流星のロックマン×ロックマンエグゼ ~願いが希望に変わる時~   作:フレイムナイト

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いよいよ第二章に突入!


第二章  時巡る島
第五話  目指すはオラン島!!


「・・・と、いう理由なんです」

 ここは科学省のメインルーム。 ブリザードマンを倒した後、スバルは自分がなぜ未来からやって来たのか、Dr.ガルナのこと、Dr.ガルナがネビュラと共に世界をダーク・キングダムに作り変えようとしている事を話した。

 

 

「なるほど、それで君は未来から・・・」

 光博士が言った。 今ここには、熱斗、スバル、光博士に名人、伊集院 炎山がいる。

 

「まさか、あのDr.リーガルが生きていたとは・・・」

「しかも、未来の科学者と手を組んでいるとは・・・」

 名人、炎山が話す。

 

 

「でもスバル? 犯人がネビュラだとして、なんで奴らはロックマンを連れ去ったんだ?」

 熱斗はスバルとウォーロックに問い掛ける。

 

「さぁ、ボクもそこまではわからないよ・・・」

『っていうか、オレ達が知りたいぜ!!』

 スバルとウォーロックにも訳が分からないらしく、頭を傾げる。

 

 

「おそらく、アレが関係しているんだろう」

 不意に、光博士が話し出した。

 

「博士、何か心当たりがあるのですか?」

 

 名人の問いに光博士は、全員の顔を見渡す。

 

「ああ、熱斗、前に『ネットセイバーとして探してきて欲しいものがある』と話したことを覚えているか?」

「うん、何かとんでもないものの在りかを示したテキストデータが見つかったって」

 

「実は、ブリザードマンはスバル君と接触する前に、そのテキストデータを探していた形跡があるんだ」

 

「「「「「・・・!!!」」」」」

 

「熱斗に探してきて欲しいと頼んだものは『ホープ・キー』と言い、私の父、光 正(ひかり ただし)が作り上げた究極プログラムを遥かに凌ぐ力を秘めたプログラムなんだ」

 

「なっ、あの究極プログラムを遥かに凌ぐ・・・!!?」

 みんなが驚くにも関わらず、光博士は話を続ける。

 

「詳しいことは私にも分からないが、父はそのプログラムが悪用されることを恐れ、世界のどこかにそれを隠し、そのプログラムの在りかをテキストデータに記して残した」

 

「そして、その在りかを示したテキストデータを見つけた・・・」

「そうだ」

 炎山の言葉に光博士が頷く。

 

「でも、それとロックマンがどう関係してるって言うんだ!?」

 

 熱斗の問いに光博士は顔を伏せる。

 

「それは私にも分からない。 だが、ネビュラは『ホープ・キー』の力を使って何かをしようとしている可能性がある。 熱斗! お前は炎山君と一緒に『ホープ・キー』を手に入れて来てくれ!!」

 

「ボク達も力を貸すよ。 熱斗君!!」

『まっ、大船に乗った気でいな!!』

「スバル、うでナビ・・・ありがとう!!」

 

「うん!!」

 熱斗に笑顔で返事をするスバル。

 

『だからうでナビ言うな!!!』

 怒るウォーロック。

 

「オレからもよろしく頼む」

 そういうと炎山はスバルに手を差し出した。

「はい、よろしくお願いします!!」

『まかせときな!!』

 スバルは差し出された手を握る。

 

「で、パパ!! テキストデータには『ホープ・キー』はどこにあるって書いてあったの?」

「ああ、『ホープ・キー』は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オラン島にある!!!」


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