Fate/Aristotle   作:駄蛇

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羅生門復刻は予想通りの魔神柱狩りの再来ですね
そろそろApoのアニメもありますし、それ関係のイベントも楽しみです


慈悲無き言明

 朝日で目が醒める。

 朝を迎える、という当たり前のことがここまでホッとすることとは思わなかった。

 目の前では傷だらけのライダーが静かに寝息を立てている。

「峠は越えた、かな」

 昨日のサラとの一戦、キャスターの宝具によるダメージは明らかな致命傷だった。

 すぐさま校舎へ帰還しマイルームへと駆け込んだが、霊核にもダメージが入っていたとわかったときには頭が真っ白になりかけた。

 通常のエーテルの塊は使い果たしていたが、アリーナ探索の際に偶然見つけていた濃縮エーテルを保管していたのが不幸中の幸いだったと言えるだろう。おかげで致命傷の傷はあらかた治療することができたのだから。

 あとは微力ながらheal(16);のコードキャストで自分の魔力の限界が来るまで治療を続けたのだが、こちらの限界がきて倒れてしまったらしい。

 そっとライダーの頬に触れる。

 余程深い眠りについているからか反応はない。それでもそこにいる、ということがちゃんと確認できただけでも安心できた。

「そういえば、ライダーの眠っている姿見たのってこれが初めてか……」

 ライダーのことだから主人より後に目覚めるわけにはいかないと感じているのだろうが、その献身さには頭が上がらない。

 とはいえ、今するべきなのは昨日の戦闘から得られた情報の整理だ。

 ライダーに触れていた手を引っ込め、思考を切り替える。

 昨日の戦闘で思い出されるのは、やはりサラの憑依体質を利用した多彩なコードキャストの使用と、キャスターの宝具だろう。

 前者はほぼ全貌がわかったとはいえ、突破するのは至難の技だ。

 唯一の救いは、彼女のコードキャストは使う際に憑依するゴーストを切り替えないといけない点か。

 少なくとも防御系コードキャストと攻撃系コードキャスト、そしてコードキャストに干渉する特殊系コードキャストはそれぞれ別のサイバーゴーストを憑依させていてた。こちらがその憑依させるサイバーゴーストを制限させればライダーへの妨害は減る。

 厳しい戦闘になるとはいえ、それだけなら二回戦のダン卿との決戦も似たような場面はあった。

 問題はキャスターの宝具だ。

 ――微笑む爆弾(チクタク・ボム)

 時計型の爆弾を大量に展開する、物理攻撃系の宝具のように見えたが、魔術を得意とするキャスターらしくない。

 真名候補のファウストに時計の爆弾を用いたという逸話も存在しない。

 そしてなにより不自然なのはライダーの受けた傷だ。

 全身火傷だらけだったが、特にひどかったのが四か所。

 そのうち脇腹は爆弾を押し付けて爆発させないとありえないような重傷だった。

 さらに背中、膝、頭部の三か所も、脇腹ほどではないにしろ至近距離で爆発したかのような傷だ。

 脇腹の爆発で動きが鈍り、残る三か所に追撃を受けた、とすれば説明はつく。

 しかしライダーの俊敏さを知る身としては、あの程度の投擲スピードにライダーが捕まるとは思えない。

 ホーミング機能があったとしてもライダーなら難なく打ち落とすはずだ。

 ならば、他にどんな可能性がある?

 ……ライダーに尋ねることができれば早いのだが、今の彼女に無茶はさせられない。

 残るモラトリアムは今日を含めて2日。

 その間に宝具の対策ももちろんだが、二つ目のトリガーも入手しなければ決戦場に向かうことすら叶わない。

 しかしライダーの状態は危機は去ったとはいえ依然瀕死のままだ。

 今日一日はライダーの治療に専念したとしても、明日アリーナが探索できるほどまで回復するかどうか……

「いや、今はエーテルの塊を買えるだけ買って経過を待つしかない」

 ライダーを放置することになるのは若干抵抗があるが、この状態で連れていくわけにもいかない。

「無防備で校舎に出たことがバレたら後々大変そうだな……」

 ライダーのことだから、自身の容体など気にせず付き添うことができない己を恥じるのではないか。

 その場合はライダーが無理をしないようにこちらが注意しなければならないわけだが、本来注意される側の人間が注意するとはなんともあべこべな関係だなと苦笑いしてしまう。

 そうならないといいなと願いつつ、小さな声で謝罪してから教室を出て、足早に購買部に向かった。

 

 

「お、来たね」

「ごめん舞、あんまり悠長に話してる暇ないんだ。

 エーテルの塊、俺の資金で買えるだけ欲しい」

「……その感じだと、だいぶやられたみたいだね」

 こちらの切羽詰まった様子を察して、舞は手早く作業を行いつつ、真剣な表情で尋ねてくる。

「俺の判断ミスだ。

 本当はしっかり休ませたいんだけど、トリガーが入手できてないから明日はアリーナに入らないといけない」

「そのために、霊基の修復を早急に済ませないといけないわけね。

 なら、ここだけの話があるよ」

 ありったけのエーテルの塊をデータにして渡してくれる最中、他のマスターやNPCに聞こえないように耳打ちしてくる。

「ここだけの話?」

「そう、保健室の桜は知ってるよね?

 あの子、次の四回戦に向けて手作り弁当を試作してるんだ」

「桜が弁当を? 一体どうして?」

「回復アイテムとして支給するらしいよ。

 あの子のことだから、何かマスターたちの手助けがしたいと思ったんだろうね。

 凝り性な性格だし、エーテルの塊より質がいいものが出来そうなのは購買部としては悩みものだけど」

 言いながら不満そうに口を尖らせている舞。

 なるほど、その回復アイテムとなる弁当の作成のため、その試作品が保健室にあるのでは、ということだろう。

 それを貰えれば、より回復が望めるかもしれないわけだ。

「けど、どうしてそれを俺に?

 運営委員だから贔屓はできないとか言ってた気がするんだけど」

「………………はぁ」

 なぜかまた呆れられた!?

「まあいいや、アイテムを大量に購入してくれたサービスってことにしておいて。

 あ、でも、四回戦で桜の弁当が支給されたのならそれ私にくれない?

 試作品それをつまみ食いした数人が絶賛してたんだよ。

 私は購買部としてここから離れられないからつまみ食いできないんだよね」

「試作品の情報と完成品を交換するつもりか」

「いいじゃん、それぐらいの見返りはあってもいいと思うよ」

 まったく、このNPCは色々と無理難題を持ちかけてくる。

 桜の弁当を渡すということは、この三回戦を勝たなければならないのだから。

 彼女なりの励ましなのか、ただ単純な物欲なのかわからないが、彼女には敵わないとしみじみと感じた。

 舞にお礼を言ったのち、すぐさま保健室の桜を訪ねた。

 中では桜がいつも通りの事務処理をしていて、本当に弁当など作っているのか少し不安になってくる。

「こんにちは天軒さん。

 今日はどういったご用件でしょう?」

 さて、なんて言ったものか。

 しばらく悩んだが、考える時間も惜しいため単刀直入に切り出す。

「桜、弁当とか作ってる?」

「弁当、ですか?」

 キョトンとする桜。

 これは、もしや舞にからかわれたか!?

「はい、ただいま試作中ですよ。耳が早いですね。

 四回戦から一人一つづつ配布する回復アイテムなんですけど、味の方がなかなか上手くいかなくて……」

 回復アイテムなら食べるよりデータとして取り込むマスターの方が多いと思うのだが、桜はそれでも妥協を許さないということだろう。

 確かに彼女の凝り性だ。

 そして、この口振りだと回復アイテムとしての効果の方はすでにあるかもしれない。

「桜、その試作品って貰えないかな?」

「はい、構いませんよ」

 ……案外言ってみるものかもしれない。

 拍子抜けなほど簡単に手に入ってしまった。

 桜から手渡された弁当は料理の種類や彩りまで考えられていて、見ているだけでも楽しめるものだった。

 サーヴァント用の回復アイテムだから自分は味わうことが出来ないのが残念に思うほどだ。

「ありがとう、桜」

「いえ、これも保健委員としての仕事の一環ですから」

「……本当にありがとう」

 ライダーが目覚めたとき、また改めて桜と舞にお礼を言おう。

 そう決心し、保健室を後にした。

 

 

 ……そして時間は過ぎていき、運命の時が訪れる。

 目覚めは不思議と穏やかだった。

「ああ、来ちゃったか……」

 アイテムトレージに入ってあるトリガーは、一つだけ。

 ライダーは未だ眠ったままだ。

 桜から譲ってもらった弁当はエーテルで回復させし切れなかった傷をすべて完治させるほどの効力を発揮したが、ライダーが目覚めることはなかった。

 手は尽くしたが、どうすることもできなかった。

 快進撃は、ここで終わる。

 消えるのは怖い。

 そしてそれ以上に、悔しい。

「もう少し、ライダーと一緒にいたかったんだけどな……

 記憶を失う前の俺のことも、ライダーに話したかったな」

 だが感傷に浸るのもここまでだ。

 最期は潔く消滅を受け入れよう。

 立ち上がり、マイルームを出る。

 その前にはいつものように言峰神父が立っており、さらにいつもの定型文を口にする。

「いよいよ決戦の日となった。

 今日、各マスターどちらかが退場し、命を散らす。

 その覚悟は、出来ているかね?」

 これまではどちらが勝つのかわからなかったが、今回ばかりはすでに勝敗は決まっている。

「……全ての準備が出来たら、私の所にきたまえ。

 最期の挨拶をするぐらいなら、まだ余裕はある」

「えっ!?」

 思わず聞き返したがすでに言峰神父の姿はそこにはなかった。

 代り映えのない言葉だと思い聞き流していたのだが、今のは別れの挨拶をしてこいということだろうか?

 いきなりのことで戸惑っていると、となりの2-Aの教室で大きな音がした。

 続いて悲鳴が上がり、中から何人か飛び出してきた。

「何かあったんですか?」

「教室にいたマスターが突然倒れたんだよ」

「マスターが?」

 確認する必要はなかったのだが、何か胸騒ぎがして覗き込む。

 倒れているのは女性。一般生徒と同じ制服に身を包んだ、その特徴的な銀髪は……

「っ、サラ!」

「くる、なっ!!」

 思わず駆け寄ろうとするが、倒れたままのサラの怒声に足が止まる。

 息が荒く、衰弱しきっているがその眼光は衰えず、周囲にいるNPCまで拒絶している。

「お前の手を……借りるまでも、ない!

 我は叡智を授かりその身を滅ぼす(call asumodeus)――憑依(obsession)!」

 髪留めを外し、詠唱を唱えると以前のように彼女の銀髪は青く変色していく。

 たしか、この状態のサラは憑依元の身体能力に依存するのだったか。しかもそのサイバーゴーストはサラの本来の身体能力より劣っているはず。

 すべてのサイバーゴーストがそうだとは思わないが、それに頼って無理やり身体を動かさないといけないほど、彼女は疲弊しきっているのだろうか。

 壁をつかってゆっくりと立ち上がるが、その姿は見ているこちらが目を背けたくなるほど痛々しい。

「一体何が……」

「おやおや、気になります?」

 背後から飄々とした口調でキャスターが尋ねてくる。

 マスターが弱っているというのにキャスターはむしろ愉快爽快といった様子だ。

 その様子に言葉にならない怒りがこみ上げてくるが、今は抑えてキャスターの言葉を待つ。

「実は言いますとねぇ。

 我がマスター、実は地上の本体はすでに死ぬ直前なのです」

「なん……」

 一瞬怒りがこみ上げていたのも忘れて頭が真っ白になった。

 キャスターの言葉を理解するのに数秒かかり、その意味を理解するのにさらに数秒必要だった。

「ま、まて。

 地上の本体が死んだら、もし聖杯戦争に勝っても……」

「ええ、そのままでは死んでしまうでしょうねぇ。ですが心配はいりません。

 なんたって聖杯はなんでも叶えてくれる究極の願望器!

 死なない未来を望めば一件落着です」

「……っ!」

 確かにキャスターの言っていることは矛盾してはいない。

 しかしこの道化師は、彼女がそんな願いを叶えるわけないとわかっているのだ。そのうえで話している。

 サラがこの聖杯戦争に参加した理由は父親のサイバーゴーストに会うこと。

 もし、それが優勝するまでの間に達成されなければ、彼女が聖杯に望むものは当然父親に会うこと。

 すなわち、サラ自身が生き残る未来がなくなってしまうということを。

「何をそこまで怒っているのです?

 ワタクシのマスターがその道中に目的を果たせれば問題ないではありませんか!

 まあ、その可能性もほぼないですがねぇ」

 …………………は?

「どういう、ことだ?

 道中で目的が達成できない?

 つまりそれは、サラが父親のサイバーゴーストに出会うことはないってことなのか?」

「……おっとこれは不覚。

 まさかここでバラしてしまうとは。

 あなたのリアクションが面白くてつい口が滑ってしまいました」

 あちゃー、とわざとらしく頭を抱えたキャスターの言葉。

 それは、直前の俺の言葉を肯定する行為に等しかった。

 これにはさすがのサラも唖然としていた。

「待て、キャスター。それは、本当なのか?

 本当のことを知っていたうえで、私の行為を、愚行をあざ笑っていたというの?」

「あー、これは失敗しましたねぇ。

 もう少しタイミングを考えて話して入れば、最高の絶望の顔を拝めたかもしれませんのに。

 ええ、マスターの言う通りでございますよ。

 ワタクシたちサーヴァントは、召喚された時代に適応するためにそれなりの知識が聖杯から与えられます。

 その中に、ちゃーんとサイバーゴーストについての知識も入っておりました!

 確かにぃ、地上のサイバーゴーストとは生前のウィザードの魔術回路が焼き付いたものが原因でございます。

 ですがぁ、しかぁしぃ! ここムーンセルで発生するサイバーゴーストは地上のそれとはまた違う存在なのです!

 いわばハリボテの生命体! NPCの成り損ない、なのでぇす!

 どれだけの時間、どれだけの苦労を要しようが、一生マスターの願いが叶うことはございません!

 いやぁ、このキャスター一生の不覚。

 せめて死ぬ直前に伝えて最高のフィナーレとしたかったのですがねぇ。

 あ、ちなみにダメ押しでもう一つお伝えすると、地上の本体が死んでもすぐにアバターまで消えることはないみたいですよ?

 まあ、その状態で聖杯、つまりムーンセルの中枢に接続した場合、バグと認識されて瞬く間に消えてしまうらしいですが。

 マスターの本体は、あと何日持つんですかねぇ?」

 キャスターから告げられた衝撃の真実にサラはその場にへたり込んだ。

 その顔から生気が抜けていくのがわかる。

 心が折れたのだ。

 彼女を唯一支えていた、父に会うという目的を叶える手段が、すべて消えたのだから。

「いひ、イヒヒヒッ!

 イヒヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ!!」

 キャスターの悪魔のごとき笑い声が教室に響き渡る。

 この瞬間を待っていたと言わんばかりに。

 そして、悪夢はまだ終わらない。

「さて、最上とはいきませんでしたがものが見えました。

 もう我がマスターは再起不能でしょう」

 右手に巨大なはさみを握り、サラの右腕に照準を合わせる。

「まっ……!」

 俺が気づいた時にはキャスターのハサミは閉じられ、サラの右手首から先を綺麗に寸断してしまった。

「あ、あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ あ゛ っ!!」

 その痛みに絶叫するサラの姿は、本性を現したキャスターをさらに楽しませる。

「土壇場で令呪を使われるのも面倒ですからねぇ、ここでしっかりと可能性は消しておきますよ」

 さらにハサミを握り直してサラの首を刈るべく振り抜かれた。

「……ぐっ!」

 気づいたときには身体が動いていた。

 少し避け損ねて右肩を掠ったが小さなことだ。

「なん、で……

 お前は、私の敵のはず、よ……」

「身体が勝手に動いていた。ただそれだけだよ」

「……ちっ、こんな屈辱、生まれて初めてだ」

「そこまで軽口が叩けるならまだ問題なさそうだね」

 サラを抱えてキャスターと向かい合う。

 心底驚いたような表情を浮かべるが、すぐにその顔は狂気に満ちた笑みに塗りつぶされた。

「キヒヒヒッ!

 まさかこの土壇場で最高の愉快なことが訪れるとは!

 いですねぇ、いいですよぉ!

 敵に助けられるという屈辱を受けた元マスターの表情が拝めるとは思いませんでしたとも!」

 ハサミの刃をすり鳴らし、歓喜の声を上げる。

「……黙れ、キャスター」

「はい?」

 思わず声が出てしまった。

 不思議だ。一回戦、二回戦と戦ってきたが、ここまで自分の感情を表に出すのは始めてだ。

「他人の趣味嗜好にとやかく言う気は無い。

 けど、お前だけには言わせてもらう。

 人の願いを踏みにじり、それを愉悦とするお前だけは、絶対に許さない!」

「…………きひっ」

 ……今一瞬、キャスターの表情が完全な『無』となった気がした。

 あまりに刹那的な変化で、見間違いにさえ思ってしまうほどだが、今のは一体……

「天軒……私を、離せ」

「何言ってるんだ。

 そんな身体で何、が……」

 弱々しい声に視線を向けて見ると、サラの身体は少しずつノイズに汚染されていた。

「なんで、まだサーヴァントは生きているのに!」

「それはもちろぉん、令呪が宿った右手を失ったからでございますよ。

 令呪はこの聖杯戦争に参加する証。

 三画すべて使った場合は言わずもがな、腕を切り落とされたとしても参加資格を失ったとみなされるのが道理でしょう?

 まあ、おかげでワタクシもそう長くはないんですけどねぇ!」

「っ!」

 直後、キャスターの姿が消える。

 反射的に前に飛ぶとついさっきまで俺たちがいたところにキャスターのハサミが突き刺さっていた。

「よく避けました!

 これならワタクシも楽しめそうです」

 などと言っているが、キャスターは確実に手を抜いている。

 ライダーと互角のスピードに半人前のウィザードが反応できるはずがない。限界までこちらをいたぶるつもりか。

 サラが消滅までの時間がない。それまでにどうにか対策を講じなければならないのに……!

 瀕死のライダーに助けを求めることはできない。他のマスターの助けを乞うのも不可能だと考えていい。つまり俺だけでどうにかしなければならない。

 考えろ、考えろ!

 考えなければ、ここですべてが終わってしまう!




・天軒由良の不戦敗が確定
・サラの令呪消失による敗退が確定
・サーヴァントの反逆
我ながらカオスな展開になってしまいました

次回、サーヴァント不在の中、対サーヴァント戦が開幕です

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