奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

307 / 324
軽空母飛鷹がお嫁さん。

キャラ崩壊、独自設定含みます。


飛鷹とケッコンしました。改

 

 某鎮守府、昼過ぎーー

 

 ◇艦娘寮の一室◇

 

 コンコンーー

 

隼鷹「開いてるよ〜」

 

 ガチャーー

 

いずもまる「こんにちは、じゅんようさん!」

ひよう「こんにちは〜!」ノシ

 

隼鷹「お、姪っ子シスターズじゃないか。どうしたんだ?」

いずもまる「おかあさまがおとうさまとおしごとへむかったのでこちらにきました!」

ひよう「じゅんよう、あそぼ〜!」ピョンピョン

隼鷹「あぁ、そういや面倒見てくれって頼まれてたっけ……」ワスレテタ

 

いずもまる「あの……もしおじゃまでしたら、いずもまるたちはべつのばしょにいきます……」

ひよう「えぇ〜! じゅんようとあそびたい〜!」

いずもまる「こら、わがままいってたらおとうさまにごほうこくするからね!」

ひよう「わがままじゃないも〜ん!」

 

 /キャイノキャイノ\

 

隼鷹「分かった分かった! ここに居ていいからケンカすんな!」アセアセ

ひよう「やった〜!」

いずもまる「しかし……」

隼鷹「子どもが変な遠慮すんな。大人しく甘えとけ」ナデナデ

いずもまる「はい♪」ニパー

隼鷹(姪っ子って可愛いな〜♪)

ひよう「じゅんよう! ひようも! ひようもいいこだからなでて〜!」

隼鷹「はいはい〜♪」ナデナデ

ひよう「えへへ〜♪」ニコニコ

隼鷹(提督と飛鷹が親バカなのも分かる気がする)デヘヘ

 

 〜そして三人は部屋で仲良く遊ぶことに〜

 

 ーー。

 

いずもまる「もう、こんなにおさけのびんをちらかしてたらいけませんよ!? それにいくらおいしいからと、こんなにのんではからだにどくです!」クドクド

隼鷹「は、はい……」セイザ

  (くそ〜! 説教癖まで飛鷹に似てやがる!)

 

ひよう「じゅんよう、おようふくはちゃんとたたまなきゃしわしわになるんだよ? きれいなおようふくがかわいそうだよ?」

隼鷹「そ、そうだな……」ニガワライ

  (こっちもこっちで飛鷹に似てやがるな〜……)

 

 〜結局姪っ子達に諭され部屋掃除をすることに〜

 

隼鷹「んじゃ、あたしは酒瓶を捨てて来るから、二人はその服を畳んでおいてくれ」

い・ひ『りょうかい!』ビシッ

 

隼鷹(後で飛鷹にも怒られるんだろうな〜……)シロメ

 

 パタンーー

 

いずもまる「じゃあ、わたしがすかーととかはくものをたたむから、ひようはうわぎね!」

ひよう「は〜い♪」

 

いずもまる「」セッセッ

ひよう「」ヨイショヨイショ

 

 カタン……

 

いずもまる「?」

ひよう「ん〜?」

 

 〜脱ぎ散らかされた服の中から何かを発見〜

 

ひよう「ん〜?」

いずもまる「これしゃしんをかざるやつねーー」

ひよう「みちゃえ〜!」

いずもまる「あ、こら! かってにみちゃめ!」

ひよう「あれ?」

いずもまる「ど、どうしたの?」

ひよう「これ、おとうたんとおかあたんがうつってるよ〜?」

いずもまる「え、みせて!」

ひよう「かってにみちゃめなんじゃないの〜?」ニヤニヤ

いずもまる「うぅ〜……」グヌヌ

 

ひよう「でもこのおとうたんとおかあたんすっごいな〜。おとうたんはかっこいいふくきてて、おかあたんはきれいなどれすきてるの〜」キラキラ

いずもまる「……」グスッ

ひよう「あわわ! おねえたんなかないで〜! おかあたんにはだまっててあげるから、ほら」つ写真

いずもまる「うん……ほんとだ……」グシグシ

ひよう「おとうたんもおかあたんもしろいおようふくだね〜」

いずもまる「なんのしゃしんなのかな〜?」

 

 ガラガラーー

 

隼鷹「ただいま〜」

 

い・ひ『ぴぃ!?』

 

隼鷹「? あ、何か見つけたのか〜?」

いずもまる「かってにみちゃって、ご、ごめんなさい! おこるならわたしだけをおこってください!」

ひよう「お、おねえたんわるくない! ひようがかってにみたの!」

隼鷹「いやいや、そんくらいで怒んないって」ニガワライ

 

 〜隼鷹、写真に気がつく〜

 

隼鷹「うぉ〜! こんなところにあったのか〜! 見つけてくれてサンキューな♪」ナデナデ

いずもまる「?」

ひよう「さがしものだったの?」

隼鷹「そうなんだよ〜♪ これ、お前らの父ちゃんと母ちゃんのケッコン式の写真なんだぞ♪」

い・ひ『えぇぇぇ!』

 

隼鷹「確かその時のDVDもあるんだけど……どこやったかな〜?」

いずもまる「さ、さがします!」

ひよう「みつけたらみせて!」

隼鷹「あぁ、いいよ♪」

い・ひ『がんばります!』

 

 〜こうして時間は過ぎていった〜

 

 

 そしてその日の夜更けーー

 

 ◇提督&飛鷹邸(鎮守府近辺)◇

 

 ガチャーー

 

提督「ただいま〜」←残業して帰宅

 

「んあぁぁぁ!」

 

提督「?」

 

 〜提督、茶の間へ〜

 

提督「飛鷹?」

 

飛鷹「娘達にバレれたぁぁぁ////」ゴロゴロ

 

 〜飛鷹、赤面して床を転がる〜

 

提督「おい、飛鷹?」

飛鷹「あ、あなた!?////」

提督「ただいま」ニコッ

飛鷹「お、おかえりなさい////」

提督「いずもまるとひようは寝たのか?」

飛鷹「え、えぇ////」パタパタ

提督「で、この状況は?」

飛鷹「えっとーー」

 

 〜飛鷹、提督に説明中〜

 

飛鷹「ーーってなことがあって////」ウツムキ

提督「別にいいじゃないか。悪影響なものじゃないんだし」ニガワライ

飛鷹「だ、駄目よ! 提督と私のケッコン披露宴をいずもまるとひように観られたのよ!? 隼鷹のせいで!」

提督「そんな変な披露宴だったか?」

飛鷹「へ、変じゃないわよ……ただ……////」モジモジ

 

提督「あぁ〜、ゴンドラ代わりに船で登場したのを知られて恥ずかしいのか〜!」

飛鷹「それもあるわ////」

提督「じゃあ、キャンドルサービス代わりにキスしながらみんなのテーブルを回ったやつか?」

飛鷹「それも////」

提督「なら、ケーキ入刀中にキスしてて切り方をヘマしたとこか?」

飛鷹「……それも////」

提督「ならブーケトスで俺が飛鷹ごと投げて俺がキャッチしたところか?」

飛鷹「…………全部よ、全部! 全部観られたから恥ずかしいの!////」カァー

提督「えぇ〜」ニガワライ

 

飛鷹「私はもっと普通の披露宴がしたかったの! なのにあなたが勝手にあんなアドリブ入れて!////」

提督「じゃあ何か!? 飛鷹はあの披露宴が嫌だったのか!? あんなに俺とのラブラブな披露宴だったのに!」

飛鷹「嫌訳ないでしょ馬鹿!♡ 今でもこんなに幸せなのに!♡」ギューッ

提督「っ……なら、何も問題ないだろ!」ナデナデ

飛鷹「それとこれとは違うもん!♡////」ヒシッ

提督「くそ〜! 可愛い過ぎんだよ!」ギューッ

飛鷹「恥ずかしさが無くなるくらい抱きしめて!♡」

提督「当たり前だ! 今夜は寝かさんぞ〜!」

飛鷹「愛してるわ、あなた〜!♡」ホールド

提督「俺も愛してるぞ〜!」ダキッ

 

 そして夫婦はそのまま防音設備抜群の寝室へ突入した。

 

 ◇子ども部屋◇

 

いずもまる「おとうさまとおかあさまはまえからああなんだね」ニコニコ

ひよう「ひようもしょうらいはらぶらぶふうふになりたいな〜」ニコニコ

 

 その次の日、飛鷹は隼鷹を何時間も正座させて説教をした。だがその顔はつやつやだったというーー。

 

                  飛鷹 完




飛鷹、改終わりです!

今回はひらがなばかりで読みにくくでごめんなさいです。
飛鷹さんのとっておきのドレスはウェディングドレスへ変わったという感じにしました!

出雲丸とは日本郵船の橿原丸型大型貨客船の二番船のことです。この型は元より、いざという時には空母に改造するという条件付きで多額の補助金を受けていました。そして民間商船としての姿を現さないまま空母・飛鷹へと改造されました。
なのでその飛鷹さんの子どもの名前は『いずもまる』と『ひよう』ということにしました!

という豆知識?を踏まえつつ此度もお粗末様でした〜!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。