いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません) 作:@まきにき
今回はかなり短いです!あと、もう1話更新しますが、それも少し短いです!
八幡と雪ノ下と、陽乃さんは、ほとんど毎週の休みには遊びに行っていたので八幡にとっても今までの人生でここまで、楽しんだのは初めてかもしれなかった。...しかし、楽しい時間はすぐに過ぎるというように、今日は、八幡と雪ノ下は、小学校の卒業式を迎えていた。
八幡と、雪ノ下は、クラスに友達と言える人はいなかったが、お互いに、お互いがいてくれれば楽しかったので、他のやつなんてどうでもよかった。
八幡は、卒業式が終わり教室に戻ると、雪ノ下の姿だけがどこにも見当たらないことに気がついた。
自分の机のなかに手紙のようなものが、入っているのに気がつき急いでそれを、取りだし中身を見ると【さようなら...雪ノ下雪乃より】と1文だけかかれた手紙が入っていた。八幡は、訳が分からず手紙を握りしめながら走った。目的の場所など分からない、でもじっとしてもいられなかった、涙も出てきて顔もグシャグシャになりながら走った。
八幡「はぁはぁはぁ」
もうどれくらい、走っただろうか、少し落ち着いてきて、今の状況を冷静に分析しようとするがあまり、頭が回らない...
八幡「クソッ」
八幡は、悔しくて思っていた言葉が、そのまま口に出ていた。その時1つ思い付いた、学校の先生なら、雪ノ下の居場所が分かるはず、俺はそう考えるとまた走った、疲れきってボロボロだったが、それでも構わず足を前にだして、走り続けた。
八幡「せ、先生...」
担任の先生「あれ?比企谷君どうしたの?こんな時間に」
校門の時計を見てみると19時を指していて辺りは真っ暗だった。
八幡「はぁはぁはぁ、ちょ、はぁ、先生に聞きたいことが」
担任の先生「分かったから、一度落ち着いて、ほら、深呼吸して」
八幡「ふぅ...」
担任の先生「どう?落ち着いた?」
八幡「はい、ありがとうございます」ペコ
担任の先生「ううん、それで聞きたいことって言うのは?」
八幡「あの、雪ノ下はどこにいったのか知りませんか?」
担任の先生「あぁー雪ノ下さんはね、東京の中学校に行ったのよ、昨日出発したみたいでね、今日の卒業式に出れなくて残念だったわ」
八幡「・・・東京?」
担任の先生「えぇ」
八幡「そうですか...すいません先生ありがとうございました」
担任の先生「い、いえ気をつけて帰るのよ」
八幡「はい」
それだけ言うと八幡は、ゆっくりと家に帰っていった。
その日小町に何があったの?と聞かれたが何も答えることが出来ず、そのままご飯も食べずに部屋に入っていった。
予定より、早いですが別れとなりました!これ以上は、キャラ崩壊が酷すぎて書いたんですがやめました...ですが、本編は今からなので、読んでくれると嬉しいです!