流星のロックマン×ロックマンエグゼ ~願いが希望に変わる時~   作:フレイムナイト

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第二話  流星再び!!

___ニホン某所___

 

『ボクに一体、何の用なんだ?』

 ロックマンは目の前の画面に映し出されている男に問いかける。

ロックマンは色んな種類のコードで、イスに体を縛り付けられていた。

 

 

「ロックマン、私の野望を確実なものにするには、君の力が必要なんだ」

『一体・・・何をする気なんだ!!!』

「君が知る必要はない」

 男がそう言うと、ロックマンの目の前の画面が消えた。

 

『・・・・・・熱斗君』

 一人になったロックマンは、熱斗の名を呟いた。

 

 

___熱斗の部屋___

 

「・・・・・・ロックマン」

 熱斗はベットに寝転びながら、ロックマンの名を呟いた。

あの後、熱斗は急いで科学省に向かった。 ロックマンを連れ去ったナビがどこにいるか分かるかもしれないと思って・・・。

 

 

「パパ!!」

「熱斗! 体は大丈夫なのか!?」

「大丈夫だよ!! それより、ロックマンがさらわれたって、早く助けに行かなくちゃ・・・!!」

「熱斗、落ち着きなさい!!」

 光博士はパニックになっている熱斗を落ち着かせた。

 

「今さっき、やっと科学省の修復が始まって、科学省を襲撃したナビの行方をネットポリスが追っているんだ」

「ロ、ロックマンは?」

 熱斗の問いに光博士は顔を伏せ、小さく横に首を振った。

 

「科学省の電脳、その近辺も探したんだが行方が分からないんだ。 やはり、あのナビに・・・」

「そ、そんな・・・」

「とにかく、何かあったらすぐに知らせるから、お前は家で休んでいるんだ。 いいな?」

「う、うん・・・」

 

 

 そうして今、熱斗は家で科学省からの連絡を待っているのだ。

 

「ロックマン・・・」

 

PPP!! PPP!! 突然、PETにメールが着信した。

 

 

「! パパからか!!」

 メールには、[ネットセイバーの方々に連絡します。 今さっき科学省にまたナビが襲撃してきました!! 至急、科学省へ来てください!!!]と、書いてあった。

 

「な、また!? もしかして、ロックマンをさらったナビかも!!」

 そう言うと熱斗は家を飛び出し、科学省に向かった。

 

 

「あ、開かない・・・!!」 

 ここは科学省の入り口。

今ここには熱斗だけではなく、メールを見てやって来たネットセイバーや避難した科学省の研究員達がいる。 だが扉は電子ロックがかけられており、入ることが出来なくなっている。

 

 

「ち、ちくしょう。 ロックマン、どうす・・・」

 熱斗はロックマンに話しかけようとするが、ロックマンのいない事に気付き黙ってしまう。

 

(オレには何も出来ないのか・・・)

「ど、どうすれば・・・」

 

 

 

 

 

「ボクに任せて!! 熱斗君!!!」

 そう聞き終わるか終わらないうちに熱斗の前に青いナビが現れた。

 

「な・・・!?」

 

青いナビは扉に手をかけ、扉を無理矢理こじ開けた。

「お、お前は・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スバル!!!」

 熱斗は震える声で青いネットナビの名前を言った。

 

「久しぶり!! 熱斗君!!!」

 青いナビ、スバルは笑顔で答えた。




流星、参戦・・・!!

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