完全生命体、幻想郷を彷徨う   作:KYマッシュ

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〜前回までのあらすじ〜

八雲紫によってもう一つの幻想郷、パラレルワールドに送り込まれてしまったフレディ・クルーガーと博麗霊夢。その世界で噂になっている人物を倒すため、彼らは行動を開始する。

一方、それを察知した蒲田進が取った行動とは…




今回コラボ2話目です。蒲田くんが結構喋る話は珍しいでござる。




対峙する悪夢と虚構

 

 

 

〜フレディと霊夢〜

 

 

 

フレディ「えーと…今持ってるものは…」ガサゴソ

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディが現在所持しているもの

・ゲーマドライバー

・マイティアクションXガシャット

・食料と思われる何か

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「ドライバーとガシャットはあるな。でもこれは何だ?食えそうな気もするが…まぁ持っておいて損はないか。」

 

 

 

 

霊夢「フレディ待って、あそこに誰かいる…。」

 

 

 

 

フレディ「おん?どした霊夢…ってありゃなんだぁ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

2人が見たのは、2人の女性と黒いパーカを着た男。そして燃え盛る炎。

女性の片方は傷を負っているようだ。もう片方はその男と戦っている。男はその女性が繰り出す攻撃を避け続けている。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

霊夢「慧音大丈夫!?」

 

 

 

慧音「あぁ…霊夢か…。私のことはいい。今妹紅と戦っている黒いアイツを止めてくれないか…?

 

 

 

 

 

フレディ「おい霊夢…あの黒いやつもしかしなくても…例の『アイツ』なんじゃねぇか?」

 

 

 

 

霊夢「違ったとしてもやらなきゃいけないことには変わらないわ。」

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「おっしゃやるかぁ!!」グッb

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「おいそこのお前。」

 

 

 

 

 

 

フレディ霊夢「…?」

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「そこにいる…焼き爛れたような顔をしたおまえだ…。」

 

 

 

 

 

 

フレディ(俺かよぉ…。つか焼き爛れたって言ったなこいつ絶対に潰す)

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「で、なんか用かよ。」

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…戦え。…俺と。」

 

 

 

 

 

 

フレディ「名前ぐらい名乗ってほしいものだなぁ。俺はフレディ・クルーガー!セレブ界のホラー…じゃなくてホラー界のセレブだ!!」

 

 

 

 

 

呉爾羅「……蒲田進。」スッ

 

 

 

 

 

フレディ「オイオイ…いきなり手の平こっち向けんな!ww」

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…五月蝿い。」バシュゥン

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「こいつマジで弾撃ちやがったッ!?」

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「おまえ危ねえぞ!いきなり攻撃してくるなんて…。」

 

 

 

 

呉爾羅「おまえも早く攻めてこい…。」

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「あぁそうかい…じゃあやらせてもらうよ!」ガシャッ

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…なんだそれは。」

 

 

 

 

 

 

 

霊夢(フレディのやつ…いきなり使う気なの?スペルも使わずに…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「見て驚くなよ怪物!」スチャ

 

 

【マイティアクションX!】

 

 

 

 

 

呉爾羅(…貴様もほとんど怪物だろ)

 

 

 

 

 

 

フレディ「変身ッ!」

 

 

 

【ガシャット!

レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!? アイム ア カメンライダー!】

 

 

 

 

 

 

フレディ「へっ…どうだ!」でーん!

 

 

 

 

 

 

 

 

妹紅・慧音(な、なんかずんぐりむっくりしてる…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…舐めているのか?」

 

 

 

 

 

 

フレディ「まぁ見てろ!大・変・身!」

 

 

 

 

 

【ガッチャーン!レベルアップ!】

 

 

 

 

【マイティジャンプ!マイティキック!マイティマイティアクション!X!】

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「これで文句ねぇだろ?さぁ、始めようぜ!!」ガシャコンブレイカー!ジャ・キーン!

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…そのカラクリはそうやって使うのか。」

 

 

 

 

 

フレディ「ん?どういうことだ?あたかも持っているみたいに……おまえまさか!?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「この どらいばー とかいうものをさっき貰ったのだ。…八雲紫とやらに。」

 

 

 

 

 

フレディ・霊夢(またBBAかよ…(紫なのね…))

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「使い方は教えてくれたがまだイマイチ分からなかったのだ。感謝する。」ガシャッ

 

 

 

 

 

 

フレディ「…まぁいい。これでお互いライダー同士、正々堂々勝負できるからな!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅(とは言ったものの…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜回想/約12時間前〜

 

 

紫「…ということで貴方にこれをあげちゃうわ。使い方はさっき教えた通り、何かあったら使ってみて。そのガシャットも私が特別に作ったのよ?貴方にピッタリ!私の愛情も込もってる♪」

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…気持ち悪いから失せろ。」

 

 

 

 

 

 

紫「……うわぁん藍ンンンン!!」びぇぇぇぇん

 

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅(…これはどういうときに使えばいいんだ。…どらいばー。)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜回想終了〜

 

 

 

 

 

 

呉爾羅(…だがこれならチカラを暴走させずに済むかもしれないな。)スチャ…

 

 

 

 

 

 

【キング オブ モンスター!】

 

 

 

 

 

 

フレディ「なんだそのガシャット…聞いたことねぇし見たことねぇぞ!?」

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「当然だ。八雲紫が作ったらしいからな。俺の為に愛情込めて。」

 

 

 

 

 

 

フレディ・霊夢(うわぁ…)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「たしかこうやるんだったっけな。……変身。」

 

 

 

 

 

【ガシャット!

レッツゲーム!メッチャゲーム!ムッチャゲーム!ワッチャネーム!?アイム ア カメンライダー!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目はほとんどエグゼイドだが、体に水色のラインが入っており、体色も真っ黒。目も緑色。

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「…とりあえず次はレベルアップだ。…えーとそこのピンク色のレバーをこう…開くんだ。ほらさっさとしてくれ。」

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…セリフを言えと言われているから一応言っておく。…第2形態。」ガチァ

 

 

 

 

 

 

【ガッチャーン!レベルアップ!】

 

 

 

 

 

【デストラクション!弱肉強食!キング オブ モンスター!】

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

フレディ「うわ…なんだよそのデザイン。似てるけど。」

 

 

 

 

 

 

 

妹紅「…かっこいい。」キラキラ

 

 

 

 

 

慧音・霊夢「「…え?」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

見た目はやっぱりエグゼイドに似てる。だが主な色は黒。いや、7割黒色で染まっている。残りの2割は赤や紫。

 

 

 

完全にゴジラである(メタい)。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「…変身した後に何か台詞を言えと言われた。一応言っておこう。」

 

 

 

 

 

 

 

フレディ達「「「「ゴクリ…」」」」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

呉爾羅「仮面ライダージラ。貴様は喰うか喰われるか…どっちかな…?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 




久しぶりにこんな長く書いた気がする。お久しぶりですお待たせ致しました申し訳ありません。

今回オリジナルライダーとガシャット出しちゃったけど大丈夫かな?とりあえず詳細の説明を。


オリジナルガシャット
・キング オブ モンスター
表記は【KING OF MONSTER】。
自らが怪獣になり、敵怪獣を倒しながら食物連鎖及び全ての頂点を目指すゲーム。モデルは【ゴジラVS】というゲーム。

オリジナルライダー
・仮面ライダージラ
2004年に公開された『ゴジラ FINAL WARS』に登場する敵怪獣『ジラ』が元ネタ。考えに考えた結果のネーミングセンス。

見た目はレベル1、2共にエグゼイドやゲンムと変わらないが全体の色が大幅に違う。
レベル1では水色のラインが所々にある。レベル2もほとんど黒で染まっている。武器は考え中。

レベルアップ音声はデンジャラスゾンビ。本来のデンジャラスゾンビのレベル2音声は違うのだが、作者が気に入ってしまったがためにこの音声を採用(メタいよ)。



とまぁこんな感じですね。

次回も見てくれたら嬉しいです。





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