奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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駆逐隊舞風がお嫁さん。

キャラ崩壊、R-15含みます。

苦手な方はブラウザバックを!


舞風とケッコンしました。

 

 某鎮守府、昼下がりーー

 

 ◇艦娘宿舎の一室◇

 

野分「え? 司令が?」

嵐「構ってくれない?」

萩風「いつも仲良しなのに?」

 

舞風「仲はいいよ? でも、なんかこの前から距離を置かれてるような……そんな気がして……」

 

野分「杞憂だと思うけど?」

嵐「のわっちの言う通りだ。気にすんなよ」

萩風「そうだよ〜、司令は舞風と一緒の時は凄く優しい顔してるもん」

 

舞風「でも()()以来、提督からあたしに触れてくれること無くなったんだもん」シュン

 

野分「『あれ以来』?」

嵐「あれって何のことだ?」

萩風「良かったら聞かせてくれない?」

 

舞風「え……うん、まぁ……あれだよあれ……夫婦の営みってやつ……////」カァー

 

野・嵐・萩『え』

 

舞風「この前ね、初めて提督と……しっ、しちゃったの♡////」ウツムキ

 

野分「へ、へぇ〜、良かったじゃない////」

嵐「ヤることヤッてんなら大丈夫なんじゃねぇの?」

萩風「嵐、もう少しオブラートに包んでよ////」

 

舞風「でもあれ以来してなんだ〜……」ショボーン

 

野分「ふむ……どうしてかしら?」ウーン

嵐「司令も男だしヤる気が無い訳じゃなさそうだよな〜」ウデクミ

萩風「無理には訊かないけど、初めての時に何かあったの?」

 

舞風「あ〜、あたし泣いちゃった……」ニガワライ

 

野・嵐・萩『えぇ!?』

 

舞風「だ、だってすっごく痛かったんだもん……提督のーー」

 

野分「分かった、その先は言わないで」

嵐「……まぁでも、相手が泣いちまったら、結構考えるよな〜。その泣いちまったのが原因じゃね?」

萩風「司令は舞風のことをとても大切にしてるから、自分が泣かせたことに責任を感じてるんじゃないかな?」

 

舞風「やっぱりそうなのかな〜。あれ以来、毎回……いつもそう。あたしから撫でてって言わないと撫でてくれないし、キスだってあたしからしよって言わないとしてくれない……」

 

野分「うーん……舞風は初めて司令と交わった時に泣いてしまったけど、嫌だったわけじゃないのよね?」

舞風「うん……さっきも言ったけど、最初は痛かった。でも後半は痛みより、提督ともっと深い関係になれた嬉しさでいっぱいだったよ?」

 

嵐「ならそれを司令に伝えれば解決するんじゃね?」

舞風「そう……なのかな?」

 

萩風「多分、舞風を泣かせたことが足枷になっちゃってるんだと思う。だから舞風からちゃんと違うんだよって教えてあげれば何とかなるんじゃないかな?」

舞風「萩……」 

 

野分「貴女達なら大丈夫よ。あれだけ仲がいいんだから」ニコッ

嵐「そうだぜ。ちゃんと言葉にすれば解決するさ♪」

萩風「そうそう。夫婦だからこそ、そういうことはちゃんと言葉で伝えないと」ニコニコ

 

舞風「うん……分かった! プロポーズの時は提督から言ってくれたんだもん! 今回はあたしから言わなきゃ!」フンス

 

野分「その意気よ、舞風」

嵐「頑張れよ♪」

萩風「雪風姉さんじゃないけど『絶対、大丈夫!』ね♪」

 

舞風「みんな……うん! あたし、提督に伝えてくる!」ダッ

 

 〜舞風、走って提督の元へ〜

 

野分「何とかなったわね」ニガワライ

嵐「ただの贅沢な悩みってだけだったな」ヤレヤレ

萩風「ふふ、また更に仲良しになるね」ニコニコ

 

 

 ◇執務室◇

 

 コンコンコンコンーー

 

提督「はい、どうぞ〜」ニガワライ

 

 ガチャーー

 

舞風「ただいま、提督!♡」

 

提督「あぁ、おかえり。もう話は終わったのか?」

舞風「うん!♡ 後は提督に伝えるだけ!♡」

提督「俺に?」

舞風「うん♡」ニパッ

提督「何かな?」

舞風「あのねーー」

 

 〜舞風、ここでふと思う〜

 

舞風(あれ、今あたしが言おうとしてることって初めての感想っぽい……?)

 

舞風「〜////」カオマッカ

提督「ど、どうした? 顔が真っ赤だぞ?」

舞風「あ、うん、大丈夫! ちょ、ちょっと待って!////」

 

舞風(みんなが後押ししてくれたんだもん……大丈夫。それに……)

 

舞風「」チラッ

提督「」ハラハラ

 

舞風(大好きな提督とのこれからも為だもん!)

 

舞風「すぅ〜……はぁ〜……よし!」

提督「」キンチョー

 

舞風「あのね……初めて提督とした時のことなんだけど……」

提督「」ドキッ

舞風「泣いちゃってごめんね……痛くってつい……」

提督「……舞風が謝ることじゃない。あれは俺の責任だ」

舞風(やっぱり責任感じさせちゃってたんだ……)

  「でもね……」

提督「?」

舞風「あたし、幸せだったの。本当の意味で提督のお嫁さんになれた気がして♡」

提督「舞風……」

 

舞風「あたし、提督ともっと深い関係になりたい♡ だって提督のこと大好きなんだもん♡ もっともっと側に居たいもん♡」ギューッ

提督「女の子から言わせるようじゃ、俺もまだまだだな……ごめん、舞風。そしてありがとう。俺も舞風が大好きだ……だから俺も舞風ともっと深い関係になりたい」ギュッ

舞風「えへへ♡ 嬉しいよぉ〜♡」スリスリ

提督「舞風……」ホッペナデナデ

舞風「提督……ん♡」クチビルサシダシ

 

 ちゅっ♡

 

舞風「へへへ〜、提督とちゅうしちゃった〜♡」ニヨニヨ

  (しかも提督の方から来てくれた!♡ やった〜!♡)デヘヘ

提督「しちゃったな」ナデナデ

舞風「今夜は一緒に踊ってくれる(意味深)?♡」エヘッ

提督「舞風は大胆だな……////」テレッ

舞風「だって提督となら、あたしは何だって大丈夫だもん♡ 提督があたしの全てだもん♡」ホッペチュッ

提督「////」カァー

 

舞風「えへへ♡」ニパッ

 

提督(この笑顔をこれからも守っていこう)

 

                  舞風 完




舞風終わりです!

舞風ちゃんは本当は健気で本当に良い娘です!
そんな彼女の笑顔を守るのは当然なのです(使命感)!

というわけでお粗末様でした!

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