天翔ける龍の伝記   作:瀧龍騎

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前から書きたいと思ってた過去編です。
未来での天竜の話が中心です。


過去編

1話 小学生天竜

 

僕の名前は勘解由小路天竜。

僕は友達が少ない。というかいない。

原因は名前、性格、女子みたいな顔。

色々あるが、最大の原因は.....

 

 

学校に行ってないこと。

大抵の小学生なら幼稚園や小学校で友達を作るだろう。でも僕は、父親が糞な為、学校に行かせて貰えず、いつも謎な修行をされる。

もううんざりだ。

 

 

そして.....家出した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんで半日で捕まった。

 

僕の1歳差の姉の名は

勘解由小路青蘭。

人一倍正義感の強い人だ。

女だからという理由で父の修行地獄を免れた幸運の持ち主でもある。

同時に頭も良く、僕の逃走経路を計算して一発で捕まえる程の操作能力に長けた人物だ。思えばこの頃から警察になる運命は決まっていたのかもしれない。

 

 

 

 

 

 

勘解由小路家は小規模のヤクザ組織だ。

特に麻薬や銃器を取り扱うような極悪な組織でも、インチキ商法を行ったりする最低な組織でも、抗争が日常茶飯事の暴力的な組織でもない。

 

主に、地域の取り締まり程度だ。

地域の治安維持、

地域行事の取り仕切り、

自治体の構成など。

警察が番犬なら、勘解由小路は野犬のような感じだ。己の意思で動く組織集団。

ヤクザとは似つかわしくない程の友好的な組織であった為、市民からの評価は高かった。

しかし、「ヤクザはヤクザ」「悪は悪」と批評し、根も葉もない捏造話を警察にタレコミする偽善者もいた為、警察には目をつけられていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ある時、町でぶらっとしてると、

何やら女の子にママごとに誘われた。よくすれ違う近所の子だったので、お互いに気にはなっていた。前に一度交流し、それからよく遊ぶようになった。

僕の初めての『知人』だ。

 

だが、小学生中盤でまだママごとをしてるかと思うと、少し幼さも感じさせた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お帰りなさいあなた♡」

 

「うむ」

 

「お風呂にします?

ご飯にします?」

 

「お前にする」

 

「!?」

 

 

普通なら次に「それともワ・タ・シ」が来るはずなのだが?

 

 

「今日は会社のお仕事どうでした?」

 

「僕の部下がシレッと横領をやりやがってね。それが明るみになって、大問題だよ。そいつは責任追求され、その末に夜逃げしちゃうし.....

代わりに責任取れなんて部長に怒られて、とばっちり受けて、散々だよ。ははは」

 

「...........」

 

 

僕.....おかしい事言ったかな?

 

 

「お食事の後はどうします?♡」

 

「お互い、最近は忙しかったし、一緒にお風呂に入ってその後は.....久しぶりにどうだ?」

 

「どうって.....」

 

「性行為の事」

 

 

すると彼女は顔を真っ赤にさせ、涙目になる。

 

 

「もう!なんなのさっきから!!」

 

「いや.....僕なりにリアルにやってみたんだけど.....」

 

「リアル過ぎだよ!

天ちゃんは何処でそんな事覚えるのさ!」

 

「主にTVで.....

あと組の若いのから聞いた」

 

「何それ!?」

 

「でも、これに正常に反応できる君も

ちゃんと理解してるって事だよね?

性行為って具体的にはどうやるの?

そこだけがまだ分からないんだ」

 

 

素でセクハラである。

だが、本人は至って本気である。

 

 

「うぅ.....」

 

「どうやら、性行為には男女双方の生殖器が関係してるらしいんだ。ちょっくら君の生殖器を見せてよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

殴られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もう!!

嫌い!!嫌い!!

もう天ちゃんとなんか遊ばない!!」

 

 

あぁ、僕の貴重な知人が.....

 

 

「なら.....一つだけ教えて」

 

「なっ.....なによ?」

 

 

彼女は頬を赤らめながら聞いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「名前なんだっけ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もっかい殴られた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「らいあ.....」

 

「ん?」

 

「私はらいあ。

亜門儡阿よ」

 

「亜門らいあちゃんね。

これからよろしくね」

 

「ふっ.....ふーんだ!

天ちゃんなんか川で溺れちゃえ!」

 

「えぇ!?

何故その事を!?

見てたの!?」

 

「本当に溺れたんだ.....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その後家に帰ると、

 

 

「天竜!!

自由時間は3時間までと約束したはず!!10分も遅れるとは何事だぁ!!」

 

 

彼は父の勘解由小路青龍。

通称「糞親父」

賀茂家27代目頭首。

剣士、格闘家としての実力は凄腕。

陰陽師としての実力は0。

(因みに、天竜は潜在能力に期待大

青蘭は期待少々)

 

 

「儡阿ちゃんと遊んでた」

 

「笑止!!

女子と遊ぶなど日本男児のする事か!」

 

「父さんは古すぎだよ。

今の男子はそうなんだって。

.....といっても僕の知人

儡阿ちゃんしかいないけどね」

 

「たわけ!!

罰として自由時間は1時間半に減らす!」

 

「ふえ〜.....

ところで父さん」

 

「何だ?」

 

「あと3秒で怪我するよ?」

 

「!!?」

 

 

 

ガシャーーーンッ!!!

 

 

 

近所の少年が放った野球のボールが窓を突き破って青龍の額に直撃した。

 

 

「ぐおぉ.....」

 

「すいませーん。ボールとって下さ〜い」

 

「うらあぁぁぁ!!!

ぶっ殺してやるうぅぅぅ!!!」

 

「ギャーーー!!!」

 

 

 

 

 

 

「だから言ったじゃん」

 

「遅いわ!もっと早くに忠告しろ!」

 

「だって5秒先しか未来読めないもん」

 

「ならもっと先まで見えるように鍛えてやる!!」

 

「あ〜れ〜」

 

 

後ろ襟を掴まれ、引き摺られてゆく天竜。

 

そうして、再び地獄の修行が続いたのだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2話 高校生天竜

 

中3の冬、父親が死んだ。

正しくは殺された。

容疑者は組の誰かと言われてるが、未だ未解決のままだ。

お陰で俺が28代目を継がされてしまった。

これからどうしよう?

 

まぁ、高校生としてちゃんと学校行けるようになるし別にいいか

...........なんて考えてしまう己が恐しい。

 

 

「今日から同じ学校だよね!

改めて宜しく!」

 

「あぁ」

 

「つれないな〜」

 

「お前元気だな」

 

「だって〜。天ちゃんと一緒の学校なんて嬉しいもん!」

 

「その呼び方やめてくれ。餓鬼の頃なら兎も角、今その呼び方は恥ずい」

 

「いいじゃん。

天ちゃんは天ちゃんだよ〜」

 

「じゃあ僕はお前を『ライアン』と呼ぶ」

 

「何故にドラ●エⅣ!?」

 

「やぁ、ライアン!

今日はホ●ミンは連れてないのかい?」

 

「やめて!恥ずかしい!」

 

「じゃあ、僕のも改めてよ」

 

「だよね〜。

天ちゃんも恥ずかしいよね〜。

だが断る!」

 

「何故だ.....」

 

 

どうしてもこの娘にペースを崩される。

 

 

「それと〜。『お前』ってやめてくれる?ちゃんと名前で呼んでよ」

 

「ちっ...........儡阿」

 

「えへへ」

 

 

我ながらこっちの方が恥ずかしかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

勘解由小路天竜には悩みがあった。

友人は何人かできた。

悩みは昔のとは別だ。

 

今の僕は現在進行形で不良共に囲まれている。

......といっても、カツアゲとかではない。

 

 

「よう、天竜〜。

また協力してくんない〜?」

 

「やだ」

 

「前みたく敵さんをちょちょいとっやってくれればいいんだよ」

 

「だからやだって」

 

「報酬も出るぜ?」

 

「5万」

 

「ちょっと高いけど、

あいつらぶっ潰せば大金入るからよ!」

 

「先払い」

 

「はぁ!?

よし、おめぇらカンパだ!」

 

 

不良のボス的な男が下っ端共に声をかける。

 

 

「優さん!

全員で1万2865円です!」

 

「何っ!?

.....天竜〜。もうちょい安くならないか?」

 

「6万」

 

「増えてんじゃねぇか!」

 

「しょうがない。

後払いでいいだろう」

 

「おぉ!いいか天竜!!」

 

「うん。

手に入る金額の7割くれるならね」

 

「この守銭奴!!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

僕は不良共に、用心棒として雇われていた。高額な値段を代償として、必ず標的を潰してくれる喧嘩専門の暴れ屋。

といっても、学校には優等生で通っているので、極秘事項なのだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「楽しい?暴れ屋」

 

「ん?」

 

 

とある日の昼休みの屋上、儡阿からの質問。

 

 

「お金.....そこまでして必要?」

 

「残念なことに、家の財産が貧困でな。こんな事ででかい金が入るのなら、いくらでも暴れるさ」

 

「暴力団にでもなるつもり?」

 

「一応、朧組はその手前で止まってるよ」

 

「大変だね〜。

その年で組長だなんて.....

学校にばれたら、築き上げた地位も危うくなるね〜」

 

「大した地位でもないよ」

 

 

 

 

彼の通う高校には、

生徒会執行部と風紀委員会

の2大政党があり、数年前から因縁は続いていた。教師すら恐れて介入できないその因縁の対決は生徒側にも影響を及ぼし、日々悩まされていた。

 

そんな最中に登場したのが、

『暴れ屋天竜』。

 

すると双方から天竜に対し、用心棒として雇いたいと申し出てきたのだ。

生徒会が経費から5万を出せば、

風紀委員は8万。

さらに生徒会は12万。

さらに風紀委員は18万。

25万。

34万。

45万。

50万と.....

完全に特権の乱用で、このままでは学校の運営すら危うくなると感じた天竜はその結果.....

 

 

 

 

 

 

 

 

生徒会と風紀委員両方を壊滅させるという暴挙に出た。

そして、新たに『公安委員会』を設立。

一躍学校の有名人、救世主となるに当たった。

 

だが、当の本人は役職を他生徒に譲り、早期引退。やるだけやって.....飽きたらポイである。

 

辞めた後になってタダ働きして後悔したとボヤいてるのだ。

 

 

 

 

 

 

 

「お陰で、女子からも男子からも言い寄られてしまってな。今朝も下駄箱に手紙が10通も入っていた。

欲しけりゃいるか?」

 

「いるか!」

 

 

この頃はまだデリカシーを知らなかった。

 

 

「儡阿」「天ちゃん」

 

 

同時に呼びかけてしまった。

 

 

「あっ.....ごめん。先にどうぞ」

 

「天ちゃんの方が先に.....」

 

「そうか?なら.....」

 

 

一呼吸の後、天竜は口を開く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「結婚する事になった」

 

 

 

 

 

 

「.................え」

 

 

 

 

「正確にはまだだ。

許嫁ってゆうのかな?

将来.....多分、高校卒業するぐらいに正式に結婚すると思う。

相手は大企業

『明智コンチェルン』のご令嬢」

 

「....................すごいじゃん!

天ちゃん玉の輿じゃん!」

 

「うん.....

叔父さんが勝手に決めちゃったんだ。

これは勘解由小路家存亡に関わる事だから、断る事は出来ないんだって。

いくら頭首になっても僕は所詮、傀儡。父さんの影響が強過ぎたんだよ。お陰で僕は年寄り連中のオモチャさ」

 

「天ちゃん.....」

 

「だから、僕は強くなってやる!

明智コンチェルンだって利用してやる!

それが泥を啜る事となろうと!

修羅の道を進む事となろうと!

勘解由小路は僕のものだ!

あんな爺婆なんぞ共にくれてたまるか!」

 

 

天竜は周りに人がいないのをいい事に、高らかに宣言する。

 

 

「天ちゃん.....

そのお嬢様の事.....好きなの?」

 

「.................嫌いではない。

 

いや.....好きなのかもしれない」

 

「そう.....」

 

 

 

 

 

 

 

「儡阿は?」

 

「ん?」

 

「次は儡阿の番」

 

「あぁ.....

 

実は私ね.....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「神様なの」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3話 教師天竜

 

俺の名は勘解由小路天竜。

この学校の教師.....担任をまかされて、はや半年。やはり高2ともなると、授業中にも騒ぐ輩がわんさかいる。

だが、騒ぐだけなら結構だ。

 

 

「1582年、明智光秀は主君である織田信長を本能寺で討った」

 

 

ザワザワ。ザワザワ。

 

 

「羽柴秀吉は毛利と和平を結び、山崎にて明智光秀を迎え討った」

 

 

ザワザワ。ザワザワ。

 

カチカチ。

 

 

「.....織田の後継ぎを決める為、

羽柴秀吉と柴田勝家は賤ヶ岳で.....」

 

 

ザワザワ。カチカチ。

ザワザワ。カチカチ。

 

 

「.............ちっ!」

 

 

天竜は持っていたチョークをへし折った。

 

 

「「「!!?」」」

 

 

クラスは一気に静寂とする。

 

 

「良晴!立て!!」

 

 

クラスの視線が彼に集まる。

 

 

「へ?」

 

「机の下で弄ってた物をここに出せ!」

 

 

バンッと出席簿で教卓を叩く天竜。

 

 

「いや.....その.....」

 

「出せ!!」

 

「.....................................はい」

 

 

泣き目で教卓に『qsq』を出す良晴。

 

 

「俺様の授業でゲームたぁ、

いい度胸だなぁ?」

 

「あの.....すみま.....」

 

 

バンッ!!!

 

 

出席簿で彼の頭をぶっ叩く先生。

 

 

「痛っ.....つぅ〜.....」

 

「廊下に立ってろ!!」

 

「ぐすっ..........はい.....」

 

 

寂しげな背中を見せながら廊下に出てゆく良晴だった。

 

 

 

 

 

 

 

「残念だったなヨシ。

天竜先生は優しいけど、

怒ったら学校一怖いからな」

 

 

授業が終わり、解放された良晴は友人に介抱されていた。

 

 

「なぁ、あれって体罰じゃね?」

 

「諦めろ。前にモンペがそれを訴えたみたいなんだけど、跳ね返されたみたいだぜ?」

 

「なんで?」

 

「『自分の教育方針に納得いかないなら

どうぞ退学してくれ』だとよ。

校長もなぜか天竜先生に頭が上がらないみたいだぜ?」

 

「なんだよそれ.....」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

翌日、放課後。

 

 

「あの先生.....」

 

「おぉ!サル.....じゃない良晴!

言ったとおり来たみたいだな」

 

「今、酷い間違え方しなかった!?」

 

「気にするな。...........ほれ」

 

「え?」

 

 

天竜は良晴にqsqを返却する。

 

 

「いいの?」

 

「良くねぇ!

次やってたら永久没収だ」

 

 

あの怒り方からして返って来ないと思っていた良晴。

 

 

「ったく.....『織田信長公の野望』してるぐらい歴史好きなら、俺の授業も真面目に受けろってんだ」

 

「中身見たのかよ!?」

 

「それからだ。戦は一直線じゃ勝てねぇぞ?より効果的な戦略を考えて.....」

 

「プレイしたのかよ!?」

 

「ちょっとやり過ぎて全クリしてしまった.....」

 

「嘘だろ!?」

 

 

こうゆう点で天竜は他の教師と違う。

 

 

「いや.....すまん。

だからおわびに別のゲーム入れといた」

 

「別ゲーム!?」

 

「ほら、メモリーのとこに入ってるだろ?それ起動させればUMDと同じように出来るから」

 

「勝手に人のqsqを改造するな!!」

 

 

良晴は慌ててqsqを調べる。

入っていたゲームは、

『太閤立志伝説』

 

 

「あっ.....これ俺が欲しいと思ってたやつ」

 

「そうか。良かったな」

 

「でもこれって、違法なんじゃ.....」

 

 

すると、天竜は両肘をつき、深い言葉を残す。

 

 

「ばれなきゃ.....いいのさ」

 

「..........」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

良晴がふと見ると、

『太閤立志伝説』以外にも、

『おサルにも分かる算数』

『おサルにも分かる国語』

など、

おサルにも分かるシリーズの勉強ゲームがずっしり入っていた。

 

 

「先生.....これって」

 

「勉強嫌いなお前でもやり易いと思ってな。qsqを返す代わりにそっちをやり込め!

全部クリアしたら今度は

『ゴリラでも分かるシリーズ』や

『ボノボでも分かるシリーズ』

を入れてやる」

 

「人間でも分かるシリーズを入れてくれ!」

 

 

 

 

 

 

 

 

とはいえ、おサルでも分かるシリーズでも充分苦戦する良晴でしたとさ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『天ちゃん』

 

「アマテラスか?」

 

『天ちゃんが人間に興味持つなんて珍しいでありんす』

 

「そう言うな。

興味でもないと教師は務まらない。

...........ところで『ありんす』ってなんだ?花魁でもねぇのに」

 

『これがわっちのマイブームでありんす』

 

「なんじゃそりゃ」

 

 

 

 

 

 

誰もいなくなった職員室にて天竜は密かに人ならざぬ者と会話するのだった。

 




面白いので今後もちょくちょく入れてゆく予定です。
今後も「小学生」「高校生」「教師」
の3つで行く予定です

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