川崎支部の華麗なる日々   作:EX=ZERO

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サンレッドSSが増えてくれると嬉しいんですけどねー


【防壁怪人ヌリカベ】

 

 

レッド「くっそ・・CR江戸の花嫁・・・

    まいったな、かよ子の奴1週間いねえしこりゃまずいな・・」

 

レッド「・・ヴァンプのとこで飯でも食うか」スタスタ

 

 

―・ ・ ・

 

【川崎市部アジト】

 

レッド「・・・?」

 

ぬりかべ「ぬーりーかべー」

 

レッド「なんだこいつ・・」

 

ぬりかべ「ぬーりーかーべー」

 

レッド「いや、アジトに用があんだよ

    邪魔だからそこどけよ」

 

ぬりかべ「ぬーりーかーべー!」

 

レッド「・・・・」イラッ..

 

―ボカッ!

 

ぬりかべ「ぬーりーかべー」ケロッ

 

レッド「ちっ・・いいからそこ通せっつってんだろ!つーか何なんだお前は!」

 

―ドガッ!

 

ぬりかべ「ぬりかべー!」

 

レッド「やたら硬たいなこいつ・・こうなったら・・・」ゴゴゴ..

 

サモン「おやおやレッドさん、いかがなされましたか?」

 

レッド「骸骨野郎・・おい!この壁みたいな奴はなんなんだよ」

 

サモン「よくぞ聞いてくれました、彼は先ほど召喚したぬりかべ君です」

 

ぬりかべ「ぬりかべー」

 

レッド「やっぱてめぇのしわざか・・おい、さっさとこいつどかせよ

    こいつが邪魔でアジトに入れねじゃねえか!」

 

サモン「ヴァンプ様は急用で出かけております、ご飯を食べに来たのなら残念でしたね」

 

レッド(ぐ・・読まれてやがる)

 

サモン「しかし、なんと情けない姿でしょうか・・賭け事に負けて腹を空かせて・・

    どんな気持ちだ?サンレッドよ・・貴様には飢え死にこそがお似合いだ!」クックック..

 

レッド「あ゛?」ブチッ...!

 

―ガシッ!ボカッ!

 

 

サモン「」

 

 

 

レッド「ったく余計に腹が減っちまったじゃねえか・・

    くそっ、ヴァンプの奴も毎度毎度変なときにどこか行きやがって・・」スタスタ

 

ぬりかべ「ぬ、ぬり・・かべ・・?」

 

サモン「ふぅ・・ええ、私は大丈夫ですよ 慣れていますから」ムクリ

 

ぬりかべ「ぬりかーべー」

 

サモン「おや、そろそろお帰りですか?今日ありがとうございました

    探すのに苦労しましたがこちらお礼のヤマブドウです、どうぞ」

 

ぬりかべ「ぬーりかべー♪」

 

―パアァ!

 

 

 

 

サモン「・・・・。」

 

サモン「・・・・・・・。」

 

サモン「ふぅ・・さてヴァンプ様、もうよろしいですよ」

 

 

 

―ガラッ

 

ヴァンプ「レッドさん、もういった?」

 

サモン「ええ、まんまと騙されてくれましたよ

    メダリオ先輩からレッドがパチンコで負けてると連絡がありましたからね」

 

ヴァンプ「うーん、悪いことしちゃったかな?」

 

サモン「計画もなく賭け事にのめり込んだ彼の自業自得です、それに我々は悪ですよ?

    正義のヒーローにご飯を食べさせるためにいるわけじゃないんですから」

 

ヴァンプ「それもそうだね、私たち、悪の組織だもんね!」

 

サモン「しかし、この手はいいですね・・次からもこういう守りに特化した誰かを召喚して

    レッドがたかりに来るのを全力で「そーいうことだったのか」そし・・して・・・」

 

レッド「・・・・・。」ピキピキ

 

ヴァンプ「」

 

サモン「」

 

レッド「覚悟できてるよな?オイ・・」

 

サモン「き、消え失せろっ!サンレッドオオオオオオオオオ!!」ジャキンッ!

 

 

―ボコッ..!

 

サモン「」

 

レッド「・・・。」チラッ

 

ヴァンプ「あ、あのレッドさん・・ご飯、食べていきます・・・?」

 

レッド「いいもん食わせろよ」ポキポキッ..

 

この物語は神奈川県川崎市部で繰り広げられる善と悪の壮絶な戦いの物語である。

 

\デデデデデデデデンッ!/

 

 

 

 

●予想外●

 

P・ちゃん「」

 

サモン「む、P・ちゃん先輩がなぜこんなところで・・」

 

P・ちゃん「」

 

サモン「バッテリー切れですか・・しかたない、私の家で充電しましょう」

 

 

―・ ・ ・

 

【サモンの自宅】

 

<タダイマ、チャージチュウデス、シバラクオマチクダサイ

 

サモン「あそこで倒れたままだったら大変ですからね

    内部にある核爆弾が誰かの手にわたったら・・・考えたくもないです」

 

<タダイマ、チャージチュウデス、シバラクオマチクダサイ

 

 

『ここは私の家です、倒れていたあなたを自宅に運ばせていただきました

 用事で出かけてるのでP・ちゃん先輩はくつろいでいてください

 冷蔵庫に冷凍食品が入れてあります、お腹がすいたらご自由にどうぞ

 後輩のサモンより』

 

サモン「置き手紙はこんな感じでいいですかね・・さて、出かけなければ」

 

 

―・・・

 

 

数日後

 

サモン「なっ・・で、電気代20万超え・・!?

    P・ちゃん先輩、私の家でいったいなにを・・・」

 

P・ちゃん「デストローイ!デストローイ!」

 

サモン「私の家で自分の改造しないでくださいよ・・!」

 

\デデデデデデデデンッ!/

 

 

 

●煩悩●

 

<くっ・・殺せっ!命乞いはしない!

 

モスキー「どうっスか先輩?コレとかスゲエいいと思うんすけど」

 

サモン「ふむ・・悪くはないのですがなんというか・・その」

 

モスキー「気に入らない系っスか

     あー・・じゃあこれとか?」

 

<ああダメよっ・・!主人が起きちゃう・・・!

 

サモン「んーどちらかといえばこういう類はあまり好みでは・・」

 

モスキー「それじゃこれはどうっスか??」

 

<先生がもっといいコト、教えてあ・げ・るっ・・

 

サモン「ふむ、これはなかなか・・しかし今ひとつ足りない」

 

モスキー「・・あの先輩?もしやただ何本も見たいだけじゃ・・」

 

サモン「さてさて、それはどうですかねーさあ次は何を見せてくれるんです?」クックック..

 

モスキー「おおうなんかパネェっすね先輩・・」

 

 

\デデデデデデデデンッ!/

 





ゲゲゲの鬼太郎より『ぬりかべ』でした

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