川崎支部の華麗なる日々   作:EX=ZERO

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なんだろう、強キャラ出そうとしても意思の疎通ができなかったり
下手すりゃ川崎で死人がでたり、そもそも戦うこと放棄したり
女キャラとかレッドが戦おうとしないキャラとかばっか思い浮かんじゃう


【暴食怪人カグラ】

【川崎支部アジト】

 

サモン「というわけですヴァンプ様、今後はですね

    あらかじめアジトで召喚してから対決に挑みたいと思うのですよ」

 

ヴァンプ「そうだね、きちんと説明しないと先方さんにも悪いからねえ」

 

サモン「先日はあんな事がありましたからね・・」

 

―・・・

 

【公園】

 

サモン「さあレッドよ!次こそ貴様の最後だっ!!いでよ!異世界の猛者よ!!!」

 

―パァァ

 

DXファイター「ん?ここは」

 

レッド「?」

 

サモン(あれ?なんかこの人の服装まるでヒーロー・・)

 

DXファイター「貴様らもしや悪の組織っ!おのれ『デラックスボンバー』!」

 

―ドガァアアアアン‼

 

サモン「」ヴァンプ「」1号2号「」

 

 

レッド「・・・・。」スタスタ..

 

 

―・・・

 

サモン「まさか異世界のヒーローが出てくるとは思わなかったんですよ・・」

 

ヴァンプ「・・ホントにねえ」

 

サモン「最近、対決以外でレッドに会った時、挨拶しても返事してくれなくなって・・」

 

1号(そういえばこの前アジトに来てサモンさんの文句言ってた気が・・)

 

1号「思ったんですけど、サモンさんは戦わないのですか?」

 

サモン「いえ、私個人の戦闘力はその・・1号さんより低いんじゃないかなと」

 

1号(怪人としてそれはどうなんですかっ・・!?)

 

1号「サモンさん、その異世界召喚なんですけど

  ある程度絞って召喚する事はできないんですか?」

 

サモン「実はあまり考えたことなかったんですよね

    召喚する時はレッド倒すことしか頭に入れてなかったもので」

 

ヴァンプ「じゃさ、今度はじっくり落ち着いて召喚してみたらどう?」

 

1号「せめてレッドといい勝負ができるくらいの人が召喚できればいいですね」

 

サモン「人じゃない可能性もあるのでお庭お借りしますねー」スタスタ

 

 

サモン(集中、集中・・多くは望みません、レッドに瞬殺されないくらいには強くて

    意思の疎通ができる強者が召喚できますように・・)

 

サモン「『開け!異世界の渦よっ!我の声をかの者に届けここに連れてくるのだ!!』」

 

―パァァ

 

神楽「」

 

サモン「ん?」

 

神楽「」ギュルルルルル...

 

サモン「女の子?」

 

―・・・

 

 

神楽「・・・」ムグムグ

 

1号「・・・。」

 

神楽「・・・」ガツガツ

 

サモン「んー(どうなんでしょう、これ・・)」

 

神楽「で、ここどこアル?あ、おかわり」モグモグ

 

サモン「えっとですね、我々はフロシャイムという組織のものでして」

 

神楽「悪の組織アルか?おかわりアル」モグモグ

 

サモン「ええ、ええ 我々が敵対している

    サンレッドという男を倒して頂きたいのです」

 

神楽「ふーん、興味ないアル、おかわりくれアル」モグモグ

 

サモン「」

 

1号(なんかすっごい勢いで食べてるけどどこに入ってんだろ・・)

 

2号(アジトの食料なくなっちゃいそうですな)

 

神楽「ところでそのサンレッドってどんな奴アルカ?」モグモグ

 

2号「サンレッドはこの川崎支部にいるヒーローで太陽の戦士なんです」

 

神楽「あー無理ね、私陽の光に弱いアル 相性最悪ヨ」モグモグ

 

サモン「」

 

神楽「でもヒーローちょっと見てみたいアル」モグモグ

 

サモン「おおっ!それなら」

 

神楽「でも日傘ないアル、これじゃ外でれないヨ」

 

サモン「」

 

ヴァンプ「まあまあ確かに女の子に戦わせるっていうのもちょっと可哀想だもんね

     巻き込んじゃってごめんね、せめてご飯くらいはたくさん食べていってね」

 

神楽「そうそう私か弱いアル、ご飯たくさん食べて強くなるヨ、あおかわりアル」

 

1号「逆に戦う気があっても・・ね?」ヒソヒソ

 

2号「レッドがボコる以前に戦ってくれるかどうかすら怪しいですもんね」ヒソヒソ

 

サモン「なんかもう・・ホント・・・」ヒソヒソ

 

ヴァンプ「はいはい、炊き込みご飯はまだ

     たーくさんあるからねーどんどん食べてねー」

 

神楽「おお太っ腹ね、どんどん食べるヨー!」ガツガツ

 

サモン「す、すみませんヴァンプ様・・・」

 

ヴァンプ「いいのいいの、女の子がお腹空かして倒れたなんてほっとけないもの

     それに、たくさん食べる子見てると私も作ってて気持ちがいいから」

 

1号(いやたくさん食べるっていっても限度あるでしょヴァンプ様・・)

 

その後神楽は、炊き込みご飯をありったけ平らげて

そのまま帰って行ってしまった

 

\デデデデデデデデンッ!/

 

 

●おまけ●

 

神楽「銀ちゃん新八ーただいまアルー」

 

銀時「オイおめーいままでどこいってたんだ?」

 

新八「もー・・どこいってたんですか?」

 

神楽「なんか悪の組織ってのにメシもらったアル」

 

銀時「何わけわかんないこと言ってるんですかねーこの子は

   腹減りすぎておかしくなったか?」ギュルルルル..

 

新八「知らない人についていったらダメだって言ったじゃないですか・・」グゥ..

 

神楽「ほら、お土産ネ おにぎりもらってきたヨ」▼炊き込みご飯のおにぎり

 

新八「!」ガタッ

 

銀時「おいマジかっ!?」ガタッ

 

神楽「食べるの我慢してもらってきてやった私に感謝するアル!」

 

新八「これ美味しいですね!」モグモグ

 

銀時「うめぇ!超うめぇ!!悪の組織万歳っ!!」ガツガツ

 

神楽「何わけわかんないこと言ってるアル

   頭天パになりすぎておかしくなったカ?」ゲフッ

 

―その頃

 

サモン「すみませんヴァンプ様、あの子の食べた分お支払いします」

 

ヴァンプ「別にいいんだよ、これも人助けだと思えば」

 

サモン(悪の組織としてそれもどうかと・・)

 

1号「ヴァンプ様ー北海道支部から海の幸セットが届いてますよー」

 

ヴァンプ「じゃあもう一度炊き込みしちゃおっか、サモン君も食べていってね」

 

サモン「ありがとうございますヴァンプ様!是非お手伝いさせてくださいっ!」

 

1号(なにか忘れているような・・)

 

―・・・

 

【公園】

 

レッド「・・・。」

 

―30分後

 

レッド「・・・・・。」イライラ

 

―1時間後

 

レッド(潰す、今度という今度はぜってー潰すっ・・!)ブチッ

 

この物語は神奈川県川崎市で繰り広げられる善と悪の戦いの物語である。

 

 

\デデデデデデデデンッ!/

 

 

●ガイマの野望●

 

ガイマ「・・・・・。」

 

ガイマ「お刺身とか・・食べるのかな?」

 

END

 




今回は銀魂より『神楽』
そして感想にて書かれていた 鷹の爪団より『DXファイター』でした

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