奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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潜水艦伊14がお嫁さん。

お酒ネタ、独自設定含みます。


伊14とケッコンしました。

 

 某鎮守府、夕方ーー

 

 ◇埠頭◇

 

イヨ「んはぁ〜、ただいま〜っと、イエイ♪」

 

 〜潜水艦隊帰投〜

 

ヒトミ「今日のお勤めも無事に終了、ね」フゥ

ろ「と〜ちゃく〜♪」

しおい「今日も疲れた〜♪」

 

イムヤ「みんなお疲れ様♪」ノシ

ゴーヤ「お帰りなさ〜い♪」ノシ

はち「修理と補給は手配してるから、各自ちゃんと受けてね」ニコッ

まるゆ「お疲れ様です」ペコリ

 

イヨ「ありがと、イムヤン達は今日最後のオリョクルだよね? 頑張ってね♪」

ゴーヤ「任せるでち♪」

はち「艦隊のために頑張るわ」フフ

まるゆ「行ってきます」ケイレイ

イムヤ「さぁ、出撃よ〜♪」

 

 〜イムヤ達を見送り、イヨ達はドックへ〜

 

 

 ◇ドック◇

 

イヨ「〜♪ 〜〜♪」ルンルン

 

ろ「イヨちぃ、ご機嫌だね♪」

しおい「全部の戦闘でMVPだったしね」フフフ

ヒトミ「実は調子がいいのはそれだけじゃないみたいなんです」ニガワライ

 

イヨ「フッフッフ〜……実はね〜、今日イヨが全部の戦闘でMVP取ったら、てーとくがお酒ご馳走してくれるんだ〜♪ いいでしょ〜?♪」イエイ

しおい「あ〜そういう……」ニガワライ

ヒトミ「そうなんです////」カァー

イヨ「別に悪いことじゃないじゃん♪ てーとくの善意なんだし♪」フフン

ろ「提督はこれくしょんが沢山あるから、美味しいの沢山飲めるね♪」

イヨ「そ〜なんだよ〜♪ スコッチにワインに〜、テキーラでしょ〜♪ 他にもウォッカとかブランデー、芋、大吟醸♪」

 

ヒトミ「飲み過ぎて提督のご迷惑にならないようにね?」メッ

イヨ「大丈夫大丈夫♪ いつものことだもん♪」

ヒトミ「だからダメって言ってるの!」メッ

イヨ「な、なんだよ〜! いいじゃんかよ〜! てーとくと飲むお酒って美味しいんだもん!」ブーブー

しおい「まぁ、提督はイヨちゃんには特別甘いからね〜。迷惑とすら思ってないかも」ニガワライ

ヒトミ「はぁ……今度何かお詫びの品を持って行かなきゃ……」

ろ「提督はお酒が好きだからお酒だね♪」

イヨ「となると、結局イヨが飲むことになるよね♪」

ヒトミ「イヨちゃんっ////」ポコポコ

イヨ「うわぁ、いたた! 泣きながら叩くことないじゃんか〜!」

 

 〜そんなこんなで補給も済ませ、イヨだけ執務室へ〜

 

 

 ◇執務室◇

 

 ガチャーー

 

イヨ「たっだいま〜、て〜とく〜♡」ノシ

 

提督「いだだだ! イク、止めろ!」

イク「提督がマッサージ頼んだの♪ まだまだ止めないの♪」グリグリ

ニム「お、お姉ちゃん、やめてあげて!」アワワ

 

 〜提督、イクから肩のマッサージ?を受けている〜

 

イヨ「こ〜らぁ! イヨのてーとくをイジメるな〜!」

 

 〜イヨ、提督を庇うように自分の方へ引き寄せる〜

 

イク「イジメてないの〜! イクがマッサージしてあげてるの〜!」

イヨ「てーとくは痛がってたでしょ!」プンプン

ニム「お姉ちゃんが悪いよ」ニガワライ

イク「むぅ、納得いかないの〜」ブーブー

提督「こ、今度はもっと優しく頼むよ」ニガワライ

イク「は〜い♪ イクに任せるの〜♪」ギューッ

イヨ「こ、こらぁ! 何どさくさ紛れに抱きついてるの! てーとくはイヨのなんだから!」ギューッ

イク「提督はみんなの提督なの! イヨちぃばっかりずるいの〜!」

提督「あだだだだ! 首、首がががが!」

ニム「二人共やめてあげて〜!」ハワワー!

 

 〜散々揉みくちゃにされた〜

 

提督「…………」チーン

 

イヨ「やっば〜……」

イク「う、動かないの……」ツンツン

ニム「もぉ、どうするの!?」

イク「イク知らないの〜! ごめんなさいなの〜!」ピューン

ニム「あ、お姉ちゃ〜ん!」

 

 〜逃走するイク、追うニム、一気に二人きりに〜

 

イヨ「てーとく〜、起きて、お〜き〜て〜!」ユサユサ

提督「はっ……あれ? ここは? 死んだじぃちゃんは?」キョロキョロ

イヨ(本当に危なかった……)ホッ

  「も、もぉ、てーとくったら何言ってるの♪ 今目の前にいるのはだ〜れ〜?♪」

提督「我が愛する嫁である」キリッ

イヨ「そーそー♡ てーとくのお嫁さんのイヨちゃんだよ〜♡」ナデナデ

 

 〜かくかくしかじか〜

 

提督「なるほど、そんなこんなで今に至るのか」フムフム

イヨ「うん、ごめんね?」

提督「怒ってないよ。だから気にするな」ナデナデ

イヨ「えへへ、うん♡」スリスリ

提督「で、出撃の報告は?」

イヨ「あぁ、そうだった。えっと、最初はーー」

 

 〜イヨ、説明中〜

 

イヨ「ーーという感じ♪」イエイ

提督「ふむ、分かった。ありがとう。じゃあ、仕事が終わったら酒盛りな」ナデナデ

イヨ「やった♡ 楽しみにしてるね♡」ギューッ

 

 

 そして仕事を終えた夜ーー

 

イヨ「カンパ〜イ♡」

提督「はい、乾杯♪」

 

 〜執務室のソファーテーブルに並んで座り、約束通り夫婦だけで酒盛り〜

 

イヨ「んはぁ〜♪ 美味し〜♪」ゴマンエツ

提督「好きなだけ飲め、ご褒美だからな」ニコッ

イヨ「うん♪ 酔ってもてーとくが優しくしてくれるしね♡」スリスリ

提督「嫁に優しくするのは当然だ」ナデナデ

イヨ「えへへ〜♡ てーとくのお嫁さんになれて、イヨちょー幸せ〜♡」

提督「俺もイヨみたいな素敵なお嫁さんをもてて幸せだよ」ホッペチュッ

イヨ「んぁ♡ えへへ〜♡」デレッデレ

 

 〜そして酒盛りは続き〜

 

イヨ「あ、ねぇねぇ♡」

提督「ん、注ぐか?」

イヨ「ちょっと違うの♡ この前、足柄さんに聞いたお酒試していい? カクテルなんだけど」

提督「カクテルか。作れるのか?」

イヨ「うん♡ 作り方習ったから作れるよ♡ ちょっと待っててね♡」

 

 〜イヨ、執務室のバーカウンターへ〜

 

イヨ「えっと……グラスに大きめの氷、ウォッカ、グレープフルーツジュースを入れて、それから……」カチャカチャ

 

 〜イヨ、提督の元へ〜

 

イヨ「出来たよ〜♡ イヨ特製、ソルティ・ドッグ♡」

提督「ソルティ・ドッグか……でも肝心のグラスの縁につける塩は?」

イヨ「それはこぉこ♡」

 

 〜イヨ、自分の唇を指差す〜

 

提督「へ?」

イヨ「唇に塩塗ってきたんだ♡ 愛するてーとく限定だからね♡ どうぞ、召し上がれ♡」ンー

提督「頂きます」人

 

 ちゅっ♡

 

 そのソルティ・ドッグはとてもとても甘かったそうなーー。

 

                  伊14 完




伊14終わりです!

イヨちゃん、潜水艦では珍しい呑兵衛なキャラなので、お酒ネタでまったりいちゃいちゃ酒盛り風景を書きました!

そして此度の新艦娘はこれにて終わりなので、

お粗末様でした☆

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