奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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駆逐艦時津風がお嫁さん。

キャラ崩壊含みます。


時津風とケッコンしました。

 

 某鎮守府、昼下がりーー

 

 ◇甘味処◇

 

時津風「」ドヨーーン

 

雪風「時津風、どうしたの?」ナデナデ

初風「何かあったみたいね」

天津風「話せるなら聞いてあげるわよ?」

 

時津風「司令が浮気してたの……」

 

雪・天『えぇ!?』

初風「」フムフム

 

雪風「そんな! あり得ないよ! だってしれえは時津風一筋だもん!」

天津風「そ、そうよ! 司令官は金剛さんや榛名さんに言い寄られても動じないなのよ!?」

初風「まあまあ、二人共、落ち着いて。時津風、提督さんが浮気してたって言う証拠は?」

 

時津風「司令の机の引き出しにえっちな写真集があったの……それもおっぱいが大きい人ばっかり写ってるやつ!」

 

雪風「えぇ!?」

天・初『え?』

 

時津風「酷いよね。あれだけあたしにあんなことやこんなことばっかりしてきたくせに……胸が無いからって……」グヌヌ

雪風「しれえ酷いです!」←意味を分かってない

天津風「ねぇ、時津風。ちょっといい?」

時津風「何?」

初風「もしかして写真集があったから浮気なの?」

時津風「そうだけど……何?」

 

天津風「いや、司令官も男の人だし……」ニガワライ

初風「写真集くらいでとやかく言ってたら可哀想よ」

時津風「でもぉ〜……」

 

初風「男の人って言うのは頭と下半身は別々の人間なのよ」←雑誌で得た知識

時津風「そうなの?」

初風「そうよ。それに写真集くらいなら可愛いものでしょ。実際に他の女の人と会ってたりしたら別だけど、それくらいは許容してあげないと」

時津風「あたしそこまで大人になれないもん。司令があたし以外の女の人見てるの嫌だもん!」

 

雪風「でもここには沢山の女性が居るよ?」

時津風「目に入っちゃうのは仕方ないし、あたしも変に気にしないよ? あたしが言った『見る』ってのは、部下とか仲間として見るんじゃなくて、異性として見てるのが嫌って言ったの」

雪風「お〜、なるほど!」オテテポンッ

天津風「ん〜、何かの間違いだと思うんだけどね〜」

初風「そうよね……問題のその写真集はどうしたの?」

時津風「そんなのソッコー庭で燃やしたよ!」

初風「そう……」ニガワライ

天津風「何も燃やさなくても……」ニガワライ

 

時津風「だってあの写真集はあたしの司令をたぶらかしたんだもん。今思えば細切れにした後で燃やしてやればよかったよ」フンッ

雪風「時津風はしれえのことになるとやる事が派手になるね〜」ニガワライ

初風「愛のなせる業ね」カタイエミ

天津風(司令官も大変ね……)コマリエガオ

 

 

 カランカランーー

 

提督「あぁ、時津風。ここに居たのか。探したんだぞ?」

時津風「司令♡ ……じゃなくて、何?」

 

初・雪・天『(今思いっきりデレた)』ニガワライ

 

提督「何って、休憩時間になったと同時に出て行くから……寂しいじゃないか」ギューッ

時津風「あたしも寂しかった♡ ……じゃなくて! そんなの司令が悪いんでしょ?」ツーン

 

初・雪・天『(デレデレだぁ)』カタイエミ

 

提督「俺に何の問題があったんだ? こんなに時津風を愛しているというのに……」ギューッ ナデナデ

時津風「時津風も司令のこと愛してる〜♡ じゃなくて〜! 本当に心当たりないの!?」ニヨニヨ

 

初・雪・天『(もう顔に出ちゃってる)』ホホエマー

 

提督「悪いけど全く検討がつかない……」

時津風「むぅ〜〜!」

 

初風「提督さんがえっちな写真集を持ってたのが原因みたいよ?」タスケブネ

提督「何?」

雪風「ダメですよ、しれえ! 時津風が居るのによそ見しちゃ!」メッ

提督「」コンワク

天津風「机にしまって置いたんでしょう?」

提督「あぁ! あの写真集のことか!」

時津風「やっと気がついた……司令のバカ、浮気者」フンッ

 

提督「ん? でもあの写真集もう無かったよな?」

時津風「当たり前だよ! あんなの見つけた瞬間に燃やしたよ!」

提督「焼却処分したのか? 流石にやり過ぎだろ」ニガワライ

時津風「やり過ぎじゃないよ! そんなにあの写真集が大切なの!? 時津風よりもなの!?」

提督「何を言ってるんだ? 俺は時津風以外の女体なんて男の裸を見ているのと同じ感覚だぞ?」

時津風「ならなんであんなの持ってるのさ!」

提督「あれは秋雲から取り上げた私物だ」

時津風「え」

 

初・雪・天『(おや? 空気が変わった……?)』

 

提督「あいつが今度描く漫画の参考に俺の名前で買ったそうだ。鎮守府の風紀的にも問題だったから、俺が取り上げたが、どう処分するか悩んでたんだ」

時津風「」

提督「まぁ、俺じゃどうしようも出来なかったし、焼却処分してしまって良かったのかもしれない。ありがとう、時津風。流石俺の嫁だな」ナデナデ

 

時津風「え、えへへ♡ もう〜、司令が浮気したって勘違いしちゃったじゃん♡ 今度からちゃんと話してよね♡」アタマグリグリ

提督「そうだな……悪かった」ギューッ

時津風「あたしに隠し事しちゃ駄目なんだから♡」スリスリ

提督「あぁ、次からはちゃんと相談するよ」ホッペチュッ

時津風「えへへ♡ 約束だよ♡」ホッペチュッ

提督「あぁ」ホッペナデナデ

時津風「なら〜……約束のちゅうして♡ ん〜♡」クチビルサシダシ

提督「約束だ」チュッ

時津風「〜♡」チューッ

 

 /ラブラブイチャイチャチュッチュッ\

 

初風「やっぱりこうなったわね」サトウダバー

天津風「知ってた」サトウダバー

雪風「仲直り出来て良かったね♪」ニコニコ

 

 その後、夫婦は一緒におやつを食べ、周りに砂糖を振り撒いた。

 

 後日、秋雲は腹いせに提督と時津風の薄い本を出したが、夫婦は全く気にする素振りも見せなかったというーー。

 

                  時津風 完




時津風終わりです!

時津風ちゃんは元気で可愛い!
こんな嫁さんがいたら毎日賑やかそうです♪

それでは此度もお粗末様でした!

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