いろは(八幡お兄ちゃん )八幡(俺はいつからお前のお兄ちゃんになったんだ...?)(題名を変える予定です。内容は変えません) 作:@まきにき
※皆様からの指摘の元少しずつ直しています。もう少し時間がかかってしまいますが出来るだけ早く読みやすくなるように、頑張ります!
一応ですが、直してみました!まだ違和感が拭えませんが...この違和感の正体は、一体なんなのでしょうか。
見直してみておかしな所が見つかったら、また随時直していきます!
世界一可愛い小町のお兄ちゃんとして、比企谷八幡はこれからの人生を楽しく過ごしていくというスケジュールを、あの日1つ年下のあざとい幼馴染みの一色いろはによって壊されそうになっていた。
今日はセミのよく鳴く8月8日そう俺の誕生日だ、いや誰も知りませんよね...
俺は8才の誕生日を迎えようとしていた、だが比企谷家にとって比企谷八幡の誕生日が祝われたのは、妹の小町が生まれるまでで、比企谷八幡が3才の誕生日になるときには、すでに無くなっており、妹の小町の誕生日にしか両親は祝わないでいた。
他の家庭から見れば可哀想や、哀れみの目を向けられるかもしれないが、比企谷八幡にとっては、そんな哀れみの目も同情の言葉も糞くらえとしかおもっていなかったのだ、そんなむしろ普通の日常のように過ぎていく己の誕生日に八幡は、独り言のように「おめでとう俺」と言って朝を迎えていた。
まだ朝の7時を過ぎようとしている時間だというのに軽快に『ドタタタタタタタ』っと、階段をかけ上がってくる音が聞こえてきたと思ったらおもいっきり自分の部屋の扉が開かれた。
小町「おはよう♪お兄ちゃーん愛しの小町だよー」っと言って俺の部屋に小町が入ってきた。
八幡「お、おお小町朝からどうした?」
ちょっと挙動不審になりながらも、なんとか言葉を繋げて愛しの妹小町に反応した。
小町「何しにきたの??見たいな顔しないでよ!!お兄ちゃん!今日は、お兄ちゃんの大切な誕生日なんだからお祝いしようと思って小町がわざわざやってきたんだよ♪あっ今の小町的にポイント高い♪」
八幡「あー可愛い可愛い...で、だ小町さん?後ろの女の子は、どこから拐ってきたのですか??」
小町「あー適当だなー、別にお兄ちゃんじゃないんだから女の子拐ってこないから!この子は一色いろはちゃんって言って私たちの幼馴染みなんだよ!」エッヘン
小町は無い胸をつきだして、エッヘンと、どうだ!!とでも言いたいような感じで俺を見ているがこいつは、何がしたいのか俺にはサッパリ分からないでいた。
いろは「」ペコ
小町に隠れるようにしていたその子は、ペコっと、可愛らしく頭を下げてこちらを見ていた、一瞬心臓がドキッと動いた気がするが気のせいだ気の迷いだと切り捨てた。
見た目は、かなり可愛くて、身長を見るにあまり年も変わらないようなのだが、何故か目はウルウルとしており、上目遣いでこちらを見ており、年より大人っぽく見える、髪の色は亜麻色でよりいっそう可愛く見える、見えるのだがなんだろう...この子なんかあざとい.....と八幡は思っていた。
八幡「それで、俺が8才になるまで知らなかった幼馴染みを俺の部屋に連れてきてなにがしたいんだ?」
当然の理由を我が妹に聞いてみた。
小町「ハァーこれだから、ゴミいちゃんは....」
ちょっと待て、小町さん?ゴミいちゃんとは?あれー可笑しいな幻聴かな?俺の妹にかぎって、ゴミいちゃんなんて言うはずがないよね?ないよね??そんな風に呼ばれたらお兄ちゃん死んじゃうよ!!
小町「いい?お兄ちゃん(あっ、良かった聞き違いか)お兄ちゃんの誕生日を一緒に祝ってもらうために、いろはちゃんを連れてきたの!お兄ちゃんのために!!あっ今の小町的にポイント高ーい 」
この妹様は、今何て言ったんだ??俺の誕生日を祝うために呼んだ?why?なぜ?
八幡「えと、知らない人が部屋に入ると俺の緊張がメーターを振り切ってしまうので今すぐ回れみ...「もしも帰って何て言ったら、小町お兄ちゃんの事嫌いになってもう一生話さないからね」......よーし良く来てくださいました、ほんとに感謝感激で今すぐ泣きそうです」
小町は首をウンウンと上下に動かしている。
その時いろはは、八幡のことを変わった人だなぁーと思っていた、いろはと小町は良く会って話をしたり遊んでいたので面識もあり御互いが幼馴染みって知っているので殆ど無礼講で話はしているが、小町ちゃんのお兄ちゃんという人は、私に来て早々に帰れと言おうとしてきていた。
私は普段から周りの人に好かれるために7才でありながら、どのように振る舞えば可愛いのかを常に研究しており甘ったるく、そして受けのいい言葉を選んで接しているのだ。
だが、小町ちゃんのお兄ちゃんに限っては、回りの人と反応があまりにも違っていた、最初見たときはなんだろう、容姿はいいのに目が腐っているとしか思わなくて、少し話しかけてみたら顔を赤くして目を反らしてあっ、この人チョロいなっと思っていたのに帰れと言われそうになったのだ、そこでいろはは、少しこの人に興味が湧いていた。
いろは「えと、お兄さんは...「俺はお前のお兄さんではない!!」えっ?」
いろはは意味がわからないでいた、だって確かに名前どういう風に呼べば言いかわからなくて、今まで空気でしたが年上って小町ちゃんから聞いてたしお兄さんっていえば相手もデレるし一石二鳥で話の主導権は、私が掴めると思っていたのにおもいっきり切り離されてしまった。
小町「お兄ちゃん!!せっかくいろはさん来てくれて話しかけてくれたのに、その反応は何??激おこだよ!」ヽ(`Д´)ノプンプン
八幡「だ、だがな小町よ俺の妹は、世界一可愛いお前しかいないんだよ?他の誰にも譲ってやる気はない!おっ今の八幡的にポイント高いよな?」
小町「いやー流石にそのシスコンっぷりは引くわー」ウワー
いろは「あはは、じゃあ私は、なんて呼べば良いですか?」
この子は、なんで上目遣いで目をウルウルしてるの?小動物なの?可愛い♪...いやいや違う違う
いろは「あのー「ひゃひゃい!!」えと、なんて呼べば?」
顔赤くしてまた目そむけてるしこの人チョロいのかチョロくないのかわかないなー。
八幡「・・・比企谷で///)
はっ、恥ずかしい顔なんか熱いし、たぶんスッゲー赤くなってるから目見れなくてほんとに疲れる....でも、何故か悪い気はしていない....。
小町「だーめ!だよお兄ちゃん!「ふ、ふぇ?」その声は、正直キモいってまぁいいや、えとね比企谷だと小町も紛らわしいから八幡お兄ちゃんってどうかな??」キラキラ
なんで俺の妹様は、今爆弾を投下したの??なんで目をキラキラさせてるの??
いろは「なるほどーでは、コホン....初めまして八幡お兄ちゃん 」
や、やばい、なにがやばいってそんなのは決まっている、うんそうとにかくやばい、うんやばいのは俺だなうん知ってる
八幡「お、おう///」
小町「グフフ、ではではー本人の了解も取れたみたいですし、早速誕生日会を始めたいと思います~⤴」
いろは「そうですねぇーではうちに移動しますか」
ん?うちに移動??why?なぜ??ちょっと待てなんで口開けて呆然としている俺の両手を女の子もとい妹と幼馴染みは、ロックして運ぼうとしていらっしゃるの??なんで二人ともそんなに楽しそうに笑顔なの?なにその笑顔怖いよ??俺今日死亡なの?これフラグなのん??
いろは「ほら~八幡お兄ちゃん~早く移動しますよ~」
八幡「あ、あざとい...」
げ、口から思っていたことが漏れてしまっていた...背中に一筋の冷や汗が垂れる、だがいくら待っていても俺を運ぼうとするだけで何もなかったので、心からホッとした。
いろは「・・・なんで、わかっちゃったんだろ」ボソ
八幡「ん?一色なにか言ったか?」
いろは「いえいえ、何も早く八幡お兄ちゃんが自分で歩いてくれないかなぁーと思っただけですよ♪」ニコ
八幡「お、おうすまんな」アタフタ
ここでようやく俺は、どういう状況なのか理解して慌てて二人から離れる。そして何故か二人とも頬を膨らませてまたもやロックしてきそうになったので、強引に起き上がる。
八幡「も、もう大丈夫だから、一人で歩けるから!!」
こんなことをこんな大声で叫ぶのは俺の人生でももうないだろう、いやあってほしくはない....今俺の顔は羞恥で真っ赤になっているだろう。
そんなこんな、恥ずかしい初体験を終えた俺はいや、俺たちは一色の家の前に到着したらしい...まじですか?真横でした....何故今まで1度もこいつと鉢合わせしなかったのか、不思議なくらいであった...。
小町「はぁーいお兄ちゃんここがいろはちゃんの家です!!」エッヘン
いろは「ここがこんなに可愛いいろはちゃんのおうちですよ~八幡お兄ちゃん 」エッヘン
何この子たち、意志疎通してるの??
八幡「お、おう....真横だったんだな、よく今まで会わなかったな」
いろは「はっ??なんですか?初めてこんな可愛い子が話しかけてくれて家にまで招待してくれて、前から会っていればとかなんとか考えてるんですか?ごめんなさい、そんなこと言われても気持ち悪いだけですし無理です!」
えっ!?何この子なんでこんだけの事こんな早口で噛まなくて言えるの?ねぇ?あと俺泣いていいよね?ね?これ泣いても大丈夫だよね??
小町「あはははは、いろはちゃん面白い~」アハハ
いろは「で、でわ、とりあえず入りましょうか~」ガチャ
家の中に入ると俺の家の玄関とは、違うなんだろう一色と同じ匂いが俺の鼻を刺激していた。
小町「おっ邪魔しまーす♪」
八幡「お、お邪魔します」
いろは「でわでわー」スッ
一色のでわでわーという声とともに、俺の視界が真っ暗に閉ざされた、というより手で見えないようにされた、俺が家の中を見ないようになのか....?やばいちょっと泣きそうです八幡は、強い子元気な子を心のなかで繰り返しているとどこかの部屋が開いたようで、ガチャっという音が聞こえた。
いろは「はい、八幡お兄ちゃん 」スッ
と言われて俺の目に光が射してくるが、先程まで目隠しをされていたのでモヤモヤしていてあまりよく見えない。
八幡「こ、これは....」
少しずつ目が慣れてきて部屋の様子が見えてきた、部屋の机の上には美味しそうなご飯やお菓子、部屋の回りには誕生日会によくありそうな飾りそして、真ん中には大きい木の板みたいのに八幡お兄ちゃんお誕生日おめでとうと書かれていた。
八幡「こ、これは、いっ、たい...」ポタ
なにか目から熱いのが溢れて垂れた気がした。それがなんなのか、俺は暫く分からないでいた。
小町「お兄ちゃんいままで、ほ、本当に、ご、ごめん...に、ゃ、さい...うぅ」グス
俺は、小町がなんでこの状況で泣いて謝ってきてるのか全く分からなかった...そんな気持ちが届いたのか
小町「あ、あの、ね....うぅ、こ、小町が、生まれてきてしまったせいで、う、グスおに、お兄ちゃんが、普段からお父さんや、お、お母さんからま、まるでいない子みたいな扱い受けててこ、小町が生まれてなんて、こうぅ、来なければお兄ちゃんが、こんなにぃも、うう、ぐす、辛い思いなんて、ううしなくても、うぅ、すんだのに、本当にごめん、ぐす、なさい....」
小町は、ひたすら泣いていたそして泣きながら、自分が生まれてきてしまってごめんなさいって俺に謝ってきている...俺は、この時もうシスコンって思われてもいいからこの子を...妹を守りたいと強く思った。
八幡「小町」ギュー
小町を抱きしめながら、八幡は思ったことを全て言おうと思った。
八幡「小町俺は、お前が生まれてこなければいいなんて思った事は一度だってない、むしろ俺は小町がいてくれて良かったんだ、俺はこんな性格だし目は腐ってるしな、親には遅かれ早かれ見放されてたさでもな小町だけは、いつも俺の味方でいてくれた、お、俺はそれがうれ...しくて、うれしくて、グス......だからな、小町」ギュー
抱きしめてた力をさっきより強くした。
八幡「生まれてこなければいいなんてもう絶対に言わないでくれ俺は、小町が大好きなシスコン変態馬鹿兄貴なんだからな」
いろは「」グス
小町「お、お兄ちゃん......」ゴシゴシ
小町「お兄ちゃん!!」
八幡「ん?」
小町「小町もねお兄ちゃんの事大好きだよ」エヘヘ
八幡「おう」と返事をして頭を撫でてると、一色のことを思い出したので、慌てて一色を呼ぶ。
八幡「あ、一色」スッ
小町を離しながら一色を呼ぶ
いろは「は、はい?」グス
一色も泣いてくれていたんだな、ありがとうな
八幡「すまないな一色俺は、2才までしか誕生日ていうものをしてもらえなくてな、それ「あ、はい、それは小町ちゃんから効いてたので」あ、そうか」ポリポリ
(そりゃ、小町から聞いてるよなぁー恥ずかしい.....)
八幡「え、えとそのあ、ありがとな一色」
いろは「ふ、ふぇ?い、いえいえいえいえ、私は何もしていませんし、泣いちゃいましたし....」
八幡「いや、こういう機会を作ってくれたり静かに見守ってくれてくれたり、ほんとに感謝してる、ほんとにありがとう」ペコ
男の人から初めて頭下げられちゃった、なんだろうこの気持ちこの人に喜んでもらえて私もなんか嬉しい....って違う違う!!いやでも、この気持ち.....
小町「あのお兄ちゃんがね~小町意外の人に頭を下げるなんてね」ボソッ
八幡「あ、あの一色......さん?」
いろは「ふ、ふぇ??あああああ、いや、はっ!まさか今の口説いてましたか??ごめんなさい一瞬ドキッとしちゃいましたが無理です!ごめんなさい」
八幡「いや、別に口説いてないし、俺はこの子に何回振られればいいのだろう....そしてあざとい」
小町「」ニヤニヤ
小町さんや?あなたは、何をそんな新しいおもちゃを見つけた子供のごとくニヤニヤしているんでしょうか??
いろは「えと、小町ちゃん?何かな?」
小町「ううん、べっつに~仲いいなってね 」ニヤニヤ
八幡「こま「そそそ、それでは、八幡先輩!」ん??」
いろは「せ~の❕」
小町-いろは「八幡(お兄ちゃん)お誕生日おめでとう♪」
俺は卑屈にボッチで生きてきたそれに誇りすらあった、俺には、小町だけいてくれればいい、そう思ったこともよくあった、しかし確かに今思った一色が、一色いろはという幼馴染みが小町と一緒に今いてくれて、俺は今いままでで一番幸せだと。
む、難しいですね、小説投稿っていままで、読んだことしかなかったので、なんとも....うまくいかなさすぎて泣きそうです( ノД`)…