ハイスクールD×D ―史上最強の存在―   作:黒鬼

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はい、どうもです。

えー、みなさんコメントありがとうございます。

アットノベルズから見て下さっていた方が多数、嬉しい限りです。

勿論、初見の方も大歓迎です。

R-18……、私が書いたモノ、かなり稚拙なのですが………。

それでもよろしいのでしたら、Rー18のところに出します。

コメントお願いします。



長々とスイマセン。

では本編の方、どうぞ。








『天月、襲来(笑)』

 

 

 

 

兵藤一誠SIDE

 

 

 

 

 

 

どうも、こんにちは。

最近ワケの分からない夜型体質(なんかちょっとエロい響き)になり、

殺される夢?を2回も見た兵藤一誠です。

夢にしては痛みとか、かなりリアルだったけど…。 まあ、あんまり気にしない方向で。

 

 

いつもの様にこの愛すべき日常を謳歌していた俺だが、今日は少し驚くべきことが起きた。

 

 

今朝いつものように登校すると、

我らが2大お姉様の一人であるリアス・グレモリー先輩が俺のところに来て、

 

 

「放課後にちょっと話があるから教室に残ってて」

 

 

ですって。

 

 

マ・ジ・で・す・か!?

アレ!? もしかして告白ッスか!? 俺にもついに性春が!?←(誤字にあらず)

その光景を見て血涙を流すバカ2人はほっといてテンションMAXな俺。

もし付き合ったらあの溢れんばかりのおっぱいに……、デュフフフフ…。

 

 

などとピンク色な妄想していた矢先、何故か学校中から歓声が湧き上がる。

な、なんだ? 

皆、校庭を見てアゲアゲじゃないか。

そして女子達から黄色い声が挙がる。

 

 

「キャー! あの銀髪の男子、超カッコイイ!!!」

 

「ウチの制服着てる!」

 

「え!? 何々? 転入生?」

 

 

イケメンは死ね!!!!!

学園の王子こと木場祐斗だけでも殺意を抱くのに、

これ以上増えられると俺の青春もとい性春がっ!!!

 

………取り乱して申し訳ない。

最近、妬みやら恨みやら憎しみやら嫉妬やらでイケメンのことを聞くと

無意識に殺意が滲み出るようになってしまった。

 

 

てか何でこの時期に転入?

そう疑問に思っていると、今度は男子共からむさ苦しい歓声が。

 

 

「おい、見てみろ! あの子めちゃくちゃ可愛いぞ!?」

 

「ヤベー! ドストライクだ!!!」

 

「俺にも春がキタ━(゚∀゚)━!」

 

 

マジで!? そんなに可愛いの!?

 

 

俺は興味本位とスケベ根性丸出しで皆と同じように校庭を窓から覗く。

校庭にはウチの制服を着た見知らぬ男女。

野郎の方はどうでもいいので女の子の方を凝視する。

 

 

すると、そこには………………、

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

天使がいた。

 

 

 

 

 

 

いや、マジでそのくらい可愛いんだって。

淡い水色の長い髪、翡翠のような緑色の透き通った大きな瞳、陶器のような白くなめらかそうな肌。

あんな儚げで可憐なこ見たことないよ!  もう等身大のお人形さんみたいだね!

おっぱいも巨乳ではないが、程よい大きさという感じで美乳っぽい。

身長も高過ぎず低過ぎず、160cm前後位だろうか。

足も長いし綺麗だし、プロポーション抜群ですね。 まいったなこりゃ。

 

 

松田、元浜だけに限らず他の男子共もその美麗なる姿を見て、

この世のモノとは思えないほどのいやらしく下品で下劣で下種な笑みを浮かべている。

うん、かなり気持ち悪いな。 というか不愉快だな。

ここが街中なら通報されても仕方がないレベルの気色悪さ、もはや公害の域かもしれない。

 

 

どうせ、色々と卑猥なピンク色の妄想をしているのだろう。

当然俺もである、やはり煩悩には逆らえない。

 

 

しかし、あんな可愛い子が転入してくるのか!

いやはや、これは楽しくなってきたー!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

――10分後――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「名前は天月(アマツキ) (トキ)。 今日からここに転入することになった。 

 1年に転入した妹共々ヨロシク」

 

 

転入生が微笑みながらそう言うと、クラスの女子が一人残らず頬を赤らめていく。

 

 

我ら駒王学園モテない同盟の憎き怨敵、木場 祐斗は優しい王子様系のイケメンである。

頭も良くて成績優秀、運動神経も抜群、性格も気取らず驕らず、まさに非の打ち所がないつか殺す。

 

 

……最後の方は憎悪の余り、殺害予告に成り変わっていた気が………。

まぁ、問題はない。 願ったり叶ったりだ。

 

 

それに対して、この転入生はどうだろう?

暗雲を照らす銀月の様な銀髪、宝石のような蒼い眼、包容力ある雰囲気、大人びた微笑み。

聞かれれば十中八九イケメンと答えるだろう。

人間離れしたあまりの華麗さに、みんな息を飲んでいる。

 

 

コロス………!!!

この男だけは殺さねばなるまい。 

この学園の変態3銃士の異名を持つ我らが力、見せつけてくれようではないか。

 

 

松田、元浜も同意見のようだ。

だって、人間の出せる限界をはるかに超越したレベルの殺気を出してるもん。

え? 俺は? モチロン出してるよ? 血の涙を流しながら。

 

 

その後、転入生への質問タイム(女子限定)などが有った。

その時も転入生は微笑みながら質問に答え、女子は顔を真っ赤にしていた。

SHRが終わって授業になっても、女子たちは熱い視線を転入生に向けていたではないか。

……イケメンなんて滅べばいいのに。 ピンポイントで隕石落ちろ。

 

 

まぁ、なんやかんやで今は放課後。

俺はリアス先輩に言われた通り教室いた。

 

 

「やぁ」

 

 

ナゼキサマガココニイル?

 

 

あの憎きイケメン王子こと木場祐斗が話しかけて来やがった。

俺はお前なんかを待ってたんじゃ無いやい!

リアス先輩を待ってたんだい!

 

 

「リアス・グレモリー先輩の使いで来たんだ」

 

「お、お前が!?」

 

「うん」

 

 

ナンテコッタイ。

よりにもよってコイツかよ。 多分俺は今、死にかけのハゼのような顔になっているだろう。

ホント、何でコイツ…………。

 

 

「それと転入生も連れて行きたいんだ。 名前は知ってる?」

 

「ああ、確か…、天月 刻だったか…」

 

「天月君ね…」

 

 

そう言って木場は天月の席まで行き、

 

 

「やぁ、天月君。 僕はリアス・グレモリー先輩の使いで来たんだ」

 

「ほほぅ」

 

「僕について来てくれるかな」

 

「ヤダ」

 

 

その瞬間、空気が凍りついた…。

 

 

 

 

 

 

 




はい、三話でした。
原作主人公のご登場。 はやくもイケメン嫌われております。

えー、次回はオカ研部員達が登場、お楽しみに。

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