Fate/Aristotle   作:駄蛇

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そういえば、CCCのシナリオ集が先週届いてました。
この二次創作はEXTRAのシナリオ集をベースに書いてますが、EXTRAは全2冊だったのにCCCは2章までで1冊ってほんと頭おかしいですね(誉め言葉)

今後もFateシリーズの展開に期待したいです


シャーマンの術具

 ライダーが跳躍するのを見ながらコードキャストを実行する。

「コードキャスト、gain_str(16);実行!」

 鳳凰のマフラーの代わりに装備した『錆び付いた古刀』に魔力を流し、ライダーの筋力を上昇させる。

 前回のサーヴァント同士の戦いはそれどころではなかったせいでよく見ていなかったが、ライダーの話ではお互い決定打が決まらずに拮抗状態だったらしい。

「まずは、一撃の重さを強化して少しでも均衡を崩す!」

 ライダーにもそれが伝わったのか、その一撃一撃に力がこもっている。

 

『――アリーナ内での戦闘は禁止されています』

 

 聞きなれたアナウンスを聞き流し、意識は目の前の戦闘に向ける。

 今は拮抗しているとはいえ、相手の宝具が発動された場合はどうなるのかわからない。

 今回はサラの動向には注意を払いつつ、ライダーのサポートに重きを置いた方がいいだろう。となると、サラがどんな対応をするのかより注意する必要がある。

「……なんだ、あれ?」

 視線を彼女の方に向けてみると、彼女の周囲には四つの小さな箱のようなものが浮遊していた。

 台形の底同士をつなげたような六角形の箱の蓋には十字架が描かれていて、まるで小さな棺桶のようだ。

 さらに髪留めを外し、まとまっていた髪が何かから解き放たれたかのように広がった。

我は叡智を授かりその身を滅ぼす(call asumodeus)――憑依(obsession)

 コードキャストとは違う詠唱を唱えた直後、たちまちサラの特徴的だった銀髪が毛先から青く染まり始めた。

 まずい、あれは何か仕掛けてくる……!

「コードキャスト、gain_str(16);実行!

 ライダー、早急に決めるんだ!!」

「承知!」

 さらにステータスを上昇させたことでライダーの一撃がキャスターのハサミを大きく弾いた。

「……きひっ!」

 だというのにキャスターの余裕の笑みは崩れない。

 それどころか、彼の身体でどんどんと魔力が練られている。

「……っ、コードキャストhack(16);実行!」

 ほぼ反射的に守り刀を振るう。

 ライダーが刀を振るうより先にキャスターに直撃したコードキャストは、予想通りキャスターの動きを拘束した。

「なんと!?」

 やはり何かしらのスキルを使おうをしていたようだ。

 今度こそキャスターの表情が驚愕を露わにし、完璧な隙が生まれた。

「決めるんだライダー!」

「そこ!」

 ライダーの一撃がキャスターの首を刎ねようと必殺の軌道を描く。

「――add_invalid();」

 直後、ライダーとキャスターを隔てるように半透明な壁が出現し、両者の距離が強制的に開いた。

「SE.RA.PHの干渉……じゃないコードキャストか!」

 攻撃を完全無効にするコードキャスト……

 非常に強力な効果を持つそれは、彼女がウィザードとしての腕も十分に持ち合わせているということを示している。

「だからなんだ。

 今までも格上とばかり戦ってきたんだ。

 ライダー、サラは俺が押さえているから今度こそ決めるんだ!」

「承知しました。

 あの小娘、何やら異様な雰囲気を放っています。

 主どのも十分にお気を付けください」

 再度接近していくライダーとキャスター。

 こちらも覚悟を決めてサラの距離を詰める。

 黒鍵の投擲に注意していると、ゆっくりとした動きでサラは右手をこちらにかざした。

 その背後で棺桶がシリンダーのように回転し、止まる。

「while_shock(8);」

「ぐ……っ!」

 腹部の小さな衝撃に身体がよろける。

 シンジが使用したものと同じ、弾丸型の攻撃コードキャストらしい。しかし速度は段違いだ。

「でも威力は小さい。

 これなら……」

「誰が一撃と言った?」

「――がっ!?」

 腹部に受けた衝撃と同じ威力のものが肩、脇腹、太ももなど全身を突き抜ける。

「同じコードキャストの、連続実行……っ!?」

 一撃一撃は我慢できるぐらいの威力だが、弾幕が動きを鈍らせ確実にダメージが蓄積していく。

 このままではマズイ!

「コード、キャスト……hack(16);実行!!」

 動けなくなる前に守り刀を振るい、コードキャストを実行する。

 無駄な足掻きだと思ったが、意外にもその攻撃にサラは眉をひそめた。

「――break();」

 サラの言葉で攻撃が止み、背後の棺桶のような礼装の位置が入れ替わる。

「block_code();」

 新たに起動したサラのコードキャストは彼女の目の前に小さな壁を生成し、こちらの攻撃はその壁と共に消滅した。

「また、新しいコードキャスト……っ!」

 流石にダメージを受けすぎて膝をついてしまう。

 だが、サラの攻撃を止めることはできた。

「主どの!」

「ライダーはキャスターに集中してくれ!」

「……っ!」

 こちらに駆け寄ろうとしているライダーを制し、自分はサラをまっすぐと見据える。

 まだ膝にダメージが残っているが悠長に倒れてもいられない。

「すごいコードキャストばっかりだ。

 体術もすごいのにウィザードとしてもすごいんだね。

 さっきのマシンガンのようなコードキャスト、普通ならすぐに魔力がつきそうなのに」

「生憎と私の身体は特別製でな、魔力量はそこいらのウィザードと比べられては困る。

 まあでも、私のコードキャストは借り物よ」

 吐き捨てるように言ってサラは自分の周囲に浮かぶ棺桶のような箱を軽く叩いた。

「この礼装には私がこの10年間で会ったサイバーゴーストの中でも、より優秀なコードキャストをインストールされた者が一人づつ眠っている。

 父は祓魔師(エクソシスト)だったが、私はどちらかと言うと降霊術師(ネクロマンシー)に近くてな。それを私自身に憑依させることで、インストールされていたコードキャストを使えるようになる。

 まあ、体質を利用した特技みたいなもので、その道の人間から見れば私は未熟者でしょうけど」

「さっきからその礼装が回転してるのは、憑依させてるサイバーゴーストが切り替わってるってところかな?」

「正解。さすがに一度に何人ものゴーストは扱えないからな。

 用途に応じて使い分けてるのよ」

「なら、その棺桶をどうにかすればいいわけだ。

 コードキャスト、hack(16);実行!」

 守り刀を振るい、その斬撃を飛ばす。狙うは棺桶型の礼装。

 しかし、サラならコードキャストなり黒鍵なりで難なく防ぐことだろう。だからこそこれは牽制だ。

 今放ったコードキャストを防ごうとしたその一瞬の隙に、本命のコードキャストを叩き込む。

 hack(16);を実行する一歩手前で待機状態にし、生まれるであろう隙を逃さないよう走り出す。

「壊すことがでいるなら、な。

 cancel_code();」

 またも聞いたことないコードキャストが起動。どんな効果か警戒していると、()()()()()()のhack(16);が強制的に消滅した。

「な……にっ!?」

 牽制の方は防がれるとは思っていた。だからこそこの囮作戦を思いついたのだ。

 しかし、まさか本命のコードキャストが消滅させられるとは思いもしなかったせいで、思考が一瞬停止する。

 牽制のコードキャストはこちらが想定した通りにサラが避け、理想通りの隙を誘えたものの、逆にこちらがそれ以上の隙を生む結果となってしまった。

 間合いはすでにこちらの守り刀が届く距離だが、同時にサラの黒鍵も投擲する必要もなく届く距離だ。

「しまっ――」

「……本当に、お前は運が良いな」

 不用意に接近した自分を悔いていると、繰り出されたのは黒鍵ではなく回し蹴りだった。

 しかも、前回受けたものとは比べるまでもなく、とっさに動いた片腕だけの防御でも少し響く程度の威力だ。

 地面を転がりながら威力を軽減し、次の攻撃に備える。が、追撃は来ない。

 代わりにサラは不快そうに表情を歪めている。

「あの状況でお前の思惑通りにならないようにするには、今のコードキャストを持つサイバーゴーストしかいなかった。おかげで蹴りでさえこのザマだ。

 この魔術を使っている間は身体能力も憑依した人間に依存する。

 本来ならお前を三度は殺せる隙でも、今はこうするのが限界よ」

「……よく喋るんだね。

 結構重要な情報がどんどん出てる気がするんだけど?」

「ああ、私も嫌になる」

 肩をすくめてサラはため息をついた。

「そういう体質なんだ。

 魔術師の言葉を使うなら『起源』と言うべきか。

 起源が『対話』だなんて、面倒なものを持ってしまったよ、ホント。

 話さないように意識を集中力させてないと、こんな風に情報や胸の内をさらけ出してしまう。

 相手にも影響するおかげで、情報を引き出すのには便利かもしれないけどな。

 お前だって、普段なら黙っているようなことを口に出してるんじゃないのかしら?」

「心当たりがないわけではない、かな。

 まあでも、うん。それなら納得だよ」

 図書室での口論は自分でも驚いたのだ。

 なるほど、これが彼女の力によるものなら仕方がない。

「……この話をすると大抵相手は卑怯だとか色々騒ぐんだがな」

「サラの方がそれ以上に色々喋ってるんだしお互い様だと思うよ」

 守り刀を握り直し、次の一手を打つ機会をうかがっていると、キャスターの甲高い声が響き渡り、お互い反射的にそちらを向いた。

 どうやらキャスターがその俊敏さを生かし、縦横無尽に駆け回っているようだ。

 右から迫るかと思いきや壁を蹴って左側に回り込む。

 背後を取ったかと思えばそのまま飛び跳ねて距離を取る。

 間合いを詰めるかと思えばライダーの間合いのギリギリ手前で立ち止まる。

 攻撃というより挑発行為に近い動きのため、両者とも無傷のまま膠着状態だった。

 そんな光景に舌打ちしたサラは吐き捨てるようにキャスターに指示を出す。

「キャスター、遊んでないでさっさと決めろ」

「カシコマリィィッッ、マシタァァァァッッッ!!」

 まるで這うかのような低い体勢で一気に間合いを詰めたキャスターが均衡を破り、ライダーの刀をすり抜け懐に潜り込んだ。

 大きく開いたハサミの刃が突き出され、鎧を纏っていない腹部を両断せんと閉じられる。刃が擦れる音ののちに誰もが想像したのがライダーの絶叫。

「……おや?」

「――動きは奇抜。だが攻撃そのものは単調」

 しかしその刃は空を裁ち、刃から逃れたライダーは空中で抜刀の体勢に入っている。

「故に本命の一撃は読みやすい」

 その場にいた誰もが対応する前に、鮮やかな軌道を描いたライダーの刀はキャスターの胴体を切り裂いた。

「次はそれを改めることだ。次があればの話ですが」

 遅れてキャスターの身体から鮮血が噴き出した。

 予想外の一撃に目を見開いているキャスターを尻目に、最後の一撃を加えようとライダーが刀を翻す。

 先ほどのようにコードキャストに阻まれることなく、今度こそライダーの刀がキャスターの首を刎ねようとしたその瞬間……

「ええ、改めさせていただきますよぉ!」

「……ごふっ!?」

「っ、ライダー!!」

 突然ライダーが吐血し、攻撃は失敗に終わる。

 してやったり顔のキャスターが見下す彼女の身体には、まるで刀で斬られたような傷が刻まれていた。

 なにが、起こった?

 サラはコードキャストを起動していない。ましてやキャスターが攻撃をする暇なんてなかったはず!

 いや、その前にまずは指示を……!

「ライダー今すぐ引くんだ!」

「ぐ、承知!」

 傷口を押さえながら後退してきたライダーに手持ちのエーテルの塊で可能な限り治療を施す。

 その際に傷の様子を確認するが、見れば見るほど意味がわからない。

 剥き出しの腹部はもちろん、鎧に守られているはずの肩まで切り裂かれている。

 キャスターの傷に似ているが、それよりも容体はひどい。

「まるで、キャスターの傷を悪化させたものをライダーに移したみたいだ」

「ややっ、素晴らしい観察力ですねぇ。

 ご名答! その傷はワタクシの呪術によって生まれたもの。

 ワタクシを傷つけるものは皆その傷を自分で受けることになるのです!

 先ほどはそちらのマスターに勘付かれてしまいましたが、今度はバレないようにこっそり発動してみました!

 まあ、ワタクシもそれなりに痛いのであまり使いたくない呪術なんですけどねぇ。

 ホントは寝込みとかに悪夢を見せる方が楽で手っ取り早いんですが、この聖杯戦争では厳しいのです、よよよ……」

 ケタケタと笑いながら傷の正体を明かすキャスター。

 その姿はさながら悪戯が成功して喜ぶ子供のようだ。

「だが、それは傷を返すもの。

 首を刎ねて私の首まで刎ねるようなことはない」

「あらまあ、なんとも野蛮な考え方ですね。

 まあ正解なんですけどね、きひひっ!」

 自分も重症だと言うのに、それ以上にしてやったという達成感が勝っているのかキャスターは余裕の笑みを浮かべている。

「主どの、もうすぐSE.RA.PHの干渉が起こります。

 このまま次に持ち越しとなれば、あの呪術は非常に厄介です。

 私の方が傷は深いですが、どちらもダメージを負っている今この瞬間に決めましょう」

「ライダー……わかった」

 手持ちのエーテルの塊全てを使って治療をしてもまだ重症のライダーに戦闘を続行させるのは不安だが、彼女の意思を尊重して指示を出す。

「ライダー、キャスターを討て。でも絶対に生還してくれ」

「承知しました、主どの」

 駆け出したライダーの背中を見送る。

「決死の特攻。主人を勝たせるための献身的な姿。

 実にいいですねぇ」

 迎え撃つキャスターは何処からともなくいくつもの懐中時計を取り出す。

 先ほどとは比べ物にならない魔力がキャスターに取り込まれ、それが宝具の発動だとわかる。

 それでもライダーは止まらない。俺も止めない。

 あと少しでライダーの間合いに入るというのに、キャスターの口上はまだ続く。

「そしてその信頼を敗北という裏切りで締めくくる。

 実にいいではありませんかぁっ!!

 両目、脇腹、膝、脊髄、設置完了ぉ。

 微笑む爆弾(チクタク・ボム)!!」

 取り出した懐中時計を放り投げ、宝具の名を唱える。

 懐中時計が眩く光り、その爆発がライダーを襲う。

 爆煙で様子がわからなくなるが、ライダーの俊敏さを持ってすれば爆弾となった懐中時計を避けながらでもキャスターに一撃を加えるだろう。

 少なくとも俺はそう信じてした。

 煙が晴れ、地に伏せるライダーを目の当たりにする前までは。

「……………………………………………………え?」

 理解が追いつかない。

 少なくとも、爆煙で見えなくなる前のライダーは爆弾となった懐中時計の直撃を確実に避けていた。

 二回戦のアーチャーの弓を軽々と弾いていたライダーなら、たとえ爆発するとはいえ投擲されただけの懐中時計など止まって見えただろう。

 ならば、なぜライダーは地に伏せている?

 なぜ血の海が出来ている?

 わからない、わからないわからない……!

 ライダーは無事なのか?

 キャスターからの追撃は?

 駆け寄らなければ、今すぐに!

 

『――強制終了します』

 

 無機質なアナウンスが、静かにこの戦闘の幕を下ろした。

 

 

 ――そして、私は観測する。

 

 激戦を繰り広げた第二層の広場。

 天軒由良との戦闘を終えた今、アリーナにいるのはサラとキャスターの一組のみとなった。

 天軒たちが消滅したわけではなく、リターンクリスタルで即時撤退したのだ。

 正しい判断だと、サラは敵ながら感心していた。

 ライダーの傷は霊核こそ無事だったものの、死んでもおかしくないダメージだった。

 無事だったのは、耐久値や幸運値が高かったのだろう。

この身は叡智を手放す(inocense gut)ーー解除(exorcise)

 棺桶型の礼装を収納し、憑依状態も解除する。

 完全に青に変色していた髪が元の銀色に戻っていくのを感じながら、再び髪を縛る。

 ウィザードとして活動してから幾度となく使ってきた魔術。

 魔術といっても、マナが存在していた頃のメイガスが使っていた魔術に比べれば、彼女の使っているものは自分の体質を制御するための、ただのおまじないに近いものだろうが……

 一連の作業を終え、ようやく張り詰めていた意識を少し緩める。

「ご苦労だったキャスター。

 ひとまず傷を癒すわ」

 取り出したエーテルの塊でキャスターの傷を治療する。

 保管しているサイバーゴーストはみな防御か攻撃に特化しているせいで、治療は専らアイテムに頼らないといけない。

 もちろん彼女も最初は悔いたが、できないものはできないと割り切り防御を徹底しようと切り替えたのは彼女の強みだろう。

 治療を終えて手持ち無沙汰になると、自然と先ほどの戦闘の感想が口にでていた。

「まさかキャスターの宝具を受けてまだ生きてるとはな」

「スキルか何かでしょうねぇ。

 ワタクシの宝具は初見殺しなものですし、わかっていたとしても技術だけで対処するのは難しいですから」

 普段はどんなことがあろうと飄々としているキャスターが、今回は珍しく敵を分析している。

 牽制で宝具を使って殺し損ねたならまだしも、殺すつもりで使って殺し損ねたのは流石に意外だったのだろう。

「……まあいい。

 宝具からお前の真名に辿り着けるとは思わない。

 それに、あの傷ではたとえ死ななくても決戦までに完治するとは思えないわ」

「これであと一回戦分、猶予が増えましたね、マスタァ?」

「油断はするな。

 あいつ自身には力はなくとも、遠坂凛やラニ=Ⅷと協力関係にある可能性がある。

 最終日に全回復していることだってあり得るわよ」

「いつにも増して慎重ですねぇ。

 まあワタクシはマスターのサーヴァントですから、言われた通りに従いますよぉ」

「ならトリガーまで道を切り開けろ。無駄な時間は使いたくない。

 今日中に回収するわよ」

「カシコマリィッ!!」

 いつもの調子でエネミーを狩るキャスターから視線を外し、天軒がいた場所に一瞬だけ目を向けたあと、トリガーを取るべくアリーナの奥へと歩みを進めていった。




前回は肉弾戦が多かったので、今回はウィザードらしくコードキャスト合戦にしました

サラの魔術については一応fateの世界観を読み込んで書いてますが、私の中の魔術のイメージが禁書目録のそれで固まってるので、fateの世界観とかみ合わない部分があるかもしれませんがご了承お願いします

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