…本当忙しいんです(涙)
これまでのあらすじ
ある異変が起きてから数ヶ月が経ったある日のこと、空にひとつの影。彼こそが、幻想郷中を噂で広めた『デロイドア・レイス』ことデストロイアである。
彼は現在、幻想郷中を飛び回り、誰にも姿を見られないように場所を変えながら過ごしている。
彼自身、「これ以上異変を起こすのは危険だ」という想いと、「何か嫌な予感がする」という気持ちがあるらしく、こうやって飛び回って回避しているのだとか。
そして、彼が飛び回っているところから始まる。
〜空中〜
デスト(ふむ…次はどこへ行こうか…)バサッ、バサッ…
デスト(む、あれは…墓地?…行ってみるか。)ヒュォォォン…!
彼が急降下した先は墓地だった。
〜墓地〜
デスト「…気味が悪いな。」
小傘(お、キタキタ…!)アタックチャンス!
デスト「…。」
小傘「驚けェェェッ!!」バァッ!!
デスト「・・・・・。」
小傘「あ、あれれ?羽がある…尻尾も…!?」
デスト「…なんだ小娘。」
小傘「に、人間じゃ…ない?」
デスト「聞いているのか小娘…!」
小傘「ヒッ…ご、ごめんなさい…」うるうる…(涙)
デスト「なっ…お、おい…な、泣くな娘。」
小傘「…殺さない?」うるっ…
デスト「貴様を殺す理由が無かろう。」
小傘「…ッ!」ザッザッザッザッ…!
小傘 は にげだした!
デスト「…行ったか。…さて、この先何が続いているのだ?」
〜命蓮寺〜
デスト(なんだこの場所は…とても懐かしい気持ちだ。)
響子「こんにちはぁー!!!」
デスト「ぬッ!?み、耳が…!?」キーン…
響子「あ、すみません。私、幽谷響子といいます。」
デスト「我は…」
???「ちょっと待てっ!!」
響デス「え?(ぬ?)」
ナズーリン「そいつから離れろッ!そいつからは…異様なオーラを感じるッ!!」
聖「あら、お客様?それなら早く案内してあげなさいな。」
ナズ「…連いてこい。」
〜命蓮寺 部屋〜
聖「では、まだ今後の行き先は決まってないのですね?」
デスト「あぁ…そうだな。」
聖「それなら人里にある掲示板を見てみてはどうでしょう?」
デスト「掲示板…?」
聖「人間達が依頼した依頼書が貼られているの。行ってみたら?」
〜人里〜
デスト(と言われて来てみたが…。)
デスト(なんだこの依頼の量は!?多すぎる…多すぎるぞ!?)
デスト「では…この『妖怪退治求ム』というのにしてみようか。」スッ…
だが、彼が手を伸ばした先には、もう1つの…『手』。
「…あ。」
???「おん?君もこのクエストを受注するつもりだったのかい?奇遇だな、俺もだよ。」
デスト「・・・。」
???「一緒にどうだい?クエスト。」
デスト「…馴れ馴れしく話しかけるな。」
???「おっと、すまねぇな。俺は『覇鏡幻夢』。よろしくな!!」
デスト「我が名はデロイドア・レイス。…よろしく。」
幻夢「さて、今から討伐しに行くけど…君も行くかい?」
デスト「…いいだろう。」
幻夢「そうこなくちゃあな…!さて、一狩りいこうぜッ!!!」いやっふぅ…!!!
どうでしたかね。急いで書いたので短くなりましたが。
次回は妖怪退治ですよ!お楽しみにィ…!