流星のロックマン×ロックマンエグゼ ~願いが希望に変わる時~   作:フレイムナイト

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第四章  空の戦いと大地の力
第二十三話  新たなる戦士参戦の予感


朝を迎えた熱斗達は今、メインルームで光博士が来るのを待っていた。

 

「熱斗、どうかしたの?」

 メイルが椅子に座ってうつむいている熱斗に声をかけた。

 

「あ、ううん、なんでもない、大丈夫だよ」

 熱斗はメイルに少し笑って返事をした。

 

(あの少年は一体オレに何を伝えようとしてたんだろう? それに究極の闇って・・・?)

熱斗は昨晩の夢のことで少し気が滅入っているのだ。

 

「やあ、みんな、おはよう!」

 そこにちょうど光博士がやって来て、空いている席に座る。

 

「毎日続けてキー探しに行かせてすまないな、だが、今日は助っ人も行くからみんなの負担を少しは減らせると思う」

 

「助っ人っとは?」

 炎山が聞いてくる。

 

 

 

 

 

「私だよ」

 みんなが声のした方を振り向く。 そこには名人が立っていた。

 

 

「名人さん!!」

「さんは要らないよ、熱斗君。 今回はちょっと特殊な場所だから、私が案内役を勤めさせてもらうよ」

 

「特殊な場所って・・・」

 

「ああ、第三のパーツが眠る場所。 そこは・・・

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

古代都市・スカイバートだ!!!」

 

 

___二百年後の世界  某所___

 

「おのれ・・・ムーの力を使うとは・・・」

『ギ・・・ガ・・・』

 光の届かない暗い場所で少年と不気味な生物の声が聞こえる。

 

「オレ達も行くぞ・・・過去へ・・・!!」

 そうゆうと少年の体を紫の光が包み込む。紫の光が消えるとさっきの少年とは違う人物が現れた。

その人物は不気味な生物を従え、どこかへと姿を消した・・・。

 

 

___二百年前  ニホン某所___

 

「リーガル様・・・」

 ネットナビがモニターの中のリーガルに呼びかけた。

 

「コスモマン、第三のパーツの場所が分かった。 古代都市・スカイバートだ」

『はっ、必ずパーツを我らの物に・・・』

 そうゆうとコスモマンは通信を切った。

 

「・・・・・・」

 リーガルはパソコンのキーを押す。

すると、コスモマンと通信をしていたモニターにイスに縛られたロックマンが映し出された。

 

 

 

「ロックマンよ・・・そろそろ物語は中盤に差し掛かってきたな・・・」

『どんなことをしても無駄だ!! "アレ"はお前達に力は貸さない!!』

 ロックマンはリーガルを真っ向から睨みつけ叫んだ。

 

「いや、"アレ"は我々の力になる。 "制御装置"を手に入れたんだからな・・・」

「・・・!!?」

 ロックマンはリーガルの言葉に顔がこわばる。

 

『どうして・・・どうしてお前はそんなことまで知っているんだ!! リーガル、お前は一体・・・!!?』

 ロックマンは声を震わせながらリーガルに問い詰める。

 

「なあに、簡単なことさ、情報提供者がいるのさ」

 リーガルがそういい終わるとリーガルの後ろから誰かがモニターに近づいてきた。

 

「始めまして、ロックマン・・・」

 その人物を見てロックマンはその名を呟いた。

 

 

 

『お前が、Dr.ガルナ・・・!!!』




フレイムナイト
「さ、次回はどうなるかな?」

熱斗
「オイ、それよりロックマン! ロックマンは大丈夫なんだよな、オイ!?」

フレイムナイト
「♪~♪~」

熱斗
「口笛吹いて誤魔化すな~!」

スバル
「ま、まぁ熱斗君。 それより、これからの展開はどうなるの?」

ウォーロック
『それよりって酷いな、スバル・・・』

フレイムナイト
「フッフッフ・・・この章ではなんと! 私が初かもしれない・・・デカオメインのお話!!」

デカオ
「ほ、本当か!?」

熱斗・スバル・ウォーロック
「い、いつからそこに!?」

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