新・外史 銀河英雄伝説   作:山桜

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お久しぶりです、山桜です。

読者の皆様には大変お待たせ致しました。
気づけばUAは4万を超え、お気に入り数も400近くとなってて、驚き、申し訳ない気持ちでいっぱいになりました。
そして今までの前書きや後書きを読むと「なんだこの作者気持ち悪っ」と思うことばかりで、本文も「この後どう書くつもりだったんですかね」と頭を傾げることもありました。
もしかしたら修正というか訂正するかもしれません。その時は追ってご連絡致します。

それでは、どうぞ。


第一〇話 主従と友と

帝国暦483年(宇宙暦792年)

1月26日

銀河帝国帝都・オーディン

新無憂宮

 

決闘から数日経った帝都の街は変わらず賑わいを見せている。だが、帝都に滞在する貴族たちの屋敷はどこかピリピリとした緊張感が漂っている。無論これは昨日の決闘の結果も理由の一つであるが、その結果をもたらした人物こそが、最大の要因と言えた。

 

ーーベルクヴァイン侯爵クラウディウス。

 

誰もが認める当世一の政務官にして、俺の父である。そしてブラウンシュバイク公爵やリッテンハイム侯爵らに次ぐ門閥貴族の準筆頭格でもある。今回の一件による貴族間の緊張は、主に後者が作用したものだった。

そもそも決闘前までにおける貴族内の勢力図から見れば、吾がベルクヴァイン侯爵家は数的優位を獲得しているとは言い難い。かといって侯爵家の権益が脅かされているというわけでもない。何故なら、たしかに常日頃から懇意にしている「良識派」とも呼ばれる、民に対して善政を行う貴族たちは全体の一割いるかいないかほどしか存在せず、それだけ発言力も大きいものではない。

しかしその中で侯爵家は、ブラウンシュバイク公やリッテンハイム侯が暗躍する後継者争いに対してもなんら行動を起こさず、むしろ仲を取り持つことでその存在意義を示してきた。

故に両者との間にも、ベルクヴァイン侯爵家との間にもさしたる揉め事もなく、むしろ両者は父上に対して少なからぬ借りすらあった。目の上のたんこぶどころか縁の下の力持ちである父上を、両者ともに無碍に扱うことはせず、これまで非常に良好な友好関係を築いてきた。

しかし、決闘への口出しを行ったことは今までになかった緊張を呼び起こすこととなる行為だった。無論これは俺が父上に仲裁を頼んだことではあるが、まさか皇帝の御名の下で行うとは思わなかった。

皇帝の口添えによってあの場を収めたことはリッテンハイム侯にとって面白くはなく、またブラウンシュバイク公からすれば今まで眼中になかった人物の登場に警戒を強めることとなる。

俺からしてみれば、ラインハルトが命を落とさずに済んだという結果のみを見つめれば上々の結果といえるが、今後を見据えての行動にはより慎重な動きを要求されることになる。軍人や識者を集めていることを知れば、叛意やあるいは皇帝陛下の後継者争いに口を出す可能性ありと受け取られてもおかしくない。

勿論、今日明日で滅ぼされかねないという程の緊急性の高いものではないが、この貴族社会において隙を見せることは、後々遅効性の猛毒のように効いてくることが多々ある。そういう意味では、現況は将来的な存亡の危機であった。

しかし当の俺はというと、その危機を頭の片隅に追いやってしまうほどの大きな疑問に頭を抱えていた。

 

(何故父上は陛下に御口添えいただけたのだろうか……?)

 

ベルクヴァイン侯爵は皇帝の信任厚き人物であることに間違いはない。だがそれはあくまで政務顧問という立場に対する信任であり、個人に対する信頼ではなかったはずだと俺は考えていた。もしも役職に対するもの以外にあるとすれば一体それはどのような繋がりなのか。

そんな折、俺はその父、ベルクヴァイン侯爵から呼び出され、新無憂宮へと向かうこととなった。

通されたのは新無憂宮の奥、「黒真珠の間」と呼ばれる広大な謁見室のその奥……。新無憂宮を奥へ奥へと歩く内に見かける人は少なくなり、呼び出された部屋「名無しの間」に着く頃には誰ともすれ違いもしなくなった。そこは廊下も薄暗く、扉に至るまでの闇が、帝国の闇のようだと錯覚させる。

その闇に飲まれかけながらも、俺は名無しの間の戸をノックした。

 

「……失礼致します」

「ああ、入りなさい」

 

扉越しに聞こえた声は妙に困憊した老人のものであった。

一抹の不安がよぎりつつも、その戸をゆっくりと開けるとそこには二人の人物がそこにはいた。両者とも俺のよく知る人物であった。

 

「父上……?そしてあ、貴方は……っ!?」

 

俺は咄嗟に手で口元を覆い、その場ですぐさま跪いた。

一人は彼の父であるクラウディウスであった。しかしもう一人は彼が予想だにしなかった人物であり、また、「貴方」という言葉で形容することさえ不敬に値する御方であった。

 

「エレン。ベルクヴァイン侯爵家の嫡子たる者が、そのように慌てふためくとは何事か」

「よいではないかクラウド。お前とて若い頃は似たようなものだったではないか」

「お恥ずかしい限りでございます」

 

クラウディウスともう一人の会話はエーレンフリートの片方の耳を通り、もう片方の耳へと抜け出てしまっていた。

それは目の前にいるそのもう一人は、「神聖にして不可侵なる銀河帝国皇帝」であるフリードリヒ四世陛下その人であったからだ。

我に返った俺は頭を垂れたまま、先ほど耳から出払ってしまった二人の会話をかき集たが、何故フリードリヒ四世がクラウディウスを愛称で呼んでいるのかはさっぱりだった。違和感はそれだけではない。声色こそ困憊したものであるが、表情からはそれを感じられない。温良恭倹な好々爺という印象を、不敬とは思いながらも感じていた。

 

「なにがなにやらわからぬという顔をしておるの」

「は、はっ。えっと、その……」

「よいよい、楽にせよ。ひとつひとつ答えてやろう」

 

穏やかな笑い声をあげる皇帝。俺にとっては、二人の親友とともに打倒を決意したゴールデンバウム王朝の頂点が、まるで庭先を飛び回る小鳥に微笑むかのように自身を見つめていた。頽廃、停滞、暗愚……。その権化にして吾が親友たちの姉と想い人を奪った張本人は、しかしそのようには感じられなかった。なにより、俺が尊敬している父が、謁見の間における国務尚書リヒテンラーデ侯のように皇帝の側に侍っている。リヒテンラーデ侯を表の宰相とするならば、ベルクヴァイン侯が裏の宰相のような印象を抱かせる。

とにかく、と頭を軽く振った。まずは情報を集めなければならない。幸いにして、フリードリヒ四世は質問に答えるつもりがあるようだ。はたして、自身が追いつめられているのか、それともただの顔合わせなのか。それを確かめるために考えを張り巡らせていった。

 

「では畏れながらお聴き致します。陛下は吾が父クラウディウスを愛称でお呼びしておりました。吾が父とはどういった関係であらせられるのか、お聴かせいただきたく存じます」

「余とクラウドか。もう何十年も前になるか」

 

皇帝はその地位と年齢にふさわしくない困憊した面持ちで、されど懐かしさを含んだ声色でクラウディウスとの出会いをつらつらと語り始めた。

 

「当時の余は形式だけの大公位に就いていた。もともと放蕩の限りを尽くしていた、自他ともに認めるどうしようもない男だった。そんな余に、父であるオトフリート五世は大公位を授けた。真意はわからぬが、無理やりにでも責任ある立場に立たせることで覚醒を促そうとしたのかもしれぬ」

 

俺はこの話を知っていた。オトフリート五世の真意はともかく、それは果たされることはなかった。大公となって尚も彼の浪費と放蕩と漁色という悪癖は直ることはなかった。

オトフリート五世は金銭において締まり屋だった。先帝は当時の帝国が数代に渡って続いた国庫の赤字を払拭したほどの国家経営手腕に長けていたが、皇帝としての義務感のためではなく半ば趣味で貯蓄を行っていた。

趣味による金銭の締めつけの矛先がフリードリヒに向くと、彼は遊蕩費の工面に苦慮することとなり、多くの高級娼婦や酒場で総計五四万帝国マルクまで膨らんでいたというのは、後代の俺でも知る有名な話である。

 

「忘れもしない。あの日、債権者の一人だった「ビュルガー」という酒場の店主に、余は返済をせまられ、這いつくばっていた」

 

吾れながら情けのない話よ、と自虐めいた笑みを浮かべるも、すぐに微かに嬉しそうな顔つきになった。

 

「『もう少し待ってほしい』と哀願していたところに、クラウドは来た。奴め、開口一番に何と申したと思う?」

「陛下、それは……」

「よいではないか。して、エレン」

 

「はっ?えぇと、『金なら私めが払いましょう』でしょうか」

 

しどろもどろとなりながらも吾が父ならばこう言うだろうという言葉を答えてみせた。しかしどうやらハズレらしく、困憊した顔つきがどこか悪戯心に溢れた顔になっていく。

 

「くくっ。クラウドはな、『殿下、金なら私が貸してあげましょう』と言いおったのだ」

「『貸してあげましょう』ですか!?」

 

大公に、それも陛下の御血縁に対して『貸してやる』とは……!堅実な父らしからぬと驚愕する他なかった。

 

「そして払い終えてからこうも言いおった。『此度の政争、吾らベルクヴァイン侯爵家は大公殿下に御味方することに致しました』とな」

 

笑いが抑えきれぬとばかりにフリードリヒの口角は上がり、声がもれていた。

 

(『この政争』とはまさか、オトフリート五世の次期皇帝争いのことか!)

 

またしても打ちひしがれるような驚愕が俺を襲った。

フリードリヒはオトフリート五世の三男であり、当時の次期皇帝の座はフリードリヒを除いた長男・リヒャルトと次男・クレメンツで争われていた。

この後継者争いはリヒャルトとクレメンツの急死によって、現在の皇帝であるフリードリヒが継ぐことで決着を見ることとなる。

 

「まさかとは思いますが父上、よもや陛下が皇帝の座にお着きになられたのは……」

「勘違いするな馬鹿もの。吾らが御味方すると申しあげたのはあくまで陰ながらであって、そのような大それたことをする訳がなかろう」

「では、あれは自然死である、と?」

「いや、あれはたがいに潰しあって共倒れしただけだ。吾らが直接手を下したということはない」

「結局此奴は、内々に立場を明らかにしただけで他に何もしよらなんだ。だが……」

 

フリードリヒはくつくつと笑う。俺はその続きを催促したい欲求を抑え、言葉を待った。

ようやく笑いが収まった頃、続きを話した。

 

「だが、此奴のことよ。大それたことをせずとも、皇帝の座を余に献上することくらい容易いことであったろうな」

 

現実に皇帝の座についた老人は絶対的な信頼と愉悦を丹念に噛みしめながら言った。

父上はそれに応えず、ただ瞑目した。

 

「何故父上は、陛下に御味方されたのでしょう」

「ふむ。簡単な話だ。私は陛下の御兄弟が嫌いであったからだ」

「お、お嫌いだった……。それだけでございますか?」

「正確に物を言えば、あの御二方の下では吾が望みは叶うまいと悟ったからだ」

 

父上の望み。

思い返せば、俺は父上が何を夢見ているのか聞いたことがない。領土経営、外交、政務、政略などで類稀なる手腕を振るう父上を、俺は無欲な人だと思っていた。そんな父上の心の中で燻っているものとは……。

問おうとしたところで、父上の方から口を開いた。

 

「吾が望みは、銀河帝国ゴールデンバウム王朝の中興の祖となること。ベルクヴァイン侯爵家によって帝国に再び、往年の栄華を取り戻すことである」

 

それは大志であった。

ラインハルトの望みが宇宙をその手に掴む大望であるならば、父上は野望を踏み越えた大志。

形も方向性も違えど、ラインハルトと並び立てるだけの大器がそこにはあった。

 

「ベルクヴァイン家を、中興の祖とする……」

「そうだ、それこそが吾が生涯を賭すに足るだけの一大事業であると確信したのだ。それが私の代で叶わずとも、お前にそれを叶えさせてもよかった。そのためにお前には門閥貴族としての教育だけでなく、幅広い知識と知恵を得てもらいたく、自由にさせたのだ」

 

知らなかった。

父上が野心家も真っ青なほどの大志を抱いていることも。その手腕を私欲によるものではなく、国益のみを見据えて振るっていたことも。

「余はな」とフリードリヒが静かに話し始めた。その相貌に先ほどの明るさはなく、苦虫を何十匹と噛み潰したようだった。

 

「余は子に恵まれなんだ。六人の妻を娶り二八回身篭らせた。だが六回は流産、九回は死産、無事に生まれたのは半分足らずの一三人。それも生まれてすぐ四人、成人するまでに五人、成人したのも、ルードヴィヒを合わせて三人死んだ。残ったのはブラウンシュヴァイクに嫁いだアマーリエとリッテンハイムに嫁いだクリスティーネだけであった」

 

門閥貴族ならば誰もが知ることである。

親類縁者同士の子は何かしらの遺伝子的欠陥を持つという話が、人々が地球という一惑星から旅立つ前から云われていたことらしい。それが本当ならば、流産や死産は当然であったのかもしれない。

それでも、その数はあまりに異常だ。それも娶った妻は全員が親類ではないのだ。二八人中、二五人全員が自然死とは到底考えられない。

フリードリヒは静かに首を振った。

 

「余を凡庸と呼ぶ者、余を軽視する者がそれこそごまんといることくらいは知っておる。だが余の子らに罪はないのだ。あるとすれば余が、皇帝たる余が身篭らせたことにある。ならば余を誅すればよい。だが皆、余の子を狙う」

「…………」

 

もしかすれば、フリードリヒは孤独を恐れていたのかもしれない。

リヒャルトとクレメンツは優秀な人物であったと伝え聞く。それに比べフリードリヒは凡庸で、誰も皇帝になるとは思わず、ほとんどの貴族は二人のどちらかを推した。

子を作ろうとしたのは、この老人なりの自己承認欲求の満たし方だったのかもしれない。

だが子が増えれば、それこそ嫡子が生まれてしまえば、それまでに生まれた娘たちは後継者争いから外れてしまう。

先年、皇太子のルードヴィヒが死んだのもおそらく謀略だろう。ルードヴィヒには嫡子がいるが、まだ幼い。フリードリヒが死ねば本来ならばその嫡子が第一後継者だが、今のままでは難しいだろう。

 

「余は子に恵まれなかった。だが、クラウドという友には恵まれた。この上クラウドまで喪うことは余は耐えられん」

「……故に、私は国務尚書に、宰相にはなれなかった」

 

二人の面持ちは暗雲に飲みこまれていた。

順当にいけば、重用し、功績を重ねた父上をフリードリヒは国務尚書や宰相とし、半ば全権を父上に託して父上がゴールデンバウム王朝を復興させる腹づもりだったのだろう。

しかしフリードリヒは恐れた。

友を喪うことを。喪って孤独となることを。

 

「私の望みは帝国のためである。が、帝国は陛下のもの。陛下が望まれぬのであれば、私も望みを棄てる」

 

見ていてただ痛々しかった。

本心でないことはフリードリヒにもわかっているはずだ。そして本当に恐れていることを父上もわかっているのだ。

二人は互いに互いを理解し、尊重し、そして父上が折れた。いや、父上は主を、友をこのような目に合わせた帝国に対する忠誠心を捨てたのかもしれない。

だからかもしれない。フリードリヒの次に発した言葉に、父上は何も言わなかった。

 

「それから余は決断することをやめた。いや、何ひとつ決めてやるものかと決めた。それで帝国が内部崩壊しようと、叛乱軍に蹂躙されようと知ったことではない」

「陛下……」

「人類の創成とともにゴールデンバウム王朝があったわけではない。不死の人間がおらぬと同様、不滅の国家もない。余の代で銀河帝国が絶えて悪い道理がなかろう」

 

その言葉は奇しくも、俺が聞いたラインハルトの最初の言葉と酷似していた。目の前の男は道を違えなければ、凡庸で収まる器ではなかったかもしれない。

フリードリヒは、陛下は、ただ呪詛を吐くように、そして懇願するように告げた。

 

「どうせ滅びるなら……せいぜい華麗に滅びるがよいのだ……」

 

◇ ◇ ◇

 

同日夕刻。

ベルクヴァイン侯爵邸

 

俺は陛下の言葉が頭から離れなかった。

俺は今の帝国を拒絶し、革命を望んだ。

しかし陛下は帝国から拒絶され、無気力を選んだ。

 

(俺が同じ立場で果たして奮起できるか)

 

自信は欠けらもなかった。

数多の子を殺され、皇帝という身ながらそれを誅伐を命じるだけの信頼できる臣下が父上しかおらず、その父上はベルクヴァイン家特有の戦下手の性を背負っている。いや、たとえ戦上手であっても、陛下は命じることはなかっただろう。

子だけでなく、友を喪うかもしれない選択をするくらいなら、無気力を選ぶ……。

 

(俺は、陛下を否定できない)

 

俺も、ラインハルトやキルヒアイスが死ねば、心が折れるやもしれない。

これだけ腐敗した帝国を救うには、ラインハルトという帝国開闢が如き輝きが必要なのだ。あれだけの輝きを持つ人物はいない。そしてそれを支える存在、キルヒアイスもまた、不可欠なのだ。

だが天命がそれを許すかは別だ。戦争とはふとした事で簡単に死が訪れる。ラインハルトたちも、例外ではない。

悩みはそれだけに尽きない。

 

「エレン、お前はグリューネワルト伯爵夫人の弟君と仲がよいな」

 

部屋を出る際、父上に言われた言葉だ。

心臓を鷲掴みにされたような衝撃が俺を襲った。

 

「それが、なにか」

「いや。……なんでもない」

 

父上は何かを言おうとして口を噤んだ。

それを引き継ぐように陛下が言った。

 

「仲よくしてやってくれ。あれは余がアンネローゼを娶ったのを恨んでおるだろうからな」

 

陛下はそれ以上、何も言わなかった。

ラインハルトの心を察しながら、それと仲よくせよとは、つまり……。

 

「いつつ……」

 

既にこの歳で頭痛と胃痛が常態化しはじめている。ラインハルトたちの無茶と先程の一件が原因なのは間違いない。

侯爵家住込みの侍医からも「悩みがあればいつでも言うように」と苦言を呈されている。

年明けて早々の帝都はいやに寒々しかった。




ご愛読、ありがとうございます。

最近は藤崎竜 氏版のコミックが期待してたより面白かったので読んでます。多分今作の登場人物にも影響があるでしょう(特にホーランド提督)。

次回からはまた同盟視点のお話です。

訂正 2019年9月10日
皆さま、遅ればせながら「令和」おめでとうございます。
単刀直入に、11話を近々投稿致しますが諸事情(筆詰まり)により、タイトルを変更させていただきます。
改めまして、

次回、新・外史 銀河英雄伝説 第一一話
「第五次イゼルローン攻防戦・前夜」
失われた時に愛惜をこめて。

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