奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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正規空母天城がお嫁さん。

R-15含みます。

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天城とケッコンしました。

 

 某鎮守府、夜ーー

 

 ◇提督&天城邸(鎮守府内)・居間◇

 

天城「提督、お帰りなさいませ。長期のご出張、お疲れ様でした」ペコリ

提督「あぁ……長い間留守にして悪かったな」

天城「いえ、ご無事で何よりです」ニッコリ

提督「」ジーッ

  (久しぶりに会えた嬉しさからの笑顔……実に愛らしい……)

 

天城「……どうしました?」

提督「いや……こうして天城に会えたのは一ヶ月ぶりだからな。そう思うと嬉しくてな……」

天城「大本営直々のご指名で今後の大規模作戦会議に参加していたのですから、仕方ありません。私も、こうして提督と会えて嬉しく思っています」ニコニコ

提督「」

  (何気ない言葉……でも今の俺にはとてつもなく嬉しい言葉だな……)

 

天城「毎晩お電話は頂いていましたが、やはり直接会って提督のお顔を見ながら話すと安心します♡」ニッコリ

提督「天城……」

  (ああ……この笑顔、俺が愛してる女性(ヒト)が今すぐ目の前に……)

 

 〜提督、思わず天城の頬を撫でる〜

 

天城「提督……?」キョトン

提督「わ、悪い! つい……////」カァー

天城「ふふ……そうですね」ソッ

 

 〜天城は頬に触れる提督の手に自分の手を重ねる〜

 

天城「私も……このように提督に触れて欲しいと、お電話の向こうで声を聞きながら思っていました♡」スリスリ

提督(天城……そんなことを言われると、抑えが利かなくなるじゃないか!)

 

提督「天城……」スッ

 

 〜提督、思いのままに天城を抱きしめる〜

 

天城「あ……提督……♡」ギューッ

 

 〜天城、負けじと提督を抱きしめ返す〜

 

提督(天城……)

天城「〜♡」スリスリ

提督「天城……」ナデナデ

天城「〜♪」エイッ

提督「え……?」

 

 ドサッ♡←天城、提督を押し倒す

 

提督「あ、天城……?」

天城「提督……辛かったのはご自分だけだと思っていませんか?」イジイジ←提督の胸元をなぞる

提督「は……?」

天城「会えなくて我慢していたのは……ご自分だけだと思っていませんか?」

提督「天城……それは、つまり……」ゴクリ

 

提督「天城も……俺と会えなかったのは、辛かったということ……か?」

天城「当たり前です……提督の声を聞いているだけで、提督の温もりが蘇ってきて……どうして私の隣に提督がいないのかと恨めしく感じることは一度や二度ではありませんでした」ジーッ

提督(天城……)

 

天城「提督のせいです」ギューッ

提督「ん……?」

天城「提督が私に想いを告げたりしなければ……私はこんなにも切なさで胸を詰まらせることはありませんでした」スリスリ

提督「それは、そうだけど……」アセアセ

  (謝るべき……か?)

 

天城「想いを告げてくれてありがとうございます……とても嬉しく思っています♡」ニッコリ

提督(え……)

 

天城「提督が告げてくれなければ……私はこんなにも幸せを感じることはなかったと思います」

 

天城「提督を想って切ない夜を過ごすことも、身体を熱くすることもなかったはずですから」

 

天城「辛いことも含めて……これらは全て、提督が私に与えてくださっている喜びです♡」

 

提督(天城……お前はそんなにも俺のことを想って……俺が側にいない時でも、俺のことを考えてくれて……)

 

提督(……切ない気持ちを抱えつつも、それすら喜びに感じてくれているのか……そのことが、ただただ嬉しい)

 

天城「提督」クイクイ

提督「ん?」

天城「口づけても……いいですか?♡」ウワメヅカイ

提督「あぁ、勿論だとも」

天城「ん〜……ちゅ……」

提督「ん、ちゅ……」

 

天城「もう一回♡」

提督「あぁ、いいとも……」

天城「あむ……んっ……ちゅっ……」

提督「んっ……ちゅっ……はぁ……」

 

天城「もう一回……♡」スリスリ

提督「あぁ……」ホッペナデナデ

天城「んぅ……ちゅ、ちゅっ……ちゅっ……」

提督「ちゅっ……っ……っ……んはぁ……」

 

天城「はぁはぁ……もう一回……♡」トローン

提督「あぁ」ギュッ

天城「提督……ちゅ、んん〜……お会いしたかった……ずっとずっと……こうして抱き合って、口づけしたかったんです……♡」チュッチュッ

提督「ちゅ……んっ……天城……」チュッ

 

天城「もっと……してもいいですか?♡」ハァハァ

提督「あぁ……俺ももっと天城とこうしていたい」ホッペナデナデ

天城「あぁ、提督ぅ……ちゅ、ちゅっ……んっ……んむぅ……♡」チュッチュッ

提督「天城……ちゅ……んっ……んんっ……」チュッ

 

 その後も、夫婦は数え切れない程の口づけを交わし、幾度も愛し合った。

 まるで初めてそれを覚えた恋人同士のように、飽きることなく何度も……何度もーー

 

 

 その翌日ーー

 

 ◇執務室◇

 

提督「……おはよう、みんな。これまで出張で出撃は無かったが、今日からまたみんなに出撃してもらうことになる。しっかり頼む……ぞ」ゲッソリ

天城「皆さん、頑張りましょうね!♡」ツヤツヤキラキラ

 

葛城「(提督大分やつれてるわ……出張大変だったみたいですね)」ヒソッ

瑞鶴「(そうね……こんな時こそ私達がしっかりしなきゃね)」ヒソヒソッ

翔鶴「」ニガワライ

雲龍「(天城があんなにキラキラしているなら、疲れている理由はアレね……)」フフ

大鳳「(一ヶ月も離れ離れでしたから、盛り上がったんでしょうね)」フフ

 

天城「では提督♡ 早速今日の任務に取り掛かりましょう!♡」ニパー

提督「あ、あぁ……頑張ろう……」ニッコリ...

 

                  天城 完




天城終わりです!

良妻空母の天城さんだって甘えたい!
そして甘えられたら確実に理性が大破します!

お粗末様でした!

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