艦これ&鋼鉄の咆哮【防空戦艦夜雨】〜夜空の防人と狩人〜   作:妖鵞夜雨

24 / 26
気がーついたらー♪
同じ話ばかり書く♪
そしていつも同じとこで詰む♪

だいたい三人称視点(人数+1の時、つまり監視カメラ目線視点)なんだよちくしょぉぉぉぉぉ!!!!!

おかげでバレンタインポシャったくっ殺状態だよくっそ。

CFA「まぁ、そのへんはいいんじゃね?あ、隣から失礼したゾ」

どうも、妖怪一足りないの女神、妖鵞夜雨です。え?なんでCFA-44氏が横にいるかって?

2/25にとあるところまでサバゲに連行されました。以上です。ハンドガン厨の立方体君の運命は如何に!(すぐ死ぬフラグ。というか死んだ。)


そしてかなり空いてしまいましたが、だいたいバレンタイン編(不発)とWar Thunderのせいです。バレンタイン編はそのうち季節無視で出します。多分。お盆編とかにリメイクされるかもだけどね!(それもポシャるフラグ)

そしてWar Thunderは5tチャレンジ……!完全無課金日本ツリー攻略チャレンジ……!(今STB-1改良、産業廃棄物ゲフンゲフン経験値ATMの作成中)

なんか知りませんけどCFAはディッカーMAXに乗ってます。第三帝国の偉大なる俯角に大変御満悦の模様。なんでや、戦車に乗れよ()



えー。本編ですが、E-1台湾撤退戦中でしたね。
陸戦メインでしたがそろそろ海に行きましょうか、ということなのでシーンをバッサリカットしました。

辻褄はあってるはずなので大丈夫かな?



という訳なんですが、今後かなりシーンカットがあります。戦闘描写がめんどくさいとかもありますが察してください。

ぶっちゃけMMDとか図説とか使いたいのが本音だが、画像容量がネック。Twitterとかに誘導して解説とか図説代わりにする手もあるけどうーんこの。。。。という状態です。なんかいい案有りませんかね……?

あ、もしかして前書きなんて誰も読まない?(来ない前提の露骨な米稼ぎ。)






1-1-G 〜撤退戦2〜

隼三型改ニ乙-改隊隊長『…交代機の空域到達を確認。隼隊、燃料枯渇にて帰投する。……たった2機だけですまない……。』

 

 

疾風隊隊長妖精『遅くなりました。ヤミネ鎮守府直属指揮下の第二飛行中隊疾風飛行隊先陣機、ただいま到着です。隼隊の……お二人さん、お疲れ様でした。道中気をつけてください。後続機は逐次空中哨戒にあたります。万が一の急襲が起きた場合は追加直掩機の五式戦闘機が、迎撃機/要撃機として呑竜、屠龍、焔龍、破龍、五式襲撃機(五襲龍)、雷電後期生産型、紫電改が発進/待機中です。』

 

爆装飛燕隊隊長妖精『同じく燕《つばめ》241-1番連合飛行旅団、アズサ鎮守府直属指揮下の第一飛行中隊全機、お嬢様方に楯突く者を消し炭にする覚悟です。……追加で韓国と中国とアメリカの海軍航空隊が今索敵飛行を行いつつなんとやらだそうです。飛行中隊、隊長機から装甲空母瑞鶴及び翔鶴へ。接触成功、我護衛任務ヲ開始ス。噴進発動機ノ発艦準備ヲ希望ス。以上。』

 

 

 

琴音t『ついに出てきたか、北の化け物鎮守府と装備の化け物……。』

 

夜雨「…?よくわからないですけど……爆装飛燕(ひえん)後期型に四式戦闘機疾風(はやて)……ね。私達のためにありがとうございます。隼隊のお二方様、直掩ありがとうございます。大いに助かりました。」

 

琴音t『お疲れちゃーん。着艦……いや、陸軍だから基地に着陸かな?とりあえず、帰投するまでが戦闘だからな。気をつけろよ。』

 

特式隼隊隊長『……了解。ありがとうございます。……あきつ丸直轄陸上機なのでどちらでも正解です。……では、どうかご無事で。』

 

四式戦隊長『……僚機へ。指定空域に到達後、高度4000~6500で周回待機。』

 

琴音t『隼も飛燕も疾風も僚機のやつも連れて後で俺のとこでも来いよ!お酒飲もうぜ!』

 

隼隊長『……そんなに飲めないけどお邪魔させてもらいます。……付近に敵機、敵営、敵姿無し。道中大雪の所あり。注意されたし。以上。……懸架銃を投棄。離脱する。』

 

四式隊長『了解。貴官の任務を引き継ぎます。'お嬢様’のエスコート、開始します。』

 

爆装飛燕隊隊長『了解。こちらは先行して低空対地索敵をします。見つけ次第問答無用で250kgをぶつけます。』

 

『……ガンポッ……投棄……破壊……か……認……。』

 

ガンポッドを投げ捨てた直線の美しい翼を陽の光に煌めかせ、洋上へエンジン音を轟かせながら夕日の彼方へと飛び去る。

 

 

爆装飛燕隊隊長『…………追伸。追加装備(パッケージ)を『2名様と1台分』準備中。後続の陸攻にて運搬す。以上。』

 

 

琴音『追加装備……んだそりゃ?(まさかとは思うが……)』

 

龍奈『……心当たりは無いのですか?』

 

琴音『……いや、あるにはある。ただ、あれは失敗作って言ってた気が……。』

 

夜雨「よく分からないですけど……。あ、……雪……。また降ってきましたね。琴音提督、この先から結構積もってるので気をつけてくださいね?」

 

琴音t『了解、しっかし冷暖房付きで椅子のクッションもよく効く。座る姿勢もしんどくない。コイツは快適だな。愛車に1両欲しいぐらいだ。』

 

武蔵「おう夜雨、話してる時にすまんがちょっと中に入れてくれ。腹減った。」

 

夜雨「はいはい。とりあえず艤装閉じてください。」

 

キューポラから足を投げ出し砲身に跨るように座る。

 

武蔵「さんきゅ。お邪魔しまーす。」

 

……豊満な二つの丘がつっかえてなかなか入らないみたいですけど私は何も見てませんよ……。なにも……。

 

 

龍奈『……うっ……いえ、大丈夫です……。とりあえず砲手席が今のところ一番広いので、そちらにどうぞ。ベーコンエッグハムサンドです。それとココアもどうぞ。』

 

 

武蔵『……助かる。いただきます。ん、うっめぇ!誰が作ったんだこれ?』

 

琴音『俺だ。流石だろ?』

 

武蔵『流石我が永遠の相棒だぜ!』

 

琴音『どやぁ!つーか、俺も食べるからくれ。』

 

武蔵『あいよ、ほれ、口を開けろ。』

 

琴音『ん、……んっ……ぬ……。流石俺。何時食べても美味い。』

 

〜戦車の中に甘ったるい空気が蔓延中〜

 

 

夜雨(……なんだろう、この……うーん。複雑な感じですね……。)

 

龍奈(……とっとと永遠の愛を誓って爆ぜろリア充……。)

 

↑※こいつら夫婦だいい加減にしろ

 

ずっきー(……き、気まずい……。)

 

 

 

 

爆装三式戦闘僚機『……お取り込み中失礼。この先不自然な複数の倒木あり。人為的に折られた物と断定。判断を仰ぐ。』

 

夜雨「……!倒木だそうですけど……迂回しますか?」

 

琴音『……なんか罠くせぇな。一本だけ転がってる木を弾いて森の中入るわ。』

 

 

夜雨「了解、直掩機各機へ。進路変更します。」

 

一番手前にある倒木を横滑りしながら弾き飛ばし、森の中の獣道に木をなぎ倒しながら突っ込む。

 

へし折られて弾き飛ばされた倒木は落とし穴トラップの上にハマり落下。さらにその上から木の上にしこたま溜まった雪が降ってくるトラップが発動。

 

ずっきー『わーお……。』

 

四式戦闘機僚機『発見した三式戦闘機へ。見事なり。大戦果だ。』

 

夜雨「ナイスでーす。」

 

琴音『ないすぅ(ないすぅ!)』

 

夜雨「雪まみれにならなくて済みましたね。とりあえず木はある程度こっちで薙ぎ払っておきますね。」

 

琴音『いや、不要だ。……お、こんな所に線路が。とりあえずちょっくら線路走るか。』

 

夜雨「了解、……直掩機各機へ。この先トンネルの中に入ります。通信途絶した場合は出入り口付近で待機をお願い致します。」

 

爆装飛燕『了解。先行して安全確保をします。』

 

疾風隊長『了解、こちらは制空権確保の確認を行います。』

 

 

 

 

一式陸上攻撃機隊『……割り込み失礼。我装備運搬中。投下目標を指示せよ。』

 

琴音『この先のトンネルの中、ピンポイント。』

 

???『了解、周囲に注意しろよ。3.2.1……スタイリッシュポイ捨て!イッちゃってー!』

 

 

 

四角い箱が三つ、3機の一式陸攻の腹に括られていた。

 

無理やり括りつけていた紐が順番に解けて落下傘が開き、拘束具の隙間を抜けて重力と空気抵抗によってトンネルが開けた口に吸い込まれるようにその三つが滑り込む。

 

下方向への重力には何故か使い捨てロケットによる減速という謎に凝ったギミックで衝撃が皆無という点について、私は理解ができないですけど……。

 

 

琴音『お見事。帰路に注意されたし。』

 

 

 

???『仕事は終わったから沖合にて待ってるみょーん。オートジャイロとかその辺は進行方向へ配置しておくお。じゃぁの〜。ノシ』

 

琴音『……相変わらずの奴だな。一応、出口は雪で塞いでおくか。夜雨、榴弾で雪崩を起こせ。』

 

夜雨「了解、HE4発、近接信管モード。トンネル上部の木。逐次薙ぎ払え!」

 

琴音『全速前進ーようそろ〜』

 

 

 

ーーー

 

真っ暗闇の中、戦車の前照灯と手持ちのライトでさっき落とされた謎の物体三つの開封作業をしている。

 

 

琴音「夜雨、探照灯の点灯よろ。手元が見えん。」

 

夜雨「了解、ライトつけますねー。」

 

琴音「なんだこれ……」

 

龍奈「翼と……エンジン?あ、取扱説明書見つけた。ペンライト貸してください〜。」

 

 

武蔵「こっちの箱のは薄いけどデカいな。……スキー板かこれは。なんか戦車の下に引け的なことを書いてあるが。」

 

ずっきー「とりあえず付けてみます?」

 

龍奈「ですね。とりあえず使い方がわかるのからやって行きましょう。ずっきー、戦車の下に入って。」

 

ずっきー「な、なんでですか?!」

 

龍奈「あんたが一番ちっちゃいからよ」

 

夜雨「サイズの問題ですねー……」

 

琴音「仕方ないね。」

 

ずっきー「アッハイ……(自分だけ妖精サイズぇ……)」

 

 

 

 

ーーー

 

 

ずっきー「こっちの金具の接続はOKです。」

 

龍奈「こっちもOK。……ピッタリね。寸分の狂いもなく。」

 

琴音「……流石だなアズサも。」

 

夜雨「その''アズサ''っていう人はどんな人なんです?ずっと気になってるんですけど……」

 

武蔵「マッドサイエンティスト(?)な提督だ。後、効率的な装備の使い方とか色々自分の身を使って調べてる変態。おまけ程度でロリコン。」

琴音「まぁ、提督の仲間ってことだ。ロリコンだけど。次、なんかよくわからんウイングとエンジンの取り付けなんだが……どうなんだ?戦車に空力パーツとか意味わからんぞ?」

 

龍奈「んーとですね、夜雨、ちょっとこっちに来て立っててくれます?」

 

夜雨「いいですけど……何するんです?」

 

龍奈「いいから。ここに立って?」

 

龍奈が指し示したのは機材の入った箱の上……

 

夜雨「え、…これ、乗って大丈夫?」

 

龍奈「大丈夫大丈夫。取説にもそう書いてありますよ。」

 

夜雨「ま、まぁ、それなら…………ヒッ!!!」

 

ガサガサガサガサガサ……モゾモゾモゾモゾ……

 

夜雨「は、箱!動いて……ッ!触手ッ?!」

 

 

私が両足を箱の上に乗せた途端にその機会が芽生えた。いや、コードやケーブルが私の艤装に絡みついてきた。後脚とか腰とかにも。

 

龍奈「わー、すっごいです……。艦長のあられもない姿……/////」

 

夜雨「誤解をするような言い方をしないでいいから助けて!!!」

 

ずっきー「……」(ポカーン

 

琴音「……ほう。思ったより胸はちっちゃい、と。」

 

夜雨「ば、バカ…ッ…///……じ、ジロジロ見ないで……///」

 

 

うねうねうねうね……。

 

配線やケーブルにより艤装と翼やエンジン的なサムシングがドンドン艤装に絡みついてくる。

 

 

夜雨「ヒイィィィィィ……!!!!気持ち悪い気持ち悪い無理無理無理無理無理ィィィィィッ!!!」

 

 

\ブッピガーン!!!/

\ブッピガーン!!!/

\ブッピガーン!!!/

\ブッピガーン!!!/

 

夜雨「……ンヒィ………ハァハァ……ッ…気持ち悪かった……。」

 

 

謎の機械……というか、こいつ……何……。

 

 

脚に折畳まれた肩ぐらいまでのサイズの翼、あと良くわからない噴出口が艤装下部にくっついていた。

 

……機能面と取説までご丁寧に表示して頂いてどうもありがとうございます本当に視界の邪魔です。

 

龍奈「……なんか、思ってたのと違いました……。」

 

琴音「……そいつは同感だな。」

 

ずっきー「思ったよりもダサい……。」

 

夜雨「……否定出来ないのが辛い。」

 

武蔵「てことはこれは私のか。どれ」

 

 

\ブッピガーン!!!/

\ブッピガーン!!!/

\ブッピガーン!!!/

\ブッピガーン!!!/

 

 

武蔵「……案外悪くは無いな。で、これどうやって動かすんだ?」

 

龍奈「えーっと、『展開時は一定以上の速度になると地面効果で滑空が出来るそうです。あとその時に主砲を撃ったら吹っ飛びます。だから撃たないでね。』と。以上。」

 

武蔵「……ゴミだな。せいぜい追加装甲として使うか。」

 

琴音「まぁ、戦車(こいつ)のエンジン部分のガードとしてなら必要十分だろ。」

 

龍奈「ちなみに艤装に付けっぱなしのパッケージ装備なので、取り外しは出来ますけど……まぁ、付けっぱなしの方がいいかと。」

 

夜雨「あれ、私のと武蔵のとでちょっと違うんですね。翼の部分が上に跳ね上がってなにかの噴出口?に似たような物が地面に向くみたいですよ。」

 

龍奈「ジャンプブーストとウォークアシストですかね?武蔵さんのにはついてない機能ですけど……。」

 

琴音「何その無駄な機能。地味にかっこいいんだけど。」

 

武蔵「羨ましいぜ。」

 

ずっきー「そろそろ行きませんか?あんまり上を待たせるのは宜しくないかと思うんですが……」

 

琴音「せやな。とりあえず夜雨は前を照らしてくれ。ゆっくり移動しよう。」

 

夜雨「了解。」

 

ーーー

 

夜雨「……この先は蒸気機関車がいい感じに塞いでいますね。琴音提督、停車お願いします。」

 

琴音『了解、シェイ式のD型とはこれまた珍しいな。脱線してるけど。」

 

 

シェイ式蒸気機関車。普通の蒸気機関車とは違い歯車を積極的に使った型式の蒸気機関で動く機関車である。

 

 

ずっきー『この型式の最大の特徴は、蒸気ピストンが一番前の車輪の左右ではなく向かって右側に集中的に付いていることですね。そしてそれを回転運動に変えてユニバーサルシャフトと傘歯車で車輪に伝達するシステムの『歯車式蒸気機関車』の代表作のうちの一つですね。んでこの型式だと……』

 

 

 

夜雨「……あんまりメタ発言したくないんですけど、本編に関係ないので解説はこの位でお願いします。」

 

 

ずっきー『そんなー!』

 

龍奈『生で見たのは初めてですね……。』

 

ずっきー『とりあえずある程度自力で動くかどうかの確認をしましょう。動かなければ最悪押せばいいですし……。』

 

武蔵「よっこいしょ。復線完了。いやー、思ったよりも重いなこれ。炭水車はちゃんと乗ってるから大丈夫だな。」

 

龍奈『とりあえず……仕事が早いですね。潤滑油が必要そうなところには注油しておきたいんですけど、油どこだっけ……』

 

ずっきー『oh(´・ω・`)...燃料あるかなぁ……』

 

 

 

 

私のやることがないようなので周囲の確認でもしましょうかね…。…あれ?気配と人数が合わない……?

 

……とりあえず今の人数を数えてみましょう。

 

私、龍奈、ずっきー、武蔵、琴音提督、あとの2人……2人?いや、もっと居る。とりあえず一番近い二人と、点検用通路側から誰か数名……

 

 

武蔵「?どうした夜雨?とりあえず脱線してるから線路に戻したんだが、なんか問題あったか?」

 

夜雨「……誰。そこの蒸気機関車の炭水車の中にいる『子』は?」

 

???「……ヒッ……」E.リボルバー銃

 

武蔵「出てこi……!!!」ムグモゴ

 

琴音「怖がらせてどうする。嬢ちゃんすまねぇ。俺らは少なくとも敵ではない!」

 

武蔵「スマン…」

 

ずっきー「あのー、、現地民の少女二人……多分姉妹ですよ。一人は寝ています。あと、私のことが見えるみたいなのですが……」

 

???『な、何このちっちゃいの……」

 

……気配が増えた。数4……殺気!

 

夜雨「全員伏せろ!りー(龍奈)、全消灯!」

 

真っ暗闇の中、数丁の銃を乱射する音がこだまする。連射が出来る銃の音……多分アサルトライフルが4丁、装弾数約30。

 

武蔵「チッ!」E.46cm砲

 

夜雨「撃つな!撃つな!提督GO!りー《龍奈》それ《戦車》乗ってカモン!」

 

ズッキー『応戦します。』

 

ずっきーが手持ちの5.56mm弾をアサルトライフルからばら撒くが転倒した貨車やメンテナンス用の通路で上手く弾を回避される。……ナイトビジョンかサーマルビジョン持ち。ならば話が早い。

 

大量の熱源をばらまけるもに、そしてとりあえず機銃……マシンガンは拡張格納領域に積んでなかったはずだから……艤装の35mmCIWSでいいか。ないよりはマシだし。

 

CIWS『35mm榴弾ベルトヴェォァァァァァァァァァァァァァッッッッ!!!』

 

手持ちサイズの35mmバルカン砲と白色のレドーム。そしてドラムマガジン。それが手の中にフィットするように持たれていた。

 

夜雨「シャベッタ……というか、咄嗟に出したんですけどちゃんと手持ちサイズになるんですね……。とりあえずこれはラッキーと見ていいんですかね?とりあえず障害物をなぎ払いましょうか。」

 

ClWS『35mm榴弾ヴェァァァァァァァァァッッッッ!!!』

 

……気の抜ける射撃音だったが威力は確かだった。

文字通り貨車が穴だらけになり火薬の匂いと肉の焦げる匂い、そして鉄の匂いが充満する。

 

???「ひっ…あ、貴方たちは…?」

 

夜雨「大丈夫、敵じゃないから銃はしまってて。武蔵!防壁を張るから二人を中に!とりあえず砲塔でいい!」

 

薄紫色の薄い幕が私と敵のあいだに広がる。

 

防壁の隙間からCIWSの砲身を差し込み引き金を引く。

 

ClWC『ヴェァァァァァァァァァッッッッ!!!ヴェァァァァァァァァァッッッッ!!!ヴェァァァァァァァァァッッッッ!!!!!!!』

 

武蔵「ほら、乗って」

 

???「……妹の方もお願いします!」

 

武蔵「勿論。とりあえず足の方持ってくれる?……んで……」

 

Clws『ヴェァァァァァァァァァッッッッ!!!!!!!…………カチッカチッ……タマギレー……』

 

……なんていうか、うん。凄くやりにくいです。気が抜けるというか、普通の動作音の方が落ち着くというか、はい。よくわかんないですけど。

 

CIWSの下部弾倉のドラムマガジンを外し、新たに弾が満タンまで入ったマガジンを取り付け火を噴かせる。

 

 

 

琴音『エンジン始動完了、いつでもどうぞ。』

 

龍奈『夜!敵詳細どうぞ。』

 

夜雨「初期数4!残り2!機銃持ち!工兵無し!乗り物1!中に人あり!」

 

武蔵『ラスト完了!どうぞ!』

 

夜雨「GOGOGOGO!」

 

琴音『サンダーランド!緊急発進!』

 

2基のガスタービンエンジンが唸り無限軌道が鉄路を削り、前に進む。

 

サンダーランドって……爆撃機だった気がするんですけど……。というか、サンダーランドっていう愛称なのね……w

 

夜雨「アンカーフック展開。引っ掛け完了。」

 

CIWSを量子化格納庫し、後ろ向きに引っ張られながら新しい装備の電源を入れた。

 

ーーー

 

 




ネタですが、実はこの話には裏話がありまして。

てっきり投稿したものだと思って次のヤツをゴリゴリ書いてたんですよね。完全に埃をかぶってました。てへぺろ☆やっちまったぜ!



ということで、急増で増発ということですね。なんでや過去の俺……。




はい。というわけで。頑張っていきましょう・・・。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。