あれから六百年経った。飛鳥時代だろう。そろそろ旅に飽きてきた。和の国を出て外国に行ったり、吸血鬼に逢ったり、また和の国に戻ったり結構いろんな事をした。行くのは良いんだよ。能力を使えば瞬間移動で行けるから。あと他に忍術が増えて口寄せの術が使えるようになった。俺のは特殊でいろんな物や人を出せるようになった。デデーンの野菜人を想像して口寄せしたら、煙が舞い上がり出てきた。出てきたので元の世界に返した。
旅をしていると俺はある噂を耳にした。聖徳太子がいると。やったね、偉人に逢えるよ。そして、ある都に着いた。
暁「それにしても、この都はでかいな。こんなところに居たのか聖徳太子って。」
都を観光して聖徳太子の居場所の手がかりを探していた。小腹が空いたので甘味処に寄った。行列が出来ていて、
スタンド キングクリムゾンで時間を飛ばした。
店主「こんにちは、旅人さん。この都でゆっくりしていってください。」
暁「はい。ゆっくりしていきます。」
店主「ご注文は何にしますか?」
暁「みたらしで。」
店主「ありがとうございます。みたらしですね。」
店主は店の奥に行った。数分で帰ってきた。
店主「はい、みたらしです。」
暁「ありがとうございます。あの・・・聴きたいことがあるですけど。聖徳太子様の居場所って知りません。」
店主「はい。この道を真っ直ぐ通って、その次に二番目の右側の道を通ってください。右に曲がると、大きな屋敷が在ります。それが聖徳太子様の家であります。」
みたらし団子を食べながら聞いていた。
暁「どうもありがとうございます。」
店主「どういたしまして。しかし、珍しいですね。仮面を着けながら旅をしているなんて。」
暁「ちぃ~とばかし色々事情が有りまして。」
店主「そうですか。」
暁「ハハハ、それではもう行きますね。」
店主「二十銭です。」
暁「どうぞ。」
店主「はい、受け取りました。ではよい旅を。」
しかし、あそこの店主は人柄は良かった。店主から教えてもらった道を進むと大きな屋敷があった。」
暁「ここが聖徳太子様がいる屋敷かぁー。でかいな。」
?「どちら様ですか?」
声が聞こえた方を見ると腰に剣を差し後ろに二人の側近がいる人が話し掛けてきた。
暁「聖徳太子様がいると聞きまして、一度会ってみたくありまして。この都を観光しながら屋敷に来ました。」
?「そうですか。良かったら入っていってどうぞ。」
暁「あっ、でも。」
?「大丈夫ですよ。この私が聖徳太子ですから。」
すいません。遅くなってしまい。