奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

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駆逐艦電がお嫁さん。

R-15含みます。


電とケッコンしました。

 

 某鎮守府、夕方ーー

 

 ◇執務室◇

 

 コンコンーー

 

提督「どうぞ」

 

 カチャーー

 

電「旗艦電、及び第一艦隊、無事に帰投なのです!」

提督「ご苦労。報告を頼む」

電「なのです! 目標敵艦隊は壊滅。こちらの被害は加賀さんと長門さんが小破。電を含めた残り全員は無傷なのです!」

提督「そうか、それは重畳。加賀と長門には入渠後補給を。残りは精密検査後補給してから身体を休めるよう通達してくれ」

電「了解なのです!」ケイレイ

提督「……では、下がって良い。電も補給しておいで」

電「はい……えっと……」キョロキョロ

提督「?」

 

電「司令官さん……ん〜」クチビルサシダシ

提督「お帰り、電……」チュッ

電「えへへ……では、補給してくるのです♪」ニヨニヨ

提督「蕩けた顔をちゃんと直してからな」ニッ

電「はゎゎゎ〜////」

 

 

 ◇格納庫◇

 

暁「あら電じゃない。出撃終わり?」

電「はい、なのです♪」ニヨニヨ

響「お疲れ様」

電「暁ちゃん達も遠征お疲れ様なのです♪」ニヨニヨ

雷「お疲れ〜……ってその締りのない顔は何?」

電「え?」ニヨニヨ

暁「何って司令官絡みしかないじゃない」ニヤッ

響「大方お帰りのキスでもされたんだろう」フフ

雷「相変わらずアツアツね〜」ヤレヤレ

電(どうしてバレてるのです?)ニヨニヨ

暁・響・雷『(顔が全てを物語ってるよ(ね))』ニヤニヤ

 

 

 ◇執務室◇

 

 コンコンーー

 

提督「どうぞ」

 

 カチャーー

 

電「精密検査と補給終わったのです♪」

提督「お帰り」

鈴谷「お疲れ〜♪」

金剛「お疲れサマネ〜♪」

電「お二人共、どうかしたのです?」

提督「明日の作戦について説明をね」

鈴谷「そゆこと〜♪」

金剛「少し待っててくださいネ〜♪」

電「……了解なのです」

 (作戦内容を聞くだけで司令官さんの腕に引っ付くのはおかしいのです)ムゥ

 

提督「ちょっとは離れてくれ」

鈴谷「こうした方が分かりやすいの!」ムニュ

金剛「気にしたらイケマセ〜ン♪」ムニュ

電「」ムナモトサスサス

 

 〜数分後〜

 

鈴谷「じゃね〜♪」キラキラ

金剛「Bye Bye♪」キラキラ

 

 /パタン\

 

提督「全く、あの二人は調子が良いな……」ニガワライ

電「」ムスッ

提督「電?」

電「どうしました?」プクゥ

提督「なんで怒ってるんだ?」

電「怒ってないのです」プイッ

提督(怒ってるじゃないか……)

電「」プンスカ

提督「怒ってないでこっち向いてくれ」ナデナデ

 

電「……電はあのお二人と違って大きくありませんよ?(胸的に)」

提督「確かにそうだ……だが、小さい方が可愛いじゃないか(身長的に)」

電「なら暁ちゃんも響ちゃんも雷ちゃんも可愛いってことなのです?」ジトー

提督「確かに可愛いな……だが、やはり電が一番だ。だからこそケッコンしたんだからな……」ナデナデ

 

電「とんだロリコンさんなのです」ジトトー

提督「酷い言われようだな……電だから愛しているというのに……」

電「////」キュン

提督「電、機嫌を直してくれないか?」アスナロダキ

電「はにゃ〜♡」ゾクゾク

提督「電……」ギュッ

 

電「ちゅってしてくれたら許してあげるのです♡」ンー

提督「お安い御用♪」チュッ

電「んっ……ぁふ、んんっ……ちゅ……司令、か……ちゅっ、んむ〜……」

提督「機嫌はどうだ?」ナデナデ

電「絶好調、なのです♡」キラヅケカンリョウ

提督「じゃあ、残りのお仕事も頼むよ」ナデナデ

電「今日は司令官さんのお膝の上でしたいのです♡」

提督「良いだろう♪」チュッ

電「〜♡♡」トローン

 

 〜夫婦仕事(?)中〜

 

電「司令官さん、今夜は何が食べたいですか?」スリスリ

提督「う〜ん……麻婆……」カキカキ

電「」ピクッ

提督「麻婆豆腐が良いな」カキカキ

電「了解なのです♪」ホッ

提督「楽しみだ♪」カキカキ

 

 

 ◇提督&電の部屋・茶の間◇

 

電「どうぞなのです♪」

 

 /ババーン\

 

提督「これは美味そうだ。頂きます!」人

電「♡」ニコニコ

提督「美味い!」ガツガツ

電「良かったのです♡」エヘヘ

 

 〜楽しい晩ご飯タイム〜

 

提督「あぁ〜美味かった〜。ご馳走様」人

電「お粗末様なのです♡ 洗い物してきちゃいますね」

提督「ありがとう、お願いするよ」

 

 〜電洗い物中〜

 

電「洗い物終わったのです〜」

提督「お疲れ様」テレビポチポチ

電「何をしているのです?」

提督「いや、何か面白そうなのがやってないかチャンネル回してるんだ」ポチポチ

 

テレビ『やっぱり女は胸で異性を虜にする!? 今から出来る豊胸マッサージ法!』

電「」ピクッ

提督「電?」

電「やっぱり小さいとダメなのです?」ムナモトサスサス

提督「気にし過ぎだ……」ナデナデ

電「でも……」

提督「胸なんて関係ない。一番、電を愛しているのだから」ナデナデ

電「司令官さん……♡」キュンキュン

 

 〜数時間後〜

 

提督「風呂も済ませたし、今日はもう寝よう。明日の仕事も頑張ろうな」

電「は、はい、なのです……////」モジモジ

提督「?」

電「今晩は夜戦(意味深)しないのです?////」モジモジ

提督「あれを買ってこないと無いからな……」ポリポリ

電「夫婦なのですし、そろそろ使わなくてもいいのです////」ギュッ

提督「それは……////」ドキッ

 

電「司令官さんとの赤ちゃんください、なのです♡」ホールド

提督「電〜〜〜〜!」ガバッ

電「司令官さ〜ん♡」キャ〜

 

 その後夜が明けるまで夜戦したというーー。

 

 

 

                  電 完




電終わりです!
第六駆逐隊が早くも二人出てしまいました。
残るは響ちゃんと雷ちゃん……いつ引けるやら……。

今回もお粗末様でした!

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