えー、R-18の方はもうしかるべき所に投稿いたしました。
気になる御方はハーメルンRー18の方で、
「ハイスクールD×D ――史上最強の存在―― Rー18」
とお調べください、駄文が見られますゆえ。
えー、今話からライザーさん出てきます。
完全に酷い扱いをされておりますのでライザー好きの方には、謝辞を。
では本編行きましょう。
『コレは何ですか? はい、焼き鳥です』
ある日、俺とレンがいつもより遅い時間で部室に向かうと、何やら結界が張ってあるではないか。
う~ん、中には何やら懐かしい気配と知らない気配、そしてオカ研部員大集合である。
ちなみに黒歌も転入後はオカ研に入っている。
何かの事情があるんだろうが、待つっていうのもなんだし、
俺達も一応部員なのだから文句は言われまい。
そう思った俺は結界の一部分だけを無効化し、侵入する。
――ガチャッ――
まぁ、普通にドアから入りますよ? 常識人ですから。(←絶対違う)
「「「「「「「トキ(君/さん)、レン(ちゃん/さん)!?」」」」」」」
仲イイな、お前ら。
ん? グレイフィアだ。 何でここに?
「おい人間、貴様ここに何の「久しぶりだなグレイフィア。 今日はどうした?」…ッ!」
「お久しぶりで御座います、トキ様、レン様」
「はい、お久しぶりです、グレイフィアさん」
ペコリと頭を下げ、礼儀作法の通りに挨拶をするグレイフィア。
うん、相変わらず綺麗だな。
礼儀正しくてまさにメイドさんの鏡的な。
「貴様! 人間の分際でこの俺を無視するな!!!」
いきなりこちらへと叫び散らす金髪の男。
何だこのかまってちゃんは?
気配は悪魔だ、絶望的な程の小物臭が半端じゃないんだが……。
「おいリアス、何だコレは? 新宿歌舞伎町からでも拾ってきたのか?
このアホ面のホスト崩れ(笑)は」
『プッ!』
「き、貴様ァァァァァァ!」
あ、怒った。
まったく…、今日の若者は沸点が低いねぇ。
短気は損気って言葉を知らんのか?
なんと嘆かわしい事だろうか。
それを見かねたレンが助け舟を出してやる。
「悪魔さん、此処には何か用があっていたのでしょう?
なら、そちらを先に済ませた方がよろしいのでは?」
「チッ! ……おい小娘、お前かなりの上玉だな。 それに、そこの黒髪の猫又。
お前ら、どうだ? 俺の所に来ないか? 可愛がってやるぞ?」
ニヤニヤしながらアホな事を抜かす金髪ホスト崩れ(哀)。
ここは一つ、穏便に済ませる為にもブチ殺して――
「テメェふざけんな! 部長だけじゃ飽き足らず、レンちゃんや黒歌さんまで!」
あ、イッセーがキレた。
リアスだけじゃって事ぁ、リアスの関係者? 結局誰なんだろうか。
「トキ様、レン様。この方はライザー・フェニックス様、フェニックス家の三男。
そしてリアスお嬢様の婚約者であらせられます」
「はぁ? コレが?」
俺はホスト崩れを指差し聞き返すが、グレイフィアは頷くだけだった。
「うっわ………。 リアス、お前も苦労してんなぁ………」
「ええ、まったく……」
こめかみを抑えながら深くため息をつくリアス。
こりゃ本格的にまいってんじゃん。
その婚約者(悲)がわざわざ人間界に来たって事ぁ、なんらかの厄介事か?
グレイフィアまで来るほどだ、結構な大事なのは間違い無い。
あぁー、やだやだ。
面倒事はご勘弁願いたいんだが。
えー、短めでスイマセン。
次回は状況説明と、トキがライザー弄りを楽しむ回。
お楽しみに。