完全生命体、幻想郷を彷徨う   作:KYマッシュ

6 / 33
ども、KYマッシュです。

今回はバトルシーンが多め、というかバトルシーンがメインと言ってもいいでしょう。気に入らない部分もあるかと思いますが、お楽しみください。


第2章 【破壊神と守護神】
我が名は完全生命体、デストロイアである


〜前回までのあらすじと今後の流れ〜

 

 

妖精と遊んだデロイドア・レイスは、博麗神社にて博麗霊夢と出会い、『弾幕や能力』について教えてもらう。

そこで、能力を知るために攻撃を受け、試すという方法を使い、見事、『どんなモノ(全てのモノとは言ってない)でも破壊する程度の能力』を発動することができた。

そんな矢先、霧雨魔理沙と出会うが、彼女の八卦炉の誤射によって、地図が焼け焦げてしまう。許す代わりに、新作のスペルカード、狼爪『デビルクロウ』を試した。

 

 

だが、そんな彼に安らぎの場などない。

欲望に飢えた闇が、彼を襲う。

 

 

 

そして各地に降臨する獣達。手に入れた光に見えるのは『希望』か『絶望』か、それとも『宿命を果たす運命』か?

 

 

第2章 開演

 

 

 

 

〜デストロイア 仮拠点〜

 

 

 

デスト「ん〜…眠い。まぁ起きるけど。」

 

 

 

「さて、今日はどこに行こうか…。」

 

 

 

 

〜人里〜

 

 

 

デスト(まず、買い出しだな…。)

 

 

 

おばちゃん「お、いらっしゃい!今日も新鮮なのが揃ってるよ!!」

 

 

 

デスト「えっとだな…狼の肉と、鶏肉と、キノコと…あと飲料水(川の綺麗な水)頂戴。」

 

 

おばちゃん「はいこれね。また来てねー!」

 

 

デスト「おう。」てくてく

 

 

 

 

???「・・・・・。」ジィー…

 

 

 

 

〜仮拠点〜

 

 

 

デスト「んじゃあ作るか。」

 

 

 

「材料は、鶏肉とキノコ。焼くだけで完成だな。『オキシジェン・D・レイ』を調整して焼いて食う。これに限るな…。」ビィォォォォォォォ!!

 

 

 

 

デスト「完成、鶏肉と茸の丸焼き。これが今日の朝飯だな。」

 

 

 

「ガブリ……ウマっ」むっしゃむっしゃ

 

 

 

???「・・・・・。」ジィー…

 

 

 

 

〜朝飯後〜

 

 

[訓練]

 

 

デスト「フッ…フッ…!」手刀

 

 

 

 

???「・・・・・。」ジィー…

 

 

 

 

[昼飯]

 

 

 

デスト「えーと、昆布の出汁を取って…」

 

 

メニュー:鶏肉と茸の丸焼き 昆布出汁(そのまま飲む)

 

 

 

 

 

???「・・・・・。」ジィー…

 

 

 

 

〜昼から夜まで〜

 

 

 

デスト「んぁぁ…オキスィズエン・デシュトロイャー・レェイ…」zzz

 

 

 

 

???「なぁ、これ今倒せるんじゃないか?」

 

 

 

???「いや、まだだ。あともう少しだ…。」

 

 

 

 

 

 

〜夜 仮拠点〜

 

 

 

デスト「やっぱウマっ」狼肉、昆布出汁、茸の丸焼き

 

 

 

 

デスト「…そこのいるのは誰だ。姿を現せ。」

 

 

 

???「バレちゃあ仕方ねぇな。」がさがさっ

 

 

 

デスト「ほぉ…おまえは何時ぞやの泥棒か…。」

 

 

 

泥棒B「久しいな、狩人さんよ。今日は仲間全員を、皆を集めておまえに復讐しにきたのさ!」ビシッ

 

 

デスト「復讐?どうしてそんなことを…」

 

 

 

泥棒B「悔しかったからに決まってるだろうがぁ!」ブスッ

 

 

 

デスト「…あ?何いきなりナイフ刺してんだ。」ポタポタ…

 

 

 

 

泥棒B「な?言ったろ?刺しても切っても死なねえって。」

 

 

 

泥棒D「へぇ〜殺り甲斐がありそうだねぇ…!」

 

 

 

泥棒E「面白いな、君の体。」

 

 

 

泥棒F「早く始めようよぉ!」

 

 

 

泥棒C「そうだな。他の仲間達が来る前に殺っちゃおうか。」

 

 

 

泥棒A「さぁ、全員、突撃ィ!!!」ブサリッ!

 

 

 

泥棒D「オラオラオラァ!」ズザッズザッ!

 

 

 

泥棒E「ほらほらほらほらぁ!!」グサッ!!!

 

 

 

泥棒F「その内死ぬんだから…諦めなよぉ!!」ブサッ、グサァ…!

 

 

 

泥棒B「死ねやぁ!!!!」グサァ!!

 

 

 

プッシャァァァァァァ…

 

 

 

泥棒D「ヒッ…!?」

 

 

 

デスト「…やはりその程度だったか、雑魚共。」ぷしゃぁぁぁぁ

 

 

 

泥棒F「こ、こいつおかしいぞぉ!?」

 

 

 

デスト「…フン。」ぷしゃぁ…

 

 

 

 

ポタポタ…ポタポタ…

 

 

 

泥棒E「治癒も早い…!?」

 

 

 

デスト「貴様ら…妖怪だな?」

 

 

 

泥棒達「ッ!?」

 

 

 

泥棒B「な、何言ってんだてめぇ…?」

 

 

 

デスト「殺気で満ちているときは、目が赤く発光している。その時点で、人間じゃない。」

 

 

 

泥棒A「…バレちゃあ仕方ねぇんだよ、バレちゃあ!!」シュイーン…!

 

 

 

妖怪A「ここがおまえの墓場だ!デロイドア・レイス!!」ガルルルルル…!

 

 

 

デスト「…やっとか。」

 

 

 

妖怪B「何ィ?」

 

 

 

デスト「やっと手応えがありそうな奴が出てきた…!」ゴゴゴゴゴ…!!!

 

 

 

妖怪達「…ッ!?」ビクッ

 

 

 

デスト「使わせて貰うぞ…このスペルカード。」スッ…

 

 

 

妖怪C「よ、よっしゃ来いやぁ!!!」

 

 

 

デスト「スペルカード、発動。

進化『完全生命体』。」シュイーン……!!!

 

 

 

妖怪F「な、何だ…この光は…!?」

 

 

 

妖怪E「真打登場…か。」

 

 

 

妖怪D「さぁ来い!…ってえぇぇぇ!?」

 

 

 

 

妖怪A「な、何だ…何なんだコイツ!?」

 

 

妖怪C「あれはさっきのヤツなのか!?」

 

 

妖怪B「…それしかいねぇよな!?」

 

 

 

 

!?「グァァァァァァァァァ…!!!」ゴゴゴゴゴ……

 

 

 

 

妖怪A「か、掛かれぇぇぇ!!」ガルゥ!

 

 

 

 

〜1分後〜

 

 

 

 

妖怪A「た、た、助けてくれぇ!!」掴まれてる

 

 

 

!?「グァァァァァァァァァ…」ポトッ

 

 

 

妖怪A「うわぁっと!?でもこれで助k」ブチッ

 

 

 

 

妖怪B「ふ…踏まれ…ッ!?ってまた最後俺かよ!?」

 

 

 

!?「グギャァァァァァァァァァン!!!」オキシジェン・デストロイヤー・レイ

 

 

 

妖怪B「も、もうダメだ〜!?」ピチューン

 

 

 

 

 

我は、その目線を落とし、辺りを見回した。

 

散らばった妖怪達の屍、木々に飛び散った血液、倒れた巨大樹…

 

 

 

その光景は…残酷だった。

だが、最高だった。今、我の気分は最高潮に達している。

 

 

 

 

我が名はデロイドア・レイス。

 

またの名を、『完全生命体 デストロイア』…!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




はい、今回はここで終了となりまっする。
リベンジバトルをしに来た泥棒達。その正体は妖怪だった!だが、デストロイアは怖じけず怯まずで戦う。そして、遂にデロイドア・レイスが正体を現した!!

これこそ、完全生命体 デストロイアだッ!!!


次回もお楽しみに!!

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。