いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません) 作:@まきにき
皆様こんばんわ!@まきにきです!題名がちょっと、自分でもよくわかりませんが、スルーしてもらえると嬉しいです!
さて、今回はようやく、いろはが登場します!八幡との絡みは、次の回でたくさん、絡ませようと思います!
12月24日
文化祭も無事に成功して時はクリスマスイブ
アメリカ・いろは宅
いろは「ハァ....なんで八幡お兄ちゃん、あんなに難しい高校に進学しちゃったんですかね...私のクリスマスイブが、勉強で終わっちゃうじゃないですか~」
勉強を、しながら愚痴をこぼしていると部屋の扉が開かれた。
いろは母「いろはー、ちょっと話があるんだけど大丈夫かしら?」
いろは「うん、大丈夫だよお母さん、ちょうど休憩挟もうとしてたところだから」
そう言うと、いろは母は部屋にある、ベットの上に座る。
いろは母「いろは、勉強の調子はどう?」
いろは「うーん、だいたいは問題ないよ、お母さん...でも、国語だけがどうしても上手くいかなくってー...ハァ...」
いろは母「そう、そこで、頑張っている、いろはにお母さんから、プレゼントがあります♪」
いろは「プレゼントー?」
いろは母「はい、これ」
いろは「・・・お母さん...これ、日本行きのチケット...」
いろは母「そうよ、いろは、あなたは一足先に、日本に帰りなさい」
いろは「え?で、でも私...」
いろは母「大丈夫、2ヶ月後には、お母さんとお父さんも帰るから」
いろは「でも、私独り暮らしなんて...」
いろは母「大丈夫、お母さんのとても信頼出来る人にいろはの事は任せてあるから」
いろは「信頼出来る人...?」
いろは母「ふふふ、誰かは秘密♪だけど、いろはもよく知ってる人よ」
いろは「・・・私も知ってる人?」
いろは母「そうよ、後は日本に着いてからのお楽しみ、空港に迎えに来てくれるように言ってあるからね」
いろは「うん...」
いろは母「いろは、不安だと思うけど、比企谷君に会いたいんでしょ?」
いろは「・・・お母さん、ずっと気にしてたの?」
いろは母「当たり前じゃない、あの時に私は何も出来なかった....お母さん、何も出来なくて...だから、これくらいは、させてちょうだい」
いろは「お母さん...でも、アメリカでの学校がまだ...」
いろは母「大丈夫よ、いろは、あなたは、もう卒業出来るだけの単位はとれているし先生にはもう、連絡しておいたわ」
いろは「・・・お母さん...ありがとう...ほんとに」
いろは母「あと、カードも一緒に持っていきなさい、あまり、多くは入っていないけど...自分のために使いなさい」
いろは「お母さん...本当にあり...がとう」
いろは母「時間は、14時間くらいかかるけど、今日の夕方に出発すれば、明日の朝8時くらいにつけるはずよ、後4時間くらいしか時間ないから、とりあえず、支度して、すぐ出掛けるわよ!」
いろは「・・・お母さん...とっても、嬉しいんだけど、急すぎ...」
私のお母さんは、とても気配りが出来て優秀なのだが、少し抜けている...そこが、またお母さんの可愛さをより引き出しているのだと思うが。
いろは母「あら?そうかしら?でも、必要な物は日本で買えばいいし、そんなに、荷物は必要ないんじゃない?」
いろは「そういう問題じゃないと思うんだけど....とりあえず、支度できたら、呼ぶね、お母さん」
いろは母「分かったわ、それじゃあ、また後でね♪」
そう言って、お母さんは私の部屋から出ていった、私は、お母さんが部屋から出ていったことを確認してから、荷物の整理を始めた。
いろは「私、今から日本に帰るんだ....これで、八幡お兄ちゃんに会えるんだ..やっと、やっと....」
私は、嬉しさからなのか、恐怖からなのか、自分の手が震えていることに気づいた。
いろは「怖い...けど、やっぱり、嬉しい....な」
支度は1時間くらいで、ようやく終わり、まぁ荷物の準備よりも、髪型を整える時間が殆どだったのだが、お母さんに支度が終わったと言いにいこうとすると、既にお母さんは、車の中にいた。
いろは母「いろはー、早く出発するわよー!」
いろは「ちょ、ちょっと待ってーー!」
私は、自分の服などで重くなった、キャリーケースを持ち上げて急いで車に駆け込む。
いろは母「それじゃあ、空港に向かうわよ!忘れ物はない?」
いろは「うん、お母さん!大丈夫だよ」
そうとだけ、お母さんは車を発進させた、空港までは、2時間くらいかかったけど、車の中で二人は無言だった。
空港
いろは母「このまま、まっすぐ行けば飛行機に乗って日本に行けるわ」
いろは「お母さん...本当にありがとう、私..私ね、お母さんが私のお母さんで本当に良かった...大好き」ダキッ
いろはは、お母さんに抱きついた、顔は埋めて、涙が見えないように...。
いろは母「・・・いろは、私もよ、いろは、あなたが、私の娘で本当に良かったわ...一緒に行ってはあげれないけど、風邪には気をつけて、元気で、げ..んき...で......ごめんなさい、泣かないって決めてたのに..」
いろは「お母さん....」
いろは母「さぁ、いってらっしゃい!しばらく、会えないんですから、笑顔で...ね」
いろは「うん!お母さん、行ってきます♪」ニコ
いろはは、その後、飛行機まで、振り返らずに走っていった。
いろは母「・・・いろは、頑張るのよ...」ボソ
お母さんの最後の声は聞こえない...でも、いろはには、しっかりと、伝わっていた。
14時間後・12月25日
いろは「んーー、飛行機、乗ってる時間長すぎて..腰と首が痛い...」
いろは「それより、お母さんの信頼出来る、知り合いって誰のことだろう?」
タタタタタッ
その時、こちらに走ってくる人影が見えた、私は、そのかげを見たとき、誰なのか1発で分かった。
いろは「・・・こ、小町ちゃん?」
小町「いろはちゃーーーん」ダキッ
小町は、そのまま、いろはに抱きついた。
いろは「こ、小町ちゃん、ほんとに小町ちゃん?」
小町「い、いろはちゃん、私ずっと、いろはちゃんに会いたくて会いたくて」
いろは「私もだよ...小町ちゃん...ずっと、ずっと会いたかったよぉ...」
小町「いろはちゃん」
いろは「はい」
小町「おかえりなさい」ニコ
いろは「・・・うん、ただいま、小町ちゃん」ニコ
小町「いやーでも、早く見つけることが出来てよかったですよ~思ったよりも空港広くて、ちょっと心配でした」
いろは「ありがとう、小町ちゃん....あれ?それじゃあ、お母さんの信頼できる、知り合いって、もしかして?」
小町「はい~私です♪」
いろは「てことは、私は今日から」
小町「お!察しがいいですね!いろはちゃん!そうでぇす~いろはちゃんは、今日から、2ヶ月間は私の家で一緒に暮らしてもらいます!」
いろは「え、えーーーー!!」
小町「えと、いろはちゃん、ここ一応空港なので、大声は...あ、そこのサイゼで話しませんか?」
いろは「・・・ご、ごめんね...あまりに、いきなりだったから、そうだね、私も、お腹空いてたし、ちょうど良かったよ、小町ちゃん」
サイゼに入ると、結構混んでいたけど一番奥の席が空いていたので、二人でそこに座る。
小町「とりあえず、その...お兄ちゃんのことなんだけど...ごめんなさい、いろはちゃん、やっぱり、お兄ちゃんまだ思い出せてない...」
いろは「・・・大丈夫だよ、小町ちゃん」
小町「で、でも、いろはちゃん....」
いろは「大丈夫なの..それに、私..もう、お兄ちゃんじゃ嫌なの...嫌...なの」
小町「いろはちゃん...」
いろは「だから、ちょうど、良かったんだよ..」
小町「・・・いろはちゃん...」
いろは「だから、この話は終わり!」
小町「はい...分かりました..ですが!ここで、幼馴染みの小町から、いろはちゃんにクリスマスプレゼントがあります!」
いろは「え!?私なにも用意してないよ!?」
小町「大丈夫です!いろはちゃん、ある筋から入手した、情報によりますとぉー国語が苦手みたいですね!?」
いろは「お母さん....か、うん、確かに、今困ってるけど」
小町「そこで!お兄ちゃんをいろはちゃんの家庭教師にすることに決めました!」
いろは「ふぇ!?え、え、えーーーー!?」
小町「ああ見えて、兄は国語が得意です!そして、私も教わっているので教えるのは上手いです!」
いろは「で、でも...悪いんじゃあ...」
小町「大丈夫ですよ!いろはちゃん!説得は私がやるので!」
いろは「で、でも...」
小町「大丈夫ですよ!それに、言ったじゃないですか、クリスマスプレゼントだって!だから素直に受け取ってくださいね♪」
いろは「小町ちゃん...ありがとう」
小町「これぐらいは、させてください!」
それから、いろはと小町は、注文しておいた、ミラノ風ドリアを食べ終えて、さっそく、比企谷家に向かった。
比企谷家
八幡「ふぁ~...眠い...小町が今日は絶対に何処にもでかけないでねって、言うから大人しく家にいるが..言った本人がどっかいっちまうし..ハァ...」
重いため息をだしていると、チャイムがなった。
八幡「やっと、帰ってきた...か」
ガチャ
八幡「小町、ようやく帰ってきたか、お前が出掛けるなって言うから大人しく家にいたのに、お前が出掛けるってどうゆう...」
小町「どうしたの?お兄ちゃん」
八幡「いや、小町の後ろの女性はどこから拐ってきたの?」
小町「お兄ちゃんじゃないんだから、拐ってこないから!」
八幡「いや、俺だって拐ってこねぇし...ハァ...小町の友達..か?」
いろは「は、八幡お兄ちゃん?」
八幡「俺は、いつからお前のお兄ちゃんになったんだ?」
小町「なんか、懐かしいなぁ~」
いろは「・・・はっ!すいません、直接見たらつい...」
八幡「えと、所で誰?」
いろは「あ、はい!私は一色いろはっていいます!よろしくです♪」
いろはは、片手を頭の前で敬礼するみたいにして、頭を少し傾けて、ウインクをしてきた。
八幡「・・・あ、あざとい...」
いろは「やっぱり、分かっちゃうんですね」ボソ
八幡「ん?何か言ったか?」
いろは「いえいえ、何でもないですよ、先輩♪」
八幡「・・・先輩?」
小町「いろはちゃんは、お兄ちゃんと同じ高校目指してるからね~」
八幡「あ、あぁそういうことか」
いろは「これから、よろしくお願いしますね♪先輩♪」
八幡「ん?これから?」
小町「あー、いい忘れてたけど、いろはちゃん、これから2ヶ月間家で一緒に住むことになったから」
八幡「えーと、小町さん、俺聞いてないんですが...?」
小町「うん、今言ったもん」
八幡「えと、まじで?」
小町「まじで、あ、あといろはちゃんの勉強も見てあげてね、お兄ちゃん♪」
いろは(久しぶりに、見たら、八幡お兄ちゃんって言っちゃったよー...は、恥ずかしい...)
八幡「何故俺が...」
小町「お兄ちゃん?大丈夫だよね?」
八幡「え、えと「大丈夫だよね?」・・・はい」
いろは「あ、あの、よろしくお願いします」ペコ
八幡「あぁ、それで俺は何の教科をみればいいんだ...」
いろは「えと、国語をお願いしたいんですが、大丈夫ですか?」
八幡「あぁ、国語なら、なんとかなるな、分かった」
小町「さーて、とりあえず打ち解けたみたいだし、色々ご飯は作ってあるから今日の所は勉強は、お休みで明日から頑張りましょう!いろはちゃんも長旅で疲れてるだろうし!」
そのあと、小町のプロ顔負けの料理を食べて、その日は寝ることになった。
このとき、誰の部屋で寝るのか少し揉めたが、それは、また別の話。
お気に入り数が増えてきていて、本当に嬉しいです!この頃、小説投稿が生き甲斐になっているまである、私ですが、皆様に楽しんで頂けるようこれからも頑張っていきます!