春雪異変にて、『幻想郷中の桜を集める』という以前起こした。
そして現在、何かしらの異変発生を確認。
今回の主人公は霊夢達です。
〜白玉楼にて〜
霊夢「…さて、ここが異変の元凶の場所なんだけど…」
魔理沙「何が変わったんだぜ?」
咲夜「あ、妖夢。」
妖夢「…。」
魔理沙「おぉ!妖夢久しぶりだなっ!!」
霊夢「駄目ッ!今の彼女に近づいたら…」
妖夢「…ッ!!」ジャキンッ!!
魔理沙「おっと危ねッ!?…おい妖夢何すんだよ。」
妖夢「…これも幽々子様の為。」
咲夜「…今回は何かしら?」
妖夢「幽々子様が『桜の木を大量に持ってきてほしい』…と言われたので。…満開の桜の中、お花見をするんだとか。」
霊夢「それなら地上に出て来ればいいのに…。」
幽々子「この場所だからいいのよ。」
魔理沙「何か違いがあるのか?」
幽々子「…とにかく、この場所じゃなきゃ駄目なのよ。」
咲夜「…返してくれるかしら。まだ咲いてない桜の木々達を。」
幽々子「…断ると言ったら?」
咲夜「…言わなくとも分かるでしょう?」ジャキン…
幽々子「…そうね。分かったわ。」
霊夢「なら、早く始めましょうか。」
幽々子「じゃあ妖夢はこっちに来て頂戴。」
妖夢「…はい。」スタスタスタ…
魔理沙「え?お前達がそこにいるんだったら…じゃあ誰が相手をするんだぜ?」
幽々子「…さて、初出陣といきましょうか。お願いね?」
???「あぁ…。」ザッ…
霊夢「誰…?」
ラドン「…俺の名前は『白亜 翼』。またの名を…『ラドン』。翼でいい。」FW仕様
魔理沙「…じゃあ翼、おまえが戦うんだな?」
ラドン「…俺は強いぞ?」
咲夜「…3対1、平気なの?」
ラドン「問題ない。俺は空の支配者だ。誰も触れられはしない。」
霊夢「そう…随分と余裕ね…なら早速いくわよ!!」シュババババ(弾幕)
魔理沙「よっし、いくぜぇぇぇ!!」シュババババ!!
咲夜「覚悟しなさい…!!!」シュバッ、シュババッ、シュバババッ!!!
ラドン「…衝撃波『ソニックブーム』!!」ジュビィィィン…!!!!
霊夢「なっ…!?」
魔理沙「だ、弾幕を…衝撃波で…」
咲夜「相殺した…!?」
ラドン「俺の『ソニックブーム』は弾幕程度なら簡単に掻き消すことが出来る。勿論、その体も真っ二つに出来る!」ジュビィィィン!!
霊夢「…!?は、速い!?」
ラドン「前を見ろ博麗の巫女ォォッ!!」ズガッ!!
霊夢「グハッ…!?」ズガァ…
魔理沙「霊夢!…クソッ、喰らいやがれ! 恋符『マスタースパーク』ッ!!…全力だぜェッ!!!」ブォォォォォォンッ!!!
チュドーーーーンッ!!!!!
魔理沙「や、やったのかだぜ!?」
シュゥゥゥゥ…
ラドン「・・・・・。」
魔理沙「なっ…何故あの全力マスタースパークを受けて、立っていられるんだぜ!?」
ラドン「あのとき、全方位に衝撃波を放って防いだのだ。」
〜回想〜
魔理沙「全力だぜェッ!!!」ブォォォォォォンッ!!!
ラドン「…全撃波『ソニックブーム・オリエンテーション』。」ジュビィィィン…!!!
〜回想おわり〜
魔理沙「そうだったのか…。」
ラドン「ちなみに、オリエンテーションは、方位とか方向とかいう意味だ。」
咲夜「余所見している暇はないわ。幻世『ザ・ワールド』。」キーン…!
咲夜「…ッ!!」シュバッ!シュバッ!!
ラドン「」シュバシュバッ!シュバシュバッ!!
咲夜「貴方の時間は私の物…貴方は何も理解出来ぬまま死ぬ…。」
ラドン「」
咲夜「…解除ッ!!」キーン…!
ラドン「全撃波『ソニックブーム・オリエンテーション』!!」ジュビィィィィィィン!!!!
咲夜「なっ!?何ッ!?」
カチャカチャ…カチャン…
咲夜「な…時を止めて何も分からなかったはず…それなのに如何にも分かったかのように全てのナイフを瞬間的に判断して弾き返した…一体何故ッ!?」
ラドン「それさ。『瞬間的に判断』したのさ。」
咲夜「そ…そんなバカな…!?」
ラドン「さて…終わりにしよう…。」
霊夢「ま、待って…!」
ラドン「…2分間だけだ。それか俺の気分次第だ。…待ってやる。」
霊夢「えっと…携帯携帯……あった。」ピポパポピ…
霊夢(出てよね…)プルルルルル…
紫「はーい、ゆかりんだよー☆」プツッ
霊夢「ちょっと紫、助けて頂戴。今結構ピンチなのよ。」小声
紫「…助っ人が欲しいの?」
霊夢「…そ、そうよ。早くお願い。」
紫「助っ人はいないけど…ヒントぐらいなら教えてあげるわ。」
霊夢「とにかくなんでもいいから!」
紫「…『周りを囲んで同時に攻めなさい』。それしか手は無いわ。」ブツッ…
霊夢「え、ちょ…紫?」
霊夢「…まぁいいわ。2人とも、ちょっと…」ごにょごにょ
魔理沙「…や、やってみるぜ。」
咲夜「…分かったわ。」
ラドン「…時間だ。」
霊夢「いくわよ皆!!」バッ!
魔理沙「おう!!」
咲夜「3人でッ!!」
ラドン「何が来ようと…弾き返してやる…!」←囲まれてる
霊夢「神霊『夢想封印』ッ!」
魔理沙「魔砲『ファイナルマスタースパーク』ッ!!」
咲夜「傷魂『ソウルスカルプチュア』ッ!!!」
霊魔咲「これでどうだァァァッ!!!」
ラドン「す、全て弾き返し、ぐっ…アァァァァァ!?」ピチューン
霊夢「…やはり勝てなかったみたいね。3方向攻撃には。」
ラドン「ぐぅぅぅ…これはもう無理だぜ幽々子さんよ…!」
幽々子「仕方ないわね……ラドン、桜達を返しに行ってあげて。」
ラドン「…ファッ!?俺が運ぶのか!?手伝ってくれよ!?」
幽々子「無・理☆」
ラドン「ぬぅ…仕方あるまい…!」
霊夢「さて、私達は帰りましょうか…。」
魔理沙「そうだな。腕が疲れてパンパンだぜぇ…。」
咲夜「まずはこれでひと段落ね…。」
〜博麗神社〜
紫「…白玉楼からの反応が無くなったわ。…霊夢達が勝ったみたいね。」
アリス「…ねぇ、いい加減教えてよ。謎の場所のこと。妖怪の山と地底と…謎の場所。」
紫「…隕石が落ちた。これで満足かしら?」
アリス「え?出番これだけ?」
デスト「我もこれだけだ。諦めろ。」
〜地霊殿〜
さとり「…。」
???「なんだ?悩み事か?」
さとり「えぇ…お空がね…。」
???「まぁた核暴走かい?」
さとり「もうすぐ地上から人が来るらしいわ。勇儀が連れて来てくれるらしいから、その時は頼んだわよ…『鎧雁』。」
鎧雁「任せろ。」
はい、終了です。白玉楼はラドン、そして地底は…誰か分かりますよね?
白亜翼の読みは、『はくあ つばさ』。
鎧雁の読みはそのまま、『がい…』これ以上はやめておこう(笑)
次回もお楽しみに!