僕の前に現れた人は八意永琳と言うらしい。ナース服みたいなものを着ていて青と赤の目立つ人だった。そして、僕は都市の門の所まで連れていかれ門番に事情を話してツクヨミという神様の所に連れていかれることになった。
「君が永琳が言っていた人ですね。」
現れたのは神々しく美しい女性だった。後ろには羽衣のような物が浮いている。見るからに誰でも想像しそうな女神だな。
「は、はい。」
「それで貴方はこの都市になんのようですか。」
「僕はこの都市を見に来ただけです。」
「そうですか。見るところ泊まる所は無いように見えるのですが。」
「まぁ、山奥から来たんで。見たこと無いものばかりで驚きましたよ。」
「山奥から来たんですか?それはそれは…泊まるところが無ければ永琳の家に泊まるといいですよ。連絡しときますから。」
「ありがとうございます。」
そして俺はツクヨミの部下たちに着いていき永琳宅に着いた。それも見たことのある瓦屋根の屋敷。マンションやビルが建っている都会のような場所に建っていて目立つばかりだ。
「ツクヨミ様から聞いたわ。あと貴方はツクヨミ様からは泊まると聞いているらしけど私の家で泊まるのだったら私の助手をしてくれない。」
「なん…だと…。」
何故か知らんが永琳の助手をすることになった。てかなんの助手なんだ?永琳に家を案内されてる中、あることに気づいた。ツクヨミさんに名前教えてなかった。
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「う~ん、よく寝た。」
すると美味しいそうな匂いがしてきた。多分、永琳が作っているのだろう。そう思いながら下に降りたら永琳さんが来て、「話しがしたいから、食べながらでいいわよ。」といって戻っていった。話しとはなんだろうと思いついていった。
「話しなんだけど二つあるわ。一つ目は軍に挨拶すること。挨拶しないと間違えて殺られちゃうかもよ。二つ目は軍に入りなさい。」
「一つ目は良いですけど、二つ目は何故ですか?」
「何故って、単に面白いから。」
「駄目だこの人、早く何とかしないと。」
「まぁ良いじゃない。頑張ってね。あと今から仕事あるから帰ってきたら夕飯作ってね。」
といって仕事に出掛けていった。
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「ここが軍の基地かな。それにしても壁がコンクリートや鋼鉄で出来てるな。まるで監獄。鉄線で良い気がするが?」
軍の基地の扉まで来たら見張りの人が来た。
「ここは都市の軍事施設だ。一般人が来ていいところではないぞ。さぁー帰った帰った。」
見張り番は手をヒラヒラさせながら追い出そうとしてきた。
「永琳さんから連絡があると思いますが昨日、山奥から来た暁佑全です。」
「!これは失礼しました。永琳様から連絡がきて暁佑全とは貴方様でしたか。」
「ちゃんと連絡来てましたか。いきなり軍に入れなど言われましたから」
「そうでしたか。あの人は気難しい人で有名なので、まぁ他にも有名なんですがね。外で話すのも行けないので綿月依姫様の所まで案内致しましょう。」
「では失礼します」
そして綿月依姫様の所まで案内されていったのであった。
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