…あと挿絵はもうちょっと待ってくれ。
前回までのあらすじ
お互いに睨み合うフレディと蒲田進。
フレディは仮面ライダーエグゼイドに、蒲田は八雲紫からの愛情込もったゲーマドライバーとガシャットで、仮面ライダージラへと変身する。
（戦闘シーンは一部大幅にカットします。ご了承ください。）
〜エグゼイドVSジラ〜
フレディ「クソッ、こいつ全然攻撃効かねえじゃねぇか！？」つガシャコンブレイカー
呉爾羅「…そろそろ使いどきか。」スッ
【ガシャコンポインター！】
フレディ「…なんじゃそりゃ？」
呉爾羅「八雲紫曰く、"放射熱線を模した"らしい。なんのことかは知らんが威力は折り紙付きなんだとか。…だからお前で試す。」ビジュヴヴン
フレディ「危ねッ…！？」
ジラの右腕にあるガシャコンポインターから放たれたレーザー砲は、エグゼイドが避けたその真横を通り過ぎ、そこにあった木々を一刀両断にした。
フレディ（うっわ…あれを真面に喰らったら怪我じゃすまないな…）
呉爾羅「…今レバーは手前に引かれている。前に押すと変わるらしい。」
フレディ「へぇ〜…。」
呉爾羅「…。」
フレディ「…？」
呉爾羅「…ッ。」【ジュ・ギーン！】
フレディ「無言でやるなよ…」
呉爾羅「…レーザーエネルギーが刃になったか。」カシャ…
【ガシャット！】
【キメワザ！】
フレディ「おいおいおいおい…そんな物騒なもん向けんなよ…！？」
【モンスター クリティカルフィニッシュ！】
フレディ「クソッ来い！！」バッ
呉爾羅「…斬りかかると思っていたらしいな。」ビジュン！
フレディ「ハァッ！？刀身が飛んできただとォォォォ！？」チュドーーン
呉爾羅「…。」
フレディ「じゃあ…これでどうだ！」
【ゲキトツロボッツ！】
フレディ「大・大・大変身！」
【ガッチャーン！レベルアップ！】
【マイティジャンプ！マイティキック！マイティマイティアクション！X！】
【ア ガッチャ！ぶっ飛ばせ！突撃！ゲキトツパンチ！ゲ・キ・ト・ツ・ロボッツ！】
フレディ「ヘヘッ、これでレベル3だ！！」
呉爾羅「……。」
フレディ「…おめぇまさか『2つ入れ口があるのはそういうことなのか』とか思ってねぇだろうな？」
呉爾羅「…！」
フレディ「図星みたいだな…！させるかよォッ！！」
呉爾羅「…おまえは甘い。」【ジュ・バーン！】
フレディ「ヤベッ！？」
呉爾羅「…だからおまえは甘いんだ。」カシャ
フレディ「フェイントはズルいぞ…撃つなら撃てよ…。」
【ドラゴナイトハンター Z！】
【ガシャット！ガッチャーン！レベルアップ！】
【デストラクション！弱肉強食！キング オブ モンスター！】
【ア ガッチャ！ドッドッドラゴ ナッナナナナーイト！ ドラ！ドラ！ドラゴナイトハンター！Z！】
フレディ「…ワォ。」
呉爾羅「決着をつけようか…。」
フレディ「…そうだな。」
【ガッシューン！ ガシャット！ 】
フレディ（これで全てが決まる…！）
紫「ちょぉぉっと待ったァァァァ！」
呉爾羅「…ん？」
フレディ「よそ見してんじゃねぇぜ！！」【キメワザ！】
【ゲキトツ クリティカルストライク！】
呉爾羅「何ッ…！？」チュダァァァン
【ガッシューン！】
紫「あら…？もしかしてお邪魔しちゃった？」
呉爾羅「…あとで灰にしてやる。」
紫「残念だけどそれは叶わないわ。」
フレディ「どういうことだ？」【ガッチョーン！ガッシューン！】
紫「ハンターゲーマーの活躍は見られなかったけどそれどころじゃないわ。ちょっとスキマを使いすぎてワープホールが出来ちゃったの。ほらアレ。」
フレディ「…さっきからやけに騒がしいと思ったら、その音だったのか。」
呉爾羅「…で？」
紫「逃げるか死ぬかのどちらかよ。こうやって話している間にもあのワープホールはこちらに迫ってくるわ。急すぎる展開かもしれないけど、早く選びなさい。あのワープホールは時間が経てば経つほど進む速さが加速する。」
呉爾羅「…止める方法、もしくは消す方法は？」
紫「あのワープホールが出現した理由は、貴方がこの世界に来たこと。それが原因と言っても過言ではない。だから貴方が入るか、フレディが入るか、この幻想郷が飲み込まれるか」ゴゴゴゴゴゴ…
フレディ「ってやばいぞ！もうこっちに来てるぞ！？」
呉爾羅「フレディ・クルーガー…」
フレディ「なんだ…ってオイおまえどこに行く気…！？」
呉爾羅「…受け取れ。」カチャ…
フレディ「これは…『ドラゴナイトハンターZ』？」
呉爾羅「俺がワープホールに入れば…全てが終わるのだろう？」
フレディ「おいまさか…でもだからってお前が入る理由がねぇだろう。」
呉爾羅「…俺の体が『行け』と言っているのだ。」
フレディ（…すまねえ言いたいことが分からねえ）
呉爾羅「兎にも角にも、貴様らとはここでお別れだ。…これ以上俺の存在を知られたくはないんでな。そいつは置き土産だ。持って帰れ。じゃあな。」
フレディ「お、おいちょっと待っ…」
呉爾羅「…生きろ。胸張って生きろ。例え顔が焼き爛れていても、中身が怪物でも、堂々と歩けばいい。…少なくとも俺はお前らニンゲンみたいに甘くはない。」
フレディ「じゃあ…次会うときは夢の中かねぇ？」
呉爾羅「会えたら…な。…さらばだ。」ジュォォォォ…
フレディ「…霊夢。」
霊夢「…何？」
フレディ「突っ込めェェェェェェ！！！」だぁぁぁぁっ！
霊夢「えええええええッ！？」
慧音・妹紅（なんだったんだ…？）
〜フレディ・幻想郷〜
フレディ「んっ…？」ぱちっ
フレディ「俺は寝てたのか…。夢でも見てたのか？だがあんなはっきりとした夢があるはずは……ん？」カシャ…
彼の手の中には、『ガシャット』。しかもドラゴナイトハンターZ。
フレディ「…二度寝しよ。」
如何でしたか。
次回でコラボ編最終回かも？
やっぱり忙しくてゆっくり考える暇もなかったようなあったような…笑
次回は二度寝した後のフレディのお話。もちろん蒲田くんも出てきます。そして『アイツ』も登場！？
次回もいつになるか分からないのです。