某鎮守府、朝ーー
◇提督&照月の部屋◇
照月「提督……」
照月「提督っ! 起きてよ〜!」ユサユサ
照月「朝御飯出来たよ〜?」ユサユサ
提督「( ˘ω˘)」スヤァ ムニャムニャ
照月「もう、朝起きないのはケッコン前からずっと直らないんだから♪」クスッ
のしっ←照月、提督にのしかかる
提督「ん〜……」Zzz
照月「こら〜、起きろ〜っ」ホッペツンツン
提督「んへへ〜……」Zzz
照月「幸せそうに寝ちゃって……」ニガワライ
照月(でも幸せだなぁ……こういうの……♡)
「まさに夫婦って感じ♡」キャッ
提督「そりゃあ夫婦だからな」キリッ
照月「きゃぁ!? お、脅かさないでよ! ってか起きてたならちゃんと一回で起きてよ!」
提督「ん〜? だってお嫁さんに起こしてもらうのって男の浪漫じゃん?」
照月「ロマンって……起きたなら朝の支度して。朝御飯出来てるから」
提督「うぃ〜」
〜提督、洗面所へ向かう〜
照月(ふふ、ああいう所も前から変わらないなぁ♡)
〜夫婦揃って頂きます!〜
照月「今日は大根の味噌汁とベーコンエッグと各種の浅漬けにしたの♪」
提督「お〜、出会った頃の缶詰め料理が嘘のようだ〜!」
照月「いつまでもあの時の照月じゃないんだからね!」プンプン
提督「いやぁ、だってケッコン前はレーションが殆どだったからな〜」ニガワライ
照月「むぅ、そんな意地悪言うなら食べないで!」プイッ
提督「うわぁ、この味噌汁うっま〜!」ガツガツ
照月「」ジトーッ
提督「照月、味噌汁お代わり♪」つお椀
照月「っ……は〜い♡////」
(前からホント何も変わらないんだから……////)ドキドキ
提督「〜♪」モグモグ
照月「〜♡」ニコニコ
〜ご馳走様でした!〜
提督「さぁて〜、嫁の愛情たっぷりの朝食を堪能したし、今日も気合いを入れて仕事するか〜!」ノビー
照月「へへ〜♡ 照月も提督の補佐、しっかりするからね♡」ニパッ
提督「おう、頼むぜ♪」ニカッ
〜そして夫婦仲良くご出勤!〜
◇鎮守府本館内・廊下◇
照月「ねぇ提督、お昼はどうする? 食堂行く? それとも照月が何か作る?」
提督「ん〜……食堂がいいんじゃないか? 今丼フェアとかいうのやってるじゃん」
照月「あ〜やってるね〜。なら天丼食べようかな〜♪」
提督「はは、まだまだお昼じゃないってのに、照月は食いしん坊だな♪」
照月「なっ、いいでしょ、別に!」
提督「俺は悪いなんて言ってないぞ〜」ハハハ
照月「むぅ〜////」
照月「だって……」
提督「?」
照月「だって、大好きな人と食べる御飯って特別な感じがして、いつもより美味しいんだもん♡////」モジモジ
提督「」ズキューーン
照月「提督と一緒だから照月は御飯が好きなんだからね?♡」
〜上目遣い+首傾げ+真っ直ぐな眼差し〜
提督「そ、そうだな……俺も照月と食べる飯は特別うまいよ////」ナデナデ
照月「うん、そうだよね♡」ヘヘヘ
提督(見事なカウンター喰らったぜ////)ドキドキ
照月「〜♡」ニコニコ
「今日も仲良くご出勤ですね、お二人共♪」
「少し仲が良過ぎるけどね……」クスクス
照月「あ、秋月姉、初月! おはよう♪」ノシ
提督「お〜、おはよう」ノシ
秋月「おはようございます、仲良しご夫婦さん」ニコリ
初月「おはよう、おしどり夫婦さん」フフフ
照月「もぉ、変な言い方しないでよ〜////」
提督「」ニガワライ
秋月「別に変な言い方じゃないわよ」クスクス
初月「そうだ……朝っぱらから夫婦仲良く腕を組んでの出勤中に、廊下のど真ん中でいちゃいちゃしてるんだからな」フフフ
照月「そ、それは〜、つい、流れで……////」ウツムキ
提督「おいおい、俺の嫁さんをイジメないでくれよ」ハハハ
秋月「ふふ、ごめんなさい♪」
初月「そうだな。奥さんをいじめるのは旦那さんの特権だからな」クスクス
提督「そうとも! 妻を愛でていいのは夫である俺だけだ!」フンスフンス
照月「もぉ〜、やめてよ〜! みんなしてぇ〜!////」
〜そしてからかわれた後、やっと執務室へ〜
◇執務室◇
ガチャーー
提督「さぁて〜、やるか〜!」
照月「」
提督「おい、まだ拗ねてるのか?」
照月「ふんだっ」プイッ
提督「悪かったって〜……許してくれよ〜」ナデナデ
照月「撫で撫でだけじゃヤっ」ツーン
提督「じゃあどうしたら許してくれるんだ?」
照月「自分でよ〜く考えて!」フンッ
提督「う〜ん……」
ピコーン←提督、何か閃く
提督「照月……」アゴクイッ
照月「え」
ちゅっ♡
照月「!?////」
提督「どうだ? 機嫌は直ったか?」ナデナデ
照月「バカ……いきなり過ぎるよぉ♡////」テレリテレリ
提督「照月は俺とのキスが大好きじゃないか」
照月「そ、そうだけどぉ♡////」ァゥァゥ
提督「ん? もっとしてほしいってことか?」
照月「ちっ、ちが……くはないけどぉ〜////」
提督「あ〜、ごめんな。抱きしめてからが良かったのか」ギュッ
照月「はぅ♡////」ギューッ
提督「さっきはからかってごめんな」チュッ
照月「ぁ……んんっ……ちゅっ……ふ……っ……ちゅっ……んはぁ……ふぅ♡」トローン
提督「機嫌は直った?」ナデナデ
照月「もうとっくに直ってるもん……バカ〜♡////」デレデレ
提督「悪い悪い……じゃあ仕事に取り掛かるか」
照月「あ、待って」グイッ
提督「ん?」
照月「あと少しだけぎゅうってしててほしい、なんて♡」テヘヘ
提督「( ゚∀゚)・∵. 」グハッ!!
照月「て、提督!?」
提督「だ、大丈夫だ……問題無い」ギュッ
照月「な、ならいいけど……ん♡」ギューッ
提督「いちいち可愛過ぎるんだよ、照月は////」
照月「いひひ♡ 提督はいつも素敵だよ♡」スリスリ
そして夫婦は散々いちゃついた後、やっと仕事へ取り掛かるのであったーー。
照月 完
照月終わりです!
照月ちゃんは幼馴染みっぽい親しみやすさが魅力ですよね〜。
こんな嫁さんをもらえる提督さんが羨まけしからんですな!
では此度も激甘話、お粗末様でした!