転生、魔法諸々のある地球(微妙に違うが)   作:たぬたぬたぬき

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第3話

 

はてさて、結局喧嘩をしてしまったらしい。

 

取っ組み合いの大喧嘩にまで発展したとか。傷を作ってるのはお嬢様らしくないけど、子供らしくていい……のか?まぁ何だかんだで仲直りしてお友達になったらしいのでいいんじゃないだろうか。

 

アグレッシブすぎると思うがまぁ、小学一年、年齢で言うと6歳とかそこら辺なのでそんなもんか。折角微笑ましく見守りながら話を聞いたのに、馬鹿にしていると突っかかって来た所を華麗にぶん投げてからベット上でko?したのは仕方ない。

 

関節技っていいなぁ。

 

 

 

相も変わらず平行世界というのには指も掠ってないようだ。

 

此方の思い出を直接提供しているのに……お陰で作られた物ではないことが分かったのでいいけど。正直そちらの可能性の方が高いと考えてたんだと。恐ろしいことを言うなよ。

 

何でもいいからとアイデアを適当に言ってみたのだが、果たしてあんなので役に立つのか……うーん、ないよりはマシ…なんだろーか?

 

 

 

平日の昼間っから出歩くのに段々と抵抗がなくなって来た。

 

ダメ人間まっしぐらな気がするけど……かと言って学校は、自然だけど既に行ったしなー。前世的なあれでだけど。小中高、大学から就職とかそんなまともな人生を送るつもりもないし…。悩むね、自由度が高すぎるのも問題なんだとつくづく思う。

 

プリンやケーキをかなり甘くしたコーヒーと一緒に食いながら感じた。

 

この味覚は確実に変わってるのに恋しくなるのなんなんだろ。コーヒーを入れた人ごめんなさい、風味が甘味と牛乳の味で消えちゃってます。

 

ここのマスター、この町の、明らかに元の世界とは違う法則に生きてる人の1人だ。俺が知らなかっただけで実は摩訶不思議なこともあったかもしれないけど……瞬間移動したり、ちっさい刀で何でもぶった切ったり、切る物選んだりとべらぼーに怖い。中には聞いたことあるようなのもあるけど、ガチで瞬間移動とかねーわ。

 

 

 

魔法で空を飛ぶと言えば箒に跨ったりとかだけど。

 

ここでは無しでも飛べるらしい、ちなみに気をつける点は普通に運動をする

時と同じだと思う。あんまりやり過ぎるとこう、ね、胃の中がシャッフルとか長距離走よりも酷いことになりそうだ。

 

にしてもやっぱり好きにはなれそうにない、生身、正しくは防護的なのがあるんだけど、それで好き勝手に飛ぶのは…ふわふわ感が若干気持ち悪さを呼び起こす。浮く方が幾らかマシ、足場を作るのが1番だな、重力を感じれるのがいいのかも。足の裏で踏みしめるのがいい感じ。

 


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