※本編ではサムで統一します。ご了承ください。
某鎮守府、朝ーー
◇夫婦の部屋◇
サム「ん〜……もう朝か〜……」
〜サム、お目覚め〜
サム(提督は……)チラッ
提督「( ˘ω˘)」スヤァ
サム(まだまだ起きなさそう……)クスクス
サム(今は何時かな?)チラッ
時計<おう、まだ起きるには早いんじゃないか?
サム(まだ六時前か……六時になるまでは寝かせておいてあげよ♡)
サム(だって、昨晩はいっぱい私を愛してくれたし♡)ニヘヘ
提督「んん……」ゴロン
サム「ひゃっ」ビクッ
〜提督、寝返ってサムを抱きしめる形に〜
サム(はわわ……提督ってば朝から大胆♡////)
サム(幸せだなぁ……日本に来て良かった♡)
提督「すぅ……すぅ……」Zzz
サム(さて、そろそろ起こそうかな♡)
サム「提督〜……て・い・と・く〜♡ 朝だよ〜♡」ユサユサ
提督「んん……」パチッ
サム「えへへ、Good Morning baby♡
提督「ん……おはよう、ちゅっ」
サム「んちゅっ……いい夢は見れた?♡」
提督「今もいい夢の中にいるくらいだよ」
サム「ふふ、良かったね♡ でも今の私はあなたの夢の中にいる私じゃないよ♡」ホッペチュッ
提督「そうだね」ナデナデ
サム「うん♡ さぁ、起きて今日も頑張ろう!♡」ニパッ
提督「おう」ニコッ
〜こうして夫婦は今日も仲良く出勤〜
ーー
そして昼下がりーー
◇本館内・廊下◇
サム「えっと、オーヨドーさんには書類を提出したから、あとは戻って提督の書類整理をすればーー」
ドンッ
〜サム、誰かとぶつかる〜
サム「うあぁっ!?」
アイオワ「Oh, sorry……Are you all right?」
〜アイオワ、サムを抱き止める〜
サム「ビック・スティック(アイオワの愛称)……うん、大丈夫。私こそ、ぶつかっちゃってごめんね?」
アイオワ「いいのいいの。ミーが周りを見てなかったから……そういえば、ボーナス・ベイビーに会った?」
サム「え、ううん、会ってない」
アイオワ「そうなの? 私はさっき執務室に報告書を届けに行ったんだけど、その帰りに向こうの廊下で会って、何かあなたに用事があるみたいだったから……」
サム「そうなんだ……教えてくれてありがと! 執務室に戻ったら連絡してみるね!」ニコッ
アイオワ「えぇ、それじゃあまたね」ノシ
〜サムはアイオワと別れ、執務室へ〜
◇執務室◇
トントントンーー
提督『どうぞ〜』
ガチャーー
サム「戻ったよ〜、提督♡」
提督「おかえり〜。それとサムにお客さんだよ」
ガンビア「H, Hello……」ノシ
サム「あ、ガンビー! 良かった! 執務室にいたんだね!」
ガンビア「う、うん……アドミラルに連れて来てもらったの……////」テレワライ
提督「俺がトイレから帰る時に迷ってたみたいだったからね……それにサムに用事があるみたいだから連れて来たんだ」
サム「そうなんだ」クスクス
提督「にしても、ガンビア・ベイはよく迷うな〜。着任した時に何度も一緒に歩いて案内したのに……」ニガワライ
ガンビア「あぅ……だ、だってぇ、ここって広いのに案内標識も何も無いんだもん……////」モジモジ
提督「はいはい、また迷子になったら教えてやるよ」ナデナデ
ガンビア「むぅ、すぐに子ども扱いしてぇ……////」
提督「すぐに迷子になるんだから、おっきな子どもみたいなもんだろ?」ナデナデ
ガンビア「今度は迷子にならないもん!////」
提督「その言葉は何度も聞いたなぁ〜」ニヤニヤ
ガンビア「〜////」プンプン
サム「(๑òへó๑)」ムッスー
〜サム、絶賛嫉妬中〜
サム「ね、ねぇ、ガンビー! 私に何か用事があるんでしょ!? その用事ってなんなのかな!?」ズイッ
ガンビア「あ、ごめんね! えっとーー」
〜ガンビア、サムに用事を伝え中〜
ーー
ガンビア「じゃ、じゃあ、よろしくね……二人共バイバイ////」ノシ
サム「またね〜!」ノシ
提督「帰りも迷子になるなよ〜!」ノシ
ガンビア「ならないもん!////」
バタン!
サム「ふぅ……提督、ガンビーをあまりいじめちゃダメだよ? 女の子には優しくしなきゃ」
提督「え……まぁそうだな。でもあれだけオドオドしてるといじり甲斐があるんだよなぁ……反応もかわいいし」
サム「そう言えば、随分親しかったもんね! ごめんね、私はかわいくなくて!」フンッ
提督「なんでそういう話になるんなんだよ……ガンビア・ベイは部下としてかわいいってことだよ」
サム「どうだか……さっきだってずっとガンビーの頭をナデナデしてたくせに」
提督「ん、なんだ……ヤキモチか?」
サム「デリカシーが無い人はキライ!」ツーン
提督「俺はどんなサムも大好きだし、愛してるぞ!」
サム「っ……そ、それくらいで私が許すとでもーー」
ギュッ←提督、サムを抱きしめる
サム「はにゃ♡ じゃなくて、抱きしめたくらいじゃーー」
ナデナデ←提督、抱きしめながらナデナデ
サム「はぅ〜♡ しょ、しょうがないなぁ……でへへ♡」ニヨニヨ
提督(どうして俺の嫁はこんなにもチョロくてかわいいんだろう……変な男に騙されないか心配だ)ナデナデ
サム「ん〜♡」スリスリ
提督「次の週末、ガンビア・ベイと一緒に街でアメリカにいるあいつの姉たちに送る贈り物を選ぶんだろ? 変な男には注意しろよ?」
サム「え、何言ってるの? 提督以外の男の人なんてそこら辺の雑草と同じだよ?」ニコニコ
提督「そ、そうか……」ニガワライ
(そうだった……俺の嫁は笑顔で深海棲艦を沈める子だった)
サム「そんなに心配なら〜、提督も来る〜?♡ 私はそうしてくれると嬉しいなぁ♡」
提督「あぁ、分かった。ついてくよ」
(ある意味で心配だからね!)
サム「やったぁ♡ じゃあ、約束のキスして♡」
提督「ん、了解……ちゅっ」
サム「ちゅ〜っ♡
提督「おう、死んでも離さないさ」
サム「うん♡」
そして週末、街が夫婦のシュガーテロの餌食になることをこの時誰も予期してはいないーー。
サミュエル 完
遅くなりましたが、サミュエルことサムちゃん終わりです!
こんな風になるかな?って妄想して書きました♪
因みにアメリカでは恋人や婚約者をベイビーと呼ぶ人もいるらしいので、あのようにしました!
お粗末様でした!