尾道茶寮 夜咄堂   作:加藤泰幸

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猫と茶会と花吹雪(つくも神付き)
第十二話『曜変天目茶碗 その一』


 白猫が、勝手に店に上がり込んだ。

 門前の掃除を終えた若月千尋(わかつきちひろ)が店の玄関を開けると、いつの間にやら現れた白いノラ猫が、千尋の足元をにゅるりとすり抜けて、先に店内へと入ったのだ。

 我こそは家主。そう言わんばかりの堂々とした振舞いに、千尋はつい固まってしまったが、すぐに両手で追い回す。

 白猫は鋭い眼光を千尋に向けたが、特に抵抗する事もなく店の外へ出ていってくれた。

 

 

「こんな侵入者もいるんだな……」

 去りゆく猫のお尻を眺めながら、どうでも良い関心をする。

 ここ尾道(おのみち)は、確かにノラ猫が多い都市として有名だけれど、今の侵入は初めての経験だった。

 もしかしたら、よくある事なのかもしれないけれど、茶寮(さりょう)夜咄堂(よばなしどう)で暮らし始めて、まだ半年も経っていない千尋には、その答えは分からない。

 着物の埃を払って一階喫茶スペースに入り、木製手すり付きの南窓から外を眺める。

 庭にも小ぢんまりとした門の付近にも、もう白猫の姿は見当たらなかった。

 窓から見えているのは、千光寺(せんこうじ)山から見下ろす尾道の街並みとロープウェイ、それに群青色の瀬戸内(せとない)海と向島(むかいしま)。普段と変わらない……だが、どこか安らぎを覚える風景だけだ。

 

 それにしても、人間を怖がらない猫だった。この町の猫は皆そうだ。

 山中の石段からひょろりと抜けた先にある公園なんかでは、観光客が猫を撫でているのをちょくちょく目にする。

 夜咄堂も、何か猫にあやかった宣伝をすれば繁盛するだろうか。安易に猫カフェにするつもりはないのだけれど――

 

 

 

「千尋さん、外なんか眺めてどーしました?」

 ふと、窓際のテーブルを拭いているおかっぱの少女が尋ねてきた。

「うん? 何か猫を使ってお店を宣伝できないかな、って」

「例えば、どんな?」

 清掃の手を止めずに、少女はなおも聞いてくる。

「猫グッズをたくさん店に置くとか」

「可愛らしいですけれど、お金、かかりそうですね」

 纏っている黒い着物が汚れないよう、小袖を支えてテーブルを清めていた少女――ヌバタマは、顔を上げつつ息を零した。

 名前の由来である艶やかな黒髪がさらりと揺れて、嘆息でさえ美しく思えたけれども、そんな感想の代わりに、千尋は他の宣伝方法を投げかけてみた。

 

「猫カフェにする、ってのも考えたけれど、ヌバタマ、店の雰囲気が変わるの嫌だろ?」

「お気遣いありがとうございます。そうですね。今の落ち着いた雰囲気が好きです」

「だよなあ。じゃあ、猫の形をした新メニューを考えるとか」

「千尋さん、凝った料理を作れるんですか?」

「……難しいな」

 反論の余地はない。首を横に振って客席に腰掛け、切れ長の目で店内を眺める。

 

 

 

 ――亡くなった父から受け継いだ夜咄堂は、千光寺山の中腹に位置する古民家を改装した、木造二階建ての喫茶店だ。

 大正時代から、そのまま切り取ってきたかのような素朴な店構えや、窓からの景色こそ良いけれど、石段を五分ほど上がらなきゃ辿り着けない立地が問題になっているのか、客がいない時間は長い。

 出費を切り詰める為に、厨房奥の空き部屋で暮らしているお陰で、どうにかこうにか、生活ができるくらいの稼ぎを保てている、といったところである。

 でも、このままの収入じゃいけない。先日収めた大学一年後期の学費は膨大で、店の売りあげだけでは、到底支払えなかったのだ。その時は仕方なく、父が遺した貯金を切り崩したけれど、残金で今後三年間の学費を払うのは厳しいだろう。なんとかして、店を繁盛させなくちゃいけないのだ。

 

 

「私も何か考えてみますよ。頑張りましょうね、千尋さん!」

 ヌバタマが力強い声で励ましてくれる。

 人間(・・)ではない彼女には、金銭問題の深刻さは今一つ伝わっていないんだろう。

 でも、それで良い。これは自分が考えるべき問題だ。

 それよりも、ヌバタマの前向きさを少しは見習うべきかもしれない。どうしても支払えなかったら、大学を辞めて店の経営に専念すれば良いだけなのだ。

 

「まあ、ボチボチとな」 

「ボチボチじゃ駄目です。バリバリ!」

「はいはい、バリバ……うん?」

 ヌバタマの奥……窓から見えている門付近に、人影が見えた。

 千尋の反応を受けて振り返ったヌバタマも、すぐに来客に気がついたようで、雑巾を戻しに厨房へと向かう。残った千尋が玄関前に立つと、扉は程なくして音を立てて開き、短髪の男が中へと入ってきた。

 

 

 

「いらっしゃいませ……」

 男を目にした千尋の声は、尻すぼみになってしまう。平静な表情を装ったけれど、うまくいった自信はない。

 男は、強面だった。

 短く刈り揃えられた髪と、こけた頬、そして視線の先を突き刺すような鋭い三白眼の眼付き。三十代前半くらいだろうか。

 それだけなら、ドラマに出てくるような敏腕刑事なんかを連想したかもしれない。

 だが、高価そうなストライプのスーツと、エナメル質の靴、そしてサングラスが、刑事のイメージを正反対のものに塗り替えていた。

 

「……ん」

 男の返事は唸り声のような低音で、アウトローイメージが一層加速する。

 いや待て、この男が何かやったわけじゃない。外見で判断しようとした自分を戒め、それでも硬直しそうな体を必死に動かして、男を客席に案内しようとしたところで、男の背後に、もう一人男がいるのに気がついた。

「や。千尋君」

諏訪(すわ)さん。いらっしゃいませ」

 後から入ってきた男は、常連の諏訪幸太(こうた)だった。

「お店、開いてる?」

「ええ。ご覧のとーりです」

 顎ヒゲを撫でながら、親しげに挨拶する諏訪の振舞いに、どこか安堵を覚えてしまう。

 諏訪は普段どおりの長髪にラフなジャケットといった、普段どおりの外見だったのだが、その見慣れた格好にも、安心できたのかもしれない。

 

「商店街で、友人とばったりでくわして、ちょっと喫茶店で話でもしようかって事になってね」

「と、言いますと、前の方が?」

「うん。なあ、春樹(はるき)

 諏訪の言葉を受けて、男は無言で首を縦に振る。もしかしたら気のせいかもしれないというくらい、小さな動きだった。

 

「そうでしたか。初めまして。夜咄堂の店長の若月千尋と言います」

「……小谷、春樹」

 コミュニケーションを遮断するかのように、最低限の反応だけが返ってくる。

 諏訪の友人とはいえ、やっぱり怖い人なんだろうか。

 千尋が対応に苦慮していると、背後の諏訪が、苦笑いしながら小谷の背中を叩いた。

「おい、春樹。もーちょっと愛想良くできないのか? 千尋君、反応に困ってるぞ」

「……む? これでもそのつもりだが」

「いーや。怖い」

「むう」

 男がうなだれる。強面で落ち込まれるとギャップがあって、年上とはいえ、どこか可愛く見えた。

「すまないね。こいつ、この見た目な上に凄く口下手なんで、勘違いされやすいんだ」

「口下手」

 つい、ぽかんと口を開けてしまう。

「あと、ファッションは趣味らしい」

 ……まあ、趣味ならば仕方がない。

「悪く思わないでくれ。あ、適当な席に着かせてもらうよ」

「い、いえ。お席もご案内せず、すみません」

 

 

 二人が窓際の席に座るのを見届けて、千尋は厨房に入る。

 ちょうど出てくるところだったヌバタマを制し、コップをトレイに載せて戻ると、小谷が顔を思いっきり近づけてメニューを見ていた。

「……お抹茶セット」

「あ、はい。ご希望であれば二階で()てますが」

「……いや。それより、茶菓子は君が?」

「それは、商店街の和菓子屋さんで仕入れたものですが」

「むう」

 小谷がまたうなだれる。代わりに小谷が話を続けた。

「春樹は、和菓子屋を営んでいるんだよ。向島にある店だから、行った事はないかな?」

「そうでしたか。すみません、あまり向島に行く機会がなくて……」

「用事がないと、そーなるよな。一度行ってみると良いよ。赤備(あかぞなえ)って店だ」

「是非そうさせて頂きます。小谷さん、良いですか?」

「……うむ」

 小谷が不愛想に頷く。でも、もう怖くはない。

 

「今日はその和菓子の事で……まあ、ちょっと相談があるそうでね」

 なにやら、言葉を濁している気がする。なら、立ち入らない方が良いだろう。

「でしたら、どーぞごゆっくりと。見ての通り閑古鳥ですから。……小谷さん、今度お邪魔しますね」

「うむ」

 それから、ホットコーヒーの注文を二つ受ける。

 その間も小谷は、お抹茶セットのページを、難しそうな顔で見つめ続けていた。

 

 

 

 

 

 

 

 ◇

 

 

 

 

 

 

 

 千光寺山の石段を降るヌバタマの足取りは軽やかだった。

 商店街の工芸品店に器を買いに行くだけなのに、こうも喜んでもらえると、千尋もつられて頬が自然と緩んでしまう。

「ただの外出なのに、そんなに楽しいのか?」

「ええ、とっても!」

 髪をひるがえし、くるりと振り返ったヌバタマが、はきはきと答える。千光寺山の鮮やかな紅葉を背景にした彼女は、なかなか絵になっていた。

 

 

「だって、先代の宗一郎(そういちろう)様の時代では、出かける事自体あまりありませんでしたから」

「父さんが、出かけるのを禁止してたの?」

「そうじゃありませんが、なんとなくそんな空気だったんです。私は人間社会を知らない付喪神ですから、何か変な事するかもですし、無難ではあったと思います」

「じゃあ、今は無難じゃないってわけか」

「危ない綱渡りかもしれませんね。ちゃんと見張っていてくださいよ?」

 ヌバタマは軽口を叩くと、また前を向いて軽快に歩く。

親しみを感じてくれるのは嬉しい事だ。……でも、本当に付喪神(つくもがみ)が問題を起こってしまったら、どうしたものだろうか。

 

 ――付喪神。

 約百年間、大事に扱われた茶道具には人間の気力が移る。そこへ神が魂を吹き込む事で生まれるのが、人知を超えた生命体、付喪神だ。

 客をもてなしたいという本能を備えた彼らは、父の代から、茶道具としても、人手としても、夜咄堂を支えてくれている。

 ヌバタマも覚醒してから十五年間、ずっと父を支えてきてくれたらしい。

 

 それだけ生きていれば、おそらく下手は踏まないだろう。時たま、茶道や茶道具に人間離れした興味を持つ癖はあるけれど、そこからバレる事もないはずだ。

 安心して良いはずなんだけれども……万が一が起こってしまうと、大事になるのだ。

 

 

 

 そんな緊張感を抱きながら歩くうちに、目的の店に着いた。

 商店街の角際に位置するこの工芸品店には、何度か来た事がある。

 中国地方産地の焼き物を多く扱っている店だが、これまでは興味本位で覗いただけで、品物をちゃんと見た事はなかった。

 

「ちょっと、見て回っていいですよね?」

「はいはい、ご自由に……あっ、おい」

 当初の目的を覚えているのかいないのか、ヌバタマは千尋の返事を待たずに、陳列された器を物色し始めた。

 

 取り残された千尋も、苦笑いを浮かべつつ、入口付近の器を眺める。

 紅葉の絵付けが施された抹茶茶碗やマグカップの前には「宮島焼(みやじまやき)」と張り紙がしてあった。

 最近になって、大学の陶芸サークルにも本腰を入れ始めた千尋ではあるけれども、宮島焼とは初耳である。

 張り紙に書かれた説明書きを読むと、厳島(いつくしま)神社を擁するあの宮島の事らしい。厳島神社の砂を粘土に混ぜた、縁起物の焼き物だそうだった。

 

 

 

「こんなのもあったんだ。凄いなあ」

 手を滑らせないよう、慎重な手つきで茶碗を取ろうとする。

 ――そうして、何かに集中すると、他が見えないのが千尋の悪いクセだった。

 こつり、と物音がするのと同時に、服の裾に何かが当たった感触を覚える。

 振り返ってみると、背後の棚に置かれていた縦長の花入が倒れかかっていた。

 

「わ、わわっ!!」

 慌てて手を差しだし、花入はすんでのところで受け止められる。

 ……ただし、受け止めたのは千尋の手ではなかった。

「おー、危ない。ギリギリのところだったな」

 千尋の代わりに花入を受け止めた男性が、にかっと歯を見せて笑う。

 歳は二十代後半といったところだろうか。長髪の人懐っこそうな男だった。

 

 

「すみません。助かりました」

「いーって、いーって。それより、気ぃつけてな」

 男はひらひらと手を振りながらそう告げ、店外へと出ていった。

 追いかけて、もう少し改まったお礼をするべきだろうか。だんだんと遠くなる男の広い肩幅を見ながら千尋が躊躇していると、店内から声が聞こえてきた。

 

「あらお客様、どうかしましたか?」

 ぱたぱたと足音を立てて駆け寄ってきたのは、エプロン姿の妙齢の女性だった。

 さっきの男性と大差ない歳かもしれない。軽くウェーブのかかった髪で、落ち着いた雰囲気を醸し出していた。

「さっき、品物を倒しかけたんですが、今出ていったお客さんが受け止めてくれて……売り物にすみませんでした」

 頭を下げつつも、女性の胸元に何か付いているのに気がつく。「立島真樹子(たてしままきこ)」と書かれた名札だった。ここの店員なのだろう。

 

「倒れていないのでしたら大丈夫です。お気になさらないで下さい。それよりお買い物ですか?」

「ちょっと、抹茶用の茶碗を頂こうかと」

「あら、お茶をされるのですか」

「一応は……ああ、でも、ちゃんとしたところで習っているわけじゃないんです。喫茶店をやっているもんで、茶碗もそこで使うものでして」

「抹茶を出される喫茶店、良いですね。お茶菓子も美味しく頂けそうです」

「そう言って頂けると嬉しいです。千光寺山の中腹にある夜咄堂って店なんですけれど、知りません?」

「あ……ごめんなさい。実は私、東京に住んでいて、最近の尾道の事はあまり……」

 なにか、引っかかる言葉だった。

 だがその疑問を形にする前に、店員の立島は話を続ける。

 

「元々は尾道に住んでいたんですよ。実は近々結婚するんですが、地元で式を挙げたくて帰省してるんです。その間だけでも実家を手伝っていまして」

「それはおめでとうございます」

「ふふっ。ありがとうございます。尾道にいるうちに、夜咄堂さんへも遊びに行きますね。さて、喫茶店で使うお茶碗でしたら……」

 立島はきびきびとした足取りで、店の奥へと進む。後を追うと、彼女は陳列棚の最奥で止まり、黒茶碗を手のひらで指した。

「落ち着いた茶碗も良いですけれど、今はこんな物を使ってみるのも、話題性があって良いかもしれませんね」

「これ、どこかで見たような……」

 首を捻りながら、茶碗を手に取る。

 漆黒の茶碗の中には円が無数に描かれていて、円の周囲は瑠璃色の光彩を放っていた。

 顔の近くに持ってきて眺めると、視界の大部分を茶碗に占領されたせいか、円が宇宙で輝く星のようにも感じられる。

 見る角度を少し変えるだけで、輝き方が変わるのが印象的な茶碗だった。

 

 

曜変天目茶碗(ようへんてんもくちゃわん)、と言います。最近有名になった種類の茶碗なんですよ」

「あ。テレビで見たな! 確か、すごく高いんですよね」

「確かに国宝になっている物もありますけれど、これは安価な方ですからご安心下さい。曜変天目茶碗と言いましてもピンからキリまで、ですよ」

「曜変天目茶碗ってそんなにあるんですか。国宝の数点だけかと思ってました」

「いえいえ。国宝以外にも、名家伝来の物、海外の大学教授が産地踏査の際にに買った物……もちろん中国にもありますし、それに現代日本の陶工さんだって再現を試みて、今この日も新しい窯変天目茶碗が生み出されています」

「日本でも、ですか?」

「ええ。……実は、まだ作る為の技法は完全には解明されていません。それでも、この輝きに魅せられた人達が作り続けているわけです」

 

 その気持ちは、分からなくもなかった。

 まだまだ茶碗を見る目が弱い千尋でも、吸い込まれるような輝きを感じるのだ。

 陶芸を職とする人々ならば、追いかけたくなるものなんだろう。

 例えそれが、届かぬ星を追うような事だとしても……、

 

 

「曜変天目茶碗! 良いですねえ」

 来た。

 浸っているところに、茶道具狂人がやってきた。

 会話を聞きつけたヌバタマが、喜び勇んで加わってきたのだ。

 

「あー……ヌバタマも知っているのか?」

「当たり前じゃないですか! 窯の火加減によって、偶然、もしくは人工的に現れる虹の様な円模様が特徴的なお茶碗です。元々は『窯で変わる』と書いて窯変ですが、この輝き具合から、星の総称である曜日の『曜』の字が充てられたんです。国宝級の茶碗は南宋時代の中国で焼かれた物ですね。天目の由来も、中国の天目山といわれています。この山で修行した禅僧が持ち帰ったとされ……」

「わ、分かった、分かった!」

 茶道具の話題とあらば、放っておけばいくらでも語るのがヌバタマだ。話を強引に打ち切ると、彼女は不満げに頬を小さく膨らませてしまった。

 

「なんだか、仲が宜しいようで」

 立島が愉快そうな声で言う。

「それはどーも。……ちょっと苦労していますけれども」

「苦労とはなんですか! お茶碗の勉強も、お茶には大事なんですよ」

「そーいう話じゃないっての」

 千尋が突っ込みを入れると、立島は今度は声を立てて笑った。

 なんだか恥ずかしい思いをしてしまったけれど、茶碗自体は悪くない。

 結局、当分の節約生活を自分に言い聞かせ、千尋はその曜変天目茶碗を二つ購入したのであった。




・書籍化に伴い千尋とヌバタマの関係が若干後退しております。
・骨董品屋の秋野が諏訪という男性に変わっております。

大変恐縮ではありますが、上記ご了承の程お願い致します。

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