火竜の遷悠   作:通りすがりの熾天龍

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唐突ですが新作です。
今週と来週に1話ずつ投稿してみて様子を見ます。
評価が悪ければ一旦非公開にする予定です。

その割に3話目が最初しか書いてないまま放置状態っていう(汗)


“火竜” ナツ・ドラグニル

ボリボリ、ガリガリ。

道端に座り込み、建物の壁に背を預けてそれを食べる。

 

「ママ、あの人石食べてるよー」

「シッ! 見ちゃいけません!」

 

通りすがりの親子がそんなことを言った。

 

「ナツー、何か悪目立ちしてるよー」

「・・・そうは言ってもしょうがねぇじゃねえか」

 

子供の方はその場を動かずにこっちを見ている。

 

「あ! 猫が二本足で立ってる!」

「駄目よ! これは罠に決まってるんだから! 見てないで行くわよ!」

 

子供が母親に引き摺られていった。

 

「何でハッピーが罠扱いされるんだ?」

「オイラに訊かないでよ」

 

むしろ何故罠という発想が出てきたのか。

後俺が食ってたのは石じゃなくて火の魔水晶(ラクリマ)な。

 

 

 

 

 

俺の名はナツ・ドラグニル。

相棒の青猫、ハッピーと共にこの港町ハルジオンにやってきた。

・・・列車でな。うぷ

 

「ナツ、思い出しただけで酔わないでよ」

 

すまぬハッピー。

 

さて、俺が苦手な乗り物を使ってまでこの街に来たのは理由がある。

 

「確かこの街に火竜(サラマンダー)がいるっていう情報だったよね」

「あいつが言っていた通りならな。まぁ、街に(ドラゴン)がいることは有り得ねぇだろうし、大方火竜を見たって情報が伝言ゲームのごとく変化したってことだろうな」

 

魔水晶(ラクリマ)を食べ終えて立ち上がる。

 

「よし、行くか」

「あいさー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺には誰にも言えない秘密がある。

相棒であるハッピーにも、育ての親であるイグニールにも、ギルドのマスターであるじっちゃんにも、現師匠であるギルダーツにも、誰にも言っていない。

 

その秘密は、一言でいえば『憑依』、もしくは『転生』。

元々は地球に住む特に知名度もない一般人。

自分が死んだ記憶もないのに気付けばこの身体になって森の奥深くに居た。

そして、路頭に迷っていた俺を拾い、育ててくれたのがイグニール。

本来の自分の名前がわからなくなった俺に、彼が与えてくれた名前が『ナツ・ドラグニル』。

その後、巡り巡って今の俺がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街道を少し進んだ辺りで目的の単語が微かに聞こえた。

間違いなく、「火竜(サラマンダー)」と。

 

「よっしゃ来た! 行くぞハッピー!」

「あい!」

 

俺達は声の聞こえた方へ向かう。

声の元は道の真ん中に集まった集団。

集団には女性しか見えず、そこから「火竜(サラマンダー)様~」なんて黄色い声が。

・・・ってあれ?

ドラゴンを見た人が居ると思ってたんだけど違うの?

ま、まぁいいや。

 

「ちょっと失礼!」

 

集団に割り込む。

その中央に出ると一人の男。

 

「あんたがドラゴンを見たって聞いたんだけど本当か!?」

「え? いや、それは違うけど?」

 

やっぱり、今回も駄目だったよ。

 

「・・・突然変なこと聞いてすまなかった。失礼する」

 

男に謝罪して立ち去ろうとしたが、

 

「ちょっとアンタ失礼じゃない?」

「そうよ! 火竜(サラマンダー)様はすっごい魔道士なのよ!」

「謝りなさいよ!」

 

「え? 急に何だ、ってか俺ちゃんと謝っtうぉあ!?」

 

投げ出された。

 

「ま、まぁそれ以上はやめてあげてくれたまえ。彼とて悪気があったわけじゃないし、ちゃんと謝ってはくれたからね。君、大丈夫かい?」

「ああ、まぁな」

 

女性達の度を越した横暴に顔を引きつらせながらも、男が俺に右手を差し出す。

その手を取って立ち上がった時、俺の嗅覚が微かな魔力を捉えた。

魔力の元は、男の右手中指に付けられた指輪。

 

「なぁ、ちょっといいか?」

「なんだい?」

「お前の右手中指の指輪。それって違法魔法の魅了(チャーム)だよな?」

 

目に見えて焦る男。

 

「俺は正規魔道士ギルドに所属しているから、場合によってはお前を憲兵に引き渡さなきゃいけない。とりあえずは名前と所属を教えてくれ」

 

俺が堂々と指摘をしたために指輪の効力が切れ、周囲の人たちが戸惑いながらも距離をとる。

 

「あ、あぁ。僕の名前はサラマンダー・ドレイク。所属は『妖精の尻尾(フェアリーテイル)』だ」

 

男の口から発せられたギルド名。

それは間違いなく嘘だ。

そして俺は、その嘘だけは断じて許さない。

 

「ハッピー、照合頼む」

「あい、任せといて」

 

傍らのハッピーはスマホ型の装置を取り出した・・・虚空から。

これは魔法の一種、換装だ。

 

俺は目の前の男の襟首を掴んで引き寄せる。

そして、人とは桁違いの頑丈さを誇る体を持つ俺だからこそできる、頭突き。

 

「ぐっ・・・!?」

 

よろめいて数歩後ろへ下がる男。

驚愕と困惑を混ぜたような表情で俺を見る男に、俺は宣言する。

 

妖精の尻尾(フェアリーテイル)所属のナツ・ドラグニルだ。お前のような奴は見たことも聞いたこともない。そして俺の二つ名は・・・火竜(サラマンダー)

 

その証拠として右肩の紋章を見せる。

色は赤。

 

「何っ!? 本物だと?」

 

男の表情は先ほどと違い驚愕一色。

 

「な、なら・・・ここで消えろぉ!」

 

その手から炎を放つ男。俺はそれを避けない。

そして周囲から悲鳴が上がる。

 

「はっ、他愛もないじゃないか」

 

勝ったと思ったのか余裕の笑みを浮かべる男。

 

「俺の二つ名が何故(ドラゴン)の名を冠するか教えてやろうか?」

「っ!? 馬鹿な、平気だと!?」

 

そんな男の笑みも俺の言葉によって消える。

更に、炎が俺の口の中に消えていくことにより、男は顔面蒼白に。

 

「竜の肺は焔を吹き、竜の鱗は焔を溶かし、龍の爪は焔を纏う。そして、竜の顎門(アギト)は焔を喰らう」

「な・・・なんだと・・・!?」

「故に(ドラゴン)、故に火竜(サラマンダー)。お前ごときがこの名を騙れるものか」

 

男が後ろへ下がる。一歩、二歩。

 

「つーか酷い味だな。ここまで質の悪い炎初めて食ったぜ。こんなんでよく炎の魔道士なんて名乗れたな。どんな神経してやがるんだか」

 

そう言って、一歩前へ。

 

「く、来るな!」

 

怯えた男が再び炎を放つが、それは俺が手で軽く払うだけで消える。

食べないのは、単純に不味いから食べたくないだけ。

 

「さて、一つ訊かなきゃなんねぇな。妖精の尻尾(フェアリーテイル)を騙った目的を言え」

「だ、誰がそんなこと・・・」

「まぁ、聞かずとも大体わかるさ。組織的な犯罪だろう?」

 

そこでハッピーが声をかけてきた。

 

「ナツー、わかったよ。そいつは紅天(プロミネンス)のボラ。複数回に渡って魔法による盗難事件を起こした罪で数年前に『巨人の鼻(タイタンノーズ)』から追放されてるね。あと追放直前は奴隷売買にも手を出してたみたい」

「奴隷商か。闇側にどっぷり浸かりやがって。それに紅天(プロミネンス)って明らかに名前負けしてるな」

 

臭いを辿れば拠点の場所くらいはわかる。

さて、もういいか。

俺は右手を握り、その手に炎を纏う。

 

「本当の火竜(サラマンダー)の力、その身でとくと味わえ」

「ま、待ってくれ! あ、謝るから許しt」

「《火竜の鉄拳》!」

 

悲鳴も上げずに男、ボラは沈んだ。

 

 

 

さて、次だ。

 

「そこの金髪のお前!」

 

群衆の中にいた一人の少女を指さす。

 

「えっ? あ、あたし?」

「あぁ。お前星霊魔道士だろ?」

 

驚愕した少女にしてやったりという表情を見せた。

 

「何でわかったの!? 位置的に鍵は見えなかったはずなのに。というか周りを見回してすらいなかったのに」

「星霊の鍵特有の魔力(の匂い)を辿ったのさ」

「魔力感知もできるんだ・・・」

 

呆然とする少女に要件を告げる。

 

「お前さ、こいつを取り押さえられるような星霊は持ってるか?」

「身動きをとれなくさせればいいのよね?」

「ああ」

 

気絶したボラが目を覚ましかける。

 

「開け、時計座の扉《ホロロギウム》!」

 

ボラが柱時計に閉じ込められた。

よく見るとその柱時計には手足と顔がついている。

 

「『な、なんじゃこりゃ~!?』と申しております」

「音を遮断する代わりに星霊自身が代弁するのか。面白れぇな」

「遮断するのは一方向だけで外の音は中に居ても聞こえるけどね」

 

よし、じゃあボラは彼女に任せて、と。

 

「行くぞハッピー!」

「あいさー!」

 

(エーラ)を出したハッピーに背中を掴んでもらい飛翔。

その状態で集中して空気の匂いを嗅ぎ分ける。

ボラの臭いは・・・見つけた。

 

 

「港の方向だ! 頼むぞハッピー!」

「あい!」

 

ハッピーが普段と比べてかなり遅い速度で飛ぶ。

臭いを辿っているため、速いと行き過ぎる可能性が高いのだ。

 

「・・・見つけた!」

「どこ?」

「港から少し離れたあの黒っぽい船だ!」

「あいさー!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッピーが船の真上の空中で止まる。

嗅覚ほどではないが常人より遥かに鋭い聴覚を更に魔法で強化。

船の中での会話を聞き取ろうとする。

そして聞こえた、ボラという言葉。

更に聞けば、帰りが少し遅いなといった会話。

他にも奴隷として連れてこられたであろう人と奴隷商らしき人間の会話も。

 

「ビンゴだ!」

「あい!」

 

ハッピーが手を放す。

自由落下での単騎襲撃。

そこで気づいた。

 

「船の中って・・・拙くね?」

 

時既に遅し、である。

甲板に激突からのそのまま船内に突入。

 

目の前にはこの船の乗組員、すなわち奴隷商の関係者がいた。

 

「な、なんだお前・・・!」

「一体何で天井を突き破って・・・まさか空から!?」

 

状況を理解できない男達に向かって言う。

 

「お前等もここまでだ奴隷商人共。全員纏めて牢にぶちこんでyオボロロロロロロロロ」

「「「いきなり吐くなぁ!」」」

 

はは、傍から見ればシュールに違いないな・・うぷ

 

「あぁ、そうそう。お前等のボス、ボラは既にお縄だ。諦めておとなしkうぷ」

「こいつ色々と大丈夫か?」

「いやちょっと待て、ボラさんが既に捕まってるって言わなかったかこいつ!?」

 

混乱している男達。

そのうちの一人は考えるのをやめたようで、

 

「へっ、魔道士かもしれなくても船酔いで動けない奴なんか大したことないぜ!」

 

斧を振りかざして突撃してきた。

 

「うぷ・・・甘いぜっ」

 

振り下ろされた斧を片手で止める。強靭すぎる俺の皮膚には傷すらつかない。

あっさり止められたことに驚く男の顎めがけて頭突き。

男は昏倒した。

 

「な、なんだこいつ、斧が効いてねぇ!?」

「あの重量を片手で受け止めた上に無傷だと!? ありえねぇ!」

「ひ、怯むな! 全員でかかるぞ!」

 

奴らがそれぞれ武器を手にしたところで、船が大きく揺れた。

俺を含む全員が転んだのもお構いなしといわんばかりに再びやってくる大きな揺れ。

何度も揺れたと思いきゃものすごい音がして船が完全に止まった。

どうやら流されて陸に乗り上げたらしい。

 

「ナツー!」

 

俺が突き破った天井の穴から聞こえたハッピーの声。

見るとハッピー以外にも星霊魔道士の彼女と知らない青髪の女性。

それに何故か丸坊主になって気絶しているボラ。

 

「ありがとう、アクエリアス」

「とりあえず暫く呼ぶな。一週間彼氏と旅行に行く。彼氏とな」

「いや、二回言わなくていいから」

 

どうやら青髪の女性は星霊だったらしい。

そして、星霊魔道士の手に握られている鍵は金色だった。

黄道十二門の鍵だ。

ってことは・・・実はあいつかなり凄い?

 

「か、かかれー!」

 

視線を戻すと、武器を持って飛び掛かってくる男達。

甲板上では星霊魔道士が鍵を手に慌てて割り込もうとし、それをハッピーが止めている。

 

「そういや、ボラは俺の二つ名、火竜(サラマンダー)を勝手に名乗っていたよな。お前等もその身に刻め。これが本物の火竜(サラマンダー)の魔法だ」

 

息を大きく吸い込み、

 

「《火竜の咆哮》!」

 

灼熱のブレスが男達を伸した。

港も吹き飛ばした。

 

「さて、と」

 

飛び上がって天井の穴から甲板の上に。

呆然としていた星霊魔道士に向かって言う。

 

「いろいろと付き合わせちまって悪かったな。お詫びに奢るよ」

「えっ? い、いや、そこまでしてくれなくても」

「気にすんなって! あ、そういや自己紹介がまだだったな。もう知ってると思うが俺はナツ・ドラグニル。この青猫は俺の相棒の」

「あい! ハッピーです!」

「う、うん。あたしはルーシィ。・・・えっと、本当に、いいの?」

「いくらでもいいぞ。今ちょっと懐が温かいんだ」

 

外が騒がしくなった。

軍隊が来たようだ。

 

「ハッピー」

「あい」

 

俺の言わんとすることを察したハッピーが(エーラ)を発動してルーシィの背を掴む。

 

「え? ちょ、ちょっと急になにをsうわぁ!?」

 

持ち上げられて驚くルーシィ。

 

「逃げるぞー!」

「あいさー!」

「ちょっと何で逃げるのー!?」

「あい、周囲をよく見るのです」

「え? あ! み、港が大変なことに!?」

 

どうやら今気づいたらしい。

それはさておき、

 

「またお前か! 待てー!」

「だが断る!」

「あい!」

「何であたしまでー!?」

 

ルーシィの悲鳴についてはゴメンとしか言えない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「御馳走様でした」

「おうよ、お粗末様」

「ルーシィあんまり食べなかったねー」

 

そんなこんなでルーシィに奢ったのは隣町で。

俺やハッピーは普段通りの量を食べたがルーシィはハッピーの半分くらいしか食べなかった。

 

「あたしが奢ってもらってるのにあんまりがっつり食べるのも悪いから」

「気にしないでいいんだよ?」

「そうそう。金には割と余裕があるし、ルーシィが気にする必要なんてないぞ」

 

俺達がそう言ってもルーシィは少し気まずそうにしている。

 

「その・・・あたし、ナツ達に頼みたいこともあったし、それなのに遠慮しないっていうのはどうかなって・・・」

「「頼みたいこと?」」

 

ルーシィがコクリと頷いた。

そして姿勢を正し、真剣な顔で俺達に言う。

 

「あたし、妖精の尻尾(フェアリーテイル)に入りたいの」

 

その言葉に、俺たちはニッと笑って、

 

「大歓迎だ! よろしくな、ルーシィ!」

「わーい! やったねナツ! 仲間が増えるよ!」

「そのセリフは色んな意味で拙いぞハッピー!?」

「うぱー!? そうだったー!」

 

ハッピーの危ない発言に肝を冷やす俺。

発言がヤバイフラグであることを思い出してハッとするハッピー。

そんな俺達にルーシィは笑顔で言った。

 

「ありがとう! ナツ、ハッピー、これからよろしくね!」




『火の魔水晶』

乗り物酔いを治す薬代わりとしても使う固形物。
但し乗り物から降りた後の回復のためにしか使えない。
つまり酔い止め代わりにはならない。




『サラマンダー・ドレイク』

ボラの偽名を何も考えずその場で書いた結果がこれだよ!




『スマホ型の装置』

顔写真を撮ってそれをもとにデータベースから人物情報を探し出す。
別にスカウター型でもよかったんだけどね。
装置、データベース共に製作者はナツ。
ここのナツはガッツリ技術者肌。
ついでにここのハッピーは翼以外にもいろいろ使える。
例えば今回出てきた換装とか。




『頭突き』

ナツが頑丈なのは滅竜魔道士な上に素体が悪魔だから。
要するに最初から頑丈だったんだよ。
なお、ナツの関係者の内、ナツが悪魔であることを知っているのはイグニールのみ。
ナツ自身ですらその事実を知らない。
でもこれ原作よりもずっと頑丈な気がする。
ちなみに本人は単に常人より頑丈だなと思っているだけ。
その理由については考えるのをやめたようだ。
ついでに五感が鋭いのは滅竜魔道士であることの影響の方が遥かに大きい。




『組織的な犯罪』

経験則によるもの。
フェアリーテイルを騙る輩は大体複数人で悪事をしている。
そのうち大部分は名前を勝手に使って罪を押し付ける目的で名を騙るらしい。
偽物潰すべし慈悲はない、とはギルドメンバー共通の認識である。
ぶっちゃけただモテたいんだったら魅了の指輪だけで十分。




『金髪の星霊魔道士』

当然ながらルーシィのことである。
ナツが乱入した時点で魅了状態から正気に戻っていたらしい。
そのあたりもさすが魔道士。というかこれに限っては原作と全く同じ。
ナツ曰く、星霊は匂いで人間との区別は付けられないとのこと。
しかし鍵の方には特有の匂いがあるそうだ。




『ホロロギウム』

ナツがハッピーの翼で飛んでった後、ルーシィと一緒に走って追いかけたらしい。
短足のくせに走るとかなり速い。
ただしその場合、中は相当揺れるとか。
ナツを筆頭に滅竜魔道士を入れて走らせてはいけない。




『いきなり吐くな』

セリフの途中までは我慢できていた模様。
ここのナツは約30秒くらいは我慢して平気なフリが出来る。
ただ、そのあとリバースするあたり原作よりも重症かもしれない。
なお、リバースは乗り物一回につき最大一回。




『アクエリアス』

港に着いたルーシィはハッピーと合流。
ホロロギウムを帰してボラを伸した後、ハッピーに沖まで運んでもらって宝瓶宮。
ボラをどうやって伸したか? エビの言う名のカニだよ。
何気に星霊を三体連続召喚しているあたりここのルーシィは原作よりも強い。
ちなみにハッピーに止められて召喚できなかった星霊はタウロス。




『またお前か!』

ナツは以前にもハルジオンの港を半壊させている。
理由はやっぱり戦闘によるもの。
犯罪者等が暴れた被害よりもナツによる被害の方が大きいのはいつものこと。




『やったね○○! ××が増えるよ!』

世界を超えても存在する鬱展開。
但しこの世界では漫画ではなく小説で、ストーリーや細部もいろいろと違うらしい。
その証拠の一つとして『やったね』と『増えるよ』の順番が逆転している。
本が大好きなルーシィも当然知ってる有名なセリフ。







とりあえずこの作品ではこんな感じの後書きにしていきます。

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