ》攻2200

 

 

「きゃぁぁ?!」

 

 

ジュンコ LP4000→3400

 

 

よ、容赦ねえ!オルカが細切れだ!

 

 

「メインフェイズ2、《混沌空間》のカウンターを8個取り除き、(レベル)8の《闇の侯爵ベリアル》を特殊召喚!!」

 

 

《混沌空間》カウンター 32→24

 

 

 

なんか強そうなの来たし、あんなの万丈目君のデッキにいたぁ?!

 

 

 

「さらに《神秘の中華なべ》で《トーチ・ゴーレム》を生け贄に、ライフを3000回復する!ターン終了だ。」

 

 

《洗脳解除》

永続罠

このカードがフィールド上に存在する限り、

自分と相手のフィールド上に存在する

全てのモンスターのコントロールは、

元々の持ち主に戻る。

 

 

《闇の侯爵ベリアル》

効果モンスター

星8/闇属性/悪魔族/攻2800/守2400

このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、

相手は「闇の侯爵ベリアル」以外の自分フィールド上に表側表示で存在する

モンスターを攻撃対象に選択できず、魔法・罠カードの効果の対象にする事もできない。

 

 

《神秘の中華なべ》

速攻魔法

自分フィールド上のモンスター1体を生け贄に捧げる。

生け贄に捧げたモンスターの攻撃力か守備力を選択し、

その数値だけ自分のライフポイントを回復する。

 

 

 

万丈目さん H0 LP4000

フィールド現状

《トーチトークン》(攻)

《闇の侯爵ベリアル》(攻)

《混沌空間》

セットカード

 

 

(クククッ、奴には枕田をとことん追い詰めて欲しいと言われたが・・・・充分だろう、この俺に手間をかけさせた報酬は高いぞ!)

 

 

 

ベリアルって、他のモンスターに攻撃出来なくなんだっけ?トークン殴れないじゃない!・・・先に回復したのは《ブリザード・ファルコン》のようなバーン対策かな。あーもう!どうやって勝つのよ!!

 

 

 

「わ、私のターン・・・・」

 

 

「ジュンコ!諦めんなよ!!決闘は諦めたら終了だぜ!!」

 

 

 

あ、安西先生!っじゃなくて十代!!・・・・誰に負けようがすぐ開き治ってやるけども、十代の前でみっとも無い所を見せられるかぁ!!

 

 

 

「ドロー!!」

 

 

こ、このカードは!あれを使うしかない!!たとえ卑怯者の烙印を押されても、十代の前じゃ負けないわ!!!

 

 

 

「ごめんね、万丈目君」

 

「ぬ?、急にどうした」

 

 

「貴方に怨みは・・・・無いってことも無いんだけど」

 

「なんだ!言いたいことがあるならはっきり言わんか!」

 

 

 

十代との決闘を邪魔されたりとかされたりとかされたりとかされたりとか。

 

 

 

「貴方の不運・・・・それは十代の前で、私に挑んだことよ!手札から《異次元からの埋葬》除外されてる、《ゲイザー・シャーク》2枚目の《シレーヌ・オルカ》《BF-精鋭のゼピュロス》を墓地に戻す!」

 

 

 

《異次元からの埋葬》

速攻魔法

(1):除外されている自分及び相手のモンスターの中から

合計3体まで対象として発動できる。

そのモンスターを墓地に戻す。

 

 

《ゲイザー・シャーク》

効果モンスター

星5/水属性/魚族/攻1000/守1900

墓地のこのカードをゲームから除外し、

「ゲイザー・シャーク」以外の自分の墓地の

水属性・レベル5モンスター2体を選択して発動できる。

選択したモンスター2体の効果を無効にして特殊召喚し、

その2体のみを素材として水属性のエクシーズモンスター1体をエクシーズ召喚する。

「ゲイザー・シャーク」の効果は1ターンに1度しか使用できない。

 

 

 

「フン、墓地にモンスターを戻したか。だがベリアルに勝てる奴が呼べるのかな?」

 

「簡単よ!墓地の《ゲイザー・シャーク》の効果発動!自身を除外することで、墓地の水属性星5モンスター2体を特殊召喚し、それらを素材にエクシーズ召喚を行う!!」

 

 

「えっ、エクシーズ召喚?!」

 

「なんだ?!シンクロ以外にもなんかあるのか!!」

 

 

「私は、2体の《零水鳥・シレーヌ・オルカ》を特殊召喚し、オーバーレイ!!2体の鳥獣族モンスターでオーバーレイ・ネットワークを構築、エクシーズ召喚!!今その殻を突き破れ!(ランク)5《零鳥姫リオート・ハルピュイア》!!」

 

 

 

《零鳥姫リオート・ハルピュイア》

エクシーズ・効果モンスター

ランク5/水属性/鳥獣族/攻2500/守2100

鳥獣族レベル5モンスター×2

このカードのエクシーズ素材を1つ取り除き、

相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動できる。

選択したモンスターの攻撃力を0にする。

 

 

 

ふつくしぃ・・・・、出番が少ないから余計綺麗に見えるわね。

 

 

「なっ、なんなんだこいつは?!どこから湧いて来やがった!」

 

 

「悪いけど説明してあげる程、私の心中は穏やかではないわ!《リオート・ハルピュイア》効果発動!ORU(オーバーレイユニット)を1つ使い、相手モンスター1体の攻撃力を0にする!〈アーム・フリージング〉!!」

 

「ベリアルの攻撃力が、0だとぉ!!」

 

「これで貴方のフィールドはがら空き同然・・・バトルよ!《オーロラ・ウイング》!《グレート・ホワイト》!《リオート・ハルピュイア》!一斉攻撃!!」

 

 

「馬鹿なぁぁぁぁぁ!!」

 

万丈目 LP4000→0

 

 

「すっげー!!!あんな隠し玉があったなんて!」

 

 

 

・・・・つい勢いでやっちゃったんだ(白目)

 

 

 

「ぐぅ・・・お、おのれ。」

 

 

まずい!色々追求されたらめんどうだわ!!起き上がる前にとんずらよ!

 

 

「逃げるわよ十代!歩くような速さで!!」

 

「えっ?お、おぅ。・・・・急がないのか?」

 

 

 

 

 

 

 

私は十代の手を引いて、全速力でその場から立ち去った。

 

 

 

 

 

 

「くそっ、何がどうなってやがったんだ!」

 

 

 

「・・・・・お疲れ様でした、万丈目さん。」

 

 

「おお、貴様か。約束通り枕田とデュエルしたぞ、報酬を・・・・」

 

 

 

<チュッ

 

 

 

「なぁああああああああああ?・・・・き、貴様ぁ!!いったいなんのつもりだ!!」

 

(キス?キスされたのか?!!・・・・・頬にだが)

 

 

「ですから報酬です、あとはこのカードも差し上げますわ。」

 

「お、おぅ・・・・・。」

 

 

 

(フフフフフ、《驟雨のライキリ》だけでなく《リオート・ハルピュイア》まで。もう間違いありませんね・・・・隼子(しゅんこ)さん。

さて、わたくしはどう致しましょうか。)

 

 

 

 

 

                            つづく・・・・のか?




また書いてしまいました、疲れてるんだなきっと・・・。


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