奥様は艦娘! 艦これSS   作:室賀小史郎

160 / 324
駆逐艦響(Верный(ヴェールヌイ))がお嫁さん。

キャラ崩壊含みます。

※名前はВерныйですが、本編での呼び方は響で統一してます。
 ご了承お願い致します。


響(Верный)とケッコンしました。

 

 某鎮守府、昼下がりーー

 

 ◇執務室◇

 

 コンコンーー

 

響「開いてるよ」

 

 ガチャーー

 

暁「失礼するわね」

雷「遠征終わったわよ〜♪」

電「なのです♪」

 

響「みんなお疲れ様。ちゃんと補給はしたかい?」

暁「えぇ、みんな補給済ませたわよ♪」

雷「司令官は?」キョロキョロ

電「響ちゃんはお留守番なのです?」

響「Да(そうだ)

暁「暇そうね」

響「司令官が仕事を終わらせて出て行ってしまったからね」

雷「お世話のしがいがないわね〜」ヤレヤレ

響「Нет(いいや). 司令官は料理が出来ない……と言うか仕事以外は落第点だ。家事は主に私の担当だ」

電「響ちゃんは司令官さんのお世話が大好きなのですね♪」

 

響「それはちょっと違うな」

暁・雷・電『?』クビカシゲ

響「私は司令官を愛してる……心から。だから私は私に出来ることで尽くしている。世話が好きだからではない。司令官を愛しているから出来るんだ」

暁「……相変わらずお熱いわね////」パタパタ

雷「御馳走様」ニヤニヤ

響「お粗末様……♡」ポッ

電「はわわ〜////」

 

暁「乙女(レディ)の顔してるわね////」

雷「そりゃああんだけラブラブならね〜」

電「仲良しなのはいいことなのです!////」

響「流石に恥ずかしいな♡」ニヨニヨ

 

暁・雷『(説得力ないわ!)』

電(幸せそうで何よりなのです♪)

 

 ガチャーー

 

提督「今帰ったぞ〜」

 

響「お帰り司令官。遅かったじゃないか。次から私も付いていくからな♡」ヒシッ

 

暁・雷・電『////』ウワォ

 

提督「いや、流石にトイレにまで来られたら困るんだが……」ニガワライ

 

暁・雷・電『ふぁっ!?////』

 

響「……なら、トイレの前で待ってる」ギューッ

提督「それも落ち着かないから勘弁して」ニガワライ

響「司令官が私に愛を教えたくせに、冷たいな……」プクゥ

提督「いやでも……いつも一緒にいるじゃないか。流石にトイレくらいは……」

響「分かった……夫婦の間でもプライバシーは大切だからね。これくらいは妥協するよ」

提督「た、頼むよ」ナデナデ

響「す~……はぁ〜……司令官の匂いは落ち着くね♡」スリスリ

 

提督「あの〜、響?」

響「何だい、司令官? キスかい?♡ ちゅうかい?♡ それとも接吻かい?♡」

提督「いや、それどれもキスだから……」

響「ならあっち(意味深)かい? 流石に暁達の前では恥ずかしいな♡////」テレッ

提督「うん落ち着いて、響。そうじゃないから」

響「じゃあ何だい? 新手のプレイでも試したいのかい?♡」

提督「違うそうじゃない! 暁達がさっきから固まってるんだよ!」

響「?」クルリ

 

暁「(; ゚Д゚)」アングリ

雷「( ゚д゚)」ポカーン

電「(//△//)」ハワワワ

 

響「私達の愛に言葉も出ないようだね♡」ギューッ

提督「驚きのあまり言葉が出ないんだろ」ニガワライ

響「司令官は本当に照れ屋だね。夜だけ野獣ーー」

提督「はいそこまで〜」クチフサギ

響「〜♡」アムアム

 

 〜響、提督の掌を甘噛み〜

 

提督「やめろ//// 取り敢えず、暁達をどうにかするのが先だ////」

響「ぷはぁ♡ 分かったよ、仕方ないな♡」

 

 〜響、暁達の側へ〜

 

響「暁、雷、電……しっかり見ろ」

提督「」ン?

 

 〜響、再び提督の側へ〜

 

響「っ♡」グイッ

提督「んぐっ!?」

 

響「っ……ちゅっ……ちゅ〜……んんっ……んはぁ♡」

提督「ぷはぁ……お、おい響!////」

響「これが私と司令官の愛だ♡」ギューッ

 

 〜無言で倒れる暁達〜

 

提督「暁〜! 雷〜! 電〜!」

 

 〜提督、急いで三人を医務室へ〜

 

 ーー。

 

 ◇鎮守府内・廊下◇

 

響「私を置いて暁達を連れて行くなんて酷いじゃないか」プクゥ

提督「元はと言えば響のせいだろうが」ニガワライ

 

 〜響、提督の背中にしがみつき中〜

 

響「今日はもう離れないぞ♡」ヒシッ

提督「分かったよ」ニガワライ

響「お風呂も一緒だぞ♡」スリスリ

提督「はいはい」ナデナデ

 

 

 そしてその日の夕方ーー

 

 ◇提督&響の部屋◇

 

響「今日はシチーと豚肉のシャシリクだよ♡」

提督「お〜! 美味そう!」

響「そりゃあ美味しいさ……司令官への愛が沢山入ってるから♡」ポフッ

 

 〜響、そう言いつつ提督の膝の上へ〜

 

提督「あ、ありがとう////」

響「ふふ、司令官はケッコンしてから本当に照れ屋さんになったね♡ 可愛いと思うよ♡」ニコニコ

提督「可愛いって……大体、響が変わり過ぎなんだよ」ニガワライ

響「そうかな?」

 

提督「そうだよ、付き合ってた頃は人前で手を繋ぐのがやっとだったじゃないか」

響「あの頃の私は司令官に恋してたからね♡」

提督「じゃあ、今は?」

響「Я тебя люблю всем сердцем(心から愛してるさ)♡」

提督「////」ドキッ

 

響「付き合っていた頃の私は何かと奥手で、司令官と触れ合いが少な過ぎた……これをしたら嫌われんじゃないか、あれをしたら駄目なんじゃないかって」

提督「響……」

響「でも司令官はプロポーズの時に言ったよね? 『関係が壊れるのを恐れて何もしない方が一番嫌だ』って」

提督「あぁ」

響「その言葉で私は気付いた。本当の愛に……だから晴れて結ばれた今は、こうして常に触れ合っていたんだ♡」

提督「そっか……」ナデナデ

響「さ、冷める前に食べようか♡」

提督「なぁ、響」

響「何だい?」

提督「俺も響を心から愛してるよ」チュッ

響「嬉しい♡ Спасибо(ありがとう)♡」

 

響(不死鳥なのに、司令官の愛の前では溺れてしまうよ♡)

 

                  響 完




響終わりです!

響ちゃんは落ち着いていそうで実はデレデレという設定にしました!
第六駆逐隊無事にコンプリート!

お粗末様でした!
до свидания(また会いましょう)

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。