【更新停止】紅次元ゲイムネプテューヌ 深紅の呪血 作:APOCRYPHA
後、ラジオコーナー(文章)のお題を求めるコーナーを活動報告内に挙げました。気が向いたらどうぞ
2017/08/25
追記
これから暫くは足りない描写などの加筆修正に努めます。
side アナザー
それぞれの準備を終えた俺達は、プラネテューヌ駅ラステイション行きの列車に乗り込み2時間程の時間を費やして、矢鱈ときっちりした区画整理が成され、工業地帯からは黒い煙が昇っているラステイションに到着したのだった。
因みに、何年か前に環境の改善があったらしく、空気清浄機が工業地帯周辺には配備されている。なので
「わあ、ここがラステイション…本当に機械がいっぱいな街なんですね!ああ!♡楽しそうだなあ。色々見て回りたいなあ……☆」
「……アイエフ、
「ああ、そう言えば、アンタはまだ見てなかったわね」
ラステイションに着いて早々に、ネプギアは普段の大人しそうと言うか、根暗そうと言うか……とにかく、普段の静かな雰囲気をぶち抜いて矢鱈とテンション高くはしゃいでいた。正直、気持ち悪いぐらいテンション高い。
その辺をアイエフに聞くと、どうやら機械オタクと呼ばれる人種だったらしい………いや、女神種?
………まあ、そんな事は棄てといて
「ほら、後にしろ………ラステイションには姉の女神を助ける準備に来てるのに、機械を観ている場合か?」
「そ、そうでした……。私達ががんばらなきゃ、
((…………泣く程嫌か))
「そう言えば、あなざーさん、これから行くアテはあるんですか?」
ネプギアの行動にちょっとイラっと来た俺は、このコンパの言葉に少しだけ救われた気分になった。
………本当に、ネプギアはやる気があるのか?
そう思いはするものの、よくよく考えたら姉のネプテューヌはもっと酷かった記憶があるのでまだマシだと思う事にする。
「あるぞ?教会の教祖だな」
「……ゲッ」
行き先を提案したら、アイエフからすごい嫌そうな顔をされた。解せぬ
「………何か問題でもあるのか?」
「いや、まあ…ここの教祖ってあんまりいい噂を聞かないのよね」
…………正直、否定のしようが無い程にまともな理由であった。
「……なら、俺は1人で教会に行く。お前らは好きにしろ」
「えっちょ……」
そんな声を尻目に、俺はラステイションの教会へ急ぐのだった。
side out
side アイエフ
「……行っちゃいましたね」
「……ま、アイツもああ言ってる事だし、私達はギルドにでも行きましょうか」
そう言って私は、ネプギア達の先導を始めた。
「そう言えば、教祖の人への悪い噂って何ですか?」
「いやまあ……気にしないで?所詮は噂だし」
…………道中、ここの教祖の事での噂をどうにか誤魔化しながら
……まあ、アイツが殆ど反論もせずに教会に向かった事から察するに、殆ど真実なんだろうなあ………………『ラステイションの英雄に首輪を嵌めて馬車馬のように働かせてる』とか『休日無しで何十時間も低賃金で働かせてる』とか『偶に鞭でしばいてる』とか言うアレ過ぎる噂……………何でそんなのが教祖してるんだろう?
次回!新しくオリキャラが出る………筈!!※アイちゃんの『噂』の教祖は神宮寺ケイのままです。