暁「ん、ここはどこだ。」
真っ暗なところにいた。
妖怪の戦争やって…思い出せん、うん。その前にここはどこだ。口の中がじゃりじゃりするな。て、ことは……地面の中だな。
暁「出るとするか。そのあと、なにをするか考えよう。」
出ると、周りを見ると木々に囲まれていた。
暁「僕が気絶してる間になが~~い年月が経ったんだな。今何か持ってるか確かめよう。」
肩に掛けているバッグの中身を見ると、水筒、非常食(干し物)、小刀、だけだった。あとは身なりはボロボロになっているかもしれないから見てみよう。上の方は某忍者漫画の火影の羽織似の羽織で濃い緑色で羽織の下は長袖tシャツの紺いろ、下の方は和風なズボンで黒色だ。切れてないから大丈夫だった。あと、余り顔を見られないように仮面を作ろう。妖怪の生き残りがいるかもしれない。仮面は狐にした。
暁「これで準備が整った。やることないから旅に出よう。」
そして暁は、歩きながら旅に出た。
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1ヶ月後
諏訪の国に着いた。ここに来る前は今の時代のことと神と神の戦争を知った。諏訪の国もその1つだ。生き残っているくせに案外小さかった。諏訪の国に何故来たかというと神に会いたかったからだ。いやね、色々な国に行って神様に会いたいじゃん。まぁ、色々あって来たが、門番に止められている。門番からいっていた話だと「他の国の者かもしれない。」からだそうだ。
暁「信じてくださいよ。見てください。この仮面の裏にあるキレイな瞳を。」
モブ「だめだだめだ。他の国の者かもしれないやつを入れさせるか。」
門番が言っていると。
?「何事。」
モブ「あ、洩矢様。」
すると門から女の子が出てきた。
モブ「助けてください洩矢様。この男がしつこいんです。」
?「わかったよ。そこの君、私の名前は洩矢諏訪子。この諏訪の国を統べる神よ。」
暁「僕の名前は暁佑全だ。僕はただここの神様に会いたかっただけさ。」
諏「私に会いたかった、ふーん…じゃあ証明したら国入って良いよ。」
暁「ありがとうございます。では証明とはいったいなにをすればいいですか。」
諏「それは、私と戦うことだよ。」
すると諏訪子の周りの地面が盛り上がって襲いかかってきた。霊丸で盛り上がった地面を破壊したら諏訪子が居なくなっていた。
暁「チッ、どこいったんだ。おわっと、なんだ地面が軟らかくなっている。」
軟らかくなった地面から腕が出てきて足を掴んだ。
暁「なんだこれ。考えてもしょうがない。地面目掛けて霊丸を撃つか。」
地面目掛けて霊力と仙人の力を込めた霊丸を撃った。ドオーーン
少し大きめなクレーターが出来、足を掴んでいたのは諏訪子だった。
神様弱くね。
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