えー今大和の国の神の間にいます。門番に伝言を伝えに来たと、言ったら通らせてくれた。目の前に天照大神がいます。
天「あなたが諏訪の国の者ですね。ようこそ御越しいただきました。」
天照大神を見るとあまり好戦的では無いことがわかる。
暁「ありがとうございます。返事の事なんですが。断ることにします。」
天「そうですか。私もあまり戦いたくありません。しょうがありませんね。わかりました。言いたいことがあったら遠慮なく言ってください。」
暁「言いたいことがあります。二ヶ月間待ってください。そして、戦いの勝敗の決め方を考えさせてください。戦いを挑んできたのは貴女方です。決める権利はありまよね。」
そんなこと言っていると、怒号が聴こえてきた。
神A「天照様に軽々しく話してんじゃねーよ!!」
すると、周りの神たちも言ってきた。
暁「すいません。しかし、天照大神様は遠慮なくと、言っていたので神様たちが怒る理由がわかりません。」
天「そうですよ。皆さんも静かにしてください。」
周りの神たちは静まり返った。
天「あなたが出した要件は良いでしょう。勝敗の決め方は?」
暁「はい。勝敗の決め方は大将同士の戦いでどうでしょう。」
神たちはざわめきだした。
天「良いでしょう。大将は決めさせてもらいます。タケミナカタ来てください。」
しかし来ない。
天「本名で大きな声言っちゃいますよ。」
誰かドタバタと来た。
?「なんですか。天照様。」
天「今回の諏訪の国のことで大将を任せます。」
?「分かりました。そこの君。」
暁「はい。」
?「私の名はタケミナカタ。本名は八坂神奈子だ。」
暁「諏訪の国の者です。我が国の大将は洩矢様です。」
八「ほほぉう、あの洩矢神か。」
暁「では天照大神様、伝言は伝えました。諏訪の国に戻ります。」
天「分かりました。場所はどこで?」
暁「そうでしたね。諏訪の国と大和の国の間にある草原にしましょう。では帰ります。」
そして、諏訪の国に戻っていった。
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諏訪子と修行を始めた。能力のパワーや使い方の練習をしたが諏訪子はのみこみが早く次の修行ができるようになった。
暁「洩矢様、武器を使うのはどうでしょうか。武器を持っていれば少しは守れると思います。」
諏「そうかな。暁は何がいいと思う?」
暁「それは自分で考えてください。」
諏「どうしようかな。鉄の武器の方が良いかな。」
暁「自分が良ければいいと思います。」
諏「わかった。だけど、どうゆう形の武器にすればいいかわかんない。」
暁「でしたら鍛冶師の所に行ったらどうでしょう。」
諏「そうだね。武器に関して専門の人に聞いた方がいいね。」
暁「いるかい。おやっさん。」
鍛冶師A「お、どうした。洩矢様までいるじゃないですか。」
暁「洩矢様にしっくりくる武器を探してるんですが。良いものありませんかね。」
鍛冶師A「良いときに来たな。今、試作品を造って出来たところだ。」
暁「そうなんですか。見せてください。」
暁 諏「「鉄の輪だね。」」
鍛冶師A「洩矢様そんなこと言ってないで持ってみてください。」
諏「……うん、わかったよ。・・・!!、これしっくりくる。」
鍛冶師A「ありがたき幸せ。」
暁「それでは、武器はそれでいいんですね。」
諏「うん、鍛冶師さん造っておいてね。」
鍛冶師A「分かりました。」
暁「では、試作品で修行しましょう。」
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戦い当日
無事武器が出来上がり、修行ができた。諏訪子はあれから強くなり神力が増えた。諏訪子は草原に向かい勝負しに行った。
暁「はぁ~~疲れた。」
恵「お疲れ様です。はい、お茶です。」
暁「恵美ありがとう。ふぅ、洩矢様は無事に草原まで行けただろうか。」
恵「行けてますよ。伊達に祟り神の頂点ですから。」
暁「だよな。」
そんなことを思っていたら、村人が来た。
村人A「暁様大変です。大和の国の兵が攻めてきます。」
暁「なんだと。しょうがない、行ってくる。」
敵の方向まで急いで飛んで行った。
ここら辺かな、と思い着陸すると大和の国の兵がやって来た。
神A「よぉ、この前よくも言ってくれたな。」
暁「あれは、貴方たちが悪いじゃないですか。」
神B「うるさい、あのせいで天照様からの評価が下がったじゃないか。」
暁「逆ギレされても……で、何しに来たんだ?」
神B「天照様や八坂様たちには内緒で攻めてきたんだ。」
暁「僕は争い事が嫌いなんだがしょうがない、僕が相手になろう。」
神A「皆、殺っちまえ。」
殺さないでおこうと、思い刀を抜き峰打ちを狙う。目の前には五十人ぐらいの兵士がいた。能力で幻覚を見せ峰打ちをした。一瞬、八人ぐらい殺しそうになり焦った。後ろから神がきて振り向いてバックステップで避けて相手が空振りしたところで一閃し気絶させた。
神B「貴様、強いな。仲間がやられた。あんな数を倒したんだ。俺では倒せないことが分かったからもう恨むのは止めよう。神として一生の恥だ。すまなかった。」
暁「分かってくれればいいんですよ。それでは僕は帰ります。」
諏訪の国の方向に飛んでいき、「すまなかったぁーー。」と、聞こえてきた。
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