若干の真面目シーン、R-15、キャラ崩壊含みます。
某鎮守府、朝ーー
◇提督&叢雲の部屋◇
叢雲「〜♪」トントントン
叢雲「豚肉の生姜焼き、お味噌汁、各野菜の浅漬けと……あ、リンゴもダメになっちゃうから剥いてあげなきゃ♪」
叢雲「〜♪」ムキムキ
叢雲「よし! 朝餉完成ね♪」
〜提督を起こしに寝室へ〜
叢雲「あなた、朝餉の準備出来たから起きて〜」ユサユサ
提督「んん〜」ネガエリ
叢雲「まったく……」ヤレヤレ
のしっ←提督上に乗る
叢雲「朝よ……旦那様♡」ミミモトボソッ
提督「んん〜、右耳は叢雲にゃんこで////」ネガエリ
叢雲「(#^ω^)」ピキッ
叢雲「ささっと起きなさいっ!」ズツキ
ガツンーー
提督「ふぐぉっ!」
叢雲「? 熱い?」
ぴとっ←おでことおでこをくっつける
叢雲「熱があるじゃない! 取り敢えず、明石さんに連絡を!」パタパタ
数分後ーー
明石「ーーうん、風邪ね」
叢雲「風邪……」
明石「熱が下がればすぐに良くなるわ。後で風邪薬を用意しとくから、手が空いたら取りに来て」
叢雲「分かりました。ありがとうございました」ペコリ
明石「えぇ♪ 叢雲さんは提督に付いててあげて。大淀には私から伝えておくから」ニコリ
叢雲「何から何まですみません。よろしくお願いします」ペコリ
明石「いいのいいの♪ じゃあ、お大事にね♪」ノシ
叢雲「本当にありがとうございました!」フカブカ
パタンーー
提督「風邪か……ごめんな、心配かけて」
叢雲「気にしないで。ここの所忙しかったし、疲れが出たのよ。私こそあなたの体調管理にはちゃんと気をつけてたのに、こんなことになってごめんなさい」ナデナデ
提督「いや、叢雲のせいじゃないよ」
叢雲「でも……」
提督「そんな不安そうな顔をするな。お前はいつも通り、自信に溢れた笑顔で居てくれればいい」ナデナデ
叢雲「何よ……カッコつけて////」テレッ
提督「お前の前ではいつも格好良いはずだぞ?」フフ
叢雲「はいはい、身を持って知ってるわよ♡ ったく♡」ニコニコ
提督「取り敢えず今日の出撃は無しで、遠征と演習のみだと通達してくれ」
叢雲「分かったわ。それが終わったらまた様子を見に来るわね。取り敢えずリンゴ置いとくから食べれるなら食べてね」ナデナデ
提督「あぁ、ありがとう。後は頼むよ」
◇執務室◇
叢雲「ーーと言う訳だから、今日はそう言う事でお願い」
古鷹「演習は任せて」ニコリ
比叡「司令が寝込んでいても、私達が! 気合い! 入れて! 勝利して来ますから!」フンス
榛名「執務の方は榛名と金剛お姉さまが代理としてやっておきますので、叢雲ちゃんは提督の看病に専念してください」ニコリ
金剛「任せてくだサーイ♪」ウインク
叢雲「ありがとう、お願いするわ」ニコリ
吹雪「何かあったらすぐに呼んでね!」
初雪「暇なら漫画貸すから」ノシ
叢雲「ありがと」ニッコリ
〜こうしてまた提督の元へ〜
◇提督&叢雲の部屋◇
叢雲「明石さんの所で薬貰ってきたりして、ちょっと遅くなっちゃったけど、お粥も出来たし……様子を見に行きましょ」
〜お粥と薬を持って寝室へ〜
叢雲「」ソーッ
提督「ん〜、ん……」
叢雲(あんまり良い寝顔ではないわね……)
提督「はぁ……はぁ……」
叢雲(苦しそう……汗もすごい……)フキフキ
提督「はぁ……はっ、んん……」パチッ
叢雲「ごめんなさい、起こしちゃったわね……」
提督「叢雲……?」ホッペサワサワ
叢雲「ちょっと……くすぐったいわよ……////」
提督「ごめんな……」
叢雲「別にーー」
グイッ←抱き寄せる
叢雲「ちょ、ちょっと……いきなり何なのよ////」
提督「お前を失う夢を見た……あの日、助けるのが間に合わなかった夢を……」ギュッ
叢雲「何縁起でもない夢見てるのよ……私はちゃんと助かったでしょ。あなたが身を呈して守ってくれたんだから」ナデナデ
提督「たまに考えるんだ……」
叢雲「何をよ?」
提督「本当はあの日、叢雲を助けることが出来なくて、俺は寝込んでしまって、これは現実逃避している俺が見ている夢なんじゃないかと……」
叢雲「馬鹿ね、あんたは……私はちゃんとこうして生きてるし、あんたもちゃんと生きてるでしょ」ナデナデ
提督「あぁ……」
叢雲「あの時は本当に生きた心地がしなかった……自分のせいであなたが遠くに行っちゃうかもしれないって思った……」
提督「……」
叢雲「でも、あなたはちゃんと戻ってきてくれた。それが夢だなんて言わないで」オデコペシッ
提督「そうだな……ごめん」ニガワライ
叢雲「風邪って厄介ね。あなたをここまで苦しめるなんて」ナデナデ
提督「重ね重ねごめん」
叢雲「もう良いわよ」オデコチュッ
叢雲「さて、お粥作ってきたから食べなさい。食べて薬を飲んだら汗拭いてあげる♡」
提督「頼む」ニコリ
〜食事と服薬を済ませ、汗拭きへ〜
叢雲「結構汗掻いたわね」フキフキ
提督「熱だからな……」
叢雲「……そうね」フキフキ
(弱々しくて汗ばんでて息が少し荒い……////)
提督「ん……あぁ……」
叢雲(最近してなかったから、変に意識しちゃう////)
「ま、前の方を拭くからこっち向いて////」ドキドキ
くるっーー
叢雲(熱ですごく顔が赤くて、目が潤んでる////)
提督「叢雲?」ハァハァ
叢雲(すごいする……好きな人の匂いが……)ムラムラ
「ごめんなさい」ボソッ
提督「ん?」
ガバッーー
叢雲「ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさい! 我慢出来ないの♡ すぐ終わらせるから♡」ハーハー
提督「え、まさか……」
叢雲「うん……ごめんなさい♡////」オメメハート
提督「最近してなかったからな……しようか。汗掻けば治るかもしれないし」ニコリ
叢雲「ありがとう♡ 大好きよ♡」チュッチュッ
提督「ゆっくり頼むな」ナデナデ
叢雲「頑張る♡」チュッチュッ
◇部屋の外・ドア前◇
叢雲『あぁ♡ これ好き〜♡ もっと〜♡』ギシッギシッ
提督『もっとゆっくり……////』
/ギシギシギシギシ\
吹雪「大丈夫そうですね////」
古鷹「そうだね////」
明石「また後でお見舞いに来ましょうか」ニガワライ
後日、夫婦仲良く風邪を引いたとさーー。
叢雲 完
叢雲終わりです!
叢雲ちゃんはツンデレだけど、とても良いパートナーシップを築ける娘だと思うんです。(個人的に)
最後はいつもの落ちですが、ご了承を。
今回もお粗末様でした〜♪