奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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戦艦ビスマルクがお嫁さん。

若干のR-15含みます。


ビスマルクとケッコンしました。改

 

 某鎮守府、朝ーー

 

 ◇執務室◇

 

提督「本日の作戦は前日伝えた通り。比較的敵は少ないが油断はしないように。情報には無いが潜水艦の動きにも細心の注意を払うこと」

艦隊『はっ!』ケイレイ

提督「では、みんな無事に帰ってくるように」ケイレイ

艦隊『了解!』

 

ビスマルク「気をつけて行きなさいね」

 

 〜ビスマルクは提督を後ろから抱きしめ中〜

 

グラーフ「お前ってヤツは……」

プリンツ「まあまあ、グラーフさん」ニガワライ

レーベ「いつものことだから……」

マックス「それに提督は昨日まで一週間、大本営に出張だったからこれくらいは想定内よ」アキレ

ユー「仲良し仲良し」ウンウン

はち「寧ろこうじゃなきゃ空から魚雷が降ってきそう」

 

提督「ははは……////」

ビスマルク「ちょっとあまり動かないで」ヒシッ

提督「す、すまん」

 

グラーフ「今日の私は阿修羅になれる気がする」ニコニコ

はち「なら今日の作戦は楽そうだね」クスクス

マックス「私達は何もしなくても良さそう」クスクス

レーベ「ちゃ、ちゃんとやろうよ」アセアセ

プリンツ「あはは……」ニガワライ

ユー「プリンツ、胃薬いる?」つ胃薬

プリンツ「…………ありがとう」ウケトリ

 

 〜とりあえず艦隊は出撃した〜

 

提督「ふぅ……さてーー」

ビスマルク「気兼ねなくキス出来るわね……ん〜♡」クチビルサシダシ

提督「待て」

ビスマルク「何よ……ダメなの?」ムゥ

提督「ダメに決まってるだろ」

ビスマルク「…………あぁ、キスだけじゃイヤなのね♪ もう昨晩もあんなにしたのに……アトミラールったら♡」キャッ

提督「違う。というか寝かせてくれなかったのはビスマルクの方だろうが」ハァ

ビスマルク「何よ……イヤだったの?」ムッスー

提督「嫌ではなかったよ」

ビスマルク「なら何が問題なのよ〜」

提督「今のこの状況だ」

 

 〜提督、ビスマルクに後ろからだいしゅきホールド〜

 

ビスマルク「これの何が問題なの?」

提督「もう少し慎みを持ってくれ」

ビスマルク「慎んでみんなの前ではキスしなかったわよ?」クビカシゲ

提督「それは慎みとは言わない。とりあえず離れてくれ」

ビスマルク「イヤ!」ヒシッ

提督「ったく……相変わらず強情だな」

ビスマルク「アトミラールが私を一週間も放置したせいよ。貴方も随分偉くなったものね。この私を放置するだなんて」

 

提督「ビスマルクやみんなの活躍があって俺は今の地位に居れるんだ。感謝している。だからこそ大本営に呼ばれたんだよ」

ビスマルク「でも一週間だなんて聞いてない」

提督「たまたま会議が長引いたんだよ……」

ビスマルク「むぅ〜!」プックゥ

提督「毎晩電話してただろ?」

ビスマルク「電話だけじゃ貴方の温もりは感じられないわ」ギューッ

提督「そうだけど……」

ビスマルク「私は毎晩寂しかった……貴方のせいよ」

提督「……」ニガワライ

ビスマルク「だから貴方は私を満足させる義務があるの! だから暫く私は貴方から離れないから!」ヒシッ

提督「はぁ……分かった、俺の負けだ」オテアゲ

ビスマルク「ふふん♪ 最初からそう言えばいいのよ♡ いいのよ、キスしてくれても?♡」オメメハート

提督「はいはい……」チュッ

ビスマルク「〜♡」チュッチュッチュー

 

 〜夫婦は散々キスした後に仕事へ〜

 

 

 そして昼ーー

 

提督「」カリカリ

 

 〜提督、仕事中〜

 

ビスマルク「そこ、字が間違ってるわ」

 

 〜ビスマルク、提督の膝上に鎮座〜

 

提督「おぉ」ケシケシ

ビスマルク「ホント貴方は私が居ないとダメなんだから……そんなんで良く一週間も出張してたわね」ムナモトイジイジ

提督「向こうでは字は書かなかったからな」

ビスマルク「むぅ……」

提督「?」

ビスマルク「貴方は私が居なくても何とも思わないのね……」ウルウル

提督「」ギョッ

 

ビスマルク「私が一人寂しくベッドで枕を濡らしていた間も、貴方は一人優雅に寝ていたのね……」グスン

提督「おい」

ビスマルク「私はこんなにこんなにアトミラールのことを愛してるのに、貴方は何も感じないのね……」グスグス

提督「おい!」

ビスマルク「何よ?」

 

提督「はぁ……ちょっと膝から退いて。そこのソファーに移れ」

ビスマルク「イヤ!」ヒシッ

提督「頼む……すぐに俺もそっちに行くから」ナデナデ

ビスマルク「……Okay(わかった)

 

 〜ビスマルク、ソファーへ〜

 

提督「」スクッ

 

提督「」ストン

 

 〜提督、ビスマルクの隣に座る〜

 

ビスマルク「???」

提督「」グイッ

 

 〜提督、ビスマルクを抱き寄せる〜

 

ビスマルク「!?♡」キュン

提督「なぁ、ビスマルク」

ビスマルク「な、何かしら?♡」ギューッ

提督「俺達はケッコンしてからまだ何処にも行ってないよな……」

ビスマルク「? 海には何度も行ってるじゃない」

提督「はは、確かにそうだな……でもそういう場所じゃないんだよ」

ビスマルク「???」クビカシゲ

 

提督「Du Schatz, wo sollen wir unsere Flitterwochen verbringen?」

 訳「俺の宝物(ビスマルク)、俺達の新婚旅行は何処に行きたい?」

 

ビスマルク「え……えぇ!?////」ズキューーン

提督「大本営のお偉いさんに頼んで一週間の休日を貰ってきた。だから一週間帰って来れなかった」

ビスマルク「貴方……////」ドキドキ

提督「何処に行きたい?」

ビスマルク「バカ……貴方となら何処でも嬉しいわよ♡」ギューッ

提督「ははは、なら日本らしい温泉旅行にでも行くか♪」

ビスマルク「えぇ♡」スリスリ

 

提督「Du bist mein Schatzt(お前は俺の宝物だ)」ニッ

ビスマルク「Ich liebe dich für immer(貴方を永遠に愛してる)♡」

 

 そして夫婦は自然と互いを求め合った。

 

 

 ◇執務室外・ドア前◇

 

ビスマルク『アトミラール♡ もっと♡ もっとキスして♡』

提督『あぁ、勿論だ』

 

 /ラブラブチュッチュー\

 

グラーフ「結局こうなるのか」ヤレヤレ

プリンツ「先に補給とドックに行きましょうか」ニガワライ

マックス「あれ絶対入ってるよね?」マジマジ

レーベ「そんなに見ちゃダメだよ////」

ユー「あれがソファー海戦////」

はち「ちっちゃいビスマルクが産まれるのも時間の問題だね〜」ニヤニヤ

 

                  ビスマルク 完




ビスマルク、改終わりです!

ビスマルクはデカつきですからね! やはりデレデレになると思うんですよ!
こんなに愛されたら理性が轟沈ですよね☆

お粗末様でした〜!

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