いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません) 作:@まきにき
今回は、少しいろはすが攻めにいっています!ただ、少し八幡の性格崩壊に、なっていないか..本当に心配です。
一色いろはの事を、1枚の写真を見て全部思い出した....いや、忘れていたことさえ、忘れていたのだが、思い出した俺は、1人部屋で写真から目を離せなくなっていた。
八幡「・・・なんで、俺はこんな大事な記憶を忘れていたんだ...」ボソ
俺は、独り言を言いながら、一色に言われたことを思い出していた。
それは、一色の勉強を見ると約束していたのに、俺はすっかり忘れていて、怒られると思っていたのだが一色からは俺だから良いって言われた時のことだった。
八幡「・・・一色...おまえは、き「先輩!!」!?」
俺が、写真を見ながら、独り言を言っていると俺の部屋の前から一色の声がして、入ってこようとしたので、俺は、慌てて写真を背中に隠す。
ただし、両手を背中の方にまわしているため、一色からは、何か慌てて隠したことはバレバレなのだが....。
いろは「先輩!いったい何時間、自分の部屋の掃除をしてるんですか!?」
時計を見て時間を確認すると、部屋の掃除を始めてから、2時間は、既に経過していた。
八幡「・・・お、おう...悪いな、一色」
いろは「いえ、それよりも...先輩」
八幡「ひ、ひゃい!!」
一色の声のトーンが急に下がったので、声が裏返ってしまった。
いろは「・・・背中に何を隠したんですか?」
八幡(別に、一色にこの写真を見られること事態は、さして問題ないはずだ...でも、俺の記憶が戻っていることを、一色には...ばれたくなかった....ん?なんで、ばれたくないんだ....)
八幡「い、いやー、これは...そのー」
いろは「はっきり言ってください」
八幡「え、えと、ですね、これがバレてしまうと俺の人生は、永久に」
いろは「エロ本なのは、分かっていますから出してください」
八幡「・・・は?」
いろは「いえ、ですから、先輩が隠したのは、エロ本だと言うのは分かっていますから出してください」
八幡(この子は、なんてとこで、勘違いしてんだ...)
いろは(せ、先輩の趣味...エロ本で確認するのは、嫌ですが...背に腹は変えれません!)
八幡「えーと、一色...さん、あなたは、勘違いをしています」
いろは「私は、勘違いなんてしてませんよ?」
八幡「いやですね、勘違いをしているか、していないかは、主観で決めることではないと思うんですよ、客観的に見るべきだと思うので、ここでは、俺の言っていることだけがただ「能書きはそれくらいで良いですか?」・・・はい」
いろは「はぁ...分かりました、そこまで、先輩がその本を隠すんでしたら」
八幡「いや、ですから...本ではな「はい?」・・・何でもありません....」
いろは「その本は、見なかったことにする代わりに1つ先輩に、条件を出します」
八幡「・・・条件?」
いろは「はい、とっても簡単なことです」
八幡「あのー...俺、お金ないから、高いのとか無理だぞ?」
いろは「・・・ちなみに、いくらあるんですか?」
八幡「350円....」
いろは「安いのも無理じゃないてすか....」
八幡「いや、だから「お金とかかかりませんから」じゃあ、何を?」
いろは「わ、私のことを、いろはと呼んでください」
八幡「・・・はい?」
いろは「なんですか、不満なんですか?それなら、指輪でも「いえいえ、不満なんてありません!是非呼ばせていただきます」・・・そうですか」
いろは「それでは、先輩...呼んでみてください」
八幡「い、いろ「ただいまー!」!?」
いろは「」ビクッ
俺が、一色のことを、いろはと言おうとしたら、玄関が勢いよく開いた音がして、小町が帰ってきた。
いろは「・・・先輩、とりあえず、私は小町ちゃんの所に行きますが、ちゃんと、条件は守ってくださいね」
八幡「・・・はい」
いろは「でわ」ニコ
一色は、条件を守ることに念をおしてから笑顔で俺の部屋を出ていった。
小町「いやー、二人ともごめんね~掃除任せていっちゃって」
いろは「もう!急に出かけちゃうからびっくりしたよ、小町ちゃん!」
小町「いやーすいません、いろはちゃん...でも、その方が良かったんじゃないですか?」
いろは「もう...小町ちゃん、気を使いすぎだよぉー...」
小町「いえいえ!小町は応援してますよ!」
いろは「ありがとう、小町ちゃん♪」
一色が、部屋から出ていって、俺は、すぐに写真を机の引き出しに隠した。
八幡(俺は、何であの時...写真を隠したんだ...)
俺は、何で一色に、自分の記憶が戻っているのがばれたくないのか、考えていると、二人の女性の顔が浮かび上がった。
八幡「・・・雪ノ下と由比ヶ浜...か」ボソ
何故、彼女達が浮かび上がったのか、しばらく、考えたが分からなかった....いや、分かっていたが、その事実を受け止めることができなかっただけなのかもしれない。
ただ、比企谷八幡は、初めて、気づいた、今まで、気づくことも思うこともなかった、感情、一生自分には、縁がないと思っていた感情...
比企谷八幡にとって、彼女達...一色いろはも、雪ノ下雪乃も、由比ヶ浜結衣も皆大切で失いたくないと思う存在になっていた。
そのあと、小町も掃除に参加して、家の中は2時間ほどで綺麗になり、俺は、一色の勉強を見ることになった。
小町は、邪魔しちゃ悪いし~と言って、外に飛び出していった....。
八幡「・・・それじゃあ、いっし「いろは」・・・」
いろは「先輩、約束ですよ」
八幡「・・・い、いろは」
いろは「」カー
俺がいろはと言うと顔を真っ赤にして、うつむいてしまった....。
しばらく、沈黙が続いたあと、一色が少しずつ顔をあげてきた...だが、この角度は、やばい...一色は今下を向いていた、顔を少しだけあげて、目をウルウルさせて、顔は、真っ赤なのだ結果から言うと、すごい、完璧な上目使いになっているのだ。
八幡「・・・か、かわ」カー
俺は、そんな一色を見て、かわ...まで言って、顔を赤くして、目をそらしてしまった。
いろは「せ、先輩...今なんて言おうとして...ましたか?」
八幡「べ、別に...何も言おうとしてねぇよ」
いろは「えーでもー」
八幡「そ、それより、漢字テスト、やるんだろ?」
いろは「あー!そうでした!先輩、約束忘れてませんよね?」
八幡「あぁ、頭撫でるやつだろ...覚えてるよ、でも、全部出来たらだぞ?」
いろは「勿論です!」
俺は、昨日一色に1度どれくらい出来るか、入試試験で出そうな漢字を100個ほど、出してみた結果...一色は、僅か28個しか出来ていなかったのだ、俺は、流石に1日で何とかなるとは思っていなかった。
いろは「はい!先輩できました!」
八幡「おう、マル付けするからちょっと待っててくれ」
数分後...
八幡「・・・う、嘘だろ...」
漢字テストは、全て正解していた。
いろは「エヘヘ、私頑張ったんですよ!」
八幡「あぁ、でも、何で急に...出来るようになったんだ?」
いろは「そ、それは...もぉー!そんなこと良いじゃないですか!」ポス
そう言って、一色は俺のすぐ隣に座ってくる。
八幡「ちょ!?一色、近すぎ「これくらいじゃないと、撫でれないじゃないですか」」
八幡「いや、でも....お前は良いのか?」
いろは「私は、構いませんよ...それに、いろはって言ってください」
八幡「ハァ...分かったよ....い、い、いろは」ナデナデ
俺が、いろはと言いながら、頭を撫でると、一色は、一瞬体を震わせたので、慌てて、手を離した。
八幡「す、すまん...いろは、痛かったか?」
いろは「い、いえ!ちょっと、びっくりしただけなので、あの...続きお願いします」
正直、今俺は自分との対決だった、一色のいい匂いと、手が頭に触れたときに起こる、ビクッという動作に若い衝動を我慢させることで精一杯だった。
八幡「い、いろは...そろそろ、いいか?」
いろは「・・・」コテ
一色に、問いかけると、反応がなく...代わりに、頭が俺の肩に体重を預けるようにして、寄りかかってきた。
八幡「ちょ!いろは、流石にそれは...」
いろは「スースー」
一色から、寝息が聞こえてきて、俺は、一気に緊張がほぐれた。
八幡「ハァ...こいつは、昔から...無防備すぎなんだよ....」
俺は、誰にも聞かれてないと思って、緊張が急にほどけた、ためか、そんなことを口にしてしまった。
いろは(・・・寝たフリをすれば、先輩に寄りかかれると思って、ついしてしまいましたが...先輩...今の記憶が戻っているってこと...ですか?)
そのあと、俺は、一色が今の話を聞いてしまったことなど知らずに、一色も、聞いてしまったことは、八幡には、言えずに、寝たフリを続けて、御互いに、そのまま眠りについた。
とりあえず!書くことが無いので....次回予告です!
八幡「初詣?」
いろは「先輩ー♪このお二人とはどういった関係なんですか?」ニコ
雪乃「比企君には、もう着物は見せてしまっているので、着てくる必要がなかったのよ」
結衣「ヒッキー...私...私、ね」
こんな感じの次回予告にしてみました!