コラボ回最終話でございます。
今回はフレディが現実世界(?)に戻って二度寝した時の、『夢の中』の話です。
〜夢の中?〜
フレディ「っん……ここは…?」
フレディが目覚めたのは、明らかに博麗神社ではない景色。森林の中である。そこにとある2人がお互いに睨み合っている。
フレディ「っておいおい…あれは確かさっきの…蒲田?ってやつか。おーいおまえーー!」スッ
蒲田?「…。」スゥッ…
フレディ「ファッ…!?」
あ、ありのまま今起こったことを話すぜ。
俺、フレディ・クルーガーは二度寝して、おそらく夢の中だとは思うが、そこにはさっきまで戦っていた蒲田進ともう1人、見覚えのない奴がいた。蒲田に話しかけようとして、そいつの肩を叩こうと思ったら、触れられなかったんだ。
…何を言ってるか分からんだろうな。
フレディ「おい…聞いてるのか…!……もしかしたら俺が見えてないのか。夢の中だもんな。」
ゴゴゴゴゴゴ…
フレディ「お…い…なんだなんだぁ!?何が始まるんだよ…!?」
瞬間、その世界が光り輝いたッ!
フレディ「くっ…眩しい!ツルピカのハゲ頭以上に眩しい…!」
その光が消えたその時には、彼の目の前にいた2人の姿は変貌していた。
フレディ「…は?」
蒲田「ギャォォォォォォォン!」
???「グギャァァァァ…!!」
フレディ(おいおい…こいつらもしかしたらもしかしなくても、さっきまでいたあの2人だろ…!?考えなくても分かるぜ…。)
???「完全生命体と虚構の運命を見届けるのだ…ホラー界のセレブよ。」
フレディ「だ、誰だ…!?」
「我が名…『ゴジラ』と言う。それも、第1代目。初代。」
フレディ「…その爺さんが何の用だ。」
初代ゴジラ「紅の甲殻がデストロイア、そして貴殿が先ほどまで戦っていたのが黒い甲殻のほう、ゴジラ。」
フレディ(…あいつもゴジラだったのか。ゴジラは聞いたことがあるが、あんなやついたか?)
初ゴジ「奴は特殊でな。2016年に生まれた新人…と言ったところか。」
フレディ「そうなのか…ってえ?今あんた俺の心を…!?」
初ゴジ「ここは夢の世界。なんでもありじゃ。」b
フレディ「で、見届けるって、具体的にどうすればいいんだ。」
初ゴジ「言葉そのまま。見届けるのだ。彼らの戦いを、運命を。」
フレディ「んん……。」
初ゴジ「…。」
ギャォォン! グギィィァァ! ゴゴゴゴゴゴドドドドドンチュドーーーン…
フレディ「おいじじぃ。」
初ゴジ「じじぃ言うな。」
フレディ「暇だから帰っていいか?」
初ゴジ「だめじゃ。」
フレディ「ですよね。」
とは言うものの、巨大な怪獣2体が互いにぶつかり合っているのをただ見るだけと言うのはなんとも面白くない。怪獣好きなら盛り上がるだろうが、隣にはおじいさん。自分含めて2人。これ程盛り上がらない・面白くない鑑賞教室はないだろう。
フレディ「…帰らさせて下さいお願いします。」orz
初ゴジ「…土下座されるとは思わなかった。まぁ、もういいだろう。…そうだ最後にひとつ。」
フレディ「なんだ。」
初ゴジ「諦めるな、フレディ・クルーガー。貴殿が今、そしてこれからすべきことは、『戦うこと』だ。後ろにいる奴らを護ってやれ。…もう言うことはない。目覚めよ、勇敢なる戦士よ…。」
そして、俺は光に包まれて、気付いた時は神社にいた。
俺はドラゴナイトハンターZを手に入れた。
そのガシャットは後々役に立ってくれた。
霊夢から聞いたところ、俺がその夢を見ている最中ずっと唸っていたらしい。
二度寝した後はいい。あれは夢だ。
だが、それまでのことは本当に夢だったのだろうか…。
はい、今回でコラボ回最後です。やっぱり途中で何書いてるか分からなくなって…最終的にフレディが悪夢に魘される結果に笑
コラボして下さった恐竜ドラゴン様、このような変な形で終わってしまいましたが、ありがとうございました!!