いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません) 作:@まきにき
少し訂正をしました。比企谷が事故にあったのは1年の入学式の日です、最初はいつなのか、書いていませんでしたので、分かりにくかったと思いますが誠にすいませんでしたm(._.)m
すいません、もうひとつ訂正します、入院で3カ月休むと留年になってしまうので、入院を1カ月に変更しました、自分の知恵が浅いばかりに申し訳ありません...ご指摘ありがとうございました!
小町との約束もあり中学のことなんて忘れて高校1年の入学式にちょっとテンションを上げて期待をし、2時間も早く学校に向かって歩いていた。その学校に行く途中で、信号が赤だというのに犬が飛び出してきた、心の中で(チッ)と舌打ちをしながら体は勝手に動いていた。そして、高級なベンツの車が横から走ってきていたが、なんとか犬を助けることに成功したが足を跳ねられてしまい、その時に少し頭も打ってしまったのか、その時に何か言われた気がしたが、意識が離れてしまった。
結衣「・・・ひ、ヒッキー...どうして」
俺は目が覚めるとそこは、病院のベットの上だった。
まぁーあれだ、これで俺は高校でも開幕ボッチが確定した。
医師からは頭を打っていたので記憶に誤差がしょうじるかもしれないと言われたが別に何を忘れてると言われても勉強面でもないし、妹が小町だってことも分かる、あれ?記憶失ってなくね?でも、妹は小町...だよな、ちょっと引っ掛かるところはあった。
そして入院生活が、1ヶ月過ぎてようやく俺は学校に通えるようになった。そして、まぁ、ボッチの学校ライフを堪能していたある日俺は朝早くから小町に起こされた、あ、起こされるのは
いつもか。
小町「お兄ちゃん!おーきーてー」
八幡「」グー
うわー超可愛い、うん世界一可愛い、このまま起きちゃうのももったないしこのままでいようかなと目を閉じ直したその時
小町「ていっ」
と小町の手套が、火を吹いた...うん痛かったそして、耳元で囁かれた。
小町「お兄ちゃん?二度寝は許さないよ?」ボソッ
一瞬にして目が覚めた、もうね超快適といっても過言ではないわこれ。
八幡「よう、おはよう」
小町「うん、お兄ちゃんおはよう♪」ニコ
八幡「さて、飯くって早く学校行かなきゃな」
小町「お兄ちゃん?今日は小町も乗せてって?」上目遣い
八幡「うわーあざといあざとい、まるで...あれ?だれだっけ?あれ...」
小町「ん?どうかしたのお兄ちゃん?」
八幡「んーいや、なんでもない」
ご飯を食べ終えて自転車にまたがると、小町も自転車の荷台に乗っかってきた。
小町「お兄ちゃん今度は事故おこさないでね、小町も、乗ってるから」
八幡「・・・俺1人の時は良いのかよ」ハァ
おもわず溜め息をはいていた。
小町「ちょっとお兄ちゃん!溜め息は、小町的にポイント低いよ!!」
八幡「そっか」
軽く返事をして俺は小町が乗ったことにより普段より少し重くなった、ペダルを学校に向けてこぎだすのであった。
小町「」トントン
小町がいつものように肩を叩いてきたこれは、ここまでで良いから降ろしてーという意味が込められているので、そこで自転車を停めて小町を降ろすことにする。
小町「でわ、お兄ちゃん!いってくるであります 」ビシ
どこかの軍隊さながらの、敬礼をすませにこやかにスキップしながら、中学校に向かっていたが、ここでふと自転車のカゴを見ると俺の鞄ともうひとつの鞄が入っていた。
小町「お、お兄ちゃん( ノД`)…」
小町が鞄が無いことに気がついたらしく泣きながらこっちに戻ってくる。
八幡「あの馬鹿...」ハァ
そして本日二度目の溜め息がでるのであった。
そんなことも終わり俺は教室の扉を開いた。クラスの奴らは、一瞬だけ俺の方に目線を移動させるがまた、目線を戻し誰も来なかったかのように、友達と話始める。そして俺はいつも通り自分の机の所までいき、耳にイヤホンを付け寝たふりをする。あれから、どれくらい経ったのだろうか、チャイムの音が聞こえて目が覚めた、どうやら本当に寝てしまったらしい。顔を上げるとそこには。
平塚「やぁ、比企谷私の授業中ずっと寝ているとはいい度胸じゃないか」ピクピク
1時間目は国語だったらしく、1番怒らせたくない人が俺の目の前で仁王立ちしていた...
八幡「い、いえ、ここここ、これはですね、そう...新しい勉強法なんですよ!」冷や汗
平塚「ほぅ~新しい勉強法....か、では、どういった勉強法なのかを、ご教授願えるかな?国語学年1位の比企谷八幡?」
平塚先生は、額に青筋を浮かべながら、聞いてきた、あれ?もうこれどうしようもく、outな展開じゃないですか...
八幡「いえ、そのですよ、国語というのはですね、用は聴くことから始まるのですよ、ですから周りの風景が見えてしまっては集中出来ないのでこのように、わざと見えないようにしてって、グハ」
能弁を垂れていたら、俺の腹に平塚先生の必殺のセカンドブリットが直撃していた。
平塚「なぁ、比企谷?ならなぜお前はイヤホンを付けているんだ?」
俺の顔が一気に青ざめていくのが分かる、ヤバい、これは、ほんとにヤバいと思った俺はなんとか弁明しようと話をしようとした。
八幡「あ、あのですね」
ブン!
俺の目の前に平塚先生の拳が直前で止められていた...いや、風圧は確かに俺の顔に当たっていてその威力を物語っていた。
八幡「ひ...ほんとすいませんでした!」ズザー
土下座をした、うん勢いよく土下座をしました。
八幡「で、ですから、もう、ひっ....」
平塚「うん、比企谷は理解が早くて助かる」ニコ
あれは理解ではない、体に直接理解させただけだ、あ、それも理解...か
平塚「」ウーン
平塚先生は、手を自分の顎に当てながらなにか考えていたようだがハッと何かを思い付いたようにこちらに目を向けた。
平塚「比企谷ちょっとついてきなさい」
俺は心底嫌だったが拒否権などないことは初めから分かっていたので頷くしかなかった。
八幡「・・・はい」
平塚先生に付いていくとある教室の前まで連れてこられた
ガラッ
勢いよく平塚先生は、その教室の扉を開けた。
平塚「邪魔するぞー雪ノ下」
雪ノ下「先生ノックを」
平塚「悪い悪いでも君はノックをしても返事をした試しがないじゃないか」
雪乃「はぁ、まぁいいでしょう、それで、平塚先生用事はなんでしょうか?」
平塚「あぁ、そうだったな」
平塚「こいつの名前は比企谷だ見れば分かると思うがこいつの腐った目同様根性も腐ってるそのせいで、いつも孤独な残念なやつだ、この部で彼のひねくれた孤独体質を更正する頼めるか?」
雪乃「えぇ、彼のことならよく知っています」ボソ
平塚「うん、何か言ったか?雪ノ下」
雪乃「いえ何も、彼の依頼承りました。」
平塚「ん?やけに素直に引き受けたな?もう少し嫌がると思ったんだがな」
雪乃「まぁ、平塚先生の頼みを無下にもできませんし、この部活も1人しかいませんし部員補充にもなりますから」
平塚「・・・そうか、それじゃあ後は任せたぞ雪ノ下」
雪乃「はい」
平塚先生は言いたいことだけを言って部室を出ていった。
平塚「約束は守ったぞ、陽乃」
平塚先生は、廊下で1人呟き職員室に戻っていった。
雪乃「比企谷君、久しぶりね」
八幡「あ、あぁ」
雪乃「どうしたのかしら?そんなところに、突っ立ったままで、立つことしか出来ないならクーラーのほうがまだましよ?」
八幡「お、おう..」
俺は久しぶりに雪ノ下に再会して、戸惑っているが、とりあえず、席についた。
雪乃「何も聞かないのね」
雪ノ下が、読んでいた本にしおりをはさんで聞いてくる。
八幡「別に、お前がどこの中学行こうが俺には何も言う資格なんてないからな」
雪乃「お前というのは、一体誰に対して言っているのかしら?あなたは、今誰と会話をしているのかしら?」
八幡「うぐ..懐かしいなそれ...」
雪乃「なんのことかしら?それより、私は、今あなたに質問しているのだけれど、その質問に答えてくれるかしら?不答谷君」
八幡「はぁ..雪ノ下が、どこの中学校に行こうが俺には、何も言う資格なんてないだろ」
雪乃「・・・そうね、その通りだわ」
八幡「それより、ここ何部なんだ?」
雪乃「あら、平塚先生から何も聞いていないの?」
八幡「無理矢理連れてこられたからな」
雪乃「持つものが持たざるものに慈悲の念をもってそれを与える人はそれをボランティアと言うの」
八幡「」
俺は、何も言えなかった...だが1つだけ言えることがあった、雪ノ下は昔も今も変わらないのだと。
雪ノ下「ようこそ、奉仕部に歓迎するわ比企谷君」
八幡「あぁ、よろしくな..」
俺と雪ノ下が話を終えた時に部室の扉が開いた。
結衣「あ、あのー...平塚先生から聞いて来たんですけど」
結衣「な、なななんでヒッキーがここにいんの!?」
八幡「いや、俺ここの部員だし...てか、ヒッキーて俺のこと?その前にお前誰?」
結衣「ハァ?同じクラスじゃん!」
雪乃「彼女は、由比ヶ浜結衣さんよ」
結衣「雪ノ下さんは、私のこと知っててくれたんだ」
八幡「それで、由比ヶ浜お前は何しにきたんだ?」
結衣「え、えーと平塚先生に聞いたんだけどここって生徒のお願い叶えてくれるんだよね?」
え?そうなの?なにそれ願い叶えてくれるなら俺がお願いしたいんだけど、なんで、俺他人の願い叶えるために働いてんだよ..。
雪乃「それは、違うわ由比ヶ浜さん」
結衣「え?」
雪乃「ここは、飢えた人に魚を与えるのではなく、捕り方を教えてやる気を促すの」
え?そうなの?初めてこの部活の方針を聞いたような気がした。
結衣「え、えーと要はお手伝いしてくれるってこと?」
雪乃「まぁそうなるわね」
結衣「そ、それじゃあ...その手作りクッキーを作りたいんだけど...私料理下手で手伝ってほしいんだけど大丈夫かな?」
八幡「そんなの、友達に頼めよ」
結衣「そ、そうなんだけど、皆にバレたくないし、こんなまじな雰囲気周りとは合わないから...」
雪乃「いいでしょう、由比ヶ浜さんの手作りクッキーのお手伝いの依頼を受けます」
結衣「あ、ありがとう!雪ノ下さん!」
八幡「でも、練習たってどこでやるんだ?今工事中で家庭科室は使用不可能だぞ?」
結衣「ふぇぇ、やっぱり難しいのかな...」
雪乃「はぁ、私のうちでよければ教えてあげるわ」
結衣「え?ほんとに良いの!?」
すごい勢いで由比ヶ浜が、雪ノ下に近づき手を握っている。
雪乃「え、えぇ構わないのだけれど、あの、由比ヶ浜さん」
結衣「何?雪ノ下さん」
雪乃「その、手を離してくれるとありがたいのだけれど」
結衣「あ、ああごめんね、雪ノ下さん、なんか嬉しくって」
八幡「それじゃあ、俺は帰るな役にたちそうなことは無さそうだし」
雪乃「待ちなさい」
八幡「ん?」
雪乃「あなたも来るのよ?」
八幡「なんでだよ...」
雪乃「あなたは、食べて感想をくれればいいのよ」
結衣「う、うんヒッキーも行こうよ!」
八幡「お、おう」
こうして、俺たちは今雪ノ下の家に向かって歩いている。
それにしても、何だろうこの二人ずっとくっつきながら、歩いているいや、ほとんど由比ヶ浜が無理矢理話を振ってくっついているんだが、雪ノ下も一応辞めてとは言っているが、そこまで嫌そうには見えない、むしろ少し嬉しそうにすら見える..なにこの二人百合なの?ゆるゆりってるの?
そんなことを考えていると、雪ノ下の家に着いたみたいで高級そうなマンションの前でとまった。俺が昔行ったことのある、城みたいな家ではなくて、少しホッとしたが、雪ノ下は何故マンションに住んでいるのか疑問に思っていた。
マンションの中に入り、扉を開いて中に入る。
雪ノ下「どうぞ、上がって」
結衣「うわー雪ノ下さんここに住んでるの!?」
雪ノ下「え、えぇ今は1人暮らしをしているわ」
ん?1人暮らしをこいつが...3年間で何かあったのか...と思っていると、キッチンに連れていかれたので奉仕部の仕事をしようと頭を切り替える。
八幡「それじゃあ、俺は邪魔になってもあれだし、ソファーの上でゆっくりしてていいか?」
雪乃「えぇ、後でお茶を持っていくわ」
八幡「あぁ、頼む」
俺は、それだけ言うとソファーに腰を掛けるとすぐに、雪ノ下がお茶を淹れてきてくれた。
八幡「ありがとな」
雪乃「いえ、それじゃあ出来たら呼ぶわね」
八幡「あぁ頼む」
俺は、お茶を飲むと睡魔に襲われて、瞼が重くなり、意識が離れた。
ガッシャーン
なんか、ものすごい音が聞こえて目が覚める、辺りを見回すと時計の針が11時を指していた...うわ、寝すぎた..てかいつまで作ってんだよ、もう、初めてから3時間近く経っていた、クッキーを作るだけなら30分もあれば終わるはずだが...気になり俺はキッチンに行くと...。
八幡「お、おい....」
由比ヶ浜の前には、真っ黒な木炭が並べられていて、雪ノ下は頭を抱えて突っ伏していた。
結衣「あ、ひヒッキー...」
雪乃「比企谷君..ごめんなさいね、予想以上だったわ...」
八幡「これは、木炭でも作っていたのか?」
結衣「い、いやクッキーだから!」
雪乃「さあ、比企谷君、味見を」
八幡「これは、毒味だ...」
結衣「何が毒だし...やっぱり毒かな?」
結衣「やっぱり私向いてないのかな、才能っていうの?そういうの無いし」
由比ヶ浜...それは、まずい、俺が言おうとすると既に雪ノ下は口を開いていた。
雪乃「由比ヶ浜さん、今才能って言ったわね?」
結衣「う、うん」
雪乃「まず、その思考を考え直しなさい、才能が無い人は、才能のある人の努力を理解できないから乗り越えられないのよ、努力でしか解決できないのだから、そういう考えは、酷く不快だわ」
八幡「お、おいちょっと言い過ぎ」
結衣「か、カッコいい」
雪乃-八幡「はぁ!?」
雪乃「由比ヶ浜さん、あなた話聞いてたのかしら?結構酷いこと言ったつもりなのだけど」
結衣「うん、確かに言い方は酷かった...でも、本音って感じがするの、建前とか全然言わないんだ...そういうのカッコいい!」
八幡「はぁ、俺もしっかり見ててやるからもう一度作ってみろ」
雪乃「えぇ、そうね、二人で見てれば何か見つかるかも知れないものね...」
結衣「うん、ありがとう!頑張るね!」
そして、分かった、由比ヶ浜はクッキーを最後焼くときに火を強火にして、しかも何故かひっくり返していた...ハンバーグでも作ってんのかよこいつは...。
悪いとこが見つかり指摘すると、すぐに普通のクッキーが出来上がっていた。
結衣「ヒッキー、ゆきのんほんとに今日はありがとう!こんなに上手くクッキーが作れるなんて思ってなかったからほんとにありがとう!」
雪乃「あの、由比ヶ浜さん、そのゆきのんっていうの気持ち悪いからやめてくれるかし「でねーゆきのん、私放課後暇だし手伝うね!いやなにこれもお礼だから気にしないで!」いや、あの...由比ヶ浜さん?」
由比ヶ浜、すげぇ...雪ノ下を勢いで押しきっている..だがそれよりも。
八幡「おい」
結衣「ん?どうしたのヒッキー」
八幡「今深夜の12時なんだけど、由比ヶ浜時間大丈夫なのか?」
結衣「!?ど、どうしよう!」
雪乃「ごめんなさい、時間を見ていなかった、私のミスね...」
八幡「とりあえず、由比ヶ浜は今日雪ノ下に泊めてもらえ俺は帰る」
結衣「え、でもヒッキーだって今からじゃ...」
雪乃「別に今回は私がいけないのだし二人とも泊まっていっても大丈夫なのだけれど」
八幡「小町から呼び出しの着信が止まらないんだよ...早く帰らないと怖いんだよ...」
雪乃「そ、そうそれなら仕方ないわね」
結衣「そ、そっか、じゃあねヒッキーまた明日ね!」
八幡「おう、二人ともお疲れさん」
雪乃「ええ、それじゃあ、おやすみなさい」
俺は、そのまま真っ直ぐ家に帰ったが時刻は、1時を指しているのだが、何故かうちの玄関の電気がついていた。
八幡「はぁ...」
今から起こることを予想してため息を吐き覚悟を決めて玄関の扉をあける。
小町「お兄ちゃん!遅すぎだよ!」
八幡「いや、ちょっと用事が...」
小町「全く、遅くなるなら連絡くらいしてくれないと心配するでしょ!」
このまま、小町の小言を土下座をしながら3時まで聞いてようやく、解放された。
かなり疲れた1日だったが、楽しかったと思ってしまっていた。
明日また、学校に行くのだが、いつもより少し楽しみにしてる自分がいて笑いながら眠りについた。
この頃、ずっとアニメの俺がいる見直してますもう、15回くらいは見直しています、何回見ても飽きないです!ほんと、3期がくることを願っています!