奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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軽巡洋艦球磨がお嫁さん。

キャラ崩壊含みます。


球磨とケッコンしました。改

 

 某鎮守府、朝ーー

 

 ◇執務室◇

 

提督「球磨、ちょっと頼まれてほしいことがあるんだが」

球磨「何だクマ〜?」

提督「今日着任するアイオワのことなんだが……」

球磨「クマ? 予定では来週じゃなかったクマ?」

提督「あぁ、向こうの都合でね。着任するのが早まったんだ」

球磨「どうしてもっと早く球磨に言わなかったクマ?」

 

提督「今朝いきなり言われたんだよ。球磨はその時丁度、席を外してたから」ニガワライ

球磨「なら仕方ないクマ。それでそのアイオワがどうしたクマ? ハッキリ言えクマ」

提督「アイオワが着任したら金剛か足柄に案内を頼もうとしたんだが……」

球磨「二人は今演習に行ってる最中クマ」

提督「そう。だから……」

球磨「球磨にアイオワの案内を頼むという事クマ〜?」

提督「その通りですはい」ニガワライ

球磨「球磨は秘書艦だからそんな暇ないクマ」ジトーッ

 

提督「そう言わずに頼むよ〜。勿論、案内してくれる分の秘書艦任務は免除するからさ」コノトオリ!

球磨「…………」

提督「」フカブカ

球磨「仕方ね〜クマ。頼まれてやるクマ」ナデナデ

提督「ありがとう、球磨〜」ギューッ

球磨「調子のいい提督だクマ♡」スリスリ

 

 〜そして球磨は埠頭へ〜

 

 

 ◇埠頭◇

 

アイオワ(訳「こんにちは♪ アメリカから来たアイオワよ。これからここでお世話になるわ」ニコッ

球磨(訳「私は球磨。この鎮守府で秘書艦をしています。今日は私があなたを案内しますので、私の後について来てください」ニッコリ

アイオワ(訳「わぉ♪ あなたすっごく英語が上手ね!」

球磨(訳「昔英語の得意な人が私の艦長だったので」ニコッ

アイオワ(訳「なるほどね。とても素敵な方だったみたいね」フフ

球磨(訳「とても優秀な方だったわ♪」

アイオワ(訳「ならあなたも優秀ね」クスクス

球磨(訳「そう褒めないで♪」ドヤァ

アイオワ「」クスクス

 

 〜そして球磨はアイオワを連れて執務室へ〜

 

 

 ◇執務室◇

 

 ガチャーー

 

球磨「提督〜、アイオワ連れて来たクマ〜」ノシ

 

提督「ありがとう……えっと、日本語は話せるかい?」

 

球磨「問題ないクマ」

アイオワ「えぇ、ちゃんと話せるわ」ニコッ

 

提督「あぁ、君がアイオワだね?」

アイオワ「イエス♪ ミーがアイオワ級戦艦、アイオワよ! あなたがここのアドミラルね! よろしくね!」

 

提督「よろしくね……俺がここの提督です。君の着任を心から歓迎するよ。今日は早速、この鎮守府内を見て回って来てほしい。案内は球磨に任せてあるから」

アイオワ「OK♪」

 

 〜球磨、アイオワを連れて鎮守府の案内へ〜

 

 

 ◇鎮守府内・中庭◇

 

 〜一通り案内を済ませ、二人は中庭へ〜

 

球磨(訳「ここで少し休憩しましょう」

アイオワ(訳「了解♪ あと、もう日本語でも大丈夫よ?」

球磨「分かったクマ〜」ニコッ

アイオワ「えぇ♪」

 

 〜二人並んでベンチに座る〜

 

球磨「ザッと回ったけど、どうだったクマ?」

アイオワ「設備がとても充実した素晴らしい鎮守府ね。ここに着任出来て嬉しいわ」

球磨「ふっふっふ〜♪ うちの提督が頑張ってる証拠だクマ♡」ニッコニコ

アイオワ「さっき話して思ったけど、ここのアドミラルは素直で誠実な人ね♪ その証拠にさっき会った艦娘達はみんな素直ないい娘達だったわ♪」

球磨「♡」ウンウン

アイオワ「艦隊のみんなから慕われてそうよね〜、ミーもケッコンするならアドミラルみたいな人がいいわね〜♪」

 

球磨「それは駄目だクマ〜!」ガタッ

アイオワ「」ビクッ

球磨「この球磨の左手の薬指を見るクマ!」

 

 〜ケッコン指輪キラッ☆〜

 

球磨「提督は球磨の提督だクマ! そして球磨は提督の球磨だクマ〜! 提督は球磨だけを愛してくれるって言ったクマ! だから駄目だクマ〜!」ブンブン

アイオワ「Wow……」ビックリ

 

球磨「あ……急に大きな声を出して悪かったクマ……」

アイオワ「気にしてないわ♪ ミーこそsorry……あんな素敵な人と結ばれてるあなたが羨ましかったの」ニコッ

球磨「そう褒めるなクマ〜♡ 褒めても提督は球磨のだクマ♡」デレデレ

アイオワ「ふふ、日本(こっち)の言葉で言うと『ご馳走様』かしら?」

球磨「照れるクマ〜♡」デヘヘ

 

 〜その後もガールズトークを楽しみ、球磨はアイオワと仲良くなった〜

 

 

 その日の夜ーー

 

 ◇提督&球磨の部屋◇

 

球磨「ーーそれでアイオワと仲良くなったクマ〜♪ 今度鎮守府近くの街も案内してあげるクマ〜♪」

 

 〜球磨は楽しそうに提督にアイオワとのことをお話中〜

 

提督「そっかそっか〜」ニコニコ

球磨「む……」ジーッ

提督「? 急に黙ってどうしたんだ?」

球磨「提督は球磨が他の人と仲良くしてても何も感じないクマ?」

提督「え……だってアイオワは球磨の友達だし、そもそも女じゃないか」

球磨「む〜、提督は分かってないクマ〜」ヤレヤレクマ

提督「えぇ……」

 

球磨「球磨は提督が男の友達と仲良く話をしてるのを見るのも嫌だクマ……」ギューッ

提督「球磨……」

球磨「お仕事なら仕方ないクマ。交友を深めるのも分かるクマ」

 

球磨「せっかく素敵な提督に巡り会えたのに……また居なくなっちゃったりしたらって考えると、球磨は耐えられないクマ……」アタマグリグリ

 

球磨「球磨はもう大切な人を絶対に離したくないクマ……提督は球磨だけのクマ……」ヒシッ

 

提督「」スッ

 

 ぽふぽふっ←提督、球磨の頭を撫でる

 

球磨「んぁ♡」

提督「大丈夫だ。俺は愛する球磨を置いて何処にも行かないさ」ナデナデ

球磨「そんな甘いセリフを言いながら撫でるなクマ……卑怯だクマ♡」トローン

提督「球磨は俺に撫でられるの弱いもんな」ニコッ

球磨「全部提督のせいだクマ♡」スリスリ

提督「責任とるよ」ナデナデ

球磨「一生ものだクマ♡」ギューッ

提督「勿論だ」

 

球磨「クマ〜♡ 約束のちゅうするクマ〜♡」クイクイ

提督「なら、目を閉じて」ナデナデ

球磨「見つめ合ったままするクマ〜♡」ヤンヤン

提督「はいはい」チュッ

球磨「んっ♡ っ♡ ぁふ♡ んん〜♡ んむぅ♡」ギューッ

提督「ん……ちゅっ……ぷはぁ……満足したか?」

 

球磨「足りないクマ〜!♡」スリスリ

提督「そっか」ニコッ

球磨「お布団に連れてけクマ〜♡」ホールド

提督「はいよ♪」

球磨「提督♡」

提督「ん?」

球磨「だ〜い好きだクマ♡ 死んでも離してあげないクマ♡」

提督「おう」ニコッ

 

 その後めちゃく(ryーー。

 

                  球磨 完




球磨、改終わりです!

意外に優秀な球磨ちゃんに死んでも離してもらえない提督さんは幸せ者ですね〜。
因みに英語が話せる設定にしたのは昭和17年11月14日に球磨の艦長となった横山一郎大佐殿(後に少将)による影響ということにしてます。この方は軍に入る前にエール大学に留学し、駐米大使館附武官となるなど、英語に精通していた。ということから英語も話せる球磨に設定しました♪

という豆知識(?)を踏まえつつ、此度もお粗末様でした♪

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