奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

91 / 324
軽巡洋艦天龍がお嫁さん。

独自設定含みます。


軽巡洋艦・重雷装巡洋艦
天龍とケッコンしました。


 

 某鎮守府、昼下がりーー

 

 ◇艦娘宿舎の一室◇

 

 コンコンーー

 

龍田「はぁい、開いてるわよ〜」

 

 ガラガラーー

 

天龍「よう」ヒョコ

 

龍田「あら、天龍ちゃんが私の部屋に来るなんて珍しいわね〜。お仕事は〜?」

 

天龍「ちょ、ちょっと相談したいことがあるから、休憩貰ってきた……////」モジモジ

 

龍田(乙女の顔しちゃって〜、可愛いわ〜)

  「取り敢えずそこに立ってないで中に入って座ったら? 今お茶淹れるわ」

 

天龍「わ、悪ぃな////」オズオズ

 

 〜天龍、龍田に相談中〜

 

龍田「ふ〜ん……大好きな提督の為に手料理を作ってあげたいのね〜」ニコニコ

天龍「だ、大好きは余計だ……提督の為に料理を教えてくれって言っただけだろ////」ウツムキ

龍田「はいはい……それで一番相談しやすい私の所に来たのね〜」クスクス

天龍「〜////」モジモジ

 

龍田「どんな料理を教えればいいの〜?」

天龍「龍田の得意料理の竜田揚げがいいかなって……提督が前に龍田の竜田揚げをウマそうに食べてたから……」

龍田「うふふ、分かったわ〜。じゃあいつもの竜田揚げじゃなくて、少し違う竜田揚げを教えるわね♪」

天龍「頼む」ペコ

龍田「じゃあ早速お料理しながら教えるわね」ニコッ

天龍「おう!」

 

 〜そして天龍は龍田から料理を習った〜

 

天龍「ん、ありがとな龍田。これで提督に作ってやれるぜ♡」ヘヘ

龍田「何も天龍ちゃんが作らなくても、言ってくれれば私が作ってあげるのに〜」

天龍「それは駄目だ」

龍田「どうして〜?」

天龍「お前はオレより女らしいし、料理も上手いから提督が龍田に惚れちまうかもしれねぇだろ……////」モジモジ

龍田「」

天龍「いくら龍田でも提督をとられるのは嫌だ、から……////」ムゥ

龍田(うわ〜、提督が夢中になる理由がよく分かるわ〜)

  「ふふ、すっかり天龍ちゃんもお嫁さんの顔になったわね〜♪」ホッペツンツン

天龍「るせ〜////」プイッ

 

龍田「今日教えたのを作れば提督は天龍ちゃんしか見えなくなるわね〜♪」

天龍「そ、そうか?♡」

龍田「そうよ〜、提督は天龍ちゃんのこと大好きだもの♪」

天龍「へへ、そっか……へへへ♡」ニヨニヨ

龍田(にやけてる天龍ちゃんも可愛いわ〜♪)

  「頑張ってね、天龍ちゃん」ニッコリ

天龍「おう♡」デヘヘー

 

 〜天龍、上機嫌で戻る〜

 

龍田「天龍ちゃんが幸せで嬉しいわ〜。あの笑顔をもし提督が壊したら……」フフフ

 

龍田「そんなことはないだろうけど♪」ニコニコ

 

 

 その日の夜ーー

 

 

 ◇提督&天龍の部屋◇

 

 ガチャーー

 

提督「ただいま」

 

 トトトッーー

 

天龍「おう、お疲れ♡ ほらカバン寄越せ♡」ワハー

提督「いつも悪いね」つカバン

天龍「これくらい嫁さんなら当然だろ?♡ それにお前はうちの大黒柱なんだからさ♡」ニコニコ

提督「僕が頑張れるのは天龍という大切な存在があるからだよ。天龍が居るから僕は頑張れるんだ」ナデナデ

天龍「格好付けやがって……♡////」ドキドキ

提督「そのままのことを言っただけだよ」ニコッ

天龍「〜〜♡////」キュンキュン

 

天龍「と、とにかく手洗いとうがいして着替えて来いよ……♡////」プイッ

提督「うん、分かったよ」ホッペチュッ

天龍「♡////」ドキッ

提督「ただいまのキス♪」ウインク

天龍「〜////」

 

 グイッ←天龍、提督の胸ぐらを掴んで引き寄せる

 

天龍「ただいまのキスはこっちだろ?♡////」チュッ

提督「てん……ちゅっ……りゅ……っ……ちゅ、ん……」

天龍「んっ……ちゅ……ちゅ〜……んぁ……ふふ、嬉しいか?♡」ニコニコ

提督「幸せだよ」ニコッ

天龍「ったりめーだろ♡ オレのキスなんだからよ♡」ヘヘー

 

 〜そして提督は着替えに〜

 

天龍「えっと……あとは揚げるだけだな……」

 

 〜天龍、龍田から教わったものを料理中〜

 

天龍「揚げてる間にキャベツの千切りとプチトマトも用意して……」テキパキ

 

 数分後ーー

 

天龍「ん〜……龍田が作った時と同じ色だな……あとはキッチンペーパーで油を取って……」

 

 〜龍田直伝料理完成!〜

 

提督「すごく美味しそうな匂いだね。天龍が料理なんて珍しいね」ヒョコ

天龍「お、着替え終わったのか。まぁ嫁さんらしいことしないとだし、な////」

提督「楽しみだな〜♪」

天龍「おう……期待してていいぜ♡」ニコッ

 

 

 ◇茶の間◇

 

 〜夫婦揃って頂きます!〜

 

提督「へぇ〜、鯖の竜田揚げだね……すごく美味しそうだよ」オォー

天龍「ウマそうじゃなくてウマいんだよ♡ 早く食ってくれよ♡」ニヘヘー

提督「そうだね……では、頂きます」人

天龍「おう♡」

 

 パクっ

 

天龍「どうだ、ウマいか?」ドキドキ

提督「……とっても美味しいよ!」

天龍「〜♡」パァー

提督「外はカリッとしてて、中はふっくら……ご飯が進むよ!」パクパク

天龍「へへ〜、おかわりもあるからどんどん食えよな♡」ニヨニヨ

 

提督「僕は本当に幸せ者だな……」

天龍「は? 何だよ急に?」

提督「天龍が頑張って僕の為に手料理を作ってくれたからね〜。こんなに嬉しいことはないよ」ニコッ

天龍「こ、これでも嫁さんだからな♡////」

提督「龍田から聞いたよ、作り方教わったんだってね」ナデナデ

天龍「ま、前に龍田の竜田揚げ褒めてただろ? だから習いに行ったんだよ////」

提督「ありがとう、龍田の竜田揚げよりも美味しいよ」ナデナデ

天龍「ふふ、褒め過ぎだバーカ♡」ギューッ

提督「でも、次は僕と料理しようね♪ 僕の手料理も天龍に食べてもらいたいから♪」

天龍「おう♡ オレもお前の手料理食べたいからな♡」

 

 こうして夫婦は仲良く料理する時間が増え、更に愛を育んでいったーー。

 

                  天龍 完




天龍終わりです!

天龍型の可愛い方、フフ怖天龍さんの登場ですよ〜!
いつもイケメンの天龍さんですが、こんなにデレデレな天龍さんって可愛いですよね?

今回もお粗末様でした☆

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。