キャラ崩壊含みます。
某攻略海域、昼下がりーー
〜艦隊帰投中〜
清霜「ね〜ね〜、鎮守府にまだ着かないの〜? ね~ね~ね~!」
霞「あ〜、もう、っさいわね! まだ着かないって何度も言わせんな!」ウガー
朝霜「まあまあ、あたいからも言っとくからさ。そういきり立つなよ」ドォドォ
足柄「鎮守府海域に入ってからもう十九回目ね」ニガワライ
大淀「まぁ清霜ちゃんにとっては早く会いたい方が居ますからね」フフ
初霜「大好きな提督が待ってますからね」クスクス
清霜「は〜、早く着かないかな〜。帰ったら司令官にぎゅーってしてもらうんだ〜♡」エヘヘ
朝霜「分かったから少しは落ち着け」ペシッ
清霜「うへへへ〜♡」オメメハート
霞「ったく本当に馬鹿なんだから」イライラ
初霜「まあまあ、霞ちゃん」ニガワライ
足柄「まぁ、霞としては複雑よね〜」
霞「何がよ?」ギロッ
足柄「何ってそりゃ、霞も提督が好きだからじゃない♪」
霞「な!? 何訳の分かんないこと言ってんの!? ぶっ飛ばすわよ!!」ワタワタ
清霜「そうなの、霞ちゃん?」
霞「違うわよ!」
足柄「そうよね〜……大切な友達と大好きな提督はもうケッコンしてるもんね〜」ニヤニヤ
大淀「つまり……霞ちゃんは提督が好き。清霜ちゃんは友達。そして好きな人と清霜ちゃんがケッコンした……なかなか凄い図ですね」ウーン
霞「変な解説入れるな! あのクズも清霜も好き! そんな二人がケッコンした! なら私はそれを祝福する! それだけよ!」
朝霜「霞……お前、マジでいい女だ。あたいが男だったら惚れてたよ」ナデナデ
初霜「ご立派です霞ちゃん」ナデナデ
清霜「ありがとう、霞ちゃん。清霜達、必ず幸せになるから!」ギューッ
霞「〜////」
霞「あ〜、もう! 馬鹿ばっかりぃぃぃいいいい!」カオマッカ
〜霞の叫びが海に響き渡る〜
◇埠頭◇
清霜「着いた〜♪」バンザーイ
霞「疲れた……」グッタリ
朝霜「あんだけ大声出してりゃ余計な」ニガワライ
初霜「」ニガワライ
足柄「楽しかった〜♪」キラキラ
大淀「」クスクス
清霜「執務室に直行!」ダッ
霞「待った!」ガツッ
清霜「うぐっ」ガクッ
霞「あんたね〜……あたしが旗艦なのよ? あたしの指示が無いのに勝手な行動しないでくれない?」EXボスオーラ
清霜「は、はい!」ガクブル
霞「早く会いたいのは分かるけど、先ずは入渠と補給。これは
清霜「は〜い」
霞「それに……好きな人の前にボロボロのまま行ったら心配させちゃうし、好きな人の前では綺麗で居たいでしょ?」ネ?
清霜「霞ちゃん……」
足柄(女として負けた気がする……)ガーン
大淀(女子力が違い過ぎる……)ガーン
朝霜(すげぇ、霞かっけぇ〜!)カンドウ
初霜(霞ちゃん、ご立派です!)カンドウ
霞「みんなも入渠と補給、行くわよ!」ニッ
朝霜「おうよ♪」
初霜「はい!」
足・大『は〜い……』ズーン
清霜「…………」
霞「何ボケッとしてんの、早く行くわよ」グイッ
清霜「あ、う、うん!」
〜入渠&補給を済ませて執務室へ〜
◇執務室◇
コンコンーー
提督「どうぞ〜」
カチャーー
霞「報告書持ってきたわよ」つ報告書
清霜「ただいま〜」
提・霞『(?)』
提督「あぁ、ありがとう。後は休んでくれ。お疲れ様」
霞「」ケイレイ
パタンーー
提督「清霜、何かあったか?」
清霜「…………」ウツムキ
◇執務室外・ドア付近◇
霞(何黙ってんのよ
↑心配で様子を見ている
◇執務室内◇
提督「話す気がないなら無理には聞かない。さ、おいで」チョイチョイ
清霜「うん……」
ぽふっ←清霜、提督の腕の中へ
提督「お帰り、清霜」ナデナデ
清霜「うん……」ギューッ
提督「」ナデナデ
清霜「……ねぇ、司令官」
提督「どうした?」
清霜「どうして清霜とケッコンしてくれたの?」
提督「唐突だな……そんなの好きだからに決まってるだろう?」
清霜「他に司令官のことを好きな子がいても?」
提督「勿論だ。その気持ちは嬉しい……が、俺はジュウコン出来るほど器用じゃない。なら一番愛している清霜とケッコンするのは当然だ」
清霜「清霜よりもっともっといい子いるよ! 霞ちゃんとか!」
提督「霞?」
◇執務室外◇
霞(あいつ……後でぶん殴る!)プルプル
◇執務室内◇
提督「そうか……霞が俺をな……」
清霜「霞ちゃんは清霜なんかよりとっても頼りになるよ! だからーー」
提督「だから霞とケッコンしろってか?」
清霜「……うん」
提督「馬鹿言うな」ペシッ
清霜「っ!?」ビクッ
提督「それで俺が霞とケッコンしたら、霞はどんな顔をして、お前に会えばいい? どんな気持ちで過ごせばいい?」
清霜「……それは……」
提督「あいつはそんなことをされてまで、ケッコンしたいなんて言わない。清霜も良く知ってるだろう?」
清霜「うん」
提督「なら霞に一番いいのは俺達がずっと仲良く過ごすことだ。それに俺はお前と以外ケッコンするなんて考えたくない」
清霜「司令官……」トクン
提督「これからもずっと仲良く過ごそう。愛してる、清霜」ギュッ
清霜「清霜も……清霜も司令官が好き! いっぱいいっぱい愛してる!」ヒシッ
提督「そうだ。遠慮なんてするな。お前はお前の感じるままでいいんだ」ナデナデ
清霜「うん♡ 清霜はずーっと司令官を愛してるから♡」スリスリ
提督「あぁ、嬉しいよ」ナデナデ
◇執務室外◇
霞(一件落着ね……ったく馬鹿なんだから)クスクス
後日ーー
清霜「霞ちゃん! 霞ちゃん!」
霞「何よ?」
清霜「あのねあのね♡ 昨日司令官とね〜♡」デレデレ
〜清霜、惚気話中〜
霞(確かに仲良く過ごすところを見せてもらってるわ……)
霞(でもね……)
清霜「んでね♡ 司令官ってね♡」デレデレ
霞「ウザいのよおおおおぉぉぉぉ!」
清霜「えへへ♡ それでね〜♡」
この清霜と霞のやり取りは鎮守府の名物になったそうなーー。
清霜終わりです!
霞ちゃんの扱いが少しあれですが、ご了承お願い致します!
何はともあれ此度もお粗末様でした♪